JPH0468590B2 - - Google Patents

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JPH0468590B2
JPH0468590B2 JP63077784A JP7778488A JPH0468590B2 JP H0468590 B2 JPH0468590 B2 JP H0468590B2 JP 63077784 A JP63077784 A JP 63077784A JP 7778488 A JP7778488 A JP 7778488A JP H0468590 B2 JPH0468590 B2 JP H0468590B2
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JP
Japan
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detector
alarm
diagnostic software
check
control
Prior art date
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Application number
JP63077784A
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English (en)
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JPS63289467A (ja
Inventor
Hisakazu Aoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication of JPS63289467A publication Critical patent/JPS63289467A/ja
Publication of JPH0468590B2 publication Critical patent/JPH0468590B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は農機の走行方向自動制御装置、扱深自
動制御装置、刈高さ自動制御装置、穀粒量警報装
置、排藁警報装置、耕深自動制御装置及びその他
の自動制御装置の故障診断装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来、前述のような各種の自動制御装置を農機
に適宜装備しており、それらの自動制御装置の故
障診断装置として、制御回路の一部と他部とを断
続するコネクタ間に、故障診断時のみ、電圧計及
びランプ等の表示部を有するチエツク装置を介装
するものは特開昭56−85112号公報により既に知
られている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 前記自動制御装置の故障診断装置は、電圧計や
ランプ等が付設された別個のチエツク装置を必要
とするので、コスト高になると共にその持ち運び
が面倒であり、しかも、点検時にセンサーを変化
させる者と、チエツク装置の表示部を確認する者
の2人以上の作業者を必要とし、仮に、1人で行
う場合は、変化前と、変化後の値を記録する必要
があり、作業者は、その都度センサー部とチエツ
ク装置との間を移動しなければならず、その上、
記録装置及び記録値とその後の結果との良否判断
を行わなければならない等の問題点があつた。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は前述の諸欠点を改善することを目的と
するものであつて、作業機の駆動部に対応する検
出器を設け、検出器の検出信号を入力とする制御
部の出力信号により作業機を制御するようにした
農機において、前記制御部にチエツク用入力ポー
トを付設すると共に警報器に通ずる診断ソフトを
挿入し、該診断ソフトを、チエツク用入力ポート
がONの状態で前記検出器の検出信号を変化させ
てそれが正常であると所定の短時間だけ警報器に
出力するように構成したことを特徴とするもので
ある。
(ホ) 作用 農機の自動制御装置が不調になつたことを操縦
者が発見した場合、作業を中断してチエツク用入
力ポートをONとなし、各駆動部と対応する検出
器の検出手段の検出状態を順次変化させる。
この時、検出器と制御部との間に故障がない場
合は診断ソフトに入力され、該診断ソフトから警
報器に正常であることを示す信号が入力されて警
報器が所定の短い時間だけ作動し、制御部又は走
行方向自動制御装置、扱深調節装置等の駆動部に
故障が発生したことが解るから、制御部を交換す
ることで、故障箇所が制御部であるか又は駆動部
であるかを簡単に判別することができる。
また、前記検出器と制御部との間に故障がある
場合は検出状態を変化させても診断ソフトに入力
されないので警報器が作動せず、故障箇所が該検
出器側にあることを1人で直ちに且つ簡単に発見
することができる。
更に、前記不調になつた駆動部に対応する検出
器の検出状態を変化させるべくONにすると、通
常は駆動部、例えば、扱深調節装置、走行方向自
動制御装置等が作動するが本装置では作動しない
のでいずれの駆動部が故障しているかを知ること
ができる。
(ヘ) 実施例 本発明の一実施例を図面に示すコンバインの自
動制御装置について説明すると、1は走行装置2
を有する機台3上に搭載した脱穀装置であつて、
その前方には刈取装置4と搬送される穀稈の稈身
方向に傾動して扱深調節する穀稈搬送装置5とか
らなる前処理装置が上下傾動可能に装着してあ
り、脱穀装置1の側部には前方から順にサイドク
ラツチレバー6a,6b等を有する操作盤6、操
縦席7、穀粒タンク8等を配設してあり、前記刈
取装置4は分草体9・・、刈刃、穀稈掻込装置及
び穀稈引起体10等で構成してあり、穀稈搬送装
置5は株元搬送チエンと穂側搬送チエンとからな
り、それらのチエンには下向きのU字状杆11に
取付けた挟持レール及び案内レールが対設してあ
り、上記U字状杆11には稈長検出器12を取付
け、前記操作盤6には方向操作スイツチ13とし
て方向自動スイツチ13a,サイドクラツチレバ
ースイツチ13b,13cを設け、前記分草体
9,9の後部には走行方向を検出すべく2つの端
子に接離する左右の方向センサー14a,14b
が設けてある。
前記操縦席7の下部にはエンジンが収納してあ
り、該エンジンのスロツトル軸は制御モーターで
回動し、その回動角はスロツトルレバー15に連
動するポテンシヨメータ16により回転数として
検出される。
また、制御部を構成するマイコン17を操縦席
7の下部に設けてあつて、第3図に示すようにメ
インハーネスaにカプラーbを介して接続し、該
マイコン17は第2図に示すように入力側に、各
検出器(稈長検出器12、方向操作スイツチ1
3、方向センサー14a,14b等)の各検出部
に接続した入力ポートIN.1,2,3…と、アー
スしたコネクタ雄18a及びそれに係合するコネ
クタ雌18bからなるコネクタ18に通ずるチエ
ツク用入力ポートIN.0を有し、出力側には走行
方向制御部(サイドクラツチを電磁弁で作動す油
圧シリンダーにより断続する方式)の左右のソレ
ノイド19,20、扱深調節装置の駆動部(ソレ
ノイド又はモーターのスイツチ)及び、方向自動
パイロツトランプ21並びに警報部を構成するホ
ーン22等に通ずるOUT.1,2,3…を備えて
いる。
そして、前記マイコン17は前記ホーン22に
通ずる入力診断ソフトを第4図のフローチヤート
に示すように備えており、コネクタ18をONに
してチエツク用入力ポートIN.0にHレベル信号
1を入力している間に各検出部を変化させた時、
例えば方向センサー14bをA位置からB位置へ
と手で回動させると端子LRがONからOFFに変
化する。
この時、方向センサー14bからIN.6及びマ
イコン17に故障がなければ第6図aに示すよう
にRAMが記憶している前回のデータ〔PREIN〕
と第6図bに示すように変化させて入力した今回
の新たなデーター〔IN〕とを比較した時、第6
図bのD6に示すように異なり、ソフトタイマー
にタイムデーターが例えば0.3秒セツトされ、
OUT0がHレベル信号1を第5図に示すごとく
0.3秒だけ出力し、ホーン22が0.3秒間作動し、
正常であるものと判断される。
また、前記コネクタ18をONにした状態で方
向センサー14bを前述と同様に変化させてもマ
イコン17のIN.6に入力されない場合はソフト
タイマーが出力しないのでホーン22が作動せず
入力側に故障があることが直ちに判明する。
このような操作による故障診断は他の制御系統
についても前述と同様に行なうことができる。
第7〜9図は検出器が前記ポテンシヨメータ1
6のようなアナログ方式の場合を示し、コネクタ
18をONにした状態でポテンシヨメータ16を
変化させた時第8図に示すように電圧が変化すれ
ばホーン22が作動し、正常であることが判明す
る。
また、ポテンシヨメータ16等の入力側に故障
があるかどうかについて、該ポテンシヨメータ1
6を変化させた時、電圧が変化すればホーン22
が作動して正常であることが解り、電圧が変化し
なければホーン22が作動しないので故障してい
ることが判明する。
更に、通常の作業を行なう時、前記コネクタ1
8をOFFにしておくと、診断ソフトは作動せず、
通常の制御のみ行なわれる。
(ト) 発明の効果 本発明は、前述のように作業機の駆動部に対応
する検出器を設け、検出器の検出信号を入力とす
る制御部の出力信号により作業機を制御するよう
にした農機において、前記制御部にチエツク用入
力ポートを付設すると共に警報器に通ずる診断ソ
フトを挿入し、該診断ソフトを、チエツク用入力
ポートがONの状態で前記検出器の検出信号を変
化させてそれが正常であると所定の短時間だけ警
報器に出力するように構成したので、操縦者が農
機の自動制御装置に何らかの故障があると判断し
た時、チエツク用入力ポートIN0をONにするだ
けで、チエツク装置を介装しなくとも検出器の検
出信号を変化させると、制御部から検出器までが
正常であると警報器が作動し、それらが故障して
いると警報器が作動せず、それにより入力側の故
障箇所を検出器を1人で操作しながら警報器の作
動又は非作動により電圧計やランプ等を見て点検
前後の結果を比較判断しなくとも簡単に良否判断
することができ、また、制御部及び検出器側に故
障がない場合、駆動部に故障があることも容易に
発見することができる。
更に、通常の作業を行なう場合、前記チエツク
等入力ポートをOFFにしておけば、該診断ソフ
トの影響を受けることがなく、正常な自動制御を
行なうことができる。
更にまた、点検対象が正常で、診断ソフトが出
力した時、その出力が短いので警報器の警報音が
所定の短い時間作動するだけであるから耳障りに
なることがなく、しかも、点検対象を次々に操作
して故障診断を能率良く行うことができると共
に、圃場で作業を行う場合、チエツク装置を持ち
運ぶ必要がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであつて、
第1図はコンバインの斜視図、第2図は制御回路
図、第3図は要部の斜視図、第4図はメインフロ
ーチヤート図、第5図はホーン作動図、第6図a
は診断ソフトのフローチヤート図、bは同上出力
図、第7図はアナログ方式のA/D交換値図、第
8図は同上検出出力図である。 6……操作盤、12……稈長検出器、13……
方向操作スイツチ、14a,14b……方向セン
サー、16……ポテンシヨメータ、17……マイ
コン、19,20……ソレノイド、22……ホー
ン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 作業機の駆動部に対応する検出器を設け、検
    出器の検出信号を入力とする制御部の出力信号に
    より作業機を制御するようにした農機において、
    前記制御部にチエツク用入力ポートを付設すると
    共に警報器に通ずる診断ソフトを挿入し、該診断
    ソフトを、チエツク用入力ポートがONの状態で
    前記検出器の検出信号を変化させてそれが正常で
    あると所定の短時間だけ警報器に出力するように
    構成したことを特徴とする農機における自動制御
    装置の故障診断装置。
JP63077784A 1988-03-29 1988-03-29 農機における自動制御装置の故障診断装置 Granted JPS63289467A (ja)

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