JPH0466914B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0466914B2
JPH0466914B2 JP58058322A JP5832283A JPH0466914B2 JP H0466914 B2 JPH0466914 B2 JP H0466914B2 JP 58058322 A JP58058322 A JP 58058322A JP 5832283 A JP5832283 A JP 5832283A JP H0466914 B2 JPH0466914 B2 JP H0466914B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
group
hydrogen atom
liquid crystal
alkyl group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58058322A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59182878A (ja
Inventor
Shuji Imazeki
Akio Kobi
Mikio Sato
Masaharu Kaneko
Tomio Yoneyama
Junko Iwaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5832283A priority Critical patent/JPS59182878A/ja
Publication of JPS59182878A publication Critical patent/JPS59182878A/ja
Publication of JPH0466914B2 publication Critical patent/JPH0466914B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕 本発明はカラー表示可能な液晶表示素子に用い
るゲスト−ホスト型液晶組成物に関する。 〔発明の背景〕 ゲスト−ホスト型液晶組成物は母体となるホス
ト液晶中に、ゲスト物質である多色性色素を溶解
させた液晶組成物である。そしてこの多色性色素
にはホスト液晶中での高いオーダー・パラメータ
ーが要求される。 オーダー・パラメーター(以下、Sと記す)は
式()で定義され、実験的には式()を用い
て求める。式中、cos2θの項は統計平均されてお
り、θはゲスト色素分子の吸収軸とホスト液晶分
子の配向方向とのなす角度であり、A 、A⊥ は
それぞれ液晶分子の配向方向に対して平行及び垂
直に偏光した光に対する色素分子の吸光度であ
る。 S=(32−1)/2 ……() S=(A −A⊥ )/(2A⊥ +A ……() Sはいわばホスト液晶分子の配向方向に対する
色素分子吸収軸の平行度を表わし、ゲスト−ホス
ト型液晶表示素子においてその表示コントラスト
を支配する量である。平行二色性を有する多色性
色素の場合には、その値が理論上の最大値である
1に近づく程、白ぬけ部分の残色度が減少し明る
くコントラストの大きい鮮明な表示が可能とな
る。 多色性色素の分子構造とその諸特性との関係に
ついてはまだ十分に究明されていない。希望する
色相においてより高いS値を有する多色性色素を
選択することは困難な作業であり、公知の材料か
ら類推することも困難な作業である。 〔発明の目的〕 本発明の主な目的は、既知の多色性色素構造及
びそれに付随する多様な色相をそのまま生かした
S値の大きい新規な多色性色素を用いたゲスト−
ホスト液晶表示用の液晶組成物を提供することに
ある。 〔発明の概要〕 本発明者等は、鋭意検討の結果、色素母体にベ
ンゼン環又はシクロヘキサン環を−NH−CH2
結合を介して導入することによつて多色性色素を
特徴づけるS値が著しく向上することを見い出
し、本発明が完成した。 本発明で開示される上記のようなS値向上のた
めの分子構造上の知見はこれまでの多色性色素の
分野では全く知られていなかつたものであり、今
後もこの知見を生かして得られる経済上の利益は
きわめて大きいものと予想される。 次の比較例から明らかなように−NH−CH2
基を含む本願発明の色素が、高いS値を示す事実
は従来技術からは予想し得ないものである。 以上の7通りの各例において比較されている2
つの色素の色相及び色あいはいずれも場合も殆ど
同じであつた。 なお、上記7例の各色素のオーダー・パラメー
ターの値は、後述する市販のフエニルシクロヘキ
サン系のZLI−1132という商品名で呼ばれる混合
液晶(メルク社製)をホスト液晶として使用し室
温(25℃)にて測定した場合の値である。 本発明の要旨は、 母体となるホスト液晶中にゲスト物質である多
色性色素を溶解させたゲスト−ホスト型液晶組成
物において、前記多色性色素が 一般式D−W[式中、Wは または (但し、X0は水素原子、アルキル基、アルコ
キシ基、アルコキシアルキル基、ジオキサアルキ
ル基)で示される基を示し、Dは下記式(a)〜(l)の
いずれかを示す。]で表される色素を含むことを
特徴とするゲスト−ホスト型液晶組成物にある。 〔但し、B1
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】のいずれかを表し、X1 は水素原子またはシアノ基を表し、Y1〜Y4は水
素原子、アミノ基またはヒドロキシ基で、いずれ
か1つはアミノ基またはヒドロキシ基を示し、
Y5は水素原子、メトキシ基、
【式】ま たは
【式】を表す。〕 〔但し、Y6、Y7はアミノ基またはヒドロキシ
基を示す。X2は水素原子、メトキシ基またはハ
ロゲン原子を表す。〕 〔但し、X5は酸素原子またはイオウ原子を表
す。〕 〔但し、B5は−COO−、−OCO−、−OCH2
または−CONHを表し、X6はアルキル基または
アルコキシ基を表す。〕 〔但し、X7は水素原子またはハロゲン原子、
X8は水素原子、アルキル基またはアルコキシ基
を表す。〕 〔但し、X9、X10は水素原子、
【式】の 基、
【式】(R7はアルキル基)を表 し、B7は−COO−、−OCO−、−COS−または−
OCH2−を表す。〕 〔但し、R8はアルキル基を表す。〕 〔但し、R9はアルキル基を表す。〕 〔但し、X11は水素原子、ハロゲン原子または
アルコキシ基を表す。〕 〔但し、B13は−OCO−を表す。〕 本発明で用いるネマチツク液晶としては、動作
温度範囲でネマチツク状態を示すものであれば、
かなり広い範囲で選択することができる。またこ
のようなネマチツク液晶に後述の旋光性物質を加
えることにより、コレステリツク状態をとらせる
ことができる。ネマチツク液晶の例としては第1
表に示される物質、あるいはこれらの誘導体があ
げられる。
【表】
【表】
【表】 上記表中、R′はアルキル基またはアルコキシ
基を、Xはニトロ基、シアノ基、またはハロゲン
原子を表わす。 第1表の液晶はいずれも誘電異方性が正である
が、誘電異方性が負の公知のエステル系、アゾキ
シ系、アゾ系、シツフ系、ピリミジン系、ジエス
テル系あるいはビフエニルエステル系の液晶も、
誘電異方性が正の液晶と混合して、全体として正
の液晶にして用いることができる。また、誘導異
方性が負の液晶でも、適当な素子構成および駆動
法を用いればそのまま使用できることは勿論であ
る。 本発明で用いるホスト液晶物質は第1表に示し
た液晶化合物またはそれらの混合物のいずれでも
よいが、次の4種類の液晶化合物 38.4重量% 34.2重量% 18.1重量% 9.3重量% の混合物として、メルク社からZLI−1132という
商品名で販売されている液晶物質および、次の4
種類の液晶化合物
【式】 51重量%
【式】 25重量%
〔発明の実施例〕
以下に、本発明に使用される色素の例およびこ
れらの色素を用いた液晶組成物について実施例に
より具体的に説明する。 まず、本発明に使用される多色性色素の例を、
その色相、オーダー・パラメーターとともに第2
表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によればS値が高く
従つてコントラストに優れたゲスト−ホスト液晶
組成物が得られるという効果がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 母体となるホスト液晶中にゲスト物質である
    多色性色素を溶解させたゲスト−ホスト型液晶組
    成物において、前記多色性色素が 一般式D−W[式中、Wは または (但し、X0は水素原子、アルキル基、アルコ
    キシ基、アルコキシアルキル基、ジオキサアルキ
    ル基)で示される基を示し、Dは下記式(a)〜(l)の
    いずれかを示す。]で表される色素を含むことを
    特徴とするゲスト−ホスト型液晶組成物。 〔但し、B1は【式】 【式】【式】 【式】【式】 【式】 【式】 【式】【式】 【式】のいずれかを表し、X1 は水素原子またはシアノ基を表し、Y1〜Y4は水
    素原子、アミノ基またはヒドロキシ基で、いずれ
    か1つはアミノ基またはヒドロキシ基を示し、
    Y5は水素原子、メトキシ基、【式】ま たは【式】を表す。〕 〔但し、Y6、Y7はアミノ基またはヒドロキシ
    基を示す。X2は水素原子、メトキシ基またはハ
    ロゲン原子を表す。〕 〔但し、X5は酸素原子またはイオウ原子を表
    す。〕 〔但し、B5は−COO−、−OCO−、−OCH2
    または−CONHを表し、X6はアルキル基または
    アルコキシ基を表す。〕 〔但し、X7は水素原子またはハロゲン原子、
    X8は水素原子、アルキル基またはアルコキシ基
    を表す。〕 〔但し、X9、X10は水素原子、【式】の 基、【式】(R7はアルキル基)を表 し、B7は−COO−、−OCO−、−COS−または−
    OCH2−を表す。〕 〔但し、R8はアルキル基を表す。〕 〔但し、R9はアルキル基を表す。〕 〔但し、X11は水素原子、ハロゲン原子または
    アルコキシ基を表す。〕 〔但し、B13は−OCO−を表す。〕
JP5832283A 1983-04-01 1983-04-01 ゲスト― ホスト型液晶組成物 Granted JPS59182878A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5832283A JPS59182878A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 ゲスト― ホスト型液晶組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5832283A JPS59182878A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 ゲスト― ホスト型液晶組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59182878A JPS59182878A (ja) 1984-10-17
JPH0466914B2 true JPH0466914B2 (ja) 1992-10-26

Family

ID=13081039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5832283A Granted JPS59182878A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 ゲスト― ホスト型液晶組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59182878A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6187757A (ja) * 1984-10-05 1986-05-06 Mitsui Toatsu Chem Inc 色素およびこれを用いた偏光フイルム
US5286418A (en) * 1984-10-05 1994-02-15 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Polarizing film
DE3665732D1 (en) * 1985-03-22 1989-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Liquid crystal compositions
JPH07104448B2 (ja) * 1985-06-12 1995-11-13 三井東圧化学株式会社 ペリレン系色素を用いた偏光フイルム
JP2579796B2 (ja) * 1988-03-12 1997-02-12 ダイソー株式会社 チオインジコ誘導体
KR20080052665A (ko) * 2005-09-15 2008-06-11 페인셉터 파마 코포레이션 뉴로트로핀 매개 활성 조절 방법
JP5203030B2 (ja) * 2008-04-25 2013-06-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子写真感光体
WO2017212945A1 (ja) * 2016-06-08 2017-12-14 日特エンジニアリング株式会社 パレット搬送装置
JP2019214691A (ja) * 2018-06-14 2019-12-19 山本化成株式会社 二色性化合物、液晶組成物および液晶素子

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5471088A (en) * 1977-10-14 1979-06-07 Bdh Chemicals Ltd Multiicoloring dyestuff suitable for use dissolved in electrooptical apparatus
JPS54157786A (en) * 1978-05-23 1979-12-12 Minnesota Mining & Mfg Multiicoloring dyestuff and photoelectric display device
JPS57147575A (en) * 1981-03-06 1982-09-11 Sumitomo Chem Co Ltd Liquid crystal display element
JPS5857488A (ja) * 1981-10-02 1983-04-05 Mitsubishi Chem Ind Ltd ゲスト−ホスト型液晶組成物
JPS5922964A (ja) * 1982-07-30 1984-02-06 Hitachi Ltd アゾ系多色性色素を含む液晶組成物
JPS59136375A (ja) * 1982-12-30 1984-08-04 ミネソタ・マイニング・アンド・マニユフアクチユアリング・コンパニ− 液晶物質、2色性色素および等方性色素からなる組成物

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5471088A (en) * 1977-10-14 1979-06-07 Bdh Chemicals Ltd Multiicoloring dyestuff suitable for use dissolved in electrooptical apparatus
JPS54157786A (en) * 1978-05-23 1979-12-12 Minnesota Mining & Mfg Multiicoloring dyestuff and photoelectric display device
JPS57147575A (en) * 1981-03-06 1982-09-11 Sumitomo Chem Co Ltd Liquid crystal display element
JPS5857488A (ja) * 1981-10-02 1983-04-05 Mitsubishi Chem Ind Ltd ゲスト−ホスト型液晶組成物
JPS5922964A (ja) * 1982-07-30 1984-02-06 Hitachi Ltd アゾ系多色性色素を含む液晶組成物
JPS59136375A (ja) * 1982-12-30 1984-08-04 ミネソタ・マイニング・アンド・マニユフアクチユアリング・コンパニ− 液晶物質、2色性色素および等方性色素からなる組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59182878A (ja) 1984-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4466899A (en) Dyes for use in liquid crystal mixtures
JPH0260710B2 (ja)
JPH0466913B2 (ja)
JPH0466914B2 (ja)
GB2025449A (en) Nematicliquid crystal mixtures
JPH0461035B2 (ja)
JPH0457716B2 (ja)
JPH11172252A (ja) 二色性色素、該色素を含む液晶組成物および液晶素子
JPH0234988B2 (ja)
JPH0517275B2 (ja)
JPH0613703B2 (ja) ゲスト―ホスト型液晶組成物
JP2537328B2 (ja) ゲスト−ホスト型液晶組成物
JP3538880B2 (ja) 二色性色素、該色素を含む液晶組成物および液晶素子
JPS594651A (ja) 液晶組成物
JPH06256675A (ja) 二色性色素、該色素を含む液晶組成物および液晶素子
JPS5853979A (ja) 液晶表示素子
JPS62265355A (ja) 液晶組成物
JPH0582423B2 (ja)
JPH01198684A (ja) 液晶組成物
JPS6264865A (ja) アントラキノン系化合物及び該化合物を含有する液晶組成物
JPS6187756A (ja) アントラキノン系二色性染料及びこれを用いてなる液晶組成物
JPH0517276B2 (ja)
JPH06256676A (ja) 二色性色素、該色素を含む液晶組成物および液晶素子
JPS636056A (ja) アントラキノン染料およびこれを含む液晶組成物
JPS63301023A (ja) 液晶表示素子