JPH0467819A - 電子レンジ用調理容器 - Google Patents
電子レンジ用調理容器Info
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- JPH0467819A JPH0467819A JP17982090A JP17982090A JPH0467819A JP H0467819 A JPH0467819 A JP H0467819A JP 17982090 A JP17982090 A JP 17982090A JP 17982090 A JP17982090 A JP 17982090A JP H0467819 A JPH0467819 A JP H0467819A
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Landscapes
- Cookers (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電子レンジの加熱室内で食品を覆う電子レン
ジ用調理容器に関する。
ジ用調理容器に関する。
一般に、電子レンジは、周波数2450 M Hzの電
磁波(マイクロ波)を利用して誘電加熱を行なう調理器
であることはよく知られている。この誘電加熱によると
、食品の分子の配列は、周波数に対応して反転し、その
際に各分子が衝突し、摩擦によって発熱するので、食品
の表面からマイクロ波が浸透する内部約1cm程度まで
は急速、かつ均一に加熱される。
磁波(マイクロ波)を利用して誘電加熱を行なう調理器
であることはよく知られている。この誘電加熱によると
、食品の分子の配列は、周波数に対応して反転し、その
際に各分子が衝突し、摩擦によって発熱するので、食品
の表面からマイクロ波が浸透する内部約1cm程度まで
は急速、かつ均一に加熱される。
一方、電子レンジによって調理される食品は、近年の食
品加工技術の発達に伴ってその種類が増え、生鮮食品、
生鮮冷凍食品のほか、調理法食品、半調理法食品および
それらの冷凍品など種々のものがある。
品加工技術の発達に伴ってその種類が増え、生鮮食品、
生鮮冷凍食品のほか、調理法食品、半調理法食品および
それらの冷凍品など種々のものがある。
しかし、このような食品は、その組成の複雑さに起因し
て、誘電加熱による単位体積中に発生する熱エネルギー
を予想することが難かしく、適当な調理方法として、マ
イクロ波による誘電加熱を行なうことの適否が問題とな
っていた。特に、パンを素材に用いる冷凍ハンバーガー
等の加熱においては、パンの内・外部が急速に加熱され
て熱変性(デンプン質の塊状化)が起こり、かつ表面か
ら水分の蒸発も急速に起こる結果、加熱直後からパンが
部分的に、または全体的にガム質化(硬化)する現象が
みられた。
て、誘電加熱による単位体積中に発生する熱エネルギー
を予想することが難かしく、適当な調理方法として、マ
イクロ波による誘電加熱を行なうことの適否が問題とな
っていた。特に、パンを素材に用いる冷凍ハンバーガー
等の加熱においては、パンの内・外部が急速に加熱され
て熱変性(デンプン質の塊状化)が起こり、かつ表面か
ら水分の蒸発も急速に起こる結果、加熱直後からパンが
部分的に、または全体的にガム質化(硬化)する現象が
みられた。
この発明は、上記したように電子レンジでのマイクロ波
による加熱が食品の種類によっては必ずしも最適な加熱
調理法でなく、特にパンでは、その変質が著しいという
問題を解決し、マイクロ波による調理時間の短縮化の利
点を失うことなく、食品素材へのマイクロ波による変質
の弊害を防ぐことを課題としている。
による加熱が食品の種類によっては必ずしも最適な加熱
調理法でなく、特にパンでは、その変質が著しいという
問題を解決し、マイクロ波による調理時間の短縮化の利
点を失うことなく、食品素材へのマイクロ波による変質
の弊害を防ぐことを課題としている。
(!II!iを解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この発明においては、被加
熱食品を覆う調理容器本体に炭化ケイ素系のマイクロ波
吸収層を積層した電子レンジ用調理容器とする構成を採
用したのである。
熱食品を覆う調理容器本体に炭化ケイ素系のマイクロ波
吸収層を積層した電子レンジ用調理容器とする構成を採
用したのである。
または、上記調理容器本体が底板と椀状の上蓋とからな
るものであってよく、また上記調理容器本体の外層が耐
熱性断熱材からなる構成を採用することもできる。
るものであってよく、また上記調理容器本体の外層が耐
熱性断熱材からなる構成を採用することもできる。
〔作用〕
この発明に係る電子レンジ調理用容器は、炭化ケイ素系
のマイクロ波吸収層がマイクロ波を吸収して熱エネルギ
ーに変換し、被加熱食品に赤外線および遠赤外線を効率
よく照射するので、被加熱食品の表面が直接かつ急速に
加熱され、内部へはこの熱の伝導と若干のマイクロ波に
よる直接加熱が併用されることとなって、マイクロ波に
よる被加熱食品の変質の弊害が防止される。上記調理用
容器は、椀状の上蓋と底板とを適宜組み合わせて用いる
とマイクロ波の適当な吸収に効果的であり、また、調理
容器本体の外層が耐熱性断熱材であれば、熱損失が少な
くなって、前記被加熱食品は、さらに効率よく加熱され
、かつ調理容器の外側が熱くならないので取り扱い昌く
なる。
のマイクロ波吸収層がマイクロ波を吸収して熱エネルギ
ーに変換し、被加熱食品に赤外線および遠赤外線を効率
よく照射するので、被加熱食品の表面が直接かつ急速に
加熱され、内部へはこの熱の伝導と若干のマイクロ波に
よる直接加熱が併用されることとなって、マイクロ波に
よる被加熱食品の変質の弊害が防止される。上記調理用
容器は、椀状の上蓋と底板とを適宜組み合わせて用いる
とマイクロ波の適当な吸収に効果的であり、また、調理
容器本体の外層が耐熱性断熱材であれば、熱損失が少な
くなって、前記被加熱食品は、さらに効率よく加熱され
、かつ調理容器の外側が熱くならないので取り扱い昌く
なる。
この発明の実施例を以下、図面に基づいて説明する。
添付図に示すように、実施例は、中空円柱状の調理容器
本体1をマイクロ波透過性のある耐熱性断熱材を外層に
有する椀状の上12と、上面に陶製の床材3aを有する
底板3とから構成し、上蓋2の外層内面と床材3aの下
面に炭化ケイ素系の粉状セラミックスに硬化剤とを混合
したものを塗布し、硬化させてそれぞれマイクロ波吸収
N4を設けたものである。
本体1をマイクロ波透過性のある耐熱性断熱材を外層に
有する椀状の上12と、上面に陶製の床材3aを有する
底板3とから構成し、上蓋2の外層内面と床材3aの下
面に炭化ケイ素系の粉状セラミックスに硬化剤とを混合
したものを塗布し、硬化させてそれぞれマイクロ波吸収
N4を設けたものである。
上蓋2の外層は、耐熱性断熱材であるセラミックファイ
バー(新日鐵化学社製:エスファイバーSC)からなる
が、その他無機または有機材料にガラス繊維、炭素繊維
、鋼繊維、アラミド繊維、はう素繊維、ウィスカなどの
繊維材料を添加して用いることができる。このような形
成材料の成形方法は特に限定するものでなく、金型によ
る圧縮成形、射出成形等であってよく、成形時の形状は
、円柱状、角柱状、半球状その他のデザインであってよ
い。
バー(新日鐵化学社製:エスファイバーSC)からなる
が、その他無機または有機材料にガラス繊維、炭素繊維
、鋼繊維、アラミド繊維、はう素繊維、ウィスカなどの
繊維材料を添加して用いることができる。このような形
成材料の成形方法は特に限定するものでなく、金型によ
る圧縮成形、射出成形等であってよく、成形時の形状は
、円柱状、角柱状、半球状その他のデザインであってよ
い。
マイクロ波吸収層4の構成成分のうち粉状セラミックス
は、炭化ケイ素系のセラミックスの配合物であり、その
配合例として炭化ケイ素80.5重量%、二酸化ケイ素
12.7重量%、アルミナ5.4重量%、酸化第二鉄そ
の他1.4重量%が挙げられる。
は、炭化ケイ素系のセラミックスの配合物であり、その
配合例として炭化ケイ素80.5重量%、二酸化ケイ素
12.7重量%、アルミナ5.4重量%、酸化第二鉄そ
の他1.4重量%が挙げられる。
また、炭化ケイ素を45〜85!i量%程度含有するこ
とを目安として、他の金属酸化物、充填剤を適宜、増減
した配合割合であってもよい。この場合、上記した炭化
ケイ素の配合割合範囲以外では、使用時における調理容
器内の適当な温度設定が難しくなる。
とを目安として、他の金属酸化物、充填剤を適宜、増減
した配合割合であってもよい。この場合、上記した炭化
ケイ素の配合割合範囲以外では、使用時における調理容
器内の適当な温度設定が難しくなる。
上記の粉状セラミックスに混合する硬化剤としては、耐
熱性、耐酸化性、耐食性に優れるもの、たとえばアルミ
ナ系、シリカ系の市販の金属接着剤などを適宜選択使用
する。上記条件を備えた硬化剤を混合して用いるマイク
ロ波吸収特性に優れた市販のコーティング剤としては、
たとえば、日本特殊セラミックス社製のニッセラマイク
ロコー) C−10P5、C−10P8、EC−425
を挙げることができるにれらコーティング剤は、成形さ
れたセラミックファイバー製の上蓋2の内面に厚さが0
.1〜0.3Iとなるようにスプレー、ディッピングな
どの方法で塗布し、常温から100°C前後で乾燥硬化
する。
熱性、耐酸化性、耐食性に優れるもの、たとえばアルミ
ナ系、シリカ系の市販の金属接着剤などを適宜選択使用
する。上記条件を備えた硬化剤を混合して用いるマイク
ロ波吸収特性に優れた市販のコーティング剤としては、
たとえば、日本特殊セラミックス社製のニッセラマイク
ロコー) C−10P5、C−10P8、EC−425
を挙げることができるにれらコーティング剤は、成形さ
れたセラミックファイバー製の上蓋2の内面に厚さが0
.1〜0.3Iとなるようにスプレー、ディッピングな
どの方法で塗布し、常温から100°C前後で乾燥硬化
する。
このようにして、マイクロ波吸収層を形成した上蓋2の
マイクロ波透過率は、約10〜15%であった。
マイクロ波透過率は、約10〜15%であった。
このようなマイクロ波吸収層4は、予め成型し焼結した
ものを調理容器本体1に嵌め合せて設けるほか、焼結に
よって本体内に一体成型することができるのはもちろん
である。
ものを調理容器本体1に嵌め合せて設けるほか、焼結に
よって本体内に一体成型することができるのはもちろん
である。
一方、調理容器本体1の底板3は、耐熱性のある陶製の
床材3aの下面に前記したコーティング剤を全く同様に
塗布してマイクロ波吸収層4を設け、また取り扱いを容
易とするため、さらにその下面にシリコーンゴム、フッ
素ゴム、エチレン酢酸ビニル共重合体などの耐熱性ゴム
5を積層したものである。このような底板3は、陶製の
ほか鋼などの金属製、または前記した同様の耐熱性断熱
材からなるものであってよく、さらに四フッ化エチレン
樹脂などのフッ素系樹脂をコーティングして非粘着性を
高めたものであってよい。また、使用する電子レンジの
ターンテーブル8が鋼製などを素材としており、比較的
発熱性が高い場合には、底板3を省いて上蓋2のみを使
用してもよい。
床材3aの下面に前記したコーティング剤を全く同様に
塗布してマイクロ波吸収層4を設け、また取り扱いを容
易とするため、さらにその下面にシリコーンゴム、フッ
素ゴム、エチレン酢酸ビニル共重合体などの耐熱性ゴム
5を積層したものである。このような底板3は、陶製の
ほか鋼などの金属製、または前記した同様の耐熱性断熱
材からなるものであってよく、さらに四フッ化エチレン
樹脂などのフッ素系樹脂をコーティングして非粘着性を
高めたものであってよい。また、使用する電子レンジの
ターンテーブル8が鋼製などを素材としており、比較的
発熱性が高い場合には、底板3を省いて上蓋2のみを使
用してもよい。
なお、図中符号9は電子レンジ加熱室の金属壁を示す。
実験例:
直径20cm、高さ10cm、厚さ1.5cmの中空円
柱状のセラミックファイバー製の耐熱性断熱材からなる
調理容器本体の内側に、厚さ0.2閣の塗布厚でニラセ
ラマイクロコートC−10P8を塗布し、厚さ5閣の陶
器製の底材3a下面には、二・7セラマイク、ロコート
C−10P8でマイクロ波吸収層を同様に形成して調理
容器とし、この中に、肉パテ6を挟んだ調理法冷凍ハン
バーガー7(重1120g)1個を収容し、使用電力5
00Wで2分間、2450 M Hzのマイクロ波を照
射した。
柱状のセラミックファイバー製の耐熱性断熱材からなる
調理容器本体の内側に、厚さ0.2閣の塗布厚でニラセ
ラマイクロコートC−10P8を塗布し、厚さ5閣の陶
器製の底材3a下面には、二・7セラマイク、ロコート
C−10P8でマイクロ波吸収層を同様に形成して調理
容器とし、この中に、肉パテ6を挟んだ調理法冷凍ハン
バーガー7(重1120g)1個を収容し、使用電力5
00Wで2分間、2450 M Hzのマイクロ波を照
射した。
なお、調理用容器に収容しないこと以外は、全く同条件
でマイクロ波を照射したノ\ンバーガーを対照品として
比較した。
でマイクロ波を照射したノ\ンバーガーを対照品として
比較した。
対照品としたハンバーガーは、加熱直後よりパンの表面
および内部が硬化始め、2分後には食し難いまでに変質
(硬化)したが、電子レンジ用調理容器で加熱したハン
バーガーは、加熱後5分以上経過してもパンが硬化せず
、優れた食感を保っていた。
および内部が硬化始め、2分後には食し難いまでに変質
(硬化)したが、電子レンジ用調理容器で加熱したハン
バーガーは、加熱後5分以上経過してもパンが硬化せず
、優れた食感を保っていた。
この発明は、以上説明したように、調理容器本体に設け
られたマイクロ波吸収層がマイクロ波を吸収し、被加熱
食品に対して高効率に遠赤外線を含む赤外線を照射しこ
れを加熱するので、マイクロ波の加熱が最適ではない食
品、たとえば冷凍のパンを効率よく加熱して、その後の
急速な硬化を起こすことなく、また広く食品の調理に対
して汎用し得るものであるから、この発明の意義はきわ
めて大きいということができる。
られたマイクロ波吸収層がマイクロ波を吸収し、被加熱
食品に対して高効率に遠赤外線を含む赤外線を照射しこ
れを加熱するので、マイクロ波の加熱が最適ではない食
品、たとえば冷凍のパンを効率よく加熱して、その後の
急速な硬化を起こすことなく、また広く食品の調理に対
して汎用し得るものであるから、この発明の意義はきわ
めて大きいということができる。
図面はこの発明の実施例の電子レンジ用調理容器の使用
状態を説明する縦断面図である。 1・・・・・・調理容器本体、2・・・・・・上蓋、3
・・・・・・底板、 4・・・・・・マイクロ波
吸収層。
状態を説明する縦断面図である。 1・・・・・・調理容器本体、2・・・・・・上蓋、3
・・・・・・底板、 4・・・・・・マイクロ波
吸収層。
Claims (3)
- (1)被加熱食品を覆う調理容器本体に炭化ケイ素系の
マイクロ波吸収層を積層してなる電子レンジ用調理容器
。 - (2)調理容器本体が底板と椀状の上蓋とからなる請求
項1記載の電子レンジ用調理容器。 - (3)調理容器本体の外層が耐熱性断熱材からなる請求
項1または2記載の電子レンジ用調理容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17982090A JPH0467819A (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 電子レンジ用調理容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17982090A JPH0467819A (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 電子レンジ用調理容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0467819A true JPH0467819A (ja) | 1992-03-03 |
Family
ID=16072463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17982090A Pending JPH0467819A (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 電子レンジ用調理容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0467819A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010517738A (ja) * | 2007-02-01 | 2010-05-27 | ▲発▼泰(▲天▼津)科技有限公司 | マイクロ波回転薄膜濃縮器 |
JP2010153059A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Panasonic Corp | 高周波発熱体、高周波加熱機器用調理器具および高周波加熱機器 |
WO2014115627A1 (ja) * | 2013-01-23 | 2014-07-31 | 中谷産業株式会社 | 電子レンジ用容器 |
WO2016174736A1 (ja) * | 2015-04-28 | 2016-11-03 | サンアロー株式会社 | パン・菓子用の食品調理容器及びパン・菓子用の蓋付食品調理容器 |
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