JP2567657Y2 - 作業用走行車の自動制御装置 - Google Patents

作業用走行車の自動制御装置

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JP2567657Y2
JP2567657Y2 JP1990046784U JP4678490U JP2567657Y2 JP 2567657 Y2 JP2567657 Y2 JP 2567657Y2 JP 1990046784 U JP1990046784 U JP 1990046784U JP 4678490 U JP4678490 U JP 4678490U JP 2567657 Y2 JP2567657 Y2 JP 2567657Y2
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芳弘 川村
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンバイン等の作業用走行車の自動制御装
置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 近来、この種作業用走行車のなかには、例えばコンバ
インの如く扱深さ自動制御、方向自動制御等の各種自動
制御を行うものがある。ところがこのようなものでは、
自動制御部が各アクチユエータに対して正常に信号を出
力しているか否かをチエツクする所謂出力チエツクを適
宜行う必要があるが、従来では出力チエツクを行う際に
専用の治具が必要であつたため容易に行うことができず
問題となつていた。
そこで、実開昭56−57102号のように、自動制御動作
の開始に先立つて自動的に出力チエツクを行うことが提
案されているが、このものでは、自動制御動作を開始す
る毎に必ず出力チエツクを行うため、実際の自動制御開
始までに時間がかかつて作業効率を低下させる欠点があ
つた。しかもこのものは、制御出力が送出されていない
ことを正常と判断するものであるから、例えば制御部側
の出力ドライバの異常でアクチユエータに対して正常な
信号が出力されない場合についても正常と判断されてし
まうという問題が有り信頼性にかけるという問題も有
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃
することができる作業用走行車の自動制御装置を提供す
ることを目的として創案されたものであつて、センサの
検知信号に基づいてアクチユエータを作動せしめる自動
制御装置に、入力チエツクを行うための所定スイツチの
ON操作に基づいて、センサの手動操作に伴う検知信号変
化を自動制御装置が正常に入力しているか否かの判断を
行う入力チエツク手段を設けてなる作業用走行車におい
て、前記自動制御装置に、各アクチユエータに対して出
力する信号に対応した信号を入力する出力チエツク用入
力ポートと、自動制御装置が各アクチユエータに対して
正常に信号を出力しているか否かの出力チエツクを、前
記所定スイツチがON操作された時に前記入力チエツクの
開始に先立つて自動的に行う出力チエツク手段とを設け
たことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、出力チエツク
を、信頼性の高い状態でしかも作業効率を低下させるこ
となくできるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、1はコンバインの走行機体であつて、該
走行機体1は、茎稈を刈取る等の前処理をする前処理部
2、刈取られた茎稈の脱穀処理をする脱穀部3、排稈を
細断する等の後処理をする後処理部4等によつて構成さ
れることは従来通りである。
5は運転席6の前方に設けられる操作パネルであつ
て、該操作パネル5には、各種操作具が設けられると共
に、後述する複数の表示ランプLや、入力チエツクを行
うための所定スイツチである入力チエツクスイツチ8が
設けられている。
さらに、9は走行機体1に設けられる制御装置であつ
て、該制御装置9にはマイクロコンピユータを用いて構
成される制御部10が内装されており、そして制御部10
は、入力ポートに接続される各種スイツチやセンサから
入力した信号に基づく判断で、出力ポートに接続される
各種アクチユエータに信号出力をすることにより、扱深
さ自動制御、方向自動制御等の自動制御を行うが、制御
部10には、各出力ポートとダイオードを介して接続され
る出力チエツク用の入力ポートが設けられている。
次に、制御部10の入出力チエツク制御を説明する。第
4図に示す入出力チエツク制御においては、まず入力チ
エツクスイツチ8がONか否かが判断され、これがYESで
ある場合に出力チエツクモードになるが、ここではまず
出力チエツクフラグがセツトされているか否かが判断さ
れる。そしてリセツト状態であるときは、出力チエツク
フラグおよびタイマをセツトして復帰するが、既にセツ
ト状態であるときには、上記のようにセツトされたタイ
マ時間だけ出力チエツクを行うことになる。即ち、入力
チエツクに先立つて出力チエツクを行うことになるが、
出力チエツクにおいては、制御部10は、順次出力ポート
から正常な信号を出力すると共に、出力チエツク用入力
ポートがこの信号を入力したか否かを判断し、そして出
力チエツク用入力ポートが信号を入力しない場合には、
各出力ポートに対応して設定される数値を出力異常フラ
グにセツトするようになつている。
一方、出力チエツクが終了すると、出力異常フラグが
セツト状態か否かが判断され、そしてリセツト状態であ
る場合は直ちに別定義される入力チエツクに入るが、出
力異常フラグがセツトされている場合には、ホーン11の
インチング(間欠)作動による警報と共に、異常個所表
示制御ルーチンが実行される。本実施例の異常個所制御
ルーチンは第5図のフローチヤートに基づくが、ここで
は周期タイマがゼロか否かが判断され、ゼロと判断され
た場合には周期タイマをセツトすると共にオンタイマを
セツトする。ついでオンタイマがゼロか否かが判断さ
れ、ゼロでないと判断されると、前記セツトされた出力
異常フラグに基づきどの個所の出力ポートからの出力が
異常であるか、つまり異常個所はどの出力ポートである
かの判断がなされ、これに基づいて前記表示ランプLの
点滅による異常箇所表示を行つてから入力チエツク制御
に入るようになつている。そしてこの表示ランプLの異
常表示はオンタイマのセツト時間のあいだなされるよう
に設定されている。
叙述のごとく構成された本考案の実施例において、入
力チエツクスイツチ8をON操作すると、入力チエツク開
始に先立つて自動的に出力チエツクが行われることにな
り、そして出力異常があつた場合にはホーン11による警
報および表示ランプLによる異常箇所表示が行われるこ
とになる。
この様に、本考案が実施されたものにあつては、制御
部10が各アクチユエータに対して正常に信号を出力して
いるか否かをチエツクするものであるが、本考案の出力
チエツクは、入力チエツクスイツチ8の操作に基づい
て、入力チエツクの開始に先立つて自動的に行われるこ
とになり、従つて、出力チエツクを、入力チエツクスイ
ツチ8を操作することにより必要なときに適宜行うこと
ができる。この結果、自動制御動作を開始する毎に必ず
出力チエツクを行うもののように自動制御開始までに時
間がかかつてしまうような不具合を解消して作業効率の
向上を計ることができる。
しかも、出力チエツク用のスイツチを専用に設けるこ
となく、入力チエツクスイツチ8の操作によつて出力チ
エツクを行えるようにしているので、部品の兼用化を計
れると共に、操作の簡略化も計ることができる。
そのうえこの出力チエツクは、自動制御部が各アクチ
ユエータに対して正常な信号の出力し、これが出力チエ
ツク用入力ポートから入力したか否かに基づいて判断を
するものであるから、自動制御部が正常な信号出力をし
ているか否かの判断ができ、これによつて、例えばアク
チユエータに作動異常があつた場合に、その異常原因が
自動制御部10側の異常なのかアクチユエータ側の異常な
のかの判別をすることが容易にできて異常に対する適切
な対処が迅速に行えることになる。
尚、本考案は前記実施例に限定されないものであるこ
とは勿論であつて、要は所定スイツチの操作に基づく入
力チエツク開始前に出力チエツクを行うようにしたもの
であれば良いのであるから、例えば第6図に示す他例の
ように、出力チエツクにおいて異常が認められた場合に
は表示せず、正常であつた場合に表示ランプを点灯して
出力チエツクの終了を表示するようにしてもよく、そし
てこの場合には、出力チエツクの終了を目視で確認でき
るため、出力チエツク終了後の入力チエツクを迅速に行
い得る利点がある。
[作用の効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたもので
あるから、自動制御装置の出力チエツクは、入力チエツ
クを行うための所定スイツチがON操作された時に、入力
チエツクの開始に先立つて自動的に行われることにな
り、従つて、出力チエツクを必要なときに適宜行うこと
ができる。この結果、自動制御動作を開始する毎に必ず
出力チエツクを行うもののように自動制御開始までに時
間がかかつてしまうような不具合を解消して作業効率の
向上を計ることができる。
しかも、専用の出力チエツク用スイツチを設けること
なく、入力チエツク用のスイツチを兼用できるので、部
品点数を低減できる許りか、単一のスイツチ操作により
入力チエツクおよび出力チエツクを行い得て操作の簡略
化を計ることができる。
そのうえ、出力チエツクは、自動制御装置が各アクチ
ユエータに対して正常な信号出力をし、そしてこの信号
が入力したか否かに基づいて判断をするものであるか
ら、自動制御装置から正常な信号出力がなされているか
否かの判断ができ、これによつて、例えばアクチユエー
タに作動異常があつた場合に、その異常原因が自動制御
装置側なのかアクチユエータ側なのかの判別が容易にで
きることになつて異常に対する適切な対処が迅速に行え
ることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る作業用走行車の自動制御装置の実
施例を示したものであつて、第1図はコンバインの斜視
図、第2図は操作パネルの平面図、第3図は制御装置の
回路図、第4図は入出力チエツク制御のフローチヤー
ト、第5図は異常箇所表示制御ルーチンのフローチヤー
ト、第6図は他例のフローチヤートである。 図中、1は走行機体、8は入力チエツクスイツチ、9は
制御装置、10は制御部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−57102(JP,A) 特開 昭63−289467(JP,A) 実開 昭62−57807(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサの検知信号に基づいてアクチユエー
    タを作動せしめる自動制御装置に、入力チエツクを行う
    ための所定スイツチのON操作に基づいて、センサの手動
    操作に伴う検知信号変化を自動制御装置が正常に入力し
    ているか否かの判断を行う入力チエツク手段を設けてな
    る作業用走行車において、前記自動制御装置に、各アク
    チユエータに対して出力する信号に対応した信号を入力
    する出力チエツク用入力ポートと、自動制御装置が各ア
    クチユエータに対して正常に信号を出力しているか否か
    の出力チエツクを、前記所定スイツチがON操作された時
    に前記入力チエツクの開始に先立つて自動的に行う出力
    チエツク手段とを設けたことを特徴とする作業用走行車
    の自動制御装置。
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JPS5657102A (en) * 1979-10-17 1981-05-19 Iseki & Co Ltd Automatic control system of farming machine
JPS63289467A (ja) * 1988-03-29 1988-11-25 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 農機における自動制御装置の故障診断装置

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