JPH0468809A - ハイブリッド回路 - Google Patents

ハイブリッド回路

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JPH0468809A
JPH0468809A JP2177339A JP17733990A JPH0468809A JP H0468809 A JPH0468809 A JP H0468809A JP 2177339 A JP2177339 A JP 2177339A JP 17733990 A JP17733990 A JP 17733990A JP H0468809 A JPH0468809 A JP H0468809A
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  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ディジタルバランシング回路を有するハイブリッド回路
に関し、 ハイブリッドトランスとアクティブハイブリッド回路と
の何れを2線4線変換部に用いた場合にも、簡単な切替
制御により適用できるディジタルバランシング回路を提
供することを目的とし、2線4線変換部と、回り込み成
分を打ち消す為のディジタルバランシング回路とを備え
たハイブリッド回路に於いて、前記ディジタルバランシ
ング回路は、前記2線4線変換部から2線回線側をみた
インピーダンスの原等価回路を、複数のコンデンサと複
数の抵抗とからなる梯子形回路とし、該梯子形回路の素
子値を前記2線4線変換部の構成に対応して設定する第
1の手段と、該原等価回路をオーバーサンプリング周波
数の双一次変換により2関数によるインピーダンス関数
に変換する第2の手段と、前記インピーダンス関数を伝
達関数に代入してフィルタ係数を算出する第3の手段と
、得られたフィルタ係数を用いたディジタルフィルタに
よりキャンセル信号を求める第4の手段とを含む構成と
した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、2線4線変換を行うハイブリッド回路に関す
るものである。
2線4線変換部を有する2線式PCMチャネルユニット
は、受電側ユニットと、−48Vの電圧を供給する給電
側ユニットとがある。これらのユニットは、2線4線変
換の為のハイブリッドトランスを用いる構成が一般的で
あるが、給電側ユニットはトランスを省略できるアクテ
ィブハイブリッド回路が多く用いられるようになった。
又2線4線変換部のバランシング回路の機能を、ディジ
タル信号処理回路により構成している。このようなハイ
ブリッド回路に於いて経済化を図ることが要望されてい
る。
〔従来の技術〕
第9図は従来例のハイブリッドトランスを用いた場合の
ブロック図であり、TIP、RINGは2線回線の端子
、5OUT、RINは4線回線の送信端子及び受信端子
、61はハイブリッドトランス、62.63は粗ゲイン
調整回路、64はディジタル・アナログ変換部、65は
AD変換器(A/D) 、66はDA変換器(D/A)
 、67は加算回路、68はバランシング回路、69゜
70はレベルの微調整及び損失等化を行う等化回路、7
1は直線符号りをμ則の圧伸副符号に変換する圧縮部(
L/μ)、72はμ則の圧伸副符号を直線符号りに変換
する伸張部(μ/L)であり、67〜72の機能はディ
ジタル・シグナル・プロセッサで構成する。
受信端子RINに加えられたμ則の圧伸副符号は、伸張
器72により直線符号に変換され、等化回路70により
レベルの微調整及び損失等化が行われ、DA変換器66
とバランシング回路68とに加えられ、DA変換器66
により変換されたアナログ信号は、粗ゲイン調整回路6
3からハイブリッドトランス61を介して端子TIP、
RINGに接続された2線回線に送出される。
又2線回線から端子TIP、tNGに加えられたアナロ
グ信号は、ハイブリッドトランス61から粗ゲイン調整
回路62を介して、ディジタル・アナログ変換部64の
AD変換器65に加えられ、ディジタル信号に変換され
て加算回路67に加えられ、ディジタル信号処理回路6
8からの擬似エコー成分により回り込み成分が打ち消さ
れ、等化回路69によりレベルの微調整及び損失等化が
行われ、圧縮部71によりμ則の圧伸副符号に変換され
て、端子5OUTから送出される。
バランシング回路68は、回り込みルートの伝達特性と
同様な伝達特性をディジタル処理により得るもので、そ
の他の機能と共にディジタル・シグナル・プロセッサに
より構成することができ、等化機能(EQ)と補間フィ
ルタ機能(F I L)と回り込みルートの伝達関数機
能(H2)等をディジタル演算により実現し、DA変換
器66→粗ゲイン調整回路63→ハイブリッドトランス
61→粗ゲイン調整回路62→AD−変換器64の回り
込みルートによるエコー成分を加算回路67に於いて打
ち消すように動作するものである。
又第10図は従来例のアクティブハイブリッド回路を用
いた場合のブロック図であり、TIP。
RINGは2線回線の端子、5OUT、RINは4線回
線の端子、81は非反転増幅器、82は反転増幅器、8
3は差動増幅器、84.85は粗ゲイン調整回路、86
はディジタル・アナログ変換部、87はAD変換器(A
/D) 、88はDA変換器(D/A) 、89は加算
回路、90はバランシング回路、91.92は等化回路
、93は直線符号りをμ則の圧伸副符号に変換する圧縮
部(L/μ)、94はμ則の圧伸副符号を直線符号りに
変換する伸張部(μ/L) 、R+ 、Ctは終端イン
ピーダンスを構成する抵抗及びコンデンサである。なお
、一般には、89〜94の部分は、ディジタル・シグナ
ル・プロセッサによって構成される。
ディジタル・アナログ変換部86やバランシング回路9
0については、第9図に於けるディジタル・アナログ変
換部64やバランシング回路68と構成や動作は同様で
あるが、伝達関数H1は、ハイブリッドトランス61を
用いた場合と相違することになる。又回り込みルートは
、DA変換器88→粗ゲイン調整回路85→非反転増幅
器81及び反転増幅器82→差動増幅器83→粗ゲイン
調整回路84→AD変換器87となり、第9図に示す場
合と同様に、バランシング回路90により、等化機能(
EQ)、補間フィルタ機能(FIL)。
回り込みルートの伝達関数機能(Ht )を実現し、回
り込みルートによるエコー成分を加算回路8゛9に於い
て打ち消すものである。
第11図はアクティブハイブリッド回路の主要部を示す
ものであり、第1.0図と同一符号は同一部分を示し、
95.96はトランジスタ、97は加算回路、98はエ
コー成分の打ち消し回路である。−48Vの電圧がトラ
ンジスタ96を介して端子RINGに印加され、端子T
IP、RINGに接続された2線回線に対する給電が行
われる。
第9図に示すハイブリッドトランスを用いた場合の回り
込みに関する伝達関数Htは、端子TIP、RINGか
ら2線回線側をみたインピーダンスを2とすると、 と表される。但し、R+ はハイブリッドトランス61
の基準となるインピーダンスレベルを示す標準インピー
ダンスであり、ハイブリッドトランスの中間タップとア
ースとの間に接続する抵抗の約2倍の値である。
又第10図に示すアクティブハイブリッド回路を用いた
場合の回り込みに関する伝達関数H1は、と表される。
ここで、zlは、抵抗R3とコンデンサCIとの直列回
路のインピーダンスであり、αはアドミッタンスの次元
を持つ定数である。
従って、ハイブリッドトランスを用いた場合とアクティ
ブハイブリッド回路を用いた場合とに於いては、異なる
バランシング回路を設けることになる。
回り込み成分を打ち消す回路をアナログ領域で実現する
場合は、主として演算増幅器と抵抗とコンデンサとの組
合せによる回路が用いられる。例えば、第12図はアク
ティブハイブリッド回路のバランシング回路の一例を示
し、演算増幅器99の一端子に接続された抵抗Rと、こ
の一端子と出力端子との間のインピーダン・スZxとに
より、伝達関数は(−Z x / R)となる、従って
、(2)式と比べると、 Zx−Z−Z ”/ (Z+Z ’) R=1/α が成立すれば、第11図に於ける加算回路97に於いて
回り込み成分を打ち消すことができる。
一般に2線回線側をみたインピーダンスZは、ケーブル
長1種類等によって異なるから、Zxとしては代表的な
ケーブル長に合わせて複数種類用意し、それを切替える
構成が普通である。最も代表的なZxは(Z’/2)で
あり、通常、Zlは系の標準終端インピーダンスで、Z
もケーブル等が理想的である場合はZlに等しくなる。
又2線4線変換に於ける回り込み成分を打ち消す回路を
、ディジタル信号処理回路により実現する技術は、ハイ
ブリッドトランスを用いた場合について、例えば、米国
電気電子技術者協会会報に、ALFRED  FETT
WEIS著“WAVEDIGITAL  FILTER
:THEORYAND  PRACTICE”  (P
roceedings  ofthe  I E E 
E、 Vol、74. k2. (February1
986)の第314頁)として説明されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の従来例のハイブリッド回路に於いて、回り込み成
分を打ち消す為のバランシング回路は、次数を少なくし
て演夏処理量を低減する為及び既存のアナログ方式の2
線式PCMチャネルユニットとの互換性の点から、2線
回線側をみたインピーダンスZは、抵抗Rとコンデンサ
Cとからなる2段の梯子形回路のインピーダンスである
べきであるが、このようなアナログ2端子回路から2関
数として、(1)式及び(2)式を導出する手法が知ら
れていなかった。又前述のように、ハイブリッドトラン
スを用いた場合とアクティブハイブリッド回路を用いた
場合とに於いて、バランシング回路は異なる回路を用い
ることになり、従って、同一構成のユニットを製作する
ことができないのでコストアップとなる欠点があった。
又アクティブハイブリッド回路を用いた場合、伝達間数
H1を総てディジタル信号処理により得るようにした時
、大振幅信号が入力されてAD変換器87に加えられる
と、AD変換器87ではオーバーロードとなり、歪が大
きくなる欠点があった。
本発明は、ハイブリッドトランスとアクティブハイブリ
ッド回路との何れを2線4線変換部に用いた場合にも、
簡単な切替制御により適用できるディジタルバランシン
グ回路を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段] 本発明のハイブリッド回路は、ディジタル信号処理回路
によりディジタルバランシング回路の機能を実現したも
のであり、第1図を参照して説明する。
2線回線の端子TIP、RINGと、4線回線の送信端
子5OUTと受信端子RINとの間で、2線4線変換を
行う2線4線変換部1と、回り込み成分を打ち消す為の
ディジタルバランシング回路2とを備えたハイブリッド
回路に於いて、ディジタルバランシング回路2は、2線
4線変換部1から2線回線側をみたインピーダンスの原
等価回路を、複数のコンデンサと複数の抵抗とからなる
梯子形回路とし、この梯子形回路の素子値を2線4線変
換部1の構成に対応して設定する第1の手段と、原等価
回路をオーバーサンプリング周波数の双一次変換により
2関数によるインピーダンス関数に変換する第2の手段
と、インピーダンス関数を伝達関数に代入してフィルタ
係数を夏山する第3の手段とを含む構成としたものであ
る。
又2線4線変換部1をハイブリッドトランスにより構成
した場合、ディジタルバランシング回路2は、2線回線
側をみたインピーダンスがz −1に関する有理関数と
して、 It  (Z−’) a6十alZ −’ +azZ −” + °゛+a 
wa  Zl 十bl Z−’+biZ−ffi+ ・
・十b 、z−”として与えられるとき、R,を標準イ
ンピーダンスとして、k=i/ (1+ (ao /R
+ ))を基に、 の係数を求める手段と、この係数を用いて下記の伝遍関
数Hz  (z−’)を持つディジタルフィルタにより
、 Ht  (z−’) 1 +B、 z−鳳+B、z−”十・−十B 、 z−
”キャンセル信号を求める手段とを含むものである。
又2線4線変換部1をアクティブハイブリッド回路に構
成した場合、ディジタルバランシング回路2は、2線4
線変換部(1)から2線回線側をみたインピーダンスが
2− +に関する有理関数として、 1@  (z−’) 1  +b、  z −監+l)、z−”+  ・ −
十b  a  z−”として与えられるとき、R1を標
準特性インピーダンス、αを所定の周波数成分の回り込
みルートのゲインを定める為のアドミッタンスとして、
A e ”” DI: ’ a m + A I =O
f ’ a IaA冨 鴛α・a冨 、 ・ ・ ・A
、=α慢a。
の係数を求める手段と、これらの係数を用いて下記の伝
達間数Ha  (z−’)を持つディジタルフィルタに
より、 )Ia  (z−’) 1 +b+ Z”+b*Z −”+ ・・十b 、z 
−”キャンセル信号を求める手段とを含むものである。
又2線4線変換部1をアクティブハイブリッド回路によ
り構成し、このアクティブハイブリッド回路とディジタ
ル・アナログ変換部との間に、4線回線の受信端子RI
Nから4線回線の送信端子5OUTに回り込む成分を粗
く打ち消す為のバイパス回路を設け、ディジタルバラン
シング回路2は、バイパス回路による回り込み成分の打
ち消し残差成分を打ち消す構成としたものである。
又2線4線変換部lをアクティブハイブリッド回路によ
り構成し、ディジタルバランシング回路2は、2線4線
変換部1から2線回線側をみたインピーダンスが2−1
に関する有理関数として、Ia  (Z−’) a@+a、z−’十azZ−”十−・+a 、  z−
”1+biz−’+b、z−”+−−+t)、z−”と
して与えられるとき、Rtを標準特性インピーダンス、
αを所定の周波数成分の回り込みルートのゲインを定め
る為のアドミッタンスとして、を算出する手段と、この
手段により算出された係数を用いて、伝達関数Ha  
(Z−’)が、Ha  (z−’) A、 +A、z−’+A、z−”+ ・・+A a 、
z−”t +b、z−’+b、z−”+ ・−+b 、
 zであるディジタルフィルタによりキャンセル信号を
求める手段とを含む構成とした。
又ディジタルバランシング回路2に補間フィルタ3を縦
続接続し、この補間フィルタ3の信号帯域付近の伝達特
性を、回り込みルートの2線4線変換部1以外の部分に
於いて生じる振幅1位相特性に合わせるように設定した
ものである。
又2線4線変換部1をハイブリッドトランスとアクティ
ブハイブリッド回路との何れかにより構成した場合の絶
対遅延差を、補間フィルタ3の係数の一部を変更して補
正するものである。
〔作用〕
2線4線変換部1は、ハイブリッドトランスかアクティ
ブハイブリッド回路により構成され、ディジタルバラン
シング回路2は、ディジタル・シグナル・プロセッサ(
DSP)等による演算機能によって、第1.第2.第3
の手段が実現されるものである。第1の手段は、2線4
線変換部1から2線回線側をみたインピーダンスの表す
複数のコンデンサと複数の抵抗とからなる梯子形回路の
素子値を、2線回線のケーブル条件や終端インピーダン
ス等を基に設定するものである。又第2の手段は、設定
された素子値を基にオーバーサンプリング周波数の双一
次変換により2関数のインピーダンス関数に変換するも
のである。又第3の手段は、インピーダンス関数を伝達
関数に代入することにより、フィルタ係数を算出するも
のである。
それにより、ハイブリッドトランスを用いた場合でも、
又アクティブハイブリッド回路を用いた場合でも、同一
回路構成で4線回線の受信端子RINから4線回線の送
信端子5OUTへの回り込み成分を打ち消すことができ
る。
又バイパス回路は、一定のゲインを有し、4線回線の受
信端子RINから4線回線の送信端子5OUTに回り込
む成分を粗く打ち消すように、−部の信号をバイパスす
るものであり、それにより、2線回線から4線回線の送
信端子5OUTへ送信する場合のAD変換器のオーバー
ロードを防止することができる。
又ディジタルバランシング回路2に於いて基本サンプリ
ング周波数の数倍のオーバーサンプリング周波数での双
一次変換により、原等価回路を2関数のインピーダンス
関数に変換することにより、変換前後のインピーダンス
の差を信号帯域内で小さくすることができるが、その場
合、オーバーサンプリングする為の補間フィルタ3の挿
入が必要である。この補間フィルタ3の信号帯域内及び
付近の伝達特性を、回り込みルートに於ける2線4線変
換部1の部分を除いた部分で生じる振幅1位相特性に合
わせることにより、振幅等化器や位相等化器を省略する
ことができるものである。
又2線4線変換部1をハイブリッドトランスにより構成
した場合とアクティブハイブリッド回路により構成した
場合とに於いて、絶対遅延時間が異なることになり、遅
延等化器が必要となるが、補間フィルタ3の係数の一部
を変更することにより、絶対遅延時間差を補正すること
ができるものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説明
する。
第2図は本発明の一実施例のブロック図であり、11は
ハイブリッドトランス、12.13は粗ゲイン調整回路
、14はディジタル・アナログ変換部、15はAD変換
器(A/D)、16はDA変換器(D/A)、17は加
算回路、18は平坦ゲイン演算部、19はディジタルバ
ランシング回路演算部、20は補間フィルタ演算部、2
1はハイブリッドトランス用係数算出部、22はアクテ
ィブハイブリッド回路用係数算出部、23は補間フィル
タ係数選択部、24はセレクタ、25はインピーダンス
関数の演算部、26は素子値設定部、27.28はレベ
ルの微調整及び損失等化を行う等化回路、29は直線符
号りをμ則の圧伸則符号に変換する圧縮部(L/μ)、
30はμ則の圧伸則符号を直線符号りに変換する伸張部
(μ/L)、T r P、RINGは2m回線の端子、
5OUT。
RINは4線回線の送信端子及び受信端子である。
なお、通常は、第2図の17〜300機能は、ディジタ
ル・シグナル・プロセッサ(DSP)等のディジタル信
号処理回路により実現される。
この実施例は、2線4線変換部としてハイブリッドトラ
ンスを用いた場合を示し、端子T I P。
RINGに2線回線が接続される。又素子値設定部26
に、2線回線のケーブル長、ケーブル種別等のケーブル
条件や終端インピーダンス等を含む回線情報isと、ハ
イブリッドトランス用かアクティブハイブリッド回路用
かを示す識別情報atSとが加えられ、第4図に示す原
等価回路についての素子値が設定される。この素子値は
2関数のインピーダンス関数演算部25に加えられる。
又識別情報atsによりセレクタ24及び補間フィルタ
の係数選択部23が制御され、ハイブリッドトランス用
かアクティブハイブリッド回路用かの切替えが行われる
素子値設定部26がCR梯子形回路からなる原等価回路
の素子値を設定する第1の手段に相当し、インピーダン
ス関数演算部25が、原等価回路をオーバーサンプリン
グ周波数の双一次変換により2関数のインピーダンス関
数に変換する第2の手段に相当し、係数算出部21.2
2及びディジタルバランシング回路演算部19が、゛イ
ンピーダンス関数を伝達関数に代入してフィルタ係数を
算出する第3の手段に相当することになる。
又粗ゲイン調整回路12.13のゲインを制御する送信
粗ゲイン設定情報sg及び受信粗ゲイン設定情報rgが
、各演算部や係数算出部等を構成するディジタル信号処
理回路から加えられると共に平坦ゲイン演算部18にも
加えられ、粗ゲイン調整回路12.13のゲインの粗調
整に従って、回り込み成分を打ち消す為のレベル調整が
行われる。なお、送信及び受信粗ゲイン設定情報sg。
rgの出力経路は簡略化して示している。
2線4線変換部を図示のようにハイブリッドトランス1
1により構成した場合、端子TIP、RINGから2線
回線側をみた等価回路は、例えば、第3図のインピーダ
ンス近似回路のように、抵抗Rz、RsとジンデンサC
t、Csとからなる梯子形回路で表すことができる。こ
のインピーダンス近似回路による等価回路は、C3=2
.16μFの固定の素子値とし、他の素子値は、ケーブ
ル長。
ケーブル種類等のケーブル条件によって変更する必要が
あるが、遠端を、600Ω+2.16μF又は90(1
+2.16μFで終端したペアケーブルのインピーダン
スを良く表している。
又アクティブハイブリッド回路を用いた場合のバランシ
ング回路は、Z−Z’/(Z+Z”)を表す第4図のイ
ンピーダンス近似回路となり、抵抗R1とコンデンサC
3との直列回路が第3図に示す回路に付加されたものと
なる。従って、第4図に示す梯子形回路を原等価回路と
して、ノλイブリッドトランスを用いた場合には、抵抗
R3を無限大とするか又はコンデンサCIを零とすれば
良いことになり、第4図のインピーダンス近似回路を、
ハイブリッドトランスを用いた場合と、アクティブハイ
ブリッド回路を用いた場合とに対して共用の等価回路と
することができる。
この第4図の回路の2端子インピーダンスは、s=jω
として、次式で表される。
前述の(3)式を(4)式に示す双一次変換により2関
数に変換する。この場合、音声信号の周波数帯域は30
0〜3400H2であり、z領域とs 81域との同一
周波数に対するインピーダンス特性を一致させる為、サ
ンプリング周波数を基本サンプリング周波数8kHzの
4倍の32kHzにする。
即ち、オーバーサンプリング周波数の双一次変換を行う
ことになる。従って、変換式は、但し、T= 1 / 
32 k Hz 、 z−’=exp(−ja+f)と
なる。
こめ場合のバランシング回路の前段には、8kHz間隔
の信号を32kHz間隔の信号に変換する為の補間フィ
ルタが必要となり、その為に、係数選択部23.!:補
間フィルタ演算部20が設けられている。
2変換した時のインピーダンスをIa(z−’)とする
と、 (5)式は、Z−Z’/(Z+Z’)のインピーダンス
を2変換したものであるから、(5)式を(2)弐に代
入すると、 Ha  (z−’)=α−Ia (z−’)Ao +、
A、z−1±Az Z−”+A、 z−。
24A−4BT+2CT”  +3DT3−24−4E
T+2FT” −8−4ET+2FT” 8+4ET+2FT” 但し、Ao =a ・a、  A+  =a ・b、 
 Az =a ・c、A3  =a ・ d、B+  
=e、  Bz  =f、B3  =gである。
この(6)式は、アクティブハイブリッド回路を用いた
場合のディジタルバランシング回路として、第4図のア
ナログ領域OCR梯子形回路からz −1の関数に変換
することにより得られ、第5図のディジタルバランシン
グ回路で表される。第5図に於いて、31は補間フィル
タ、32は間引回路、33は加算回路、Ao 、A+ 
、At 、As 、Bt 。
Bz、Bsはそれぞれ(6)式の係数を与える係数器に
相当し、z −1は1サンプリング時間の遅延回路を示
す。又補間フィルタ31は、8kHzサンプルの信号系
列を32kHzのオーバーサンプリングの信号系列に変
換する為のものであり、フィルタ演算出力信号は32k
Hz間隔で出力されるから、間引回路32により4回に
1回のみ出力するように間引きを行うことにより、8k
Hzサンプルの信号系列に変換されて出力される。
又ハイブリッドトランス11を用いた場合のバランシン
グ回路は、アナログ領域では第3図に示すインピーダン
ス近似回路となるが、第4図に示すインピーダンス近似
回路をベースにしているから、R1を無限大にする。そ
の場合のインピーダンスは(3)式のZ (s)で表さ
れ、そのz−1の関数は(5)式のIs  (z−’)
で表される。この式を(1)式のZと考えて(1)式を
変形すると、 故に、 Ht  (Z−’) A、+A、l’+A、z−”+A、z−’と表される。
前述のように、第4図のアナログ領域のCR梯子形回路
からz −+の関数に変換することにより、ハイブリッ
ドトランスを用いた場合のディジタルバランシング回路
の機能を実現することができ、この(7)式をその伝達
関数とするバランシング回路但し、 k= 1/ (1+a/R。
として、 は、アクティブハイブリッド回路を用いた場合のディジ
タルバランシング回路と同様に、第5図の構成を基に実
現することができる。
前述のように、2線4線変換部としてハイブリッドトラ
ンスを用いた場合とアクティブハイブリッド回路を用い
た場合との何れかを示す識別情報atsが素子値設定部
26に加えられ、且つ回線情報lsが加えられて、原等
価回路の素子値が設定され、それを基に、インピーダン
ス関数演算部25に於いて原等価回路をオーバーサンプ
リング周波数の双一次変換により2関数のインピーダン
ス関数に変換し、セレクタ24により係数算出部21.
22の何れかが選択されて、ディジタルバランシング回
路のフィルタ係数が夏山され、ディジタルバランシング
回路演算部19に対してこのフィルタ係数が供給される
。4線回線の受信端子RINからの信号が補間フィルタ
20を介してディジタルバランシング回路演算部19に
加えられ、回り込みルートの伝達関数に従った出力信号
が得られ、この信号は更に平坦ゲイン演算部18を介し
て加算回路17に加えられ、回り込み成分の打ち消しが
行われる。以上のように、回線情報isと識別情報at
sとにより、ハイブリッドトランス用とアクティブハイ
ブリッド回路用との何れにも適用できるハイブリッド回
路となる。
又ハイブリッドトランスを用いた場合、R,/2の抵抗
値により成る程度の回り込みが抑圧されるから、H&に
よる抑圧は、残存成分を抑圧すれば良いことになり、A
D変換器15の入力は、端子RINからの入力に比べる
と、成る程度小さい振幅となるから、AD変換器15の
オーバーロードの問題は殆ど生じないことになる。しか
し、アクティブハイブリッド回路を用いた場合は、アク
ティブハイブリッド回路により回り込み成分が全く抑圧
されないので、AD変換器15に於けるオーバーロード
が生じる場合がある′。
第6図は本発明の他の実施例のブロック図であり、前述
のAD変換器のオーバーロードを防止する構成を含むも
のである。同図に於いて、TIP。
RINGは2線回線の端子、5OUT、RINは4線回
線の送信端子及び受信端子、R,、c、は終端インピー
ダンスを構成する直列接続の抵抗及びコンデンサ、41
.42はトランジスタ、43は非反転増幅器、44は反
転増幅器、45は差動増幅器、46は加算回路、47.
48は粗ゲイン調整回路、49は一部ゲインのバイパス
回fl (例えば、その伝達関数はαR,/2L 50
はディジタル・アナログ変換部、51はAD変換器(A
/D)、52はDA変換器(D/A) 、53は加算回
路、54はディジタルバランシング回路、55は補間フ
ィルタ、56.57はレベルの微調整及び損失等化を行
う等化回路、58は直線符号をμ則の圧伸側符号に変換
する圧縮部(L/μ)、59はμ則の圧伸側符号を直線
符号に変換する伸張部(μ/L)である。
アクティブハイブリッド回路は、第10図に示す従来例
の構成と同様であるが、この実施例に於いては、端子R
INからの受信信号の一部を、バイパス回路49を介し
て加算回路46に加えて、回り込み成分から減算し、A
D変換器51のオーバーロードが生じないようにしたも
のである。このバイパス回路49を介して回り込み成分
の一部は打ち消されるから、その残存成分についてディ
ジタルバランシング回路ら4を介して打ち消すことにな
る。
このバイパス回路49のゲインは成る程度の幅を許容で
きることになるが、送信側の粗ゲイン調整回路47とA
D変換器51とのゲインの合計を1とし、更に受信側の
粗ゲイン調整回路48とDA変換器52とのゲインの合
計を1とした場合、最良の値は、端子TIP、RING
間を、標準インピーダンスで且つ2wA回線側をみたイ
ンピーダンスの中心値である抵抗R1とコンデンサC1
との直列回路で終端した時の、アクティブハイブリッド
回路の4線側入力から4線側出力へのゲインである。こ
のゲインは、コンデンサC1の為に低周波帯域で太き(
なるが、このコンデンサC9は2.16μFの大きい容
量であるから、高周波帯域では無視することもできる。
従って、バイパス回路49のゲインは、端子TIP、R
ING間を抵抗R,とコンデンサC1との直列回路で終
端し、コンデンサC1のインピーダンスが無視できると
した時のゲインα・R1/2を用いることができる。
バイパス回路49により回り込み成分を粗く打ち消すも
のであるから、ディジタルバランシング回路54の伝達
関数H1“ (Z−’)は(8)式で示すものとなる。
Ha  ’  (z−’)=H,(z−’)−α・R+
 /2A o + A HZ −’ +A ! Z −
” + A :I Z −’但し、 B   =e Bz  =f Bx=g 以上を要約すると、第1ステツプとして、ケーブル長や
ケーブル種別等のケーブル条件及びケーブルの終端イン
ピーダンスが判ることにより、第4図の原等価回路の素
子値が決まる。R,、C。
は標準インピーダンスであるから既知である。なお、ハ
イブリッドトランスを用いた場合は、R1=無限大とす
るものである。このように原等価回路の素子値を決定し
た後、(3)式を用いて係数A。
B、C,D、E、Fを計算する。
次に第2ステツプとして、(5)式を用いてz −1の
関数に変換する。即ち、第1ステツプに於いて得られた
係数A−Fと、T=1/32000 (サンプリング周
期)とから、係数a、b、c、d、e。
f、gを計算する。
次に第3ステツプとして、ハイブリッドトランスを用い
た場合は(7)式、アクティブハイブリッド回路を用い
た場合は(8)式により、それぞれの係数AO,AI 
、Az、A3.Bl 、Bz、B*を求める。
以上の3ステツプの処理により、ディジタルバランシン
グ回路の伝達関数の係数を求めることができる。これら
の3ステツプの演算処理はPCMチャネルユニットを動
作させる時の最初に行えば良く、ディジタル信号処理回
路の処理負担が特に増大することはない。又この演算処
理に於ける入力データ又は制御データとしては、第4図
に示す原等価回路の素子R,,Rz 、 R1、C+ 
、Cz 。
C1の値があれば良く、又C,=2.t6μFの固定値
であるから、この素子値は入力不要となり、入力データ
数を削減することができる。又R1は600Ω又は90
0Ω又は無限大の3種類となるから、例えば、1,2.
3の番号で入力することも可能となる。又R,を無限大
に設定した時は、ハイブリッドトランスを用いた場合を
示すから、R9が無限大か否かにより、第3ステツプに
於ける(7)式と(8)式との何れを用いるかの選択を
行わせることができる。即ち、識別情報atsによりセ
レクタ24を制御すれば良いことになる。
前述の3ステツプの演算処理をディジタル・シグナル・
プロセッサの処理フローに含ませておくことにより、ハ
イブリッドトランスを用いた場合とアクティブハイブリ
ッド回路を用いた場合との何れに対してもディジタルバ
ランシング回路の機能を実現することができる。
又回り込みルートに、AD変換器、DA変換器或いは粗
ゲイン調整回路が含まれる為、各部に於ける振幅特性や
位相特性を、ディジタルバランシング回路に於いても持
たせる必要がある。
レヘルについては、粗ゲインを変えると、回り込みルー
トのゲインが変化するから、H,、H。
の振幅も変える必要がある。例えば、第2図に於いて、
送信側の粗ゲイン調整回路12とAD変換器15と受信
側のDA変換器16と粗ゲイン調整回路13のゲインの
積をβとすると、ディジタルバランシング回路は、β・
Ht又はβ・Hlでなければならない。更にβは粗ゲイ
ン調整回路12゜13の設定によって値が変わるから、
この粗ゲイン調整回路12.13の設定をディジタル信
号処理回路により行い、その設定情報sg、rgに従っ
てディジタルバランシング回路のゲインも平坦ゲイン演
算部18により制御するものである。
又振幅特性のうちの周波数によって変化する周波数特性
に関して、DA変換器15の中゛のフィルタがアパーチ
ャー効果補正の為の信号帯域で右下がりの損失特性とな
っている為、これを考慮する必要がある。更にAD変換
器15及びDA変換器16のアナログ側のフィルタは、
かなりの遅延歪を発生させる為、位相特性の補償は不可
欠である。
そこで、補間フィルタの通過帯域付近の振幅1位相特性
を、回り込みルートの中のハイブリッドトランス又はア
クティブハイブリッド回路以外の部分の振幅9位相特性
にほぼ一致させることにより、振幅等化器2位相等□化
器を省略する□ことができる。
補間フィルタは補間データを得る為に基本サンプリング
周波数の8kHzの4倍の周波数で動作する低域通過フ
ィルタでなければならないが、遮断周波数付近の減衰量
特性を、AD変換器15及びDA変換器16に含まれる
フィルタの合成特性に近いものに設定することにより達
成することができる。
第7図は本発明の実施例の補間フィルタのブロック図、
第8図はその損失特性曲線図であり、実線(a)はアク
ティブハイブリッド回路を用いた場合、点線(ロ)はハ
イブリッドトランスを用いた場合のそれぞれの損失特性
を示す。又補間フィルタは、8kHzサンプリング部F
Aと、16kHzサンプリング部FBと、32kHzサ
ンプリング部FCとから構成され、a *a〜a 11
31  b ml−b maは8kHzサンプリング部
FAの係数、aIha−ash3+bI61 *  b
tizは16kHzサンプリング部FBの係数、b3!
I +  b322は32kHzサンプリング部FCの
係数を示す、又1.6 k Hzサンプリング部FBの
係数a0゜〜a11.を、ハイブリッドトランスを用い
た場合とアクティブハイブリッド回路を用いた場合との
識別情報atsにより変更するか、又は係数器の切替制
御を行うものである。
又この補間フィルタは、第8図から判るように、100
)1z以下の低周波帯に伝達関数の零点を持たせている
。これは、AD変換器のアナログ側に設けられているフ
ィルタが帯域通過フィルタを構成しており、この為に3
00Hz〜500Hz付近の位相特性が急峻になってお
り、補間フィルタも、低域通過フィルタではなく、帯域
通過フィルタの構成にしないと、回り込みルートの位相
特性と同じ特性を得ることができない為である。又通過
域の右下がりの損失特性は、DA変換器のアナログ側に
設けられているフィルタが、アパーチャー効果を補正す
る為に右下がりの特性となっている為である。
又ハイブリッドトランスを用いた場合とアクティブハイ
ブリッド回路を用いた場合とに於いて、絶対遅延量が僅
か異なるものである。即ち、アクティブハイブリッド回
路を用いた場合は、演算増幅器の使用個数が多くなり、
ハイブリッドトランスを用いた場合に比較して絶対遅延
量が大きくなることが原因と考えられる。そこで、補間
フィルタの係数a16゜〜a1..を切替えることによ
り、通過域の損失特性を殆ど変化させることなく、絶対
遅延時間の差の例えば12.5μsを補正することがで
きる。従って、異なる補間フィルタを用意する必要はな
く、又絶対遅延時間の差を補正する為の位相等化器を省
略することができる。この場合、第2図に於ける係数選
択部23のように、2種類の係数器を用意しておいて、
識別情報atsにより切替える構成とすることも可能で
ある。又補間フィルタ20はケーブル長等の回線情報に
関しては独支である為、基本的には係薮選択部23のな
い固定係数のディジタルフィルタとして、−部係数のみ
識別情報atsで変化する構成としても良い、このよう
に、本発明は、前述の各実施例にのみ限定されるもので
はな(、種々付加変更することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、零発″明は、CR梯子形回路の原
等価回路の素子値を回線条件や2線4線変換都1がハイ
ブリッドトランスかアクティブハイブリッド回路かに対
応して設定する第1の手段と、原等価回路をオーバーサ
ンプリング周波数の双一次変換により2関数のインピー
ダンス関数に変換する第2の手段と、インピーダンス関
数を伝達関数に代入してフィルタ係数を求める第3の手
段とを含むディジタル処理回路によるディジタルバラン
シング回路2を有するもので、簡単な変換処理によりデ
ィジタルバランシング回路の伝達関数のパラメータを得
ることができ、ケーブル長やケーブル種別等に対応する
パラメータの記憶量が少なくて済む利点がある。即ち、
CR梯子形回路の場合のパラメータの数は実質3個(第
4図に於けるR2.R3,CZ)となるが、これをz−
1に関する伝達関数にした場合、Ao 、AI、Az 
、Ax 。
B、、B2.B、の7個となり、ケーブル種類。
ケーブル長さ、標準インピーダンスについては、5X2
4X2=240通りあるとすると、z −1に関する伝
達関数として記憶する場合に比較して、本発明のように
、CR梯子形回路のパラメータを記憶すれば良い場合は
、960語を削減することができる。又従来例のアナロ
グ形のバランシング回路と同じパラメータとなるから、
新旧ユニット間の互換性がある利点がある。
又ハイブリッドトランスを用いる場合と、アクティブハ
イブリッド回路を用いる場合との原等価回路の差は、R
+、C+ の終端インピーダンスの有無によるもので、
それぞれCR梯子形回路のパラメータを独立に記憶する
必要がなく、所要記憶容量を大幅に削減できる利点があ
る。
又ディジタルバランシング回路2は、外部からの制御デ
ータ(識別情報ats等)により、2線4線変換部1を
アクティブハイブリッド回路とした場合とハイブリッド
トランスとした場合との何れにも適用できるから、同一
種類生産によりコストダウンを図ることができる利点が
ある。
又アクティブハイブリッド回路を用いる場合に、バイパ
ス回路によって回り込み成分を粗く打ち消すことにより
、AD変換器のオーバーロードの問題を回避することが
できると共に、ディジタルバランシング回路2に於ける
演算量を削減することができる。
又補間フィルタ3に、回り込みルートの振幅特性3位相
特性の補正機能を兼用させることにより、位相等化器等
を省略できることになり、全体の演算量の削減を図るこ
とができる。従って、ディジタル・シグナル・プロセッ
サを用いて各部の機能を実現する場合に、2チャネル分
の処理も可能となる。
又アクティブハイブリッド回路を用いる場合と、ハイブ
リッドトランスを用いる場合とに於ける絶対遅延時間の
差を、補間フィルタの極の一部のパラメータ(a Ih
o −a rhz )を変えることにより補正すること
ができるから、構成を簡略化することができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の一実施
例のブロック図、第3図及び第4図はインピーダンス近
似回路、第5図はディジタルバランシング回路、第6図
は本発明の他の実施例のブロック図、第7図は本発明の
実施例の補間フィルタのブロック図、第8図は補間フィ
ルタの損失特性曲線図、第9図及び第10図は従来例の
ブロック図、第11図はアクティブハイブリッド回路、
第12図はバランシングネットワークの要部ブロック図
である。 1は2線4線変換部、2はディジタルバランシング回路
、3は補間フィルタ、TIP、RINGは2線回線の端
子、5OUT、RINは4線回線の送信端子及び受信端
子である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)、2線4線変換部(1)と、回り込み成分を打ち
    消す為のディジタルバランシング回路(2)とを備えた
    ハイブリッド回路に於いて、 前記ディジタルバランシング回路(2)は、前記2線4
    線変換部(1)から2線回線側をみたインピーダンスの
    原等価回路を、複数のコンデンサと複数の抵抗とからな
    る梯子形回路とし、該梯子形回路の素子値を前記2線4
    線変換部(1)の構成に対応して設定する第1の手段と
    、該原等価回路をオーバーサンプリング周波数の双一次
    変換によりz関数によるインピーダンス関数に変換する
    第2の手段と、前記インピーダンス関数を伝達関数に代
    入してフィルタ係数を算出する第3の手段と、得られた
    フィルタ係数を用いたディジタルフィルタによりキャン
    セル信号を求める第4の手段とを含むことを特徴とする
    ハイブリッド回路。 (2)、前記2線4線変換部(1)をハイブリッドトラ
    ンスにより構成し、前記ディジタルバランシング回路(
    2)は、前記2線4線変換部(1)から2線回線側をみ
    たインピーダンスがz^−^1に関する有理関数として
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼ として与えられるとき、R_1を標準特性インピーダン
    スとして、 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ の係数k、A_0、A_1、A_2、・・A_m、B_
    1、B_2、・・B_mを求める手段と、 前記係数A_0、A_1、A_2、・・A_m、B_1
    、B_2、・・B_mを用いて、H_t(z^−^1) A_0+A_1z^−^1+A_2z^−^2+・・+
    A_mz^−^m1+B_1z^−^1+B_2z^−
    ^2+・・+B_mz^−^mの伝達関数を持つディジ
    タルフィルタによるキャンセル信号を求める手段とを含
    むことを特徴とする請求項1記載のハイブリッド回路。 (3)、前記2線4線変換部(1)をアクティブハイブ
    リッド回路により構成し、且つ前記ディジタルバランシ
    ング回路(2)は、前記2線4線変換部(1)から2線
    回線側をみたインピーダンスがz^−^1に関する有理
    関数として、 ▲数式、化学式、表等があります▼ として与えられるとき、R_1を標準特性インピーダン
    ス、αを所定の周波数成分の回り込みルートのゲインを
    定める為のアドミッタンスとして、A_0=α・a_0 A_1=α・a_1 A_2=α・a_2 A_m=α・a_m の係数A_0、A_1、・・・A_mを求める手段と、
    前記係数A_0、A_1、・・・A_mを用いて、H_
    a(z^−^1) A_0+A_1z^−^1+A_2z^−^2+・・+
    A_mz^−^m1+b_1z^−^1+b_2z^−
    ^2+・・+b_mz^−^mの伝達関数を持つディジ
    タルフィルタによりキャンセル信号を求める手段とを含
    むことを特徴とする請求項1記載のハイブリッド回路。 (4)、前記2線4線変換部(1)をアクティブハイブ
    リッド回路により構成し、該アクティブハイブリッド回
    路とディジタル・アナログ変換部との間に、4線回線の
    受信端子から4線回線の送信端子に回り込む成分を粗く
    打ち消す為のバイパス回路を設け、 前記ディジタルバランシング回路(2)は、前記バイパ
    ス回路による回り込み成分の打ち消し残差成分を打ち消
    す構成としたことを特徴とする請求項1記載のハイブリ
    ッド回路。(5)、前記2線4線変換部(1)をアクテ
    ィブハイブリッド回路により構成し、且つ前記ディジタ
    ルバランシング回路(2)は、前記2線4線変換部(1
    )から2線回線側をみたインピーダンスが、z^−^1
    に関する有理関数として、 ▲数式、化学式、表等があります▼ として与えられるとき、R_1を標準特性インピーダン
    ス、αを所定の周波数成分の回り込みルートのゲインを
    定める為のアドミッタンスとして、▲数式、化学式、表
    等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ を算出する手段と、 該手段による係数A_0、A_1、・・A_mを用いて
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼ を伝達関数とするバランシング回路演算部によりキャン
    セル信号を求める手段とを含むことを特徴とする請求項
    1記載のハイブリッド回路。 (6)、前記ディジタルバランシング回路(2)に補間
    フィルタ(3)を縦続接続し、 該補間フィルタ(3)の信号帯域付近の伝達特性を回り
    込みルートの前記2線4線変換部(1)以外の部分に於
    いて生じる振幅、位相特性に合わせるように設定したこ
    とを特徴とする請求項1記載のハイブリット回路。 (7)、前記2線4線変換部(1)をハイブリッドトラ
    ンスとアクティブハイブリッド回路との何れかにより構
    成した場合の絶対遅延差を、前記補間フィルタ(3)の
    係数の一部を変更して補正することを特徴とする請求項
    6記載のハイブリット回路。
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