JPH0472904A - ケーブル伝送信号の補正装置 - Google Patents

ケーブル伝送信号の補正装置

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JPH0472904A
JPH0472904A JP18398090A JP18398090A JPH0472904A JP H0472904 A JPH0472904 A JP H0472904A JP 18398090 A JP18398090 A JP 18398090A JP 18398090 A JP18398090 A JP 18398090A JP H0472904 A JPH0472904 A JP H0472904A
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JP
Japan
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cable
filter
characteristic
control circuit
digital filter
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JP18398090A
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Inventor
Shigeto Abe
重人 阿部
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Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ケーブル伝送されたビデオ信号の周波数特性
および群遅延特性による波形歪み(位相特性)を補正す
る装置に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、ケーブル伝送された映像信号の高域劣化を補
正するアナログフィルタとディジタルフィルタを直列に
使用した周波数特性補正及び位相特性補正装置である。
ケーブル伝送で高周波性分が減衰した信号をアナログフ
ィルタである程度補正したのち、ディジタルフィルタで
上記アナログフィルタの特性を加味した周波数特性2群
遅延特性の補正を行うものであり、量子化誤差の影響が
少なく、高精度の周波数特性2位相特性の補償を実現す
る手段を提供するものである。
〔従来の技術〕
アナログの映像信号をケーブル伝送すると、ケーブルの
特性によって周波数特性が劣化し9群遅延特性により波
形歪みが起きる。この劣化量は。
ケーブルの種類により異なるが9通常良く使われる同軸
ケーブルの減衰量をデシベル[d B]単位で表わすと
、長さと周波数fの平方根に比例する。
また2群遅延量は、ケーブルの特性インピーダンス(f
の関数)から定義される。
このような周波数特性をもって減衰した映像信号を元の
周波数特性のフラットな信号に戻す手段としては、従来
からアナログフィルタまたはディジタルフィルタを用い
る方法が知られている。このうち、アナログフィルタを
用いる方法は1例えば第2図に示したような回路を数段
組合せることで実現できる。ここで、第2図の抵抗11
の値をR2,抵抗10の値をR1,コンデンサ12の値
を01とすると、この回路1段の伝達関数H(z)は。
(ただし、T=C1・R1,S=jωである。)となる
。よって、このC:1. R1を適当に選んだものを何
段か組み合わせて使用することで、上記ケーブル特性の
逆特性に近いフィルタ特性を実現することが理論的に可
能である。ところが実際には回路素子の浮遊容量等の影
響で、理想的な特性を得ることは難しく、特に位相ひず
みをキャンセルする位相補償は非常に難しい。
一方、これらの問題はディジタルフィルタを用いること
で解決できる。第3図に非巡回型ディジタルフィルタの
構成を示す。このフィルタでは。
タップ数を増やし、タップ係数を適当に選べば。
直線位相で理想的な周波数特性を持つ補償回路が構成で
きる。
しかし、このディジタルを用いる際には、アナログ信号
のディジタル信号への変換が必要であり。
高周波成分に関しては減衰したアナログ信号をA/D変
換した後、ディジタルフィルタで増幅することになるた
め、減衰が大きく、この増幅率を大きくしなければなら
ない場合、増幅された量子化誤差の影響が問題となって
くる。また、ケーブル伝送及びアナログフィルタで歪ん
だ位相特性は。
このディジタルフィルタでは全く補正されないので、総
合の位相特性による波形歪みが問題となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の従来技術には、ケーブル伝送による群遅延時性と
、アナログフィルタで発生する位相ひずみが作用して、
複雑な位相特性を十分に補正することが出来なかった。
また、減衰の激しい高周波成分をディジタルフィルタで
大きく増幅すると。
A/D変換器で発生する量子化誤差が無視できなくなる
という欠点があった。
本発明は、これらの欠点を除去し、ケーブル伝送された
ビデオ信号の周波数特性および群遅延特性による波形歪
み(位相特性)を適切に補正することを目的としている
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の目的を達成する為、ケーブル長データ
に応じてケーブル伝送信号の周波数特性を粗調するアナ
ログフィルタと、該アナログフィルタの出力をA−D変
換したものを入力とし、上記ケーブル長データに応じて
該入力の周波数特性を微調するディジタルフィルタで構
成したものである。
さらには、非巡回型ディジタルフィルタに、微分フィル
タ構成を追加し、ケーブルの周波数特性と群遅延特性を
補償する構成としたものである。
[作用] 本発明の動作について説明すると、第1図、第2図に示
すようなアナログフィルタ3の伝達間数は、前述のよう
に、 G= (R2/R1)   (1+ST)で表され、高
域増幅特性を持っており、制御回路7からのデータ(ア
ナログフィルタのオン/オフ信号)を使ってリレー回路
13を動作させると、コンデンサ12に流れる電流が遮
断され、伝達関数は、  G=R2/R1となり、周波
数特性はフラットになる。
このようなアナログフィルタ3をA/D変換器4の前に
置くことによって、ケーブルの特性による高周波成分の
劣化を大まかに抑え、後段のディジタルフィルタ5の増
幅率を、量子化誤差が問題にならない程度に調節するこ
とができるため、このようにアナログフィルタとディジ
タルフィルタを共用することによって、両者の欠点を補
うことができる。
さらに、第4図を用いてディジタルフィルタ5を微分フ
ィルタ構成とした場合の動作を説明する。
この伝達関数H(z )は、下式のように表わされる。
H(z) = KZ’+ (1−K) Z−’= K(
cosωt +jsinc++t)+ (1−K)(c
osωt−jsinωt)= cosωt+j(2に−
1)sinωt)上記(1)式より、係数KをO<K<
1の間で可変すると、−T〈θ〈Tの範囲で0(位相量
)を変えることができる。
つまり、係数にの値(ディジタル微分フィルタのタップ
係数)を選ぶことによって2位相量を調節し、ケーブル
の位相特性を補正することができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図により説明する。
これは、ケーブルを伝送されたアナログ入力信号1から
使用帯域外の高周波成分を除去するローパスフィルタ2
.必要に応じて高周波成分を増幅するアナログフィルタ
3.アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変
換器4.外部からの制御データにより異なった周波数特
性のケーブル減衰補償をするディジタルフィルタ5.デ
ィジタ号 ル信号をアナログ信号に後食するD/A変換器6゜ケー
ブル長情報により、アナログフィルタ3の0N10FF
及びディジタルフィルタの係数を設定する制御回路7に
より構成される。
ここでディジタルフィルタ5の具体的構成を第3図に示
す。本ディジタルフィルタは遅延素子20〜239乗算
器31〜37.係数用レジスタ24〜30.及び加算器
38からなる。
次に本発明の動作について説明する。第6図に。
ケーブル長がQo、 Ql、 Q、 (Ω、> Ql>
 00)のときの周波数伝達特性を示す。ケーブルによ
る信号の減衰量(単位:デシベル)は、ケーブル長と周
波数に応じて変化する。このようにケーブル減衰特性が
変化をしても第3図に示すディジタル信号=8− を用いれば、外部から係数用レジスタ24〜30に加え
る係数データを書替えることで、補正が可能になるが、
ケーブル長が増すと、補正に必要な増幅量が大きくなる
ため、A/D変換器4の量子化誤差が問題となってくる
本発明は、この量子化誤差の増大を防ぐため。
ケーブル減衰補正用のディジタルフィルタ5の前段に、
制御回路7からの制御信号に基づき、2段階以上に特性
が変化するアナログフィルタ3を直列に接続することを
特徴とする。即ち本発明では。
制御回路7は、受取ったケーブル長データから。
ケーブル長が所定の長さQLより短いと判定したときは
、アナログフィルタ3の特性を第7図に点線で示すよう
にフラットな特性となるように制御する。そして、ディ
ジタルフィルタ5の係数用レジスタ24〜30に加える
データとして、このケーブル長での周波数減衰を補正す
るのに最良の係数データを出力する。また反対にケーブ
ル長がQLより長いと判断したときは、アナログフィル
タ3の特性を第7図実線で示すように高域を強調する特
性にし、ディジタルフィルタ5には、ケーブルでの減衰
特性とアナログフィルタの特性を掛は合せた結果の減衰
特性を補正するのに最良のデータを出力する。
以上の動作により2本発明では、ケーブル減衰量をディ
ジタルフィルタにより正確に補正することができ、かつ
、A/D変換器の量子化誤差の影響も少なくできる。
鰐■■← 次にディジタルフィルタ5を微分フィルタ構成とし9位
相特性の補償をする本発明の他の実施例を第5図に示す
。本ディジタルフィルタは遅延素子50〜539乗算器
60〜65.係数レジスタ54〜59.加算器66〜6
9からなる。次にこの動作について説明する。第6図お
よび第8図にケーブル長が0゜* nl + Q2 (
no< QL< Q2 )のときの周波数特性及び群遅
延特性を示す。ケーブルによる減衰量(dB)と群遅延
量(n 5ee)はケーブル長と周波数に応じて変化す
る。
第5図に示すように非巡回型のデイジタルフイルタ5に
、微分特性を持たせであるため、係数レジスタ54.5
5に、制御回路7(第1図)から。
ケーブル長に応じた最適位相補正係数データを与えるこ
とにより、前述の(1)式に示す如く位相特性の補正が
可能となる。なお、係数レジスタ56〜59に、制御回
路7から、ケーブルでの減衰特性とアナログフィルタの
特性を加味したケーブル長に応じた周波数減衰特性を補
正するのに最適な係数データを与えることにより、総合
的な周波数特性の補正ができる。
以上の動作によって7本発明では、ケーブルの周波数特
性2位相特性をアナログフィルタとディジタルフィルタ
により正確に補正することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明を用いると、ケーブル伝送に伴なう
映像信号Q、周波数特性及び位相特性の劣化を正確に補
正することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成を示すブロック図。 第2図はアナログフィルタの構成を説明する図。 第3図はディジタルフィルタの構成を説明する図。 第4図、第5図は微分フィルタの構成を有するディジタ
ルフィルタを説明する図、第6図はケーブルの減衰特性
を示す図、第7図はアナログフィルタの周波数特性を示
す図、第8図は、ケーブルの群遅延特性を示す図である
。 2:ローバスフィルタ(LPF)、3 :アナログフィ
ルタ、4 : A/D変換器、5:ディジタルフィルタ
、6:D/A変換器、7:制御回路、10.1−:L、
:抵抗、12:コンデンサ、13:リレー、20〜23
,40,41.50〜53:遅延素子、24〜30,4
2,43.54〜59:係数レジスタ、31〜37.6
0〜65:乗算器。 44.66〜69:加算器。 す(Hす

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ケーブル長データに応じて該ケーブル伝送信号の周
    波数減衰特性を粗調するアナログフィルタと、該アナロ
    グフィルタの出力をA/D変換したものを入力とし、上
    記ケーブル長データに応じて該入力の総合的周波数減衰
    特性を補正するディジタルフィルタとを、有することを
    特徴とするケーブル伝送信号の補正装置。 2、上記ディジタルフィルタに微分フィルタ構成を追加
    し、上記ケーブル長データに応じて上記ケーブル伝送信
    号の総合的位相特性の劣化を補正するごとく構成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のケーブル伝
    送信号の補正装置。
JP18398090A 1990-07-13 1990-07-13 ケーブル伝送信号の補正装置 Pending JPH0472904A (ja)

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