JPH0466891B2 - - Google Patents
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- JPH0466891B2 JPH0466891B2 JP62184991A JP18499187A JPH0466891B2 JP H0466891 B2 JPH0466891 B2 JP H0466891B2 JP 62184991 A JP62184991 A JP 62184991A JP 18499187 A JP18499187 A JP 18499187A JP H0466891 B2 JPH0466891 B2 JP H0466891B2
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- epoxy resin
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Description
(技術分野)
この発明はエポキシ樹脂組成物に関するもので
ある。さらに詳しくは、この発明は、接着性とと
もに、耐熱性に優れ、かつ吸水特性も改善したガ
ラスエポキシ積層板用のエポキシ樹脂組成物に関
するもののである。 (背景技術) プリント配線板基材としてエポキシ樹脂を含浸
したガラス基材積層板が従来より知られている。
このガラスクロス、ガラスマツト等のガラス基材
にエポキシ樹脂を含浸させたガラスエポキシ積層
板としては、従来より、ノボラツク型エポキシ樹
脂、多官能性エポキシ樹脂をビスフエノールA型
エポキシ樹脂に添加した組成物をワニスとして用
いたものが知られている。 このエポキシ樹脂組成物は、ガラスエポキシ樹
脂積層板の耐熱性を向上させることを目的として
いるものであるが、その耐熱性は依存として満足
できるものでなく、また、他方で、接着性に劣
り、スミアー発生率が高く、かつ吸水特性もあま
り良好でないという欠点があつた。 このため、エポキシ樹脂組成物の接着性を低下
させることなく、耐熱性に優れ、かつ吸水特性の
面において改善されたガラスエポキシ積層板用の
エポキシ樹脂組成物を実現することが望まれてい
た。 (発明の目的) この発明は、以上の通りの事情を鑑みてなされ
たものであり、従来のエポキシ樹脂組成物の欠点
を改善し、接着性とともに、耐熱性が良好で、か
つ吸水特性も改善された、新しいガラスエポキシ
積層板用のエポキシ樹脂組成物を提供することを
目的としている。 (発明の開示) この発明のガラスエポキシ積層板用のエポキシ
樹脂組成物は、上記の目的を実現するために、ビ
スフエノールA型エポキシ樹脂100重量部、ジシ
アンジアミド硬化剤2〜8重量部およびイミダゾ
ール類硬化促進剤0.1〜0.5重量部の混合物に、5
〜25重量部のトリグリシジルイソシアヌレートを
配合してなることを特徴としている。 すなわち、この発明においては、トリグリシジ
ルイソシアヌレートの使用によつて、エポキシ樹
脂の接着性、耐熱性ともに良好で、かつスミアー
性や、特に、吸水特性も改善された組成物が実現
される。この場合のエポキシ樹脂としては、その
臭素化物をはじめとするビスフエノールA型エポ
キシ樹脂を使用し、さらにはこれを主成分とし、
フエノールノボラツク型エポキシ樹脂、クレゾー
ルノボラツク型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹
脂またはこれらの臭素化樹脂などの適宜なものを
配合使用する。 このうち、好適には、ビスフエノールA型エポ
キシ樹脂が、さらにはビスフエノールA型エポキ
シ樹脂100重量部に対して、フエノールノボラツ
ク型エポキシ樹脂またはクレゾールノボラツク型
エポキシ樹脂を約5〜20重量部を昆合したものが
例示される。 組成物に配合する硬化剤にはジシアンジアミド
を用いる。また、ベンジルメチルアミン、ジフエ
ニルジアミノメタン、メタフエニレンジアミンな
どの硬化剤を併用して副次的に添加することもで
きる。また硬化促進剤には、2−エチル−4−メ
チルイミダゾール、2−メチルイミダゾールなど
のイミダゾール類を使用する。 このジシアンジアミド硬化剤、およびイミダゾ
ール類硬化促進剤は、ビスフエノールA型エポキ
シ樹脂100重量部に対してジシアンジアミド2〜
8重量部、イミダゾール類0.1〜0.5重量部の使用
割合とする。 また、トリグリシジルイソシアヌレートの配合
量については、5〜25重量部の範囲とする。 これらの組成割合を満足しない場合には、ガラ
スエポキシ積層板用のエポキシ樹脂組成物として
は、耐熱性、接着性が所要の特性とならず、しか
も吸水特性は改善されない。 そして、この発明のエポキシ樹脂組成物は、通
常の混練機等を用いて作成することができる。 適宜な添加剤も用いられる。たとえば、増粘
剤、酸化防止剤、着色剤、難燃剤などが用いられ
る。 次に実施例を示し、この発明のガラスエポキシ
積層板用のエポキシ樹脂組成物についてさらに詳
しく説明する。もちろん、この発明は以下の実施
例によつて限定されるものではない。 実施例 1 臭素化ビスフエノールA型エポキシ樹脂(ダウ
ケミカル社製DER511)100重量部に対して、 クレゾールノボラツク型エポキシ樹脂
(EOCN) 10 トリグリシジルイソシアヌレート 10 ジシアンジアミド 3.6 2−エチル−4−メチルイミダゾール(四国化
成工業(株)、2E4MZ) 0.2 の各重量部を配合し、エポキシ樹脂組成物を製造
した。 厚さ0.21mmのガラス布(日東紡積(株)製、
WE21D−104)にこのエポキシ樹脂組成物からな
るワニスを樹脂量が45重量%になるように含浸
し、乾燥してプリプレグを得た。このプリプレグ
7枚を重ね、上下面に厚さ0.035mmの銅箔を配設
した積層体を金属プレートに挟み、成形圧力50
Kg/cm2、170℃の温度で120分間加熱加圧成形し、
厚さ1.6mmの両面銅張積層板を得た。 この積層板について耐熱性、吸水特性、スミア
ー性等の特性を評価した。表−1にその結果を示
した。後述の比較例(トリグリシジルイソシアヌ
レートを配合していない)に比べ、ガラス転移点
は上昇し、耐熱性も向上している。スミアー性、
吸水特性ともに良好である。なお、接着性につい
てもほとんど低下していない。 実施例 2〜6 エポキシ樹脂組成物の配合割合を表−1の通り
に変更し、実施例1と同様にして両面銅張積層板
を作製し、その特性を評価した。 表−1に示した通り、いずれの例においても、
比較例に比べて耐熱性、吸水特性、スミアー性は
良好であり、かつ接着性も低下していない。 比較例 1 臭素化ビスフエノールA型エポキシ樹脂100重
量部に対して、ジシアンジアミド2.1重量部およ
び2−エチル−4−メチルイミダゾール
(2E4MZ)0.2重量部を配合してエポキシ樹脂組
成物を製造し、これを用いて実施例1と同様にし
て両面銅張積層板を作製した。次いで、その物性
を評価した。 実施例に比べてガラス転移点(Tg)は低く、
耐熱性、吸水特性、スミアー性は劣つていた。 実施例 7〜10 ビスフエノールA型エポキシ樹脂を用い、表−
2に示した配合割合に混合して、実施例1と同様
にして両面銅張積層板を作製し、その特性を評価
した。 表−2に示した通り、いずれの例においても耐
熱性、そしてスミアー性、接着性は良好であり、
特に、吸水特性は優れていた。 比較例 2〜5 実施例7〜10に対応して、表−2に示した割合
の組成物として、銅張積層板を作製し、その特性
を評価した。 吸水特性等は実施例に比べて大きく劣つてい
た。 (発明の効果) この発明により、以上詳しく説明した通り、接
着性をそこなうことなく、耐熱性を向上させ、吸
ある。さらに詳しくは、この発明は、接着性とと
もに、耐熱性に優れ、かつ吸水特性も改善したガ
ラスエポキシ積層板用のエポキシ樹脂組成物に関
するもののである。 (背景技術) プリント配線板基材としてエポキシ樹脂を含浸
したガラス基材積層板が従来より知られている。
このガラスクロス、ガラスマツト等のガラス基材
にエポキシ樹脂を含浸させたガラスエポキシ積層
板としては、従来より、ノボラツク型エポキシ樹
脂、多官能性エポキシ樹脂をビスフエノールA型
エポキシ樹脂に添加した組成物をワニスとして用
いたものが知られている。 このエポキシ樹脂組成物は、ガラスエポキシ樹
脂積層板の耐熱性を向上させることを目的として
いるものであるが、その耐熱性は依存として満足
できるものでなく、また、他方で、接着性に劣
り、スミアー発生率が高く、かつ吸水特性もあま
り良好でないという欠点があつた。 このため、エポキシ樹脂組成物の接着性を低下
させることなく、耐熱性に優れ、かつ吸水特性の
面において改善されたガラスエポキシ積層板用の
エポキシ樹脂組成物を実現することが望まれてい
た。 (発明の目的) この発明は、以上の通りの事情を鑑みてなされ
たものであり、従来のエポキシ樹脂組成物の欠点
を改善し、接着性とともに、耐熱性が良好で、か
つ吸水特性も改善された、新しいガラスエポキシ
積層板用のエポキシ樹脂組成物を提供することを
目的としている。 (発明の開示) この発明のガラスエポキシ積層板用のエポキシ
樹脂組成物は、上記の目的を実現するために、ビ
スフエノールA型エポキシ樹脂100重量部、ジシ
アンジアミド硬化剤2〜8重量部およびイミダゾ
ール類硬化促進剤0.1〜0.5重量部の混合物に、5
〜25重量部のトリグリシジルイソシアヌレートを
配合してなることを特徴としている。 すなわち、この発明においては、トリグリシジ
ルイソシアヌレートの使用によつて、エポキシ樹
脂の接着性、耐熱性ともに良好で、かつスミアー
性や、特に、吸水特性も改善された組成物が実現
される。この場合のエポキシ樹脂としては、その
臭素化物をはじめとするビスフエノールA型エポ
キシ樹脂を使用し、さらにはこれを主成分とし、
フエノールノボラツク型エポキシ樹脂、クレゾー
ルノボラツク型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹
脂またはこれらの臭素化樹脂などの適宜なものを
配合使用する。 このうち、好適には、ビスフエノールA型エポ
キシ樹脂が、さらにはビスフエノールA型エポキ
シ樹脂100重量部に対して、フエノールノボラツ
ク型エポキシ樹脂またはクレゾールノボラツク型
エポキシ樹脂を約5〜20重量部を昆合したものが
例示される。 組成物に配合する硬化剤にはジシアンジアミド
を用いる。また、ベンジルメチルアミン、ジフエ
ニルジアミノメタン、メタフエニレンジアミンな
どの硬化剤を併用して副次的に添加することもで
きる。また硬化促進剤には、2−エチル−4−メ
チルイミダゾール、2−メチルイミダゾールなど
のイミダゾール類を使用する。 このジシアンジアミド硬化剤、およびイミダゾ
ール類硬化促進剤は、ビスフエノールA型エポキ
シ樹脂100重量部に対してジシアンジアミド2〜
8重量部、イミダゾール類0.1〜0.5重量部の使用
割合とする。 また、トリグリシジルイソシアヌレートの配合
量については、5〜25重量部の範囲とする。 これらの組成割合を満足しない場合には、ガラ
スエポキシ積層板用のエポキシ樹脂組成物として
は、耐熱性、接着性が所要の特性とならず、しか
も吸水特性は改善されない。 そして、この発明のエポキシ樹脂組成物は、通
常の混練機等を用いて作成することができる。 適宜な添加剤も用いられる。たとえば、増粘
剤、酸化防止剤、着色剤、難燃剤などが用いられ
る。 次に実施例を示し、この発明のガラスエポキシ
積層板用のエポキシ樹脂組成物についてさらに詳
しく説明する。もちろん、この発明は以下の実施
例によつて限定されるものではない。 実施例 1 臭素化ビスフエノールA型エポキシ樹脂(ダウ
ケミカル社製DER511)100重量部に対して、 クレゾールノボラツク型エポキシ樹脂
(EOCN) 10 トリグリシジルイソシアヌレート 10 ジシアンジアミド 3.6 2−エチル−4−メチルイミダゾール(四国化
成工業(株)、2E4MZ) 0.2 の各重量部を配合し、エポキシ樹脂組成物を製造
した。 厚さ0.21mmのガラス布(日東紡積(株)製、
WE21D−104)にこのエポキシ樹脂組成物からな
るワニスを樹脂量が45重量%になるように含浸
し、乾燥してプリプレグを得た。このプリプレグ
7枚を重ね、上下面に厚さ0.035mmの銅箔を配設
した積層体を金属プレートに挟み、成形圧力50
Kg/cm2、170℃の温度で120分間加熱加圧成形し、
厚さ1.6mmの両面銅張積層板を得た。 この積層板について耐熱性、吸水特性、スミア
ー性等の特性を評価した。表−1にその結果を示
した。後述の比較例(トリグリシジルイソシアヌ
レートを配合していない)に比べ、ガラス転移点
は上昇し、耐熱性も向上している。スミアー性、
吸水特性ともに良好である。なお、接着性につい
てもほとんど低下していない。 実施例 2〜6 エポキシ樹脂組成物の配合割合を表−1の通り
に変更し、実施例1と同様にして両面銅張積層板
を作製し、その特性を評価した。 表−1に示した通り、いずれの例においても、
比較例に比べて耐熱性、吸水特性、スミアー性は
良好であり、かつ接着性も低下していない。 比較例 1 臭素化ビスフエノールA型エポキシ樹脂100重
量部に対して、ジシアンジアミド2.1重量部およ
び2−エチル−4−メチルイミダゾール
(2E4MZ)0.2重量部を配合してエポキシ樹脂組
成物を製造し、これを用いて実施例1と同様にし
て両面銅張積層板を作製した。次いで、その物性
を評価した。 実施例に比べてガラス転移点(Tg)は低く、
耐熱性、吸水特性、スミアー性は劣つていた。 実施例 7〜10 ビスフエノールA型エポキシ樹脂を用い、表−
2に示した配合割合に混合して、実施例1と同様
にして両面銅張積層板を作製し、その特性を評価
した。 表−2に示した通り、いずれの例においても耐
熱性、そしてスミアー性、接着性は良好であり、
特に、吸水特性は優れていた。 比較例 2〜5 実施例7〜10に対応して、表−2に示した割合
の組成物として、銅張積層板を作製し、その特性
を評価した。 吸水特性等は実施例に比べて大きく劣つてい
た。 (発明の効果) この発明により、以上詳しく説明した通り、接
着性をそこなうことなく、耐熱性を向上させ、吸
【表】
【表】
【表】
水特性を改善した、スミアー性も良好なガラスエ
ポキシ積層板用のエポキシ樹脂組成物が提供され
る。
ポキシ積層板用のエポキシ樹脂組成物が提供され
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ビスフエノールA型エポキシ樹脂100重量部、
ジシアンジアミド硬化剤2〜8重量部およびイミ
ダゾール類硬化促進剤0.1〜0.5重量部の混合物に
5〜25重量部のトリグリシジルイソシアヌレート
を配合してなることを特徴とするガラスエポキシ
積層板用のエポキシ樹脂組成物。 2 ビスフエノールA型エポキシ樹脂100重量部
に対してフエノールまたはクレゾールノボラツク
型エポキシ樹脂5〜20重量部を混合した特許請求
の範囲第1項記載のガラスエポキシ積層板用のエ
ポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18499187A JPS6429415A (en) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Epoxy resin composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18499187A JPS6429415A (en) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Epoxy resin composition |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6429415A JPS6429415A (en) | 1989-01-31 |
JPH0466891B2 true JPH0466891B2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=16162880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18499187A Granted JPS6429415A (en) | 1987-07-24 | 1987-07-24 | Epoxy resin composition |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6429415A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02214626A (ja) * | 1989-02-15 | 1990-08-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 積層板の製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410355A (en) * | 1977-06-23 | 1979-01-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Heat-resistant epoxy resin composition |
JPS5410357A (en) * | 1977-06-23 | 1979-01-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Heat-resistant epoxy resin composition |
JPS5410356A (en) * | 1977-06-23 | 1979-01-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Heat-resistant epoxy resin composition |
JPS621720A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-07 | Nippon Oil Co Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
-
1987
- 1987-07-24 JP JP18499187A patent/JPS6429415A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410355A (en) * | 1977-06-23 | 1979-01-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Heat-resistant epoxy resin composition |
JPS5410357A (en) * | 1977-06-23 | 1979-01-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Heat-resistant epoxy resin composition |
JPS5410356A (en) * | 1977-06-23 | 1979-01-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Heat-resistant epoxy resin composition |
JPS621720A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-07 | Nippon Oil Co Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6429415A (en) | 1989-01-31 |
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