JPH0469369A - ビス(3‐アミノフェノキシ)化合物の製造方法 - Google Patents

ビス(3‐アミノフェノキシ)化合物の製造方法

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JPH0469369A
JPH0469369A JP2181537A JP18153790A JPH0469369A JP H0469369 A JPH0469369 A JP H0469369A JP 2181537 A JP2181537 A JP 2181537A JP 18153790 A JP18153790 A JP 18153790A JP H0469369 A JPH0469369 A JP H0469369A
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  • Catalysts (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は一般式(1) C式中、Xは炭素数1〜10の2価の炭化水素基、ある
いは−C(CFa) t−−CO−1−S−−5O−1
−SO。
または−0−の2価の基を示す。またはχが単結合で直
接結合していてもよい、〕で表されるビス(3−ニトロ
フェノキシ)化合物を接触還元するに際し、反応溶媒お
よび触媒をあらかじめ装入した反応器中に、−散大(1
)で示されるビス(3−ニトロフェノキシ)化合物を添
加しながら反応を行うことを特徴とする、−散大(II
)〔式中、Xは炭素数1−10の2価の炭化水素基、あ
るいは−C(CFz)z−−CO−1−S−−5O−1
−SO□または一〇−の2価の基を示す。またはXが単
結合で直接結合していてもよい。〕で表されるビス(3
ニトロフエノキシ)化合物を接触還元するに際し、反応
溶媒および触媒をあらかしめ装入した反応器中に、−散
大(1)で示されるビス(3−ニトロフェノキシ)化合
物を添加しながら反応を行うことを特徴とする、−散大
(Il) 〔式中、Xは一般式(1)の場合と同じ意味である。〕
で表されるビス(3−アミノフェノキシ)〔式中、Xは
一般式(1)の場合と同じ意味である。〕で表されるビ
ス(3−アミノフェノキシ)化合物の製造方法に関する
ものである。
前記−散大(II)で表されるビス(3−アミノフェノ
キシ)化合物は耐熱性高分子のモノマー、特にポリアミ
ド、ポリイミドまたはポリアミドイミドなどの原料成分
として重要な化合物である。
例えば、−散大(n)で表される化合物を原料としたポ
リアミドイミド共重合体(特開昭58−79019)、
ポリイミドヒダントイン(特開昭52−63998)、
ポリイミド(特開昭58−76425)が開示されてお
り、耐熱性を有する樹脂として利用できることが既に報
告されている。また、該化合物をジアミン成分とするポ
リイミドから優れた耐熱性を有する接着剤が得られる。
〔従来の技術〕
前述の一般式(1) C式中、K!、を炭素数1〜10の2価の炭化水素基、
あるいは−C(Ch) z−−CO−5−S−−5O−
1−SO□または−0−の2価の基を示す。またはXが
単結合で直接結合していてもよい。)で表されるビス(
3ニトロフエノキシ)化合物を還元することによる一般
式(n) 〔式中、Xは一般式(1)の場合と同し意味である。〕
で表されるビス(3−アミノフェノキシ)化合物の製造
方法は、特開昭61−194055号公報によって既に
公知である。また、特開昭62−70347号公報には
、4,4゛−ビス(3−ニトロフェノキシフビフェニル
を還元することによる44゛−ビス(3−アミノフェノ
キシ)ビフェニルの製造方法が開示されている。
これらの公報によれば、該反応は通常のニトロ基をアミ
ノ基に還元する方法、工業的に好ましくは、接触還元ま
たはヒドラジン還元により、目的とするビス(3−アミ
ノフェノキシ)化合物を得ることができる。
さらには該公報によれば、接触還元による方法として、
−船釣に接触還元に用いられる金属触媒を用い、反応に
不活性な溶媒中、反応温度20〜200℃、水素圧力常
圧〜50kg/cdc、で行うことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の還元方法に従えば、比較的容易に好収率で目的と
するビス(3−アミノフェノキシ)化合物を得ることが
できるが、これらの方法中、工業的に最も有利な方法で
ある接触還元法(前記特許実施例2参照)に従って反応
を行った場合、接触還元に特有の副生物である一般式(
Ill)〔式中、Xは炭素数1〜10の2価の炭化水素
基、あるいは−C(Ch) z−−CO−1−S−−5
O−1−SO2または−0−の2価の基を示す、または
Xが単結合で直接結合していてもよい。Rは3−アミノ
フェニル基をしめす。)で表されるアゾ化合物が、全生
成物の0.5ないし0.8%程度の割合で副生ずること
が判った。
接触還元による方法では、この他にも微量の副生物の副
生は認められるが、アゾ化合物以外の副生物は、反応に
続く再結晶等の通常の精製操作により、容易に目的物で
あるビス(3−アミノフェノキシ)化合物から除去し得
るのに対し、アゾ化合物はこれらの精製操作によっては
除去し得す、製品のビス(3−アミノフェノキシ)化合
物中に不純物として混入する。
この不純物は該製品ジアミンを原料として得られるポリ
イミドの物性を低下させる原因となる。
〔課題を解決するための手段〕
このような状況に鑑み、本発明者等は、工業的に最も有
利な接触還元方法を用い、且つ接触還元に特有な副生物
であるアゾ化合物の副生を抑制しつつ、目的とするビス
(3−アミノフェノキジン化合物を製造する方法を捷供
すべく、ビス(3−ニトロフェノキシ)化合物の接触還
元につき、鋭意検討を行った結果、反応溶媒および触媒
をあらかしめ装入した反応器中に、水素ガスの導入と同
時に原料のビス(3−ニトロフェノキシ)化合物を添加
しながら反応を行うことにより、かかる副生物の生成を
抑制し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は一般式(1) 〔式中、Xは炭素数1〜10の2価の炭化水素基、ある
いは−C(CFs)*−1−CO−1−S−−5O−1
−3O□または−0−の2価の基を示す、またはXが単
結合で直接結合していてもよい、〕で表されるビス(3
ニトロフエノキシ)化合物を接触還元するに際し、反応
溶媒および触媒をあらかじめ装入した反応器中に、−散
大(1)で示されるビス(3−ニトロフェノキシ)化合
物を添加しながら反応を行うことを特徴とする、−散大
(Il) 〔式中、Xは一般式(I)の場合と同じ意味である。〕
で表されるビス(3−アミノフェノキシ)化合物の製造
方法である。
ニトロ化合物の還元反応におけるアゾ化合物の生成機構
は、ニトロ化合物からアミンへの還元中間体であるニト
ロソ化合物およびヒドロキシルアミンの縮合反応により
アゾキシ体が生成した後、これが還元されてアゾ化合物
を生成すると説明されている。
前述の従来の技術の様に原料ビス(3−ニトロフェノキ
シ)化合物をあらかじめ反応系内に一括して装入した後
反応を開始するような反応条件の場合、ニトロソ化合物
およびヒドロキシルアミンの反応中の系内の濃度を制御
できず、該化合物の還元反応の速度が、該化合物の縮合
によるアゾキシ化合物の生成反応の反応速度に比較して
十分な大きさを持たないため、最終的にアゾ化合物の生
成を抑制できないと予想される。
本発明によって新たに提供された反応条件では、原料の
ビス(3−ニトロフェノキシ)化合物を還元反応の反応
速度に見合った速度で供給しながら反応を行うことによ
り、反応中の系内のニトロソおよびヒドロキシルアミン
の濃度が低い状態で反応が推移することになり、これら
の化合物の縮合反応を抑制することができるため、極め
て純度良く、且つ収率良く、工業的に極めて有利に目的
とするビス(3−アミノフェノキシ)化合物を製造する
ことが可能となった。
本発明の方法で製造される化合物は前記−散大(II)
で示されるビス(3−アミノフェノキシ)化合物である
。具体的には、4,4°−ビス(3−アミノフェノキシ
)ビフェニル、4.4’−ビス(3−アミノフェノキシ
)ジフェニルメタン、2.2−ビス〔4−(3−アミノ
フェノキシ)フェニル]プロパン、2.4ビスC4−(
3−アミノフェノキシ)フェニル〕−2−メチルペンタ
ン、2,4−ビス(4−(3−アミノフェノキシ)フェ
ニル]−4−メチルー1−ペンテン、2,2−ビスC4
−(3−アミノフェノキシ)〕へキサフルオロプロパン
、4,4゛−ビス(3−アミノフェノキシ)ヘンシフエ
ノン、4,4゛−ビス(3−アミノフェノキシ)ジフェ
ニルスルフィド、4.4’−ビス(3−アミノフェノキ
シ)ジフェニルスルホキシド、4.4°−ビス(3−ア
ミノフェノキシ)ジフェニルスルホン、4゜4°−ビス
(3−アミノフェノキシ)ジフェニルエーテルなどが挙
げられる。
本発明で原料として使用される化合物は、前記−散大(
1)で示されるビス(3−ニトロフェノキシ)化合物で
ある。具体的には、4,4°−ビス(3ニトロフエノキ
シ)ビフェニル、4,4゛−ビス(3ニトロフエノキシ
)ジフェニルメタン、2,2−ビスC4−(3−ニトロ
フェノキン)フェニル」−プロパン、2.4−ヒス(4
−(3−ニトロフェノキシ)フェニル〕2−メチルペン
タン、2,4−ビス[4−(3−ニトロフェノキシ)フ
ェニル]−4−メチルー1−ペンテン、2.2−ビス(
4−(3−ニトロフェノキシ)〕へキサフルオロプロパ
ン、4.4’−ビス(3−ニトロフェノキン)ヘンシフ
エノン、4,4゛−ビス(3−ニトロフェノキシ)ジフ
ェニルスルフィド、4.4゛−ビス(3ニトロフエノキ
シ)ジフェニルスルホキシド、44”−ヒス(3−ニト
ロフェノキン)ジフェニルスルホン、4.4’−ビス(
3−ニトロフェノキシ)ジフェニルエーテルなどが挙げ
られる。
これらのビス(3−ニトロフェノキシ)化合物は例えば
、特開昭61−194050号公報、特開昭62−45
563号公報に記載されいているように、対応する4゜
4′−ビスフェノール類と一ジニトロヘンゼンとを塩基
の存在下、非プロトン性極性溶媒中で縮合することによ
って得ることができる。
本発明で使用される還元触媒としては、特に制限はなく
、一般に接触還元に用いられている金属触媒、例えばニ
ッケル、パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウム、コ
バルト、銅などを使用することができる。これらの触媒
は、金属の状態でも使用できるが、通常はカーボン、硫
酸バリウム、シリカゲル、アルミナ、セライトなどの担
体に担持させて用いたり、また、ニッケル、コバルト、
銅などはラネー触媒としても用いられる。触媒の使用量
は特に制限はないが、原料のビス(3−ニトロフェノキ
シ)化合物に対し、通常、金属として0.01〜101
1%の範囲、担体に担持させて用いる場合0.01〜1
0重量%用いれば十分である。
反応溶媒は反応に不活性なものであれば特に制限される
ものではなく、例えば、メタノール、エタノール、イソ
プロパツール等のアルコール類、エチレングリコール、
プロピレングリコール等のグリコール類、エーテル、ジ
オキサン、テトラヒドロフラン、メチルセロソルブ等の
エーテル類、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化
水素類、ヘンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類および
N、N−ツメチルホルムアミド等が使用できる。
溶媒の全使用量は、特に限定されるものではなく、通常
、原料ビス(3−ニトロフェノキシ)化合物に対し、0
.5ないしloM量倍で十分である。
なお、水と混和しない反応溶媒を使用した際には、四級
アルキルアンモニウム塩、四級アルキルホスニウム塩等
の一般に使用されている相間移動触媒を加えることによ
り、反応を促進させることができる。
反応温度は特に限定はないが、通常50〜100°C程
度で実施することができる。また、反応中の水素圧につ
いても、特に限定されるものではないが、通常は常圧な
いし1000+u+H,o程度の微加圧下で十分に反応
は進行する。さらに反応速度を上げたい場合は、50k
g/cd G程度の加圧下で反応を行うこともできる。
本発明の実施に際しては、あらかしめ反応溶媒および還
元触媒を装入し、水素ガス雰囲気下にガス置換された反
応系に、攪拌下、原料ビス(3−ニトロフェノキシ)化
合物を徐々に添加しながら反応を行う。原料を添加する
際の態様は特に限定されるものではないが、原料を反応
溶媒に溶解させた溶液を滴下する方法が、操作上容易で
あり、好ましい形態であるといえる。
原料を添加する速度は、反応速度に見合った速度で添加
する必要がある。添加速度が遅すぎる場合、系内のニト
ロソおよびヒドロキシルアミンの濃度を十分に制御でき
ず、アゾ化合物の副生を抑制できない。
具体的には反応圧力が常圧ないし1000mmH2O程
度の微加圧下、反応温度50°Cの場合で原料の全量を
4.5時間以上、反応温度85°Cの場合で全量を2時
間以上かけて添加することが望ましい。
本発明の通常の好ましい態様は以下のようになる。水素
ガス導入装置、排気装置、滴下装置、水銀シール式攪拌
機、温度計を備えた反応器に、還元触媒および所定量の
反応溶媒を装入し、滴下装置に所定量の原料ビス(3−
ニトロフェノキン)化合物を所定量の反応溶媒に溶解し
た?8液を準備する。反応系内を水素ガス雰囲気下に置
換した後、攪拌しながら反応液を所定の温度まで昇温す
る。
昇温後撹拌を続けながら滴下装置より所定の滴下速度で
原料溶液の滴下を開始する。
この間水素ガスは、反応による水素吸収に応して適宜水
素ガス溜に追加する。水素吸収が止まった後、30分間
ないし1時間そのままの状態で攪拌を続ける。
反応終了後、反応器内を窒素ガスで置換し、反応液をa
過して触媒を濾別した後、濾液を高速液体クロマトグラ
フィー(以下HPLCと略する)にて分析する。この濾
液に対して水を添加して結晶を析出させた後、結晶を濾
別することにより、目的とするビス(3−アミノフェノ
キシ)化合物が得られる。
〔発明の効果〕
本発明の方法に従えば、反応中の系内のニトロソおよび
ヒドロキシルアミンの濃度が低い状態で反応が推移する
ことになり、これらの化合物の縮合によるアゾ化合物の
副生を抑制することができるため、極めて純度良く、且
つ収率良く、工業的に極めて有利に目的とするビス(3
−アミノフェノキシ)化合物を製造することが可能であ
り、工業的製法として極めて価値が高い。
〔実施例] 以下、本発明を実施例及び比較例により、具体的に説明
する。
実施例1 水素ガス導入装置、排気装置、滴下装置、水銀シール式
撹拌機、温度計を備えた300−フラスコに、90dの
N、N−ジメチルホルムアミド(以下、[lI’lFと
略称する)および0.45gの5%パラジウム/カーボ
ン触媒(NEケムキャット社製)を入れ、滴下装置に6
0g (0,14モル)の4,4゛−ビス(3−ニトロ
フェノキシ)ビフェニルをDMF90 gに溶解した溶
液を入れる。反応系内を水素ガス雰囲気下に置換した後
、反応液を攪拌しなから85゛Cまで昇温した。
次いで攪拌を続けながら、滴下装置より原料溶液を2時
間かけて滴下した。この間、水素吸収に応して水素を反
応系内に導入した。滴下終了と殆ど同時に水素吸収は停
止した。滴下終了後30分間そのままの状態で攪拌を続
けた後攪拌を止め、反応系内を窒素置換した後、反応液
より触媒を濾別した。
この濾液に、水80gを加え、析出した結晶を濾別、乾
燥したところ、アゾ体をまったく含有しておらず、純度
99.7%を有する45.5 gの4,4゛−ビス(3
−アミノフェノキシ)ビフェニルが得られた。
(収率96.7%)。
比較例1 実施例1に使用した反応器から、滴下装置を取り外し、
原料溶液をもあらかしめ反応器中に装入した以外は、実
施例1と同様に反応を行った。分析の結果、4,4゛−
ビス(3−ニトロフェノキシ)ビフェニルの収率は95
.3%、(純度99.0%)アゾ体の含有率は0.6%
であった。
実施例2〜6および比較例2〜6 原料として使用するビス(3−ニトロフェノキシ)化合
物を実施例2および比較例2では2.2′−ビスC4−
(3−ニトロフェノキシ)フェニル]プロパンに、実施
例3および比較例3では2.4−ビス〔4−(3−ニト
ロフェノキシ)フェニル°〕−2−メチルペンタンに、
実施例4および比較例4では2,2−ビス〔4−(3−
ニトロフェノキシ)フェニル]へキサフルオロプロパン
に、実施例5および比較例5では4゜4゛−ビス(3−
ニトロフェノキシ)ヘンシフエノンに、実施例6および
比較例6では4,4゛−ビス(3ニトロフエノキシ)ジ
フェニルスルホンに替え、各実施例では実施例1と同様
に、各比較例では比較例1と同様に反応を行った。
反応結果を表1に示す。
(以下余白) 表1 ビス(3−アミノフェノキシ)化合物 手続令甫正書(自発) 平成2年8月10日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Xは炭素数1〜10の2価の炭化水素基、ある
    いは−C(CF_3)_2−、−CO−、−S−、−S
    O−、−SO_2−または−O−の2価の基を示す。ま
    たはXが単結合で直接結合していてもよい。〕で表され
    るビス(3−ニトロフェノキシ)化合物を接触還元する
    に際し、反応溶媒および触媒をあらかじめ装入した反応
    器中に、一般式( I )で示されるビス(3−ニトロフ
    ェノキシ)化合物を添加しながら反応を行うことを特徴
    とする、一般式(II)▲数式、化学式、表等があります
    ▼(II) 〔式中、Xは一般式( I )の場合と同じ意味である。
    〕で表されるビス(3−アミノフェノキシ)化合物の製
    造方法。
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