JPH046836B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH046836B2 JPH046836B2 JP11165783A JP11165783A JPH046836B2 JP H046836 B2 JPH046836 B2 JP H046836B2 JP 11165783 A JP11165783 A JP 11165783A JP 11165783 A JP11165783 A JP 11165783A JP H046836 B2 JPH046836 B2 JP H046836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- escutcheon
- inner panel
- door inner
- mounting
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 10
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用ドアのインサイドハンドル装
置に関し、特にドアインナパネルに対する固定構
造に関する。
置に関し、特にドアインナパネルに対する固定構
造に関する。
周知のように、自動車用ドアのインサイドハン
ドル装置にあつては、ドアインナパネルの車室内
側表面に金属製の取付ベースを取付けておき、ド
アインナパネルに対しドアトリムを取付けた後、
インサイドハンドルを予め組付けたエスカツシヨ
ンを取付ベースにねじ止めするのが普通である。
(例えば実開昭49−16917号参照)しかしながら、
このようなインサイドハンドル装置の構造では、
部品点数が多く、取付工数もかかるため、最近で
は、取付ベース兼用の樹脂製エスカツシヨンが提
案されており、エスカツシヨンの裏面に一体成形
した係止爪をドアインナパネルの取付孔に挿入
し、ドアインナパネルの表面に沿つてエスカツシ
ヨンを一方向に移動させて、係止爪だけあるいは
取付ねじ併用でエスカツシヨンを固定する構造が
考えられている。したがつて、このようなインサ
イドハンドル装置の取付構造では、ドアインナパ
ネルの取付孔は係止爪で完全に満されることな
く、車室内に向つて開放しているため、ドアパネ
ル内部に入つた外気等が取付孔を通つて車室内に
侵入することがある。
ドル装置にあつては、ドアインナパネルの車室内
側表面に金属製の取付ベースを取付けておき、ド
アインナパネルに対しドアトリムを取付けた後、
インサイドハンドルを予め組付けたエスカツシヨ
ンを取付ベースにねじ止めするのが普通である。
(例えば実開昭49−16917号参照)しかしながら、
このようなインサイドハンドル装置の構造では、
部品点数が多く、取付工数もかかるため、最近で
は、取付ベース兼用の樹脂製エスカツシヨンが提
案されており、エスカツシヨンの裏面に一体成形
した係止爪をドアインナパネルの取付孔に挿入
し、ドアインナパネルの表面に沿つてエスカツシ
ヨンを一方向に移動させて、係止爪だけあるいは
取付ねじ併用でエスカツシヨンを固定する構造が
考えられている。したがつて、このようなインサ
イドハンドル装置の取付構造では、ドアインナパ
ネルの取付孔は係止爪で完全に満されることな
く、車室内に向つて開放しているため、ドアパネ
ル内部に入つた外気等が取付孔を通つて車室内に
侵入することがある。
本発明は、前述したような係止爪で固定する取
付ベース兼用のエスカツシヨンを備えたインサイ
ドハンドル装置において、ドアインナパネルの取
付孔からの外気等の吹込みを防止する構造を目的
としたもので、取付ベース兼用の樹脂製エスカツ
シヨンの係止爪をドアインナパネルの取付孔に挿
入して、エスカツシヨンを一方向に移動させてド
アインナパネルに固定するインサイドハンドル装
置の取付構造において、前記係止爪の周囲のエス
カツシヨン裏面に、前記取付孔を包囲しかつドア
インナパネルに向かつて突出するリブを設け、該
リブと該リブで取囲んだエスカツシヨンの裏面と
によつて被覆部を形成し、前記エスカツシヨンを
ドアインナパネルに固定した時に前記被覆部が前
記取付孔の周囲のドアインナパネル表面と当接す
ることを提案するものである。
付ベース兼用のエスカツシヨンを備えたインサイ
ドハンドル装置において、ドアインナパネルの取
付孔からの外気等の吹込みを防止する構造を目的
としたもので、取付ベース兼用の樹脂製エスカツ
シヨンの係止爪をドアインナパネルの取付孔に挿
入して、エスカツシヨンを一方向に移動させてド
アインナパネルに固定するインサイドハンドル装
置の取付構造において、前記係止爪の周囲のエス
カツシヨン裏面に、前記取付孔を包囲しかつドア
インナパネルに向かつて突出するリブを設け、該
リブと該リブで取囲んだエスカツシヨンの裏面と
によつて被覆部を形成し、前記エスカツシヨンを
ドアインナパネルに固定した時に前記被覆部が前
記取付孔の周囲のドアインナパネル表面と当接す
ることを提案するものである。
以下、図面について本発明の実施例の詳細を説
明する。
明する。
図示実施例は、第2図に示す支軸1でインサイ
ドハンドル2を予め組付けた取付ベース兼用の樹
脂製エスカツシヨン3を、取付ねじ4と係止爪5
A,5Bで自動車用ドア6のドアインナパネル7
に取付ける場合の例である。即ち、エスカツシヨ
ン3の裏面8には、先端5aを上下に折曲げた一
対のL字状係止爪5A,5Bが一体成形してあ
り、これらの係止爪5A,5Bはドアインナパネ
ル7の凹所7aに打抜加工する一対の取付孔9
A,9Bに挿入固定される。
ドハンドル2を予め組付けた取付ベース兼用の樹
脂製エスカツシヨン3を、取付ねじ4と係止爪5
A,5Bで自動車用ドア6のドアインナパネル7
に取付ける場合の例である。即ち、エスカツシヨ
ン3の裏面8には、先端5aを上下に折曲げた一
対のL字状係止爪5A,5Bが一体成形してあ
り、これらの係止爪5A,5Bはドアインナパネ
ル7の凹所7aに打抜加工する一対の取付孔9
A,9Bに挿入固定される。
一方、ドアインナパネル7の取付孔9A,9B
は、各係止爪5A,5Bの先端5aを受入れる大
開口部9aと、これらの大開口部9aのドア後部
側に連絡しかつ各係止爪5A,5Bの側辺5bの
みの貫通を許容する小開口部9bとから構成して
ある。したがつて、係止爪5A,5Bの先端5a
を対応する取付孔9A,9Bの大開口部9aに挿
入し、エスカツシヨン3をドア後部方向(第2図
の右方)に僅かに移動させれば、係止爪5A,5
Bの先端5aが取付孔9A,9Bの小開口部9b
に移行するから係止爪5A,5Bの抜出が阻止さ
れるけれども、取付孔9A,9B内での係止爪5
A,5Bの“ガタツキ”を防止するには、第4図
に拡大かつ破断して示すように、小開口部9bの
対応表面との摺接で削取られる小突起10を係止
爪5A,5Bに成形しておけばよい。
は、各係止爪5A,5Bの先端5aを受入れる大
開口部9aと、これらの大開口部9aのドア後部
側に連絡しかつ各係止爪5A,5Bの側辺5bの
みの貫通を許容する小開口部9bとから構成して
ある。したがつて、係止爪5A,5Bの先端5a
を対応する取付孔9A,9Bの大開口部9aに挿
入し、エスカツシヨン3をドア後部方向(第2図
の右方)に僅かに移動させれば、係止爪5A,5
Bの先端5aが取付孔9A,9Bの小開口部9b
に移行するから係止爪5A,5Bの抜出が阻止さ
れるけれども、取付孔9A,9B内での係止爪5
A,5Bの“ガタツキ”を防止するには、第4図
に拡大かつ破断して示すように、小開口部9bの
対応表面との摺接で削取られる小突起10を係止
爪5A,5Bに成形しておけばよい。
また、エスカツシヨン3は一対のねじ止孔11
A,11Bを有する延長壁12を備え、ねじ止孔
11A,11Bは、前述した係止爪5A,5Bの
摺動固定後、ドアインナパネル7のねじ孔13
A,13Bに一致できる。したがつて、ねじ止孔
11A,11B及びねじ孔13A,13Bに差通
した取付ねじ14でエスカツシヨン3をドアイン
ナパネル7に固定すれば、完全な固定状態が得ら
れる。
A,11Bを有する延長壁12を備え、ねじ止孔
11A,11Bは、前述した係止爪5A,5Bの
摺動固定後、ドアインナパネル7のねじ孔13
A,13Bに一致できる。したがつて、ねじ止孔
11A,11B及びねじ孔13A,13Bに差通
した取付ねじ14でエスカツシヨン3をドアイン
ナパネル7に固定すれば、完全な固定状態が得ら
れる。
図示実施例の特徴は、エスカツシヨン3の裏面
8に突出成形した枠状リブ15と、この枠状リブ
15とで取囲んだエスカツシヨン3の裏面とによ
つて形成した被覆部16にある。前記係止爪5
A,5Bの周囲を取囲む被覆部16は取付孔9
A,9Bの車室内側表面を完全に包囲するから、
ドアパネル内に入つた外気等が車室内に吸込むの
を阻止できる。勿論、この被覆部16は、図示の
ものに限定されるものではなく、エスカツシヨン
3の裏面8の対応部を同様面積だけ突出させて被
覆部を構成してもよい。なお、図中、符号17は
図示しないドアロツクに連結されるロツド、符号
18はインサイドハンドル2を付勢するスプリン
グ、符号19はドアトリム、符号20は飾枠であ
る。
8に突出成形した枠状リブ15と、この枠状リブ
15とで取囲んだエスカツシヨン3の裏面とによ
つて形成した被覆部16にある。前記係止爪5
A,5Bの周囲を取囲む被覆部16は取付孔9
A,9Bの車室内側表面を完全に包囲するから、
ドアパネル内に入つた外気等が車室内に吸込むの
を阻止できる。勿論、この被覆部16は、図示の
ものに限定されるものではなく、エスカツシヨン
3の裏面8の対応部を同様面積だけ突出させて被
覆部を構成してもよい。なお、図中、符号17は
図示しないドアロツクに連結されるロツド、符号
18はインサイドハンドル2を付勢するスプリン
グ、符号19はドアトリム、符号20は飾枠であ
る。
図示実施例は、以上のような構造であるから、
ドアインナパネル7にエスカツシヨン3を完全に
固定すると、第2図の状態が得られる。この固定
状態では、先端がドアインナパネル7の表面に密
接する枠状リブ15とエスカツシヨン3の裏面8
によつて、取付孔9A,9Bの車室内側空間は完
全に封鎖されるので、ドアパネル内の外気等の吸
込みは完全に阻止される。
ドアインナパネル7にエスカツシヨン3を完全に
固定すると、第2図の状態が得られる。この固定
状態では、先端がドアインナパネル7の表面に密
接する枠状リブ15とエスカツシヨン3の裏面8
によつて、取付孔9A,9Bの車室内側空間は完
全に封鎖されるので、ドアパネル内の外気等の吸
込みは完全に阻止される。
なお、前記実施例においては、取付ねじ14と
係止爪5A,5Bでエスカツシヨン3を固定する
構造を例に挙げたが、本発明は、取付ねじは用い
ずに、複数対の係止爪とエスカツシヨンに別に設
ける弾性爪で固定する構造にも適用可能である。
係止爪5A,5Bでエスカツシヨン3を固定する
構造を例に挙げたが、本発明は、取付ねじは用い
ずに、複数対の係止爪とエスカツシヨンに別に設
ける弾性爪で固定する構造にも適用可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、樹脂製エスカツシヨンの裏面に係止爪を取囲
む被覆部を設けて、このエスカツシヨンをドアイ
ンナパネルに固定した時に被覆部が取付孔の周囲
のドアインナパネル表面と当接するようにしたか
ら、ドアインナパネルの取付孔は前記被覆部によ
り包囲され、外気等の車室内吸込みを阻止できる
効果がある。
ば、樹脂製エスカツシヨンの裏面に係止爪を取囲
む被覆部を設けて、このエスカツシヨンをドアイ
ンナパネルに固定した時に被覆部が取付孔の周囲
のドアインナパネル表面と当接するようにしたか
ら、ドアインナパネルの取付孔は前記被覆部によ
り包囲され、外気等の車室内吸込みを阻止できる
効果がある。
第1図は本発明を施こした自動車用ドアの斜視
図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、第
3図はインサイドハンドル装置を裏面側から見た
分解斜視図、第4図は裏面側から見たエスカツシ
ヨンの要部拡大斜視図である。 3……エスカツシヨン、5A,5B……係止
爪、7……ドアインナパネル、8……(エスカツ
シヨンの)裏面、9A,9B……取付孔、16…
…被覆部。
図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、第
3図はインサイドハンドル装置を裏面側から見た
分解斜視図、第4図は裏面側から見たエスカツシ
ヨンの要部拡大斜視図である。 3……エスカツシヨン、5A,5B……係止
爪、7……ドアインナパネル、8……(エスカツ
シヨンの)裏面、9A,9B……取付孔、16…
…被覆部。
Claims (1)
- 1 取付ベース兼用の樹脂製エスカツシヨンの係
止爪をドアインナパネルの取付孔に挿入して、エ
スカツシヨンを一方向に移動させてドアインナパ
ネルに固定するインサイドハンドル装置の取付構
造において、前記係止爪の周囲のエスカツシヨン
裏面に、前記取付孔を包囲しかつドアインナパネ
ルに向かつて突出するリブを設け、該リブと該リ
ブで取囲んだエスカツシヨンの裏面とによつて被
覆部を形成し、前記エスカツシヨンをドアインナ
パネルに固定した時に前記被覆部が前記取付孔の
周囲のドアインナパネル表面と当接することを特
徴とするインサイドハンドル装置の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58111657A JPS603371A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | インサイドハンドル装置の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58111657A JPS603371A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | インサイドハンドル装置の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS603371A JPS603371A (ja) | 1985-01-09 |
JPH046836B2 true JPH046836B2 (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=14566877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58111657A Granted JPS603371A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | インサイドハンドル装置の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603371A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2588005B1 (fr) * | 1985-10-02 | 1987-12-11 | Roquette Freres | Maltitol poudre directement compressible et son procede de preparation |
JPH0714953B1 (ja) * | 1990-06-25 | 1995-02-22 |
-
1983
- 1983-06-21 JP JP58111657A patent/JPS603371A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS603371A (ja) | 1985-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4603894A (en) | Lock and handle module for vehicle door | |
JPH05149042A (ja) | ロツクストライカ用カバー | |
US20090066107A1 (en) | Door lining for a vehicle door | |
CA2472631C (en) | Trim hardware carrier | |
JPH046836B2 (ja) | ||
JP2865832B2 (ja) | ウエザーストリップの取付構造 | |
JP2602995Y2 (ja) | 自動車用インサイドドアハンドル装置 | |
JP2535329Y2 (ja) | パワーウインド用スイッチベゼルの取付け構造 | |
JP3161619B2 (ja) | コンソールボックスの取付構造 | |
JPH0638737Y2 (ja) | 自動車用ドアトリムにおけるユニットパネル構造 | |
JPH0524309B2 (ja) | ||
KR960001611Y1 (ko) | 자동차용 도어내측핸들 | |
JPH0978897A (ja) | 自動車用ドアハンドル装置 | |
JP3381380B2 (ja) | 車両のプルハンドルケース取付構造 | |
JPS6018516Y2 (ja) | ドアロツキングボタンの取付構造 | |
JPH05310043A (ja) | 自動車のバックドア構造 | |
JPH0619371Y2 (ja) | ドアトリムにおけるユニットパネルの取付構造 | |
JPH0626691Y2 (ja) | 車両用インサイドハンドル装置 | |
JPH0626416Y2 (ja) | 車両のモールディング取付構造 | |
KR200196642Y1 (ko) | 승용차의 도어 손잡이 장치 | |
JPH0453286Y2 (ja) | ||
JPS5938615Y2 (ja) | 自動車のサイドドア | |
JPH03157223A (ja) | 自動車用ドアインサイドハンドル部構造 | |
JP2001171353A (ja) | バックドアロックカバーの取付構造 | |
JP2553070Y2 (ja) | インストルメントパネル |