JPH046652A - テープレコーダーのバックスペース回路 - Google Patents

テープレコーダーのバックスペース回路

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Publication number
JPH046652A
JPH046652A JP10850690A JP10850690A JPH046652A JP H046652 A JPH046652 A JP H046652A JP 10850690 A JP10850690 A JP 10850690A JP 10850690 A JP10850690 A JP 10850690A JP H046652 A JPH046652 A JP H046652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
magnetic tape
playback
circuit
backspace
Prior art date
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Pending
Application number
JP10850690A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneyoshi Kawachi
河内 恒佳
Shinko Nakagawa
中川 進公
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH046652A publication Critical patent/JPH046652A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、停止状態より再生操作を行なったとき磁気テ
ープを少し巻戻した後再生動作を開始させるようにした
バックスペース機能を備えたテープレコーダーに関する
(ロ)従来の技術 カセットと呼ばれる容器内に磁気テープが収納されてい
るカセットテープを使用するカセット式テープレコーダ
ーが普及している。斯かるカセット式テープレコーダー
は、手型化することができるとともに操作性が優れてい
るため会議等の内容をメモ化りに録音する手段として一
般に使用されている。磁気テープに録音されている信号
を再生してその内容をタイプライタ−等によって書面に
する場合ディクティティングトランスタライバーマシン
と呼ばれるテープレコーダーが便利である。そして、斯
かるテープレコーダーは、再生動作状態気テープの走行
速度を規定速度に対して増減することができる機能を備
えているとともにその走行速度の増減動作は電動機の回
転速度を可変することによって行なわれている。また、
テープレコーダーにおいて、情報を再生している途中で
磁気テープを停止せしめた後、次に再び磁気テープを駆
動して情報を引き続いて再生する場合、前に再生した情
報を多少再生してから再生すると文章の続きが−良く理
解できる。そして、再生している情報の内容が理解でき
なかった場合には、その部分を巻戻して再生動作を再度
行なうという動作が一般に行なわれる。前述した各動作
は、ディクティティングトランスタライバーマシンと呼
ばれるテープレコーダーにおいては、多く行なわれるた
め斯かるテープレコーダーは、停止状態より再生操作を
行なったとき磁気テープを少し巻戻した後再生動作を開
始させるバックスペース機能を一般に備えている。斯か
るバックスペース動作を行なう技術としては、例えば特
公昭52−11211号公報に開示されたものがある。
(八)発明が解決しようとする課題 再生速度を可変することができる機能とバックスペース
機能を備えたテープレコーダーにおいて、例えば再生速
度を早くした状態で再生しているとき聴き取りにくい部
分があった場゛合、停止操作を行なった後再生操作を行
なえば前述したバックスペース動作が行なわれて聴き取
りにくかった部分の再生動作が行なわれるが、斯かる再
生動作は再生速度が早い状態で行なわれるため聴き取れ
ないことが多い。そのため使用者は再生速度を規定の速
度に戻す操作を行なった後バックスペース動作を行なう
とともに再度再生速度を早くするという操作を行なう必
要があり、非常に不便である。本発明は、斯かる点を改
良したバックスペース回路を提供しようとするものであ
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明のバックスペース回路は、電動機を回転駆動せし
めるとともに回転速度の制御動作を行なう電動機駆動回
路と、再生速度を可変する操作摘子によって摺動変位せ
しめられる摺動子及びセンタータップを備え、且つその
抵抗値によって前記電動機駆動回路による電動機の回転
速度を設定する可変抵抗器と、バックスペース動作時巻
戻された磁気テープの部分が再生される間動作位置に切
換えられるとともに前記センタータップより得られる抵
抗値によって設定される回転速度にて電動機を回転駆動
せしめる状態にする制御スイッチとより構成きれている
(*)作用 本発明は、バックスペース動作時巻戻された磁気テープ
の部分が再生される間動作位置に切換えられるとともに
電動機の回転速度を設定するべく設けられている可変抵
抗器による設定動作を制御する制御スイッチを設け、該
制御スイッチが動作位置にあるとき再生速度を可変する
操作嫡子の位置に関係なく磁気テープの再生速度を規定
の速度にするようにしたものである。
(へ)実施例 図示した回路は、本発明のバックスペース回路の一実施
例である。同図において、(1) 、 (2) 。
(3)及び(4)は、夫々再生、早送り、巻戻し及び停
止操作時押圧閉成される再生用操作スイッチ、5早送り
用操作スイッチ、巻戻し用操作スイッチ及び停止用操作
スイッチ、(5)は前記各操作スイッチ(1) 、 (
2) 、 (3)及び(4)の開成によって入力される
信号に基づいてテープレコーダーの各動作を制御する制
御回路、(6)は前記制御回路(5)に設けられている
再生用出力端子(7)にH(高い)レベルの駆動信号が
出力されている開動作状態になるとともにテープレコー
ダーを再生動作状態にする再生用切換回路、(8)は前
記制御回路(5〉に設けられている早送り用出力端子(
9)にHレベルの駆動信号が出力きれている開動作状態
になるとともにテープレコーダーを早送り動作状態にす
る早送り用切換回路、(10)は前記制御回路(5)に
設けられている巻戻し用出力端子(11)にHレベルの
駆動信号が出力されている開動作状態になるとともにテ
ープレコーダーを巻戻し動作状態にする巻戻し用切換回
路である。 (12)はバックスペース動作の動作・不
動作を選択する選択スイッチであり、バックスペース動
作を行なうとき閉成されるように構成されている。(1
3)はバックスペース動作時における巻戻し長を設定す
る巻戻し長設定回路であり、可変抵抗器(14)を可変
することによって巻戻し長が可変されるように構成され
ている。 (15)は、リール軸の回転に伴なって入力
されるパルス信号に基づいて磁気テープの走行位置をカ
ウント表示するカウンター回路、(16)は前記制御回
路(5)に設けられている切換信号出力端子であり、バ
ックスペース動作時磁気テープの巻戻し動作が行なわれ
た後再生動作状態に切換えられて磁気テープが巻戻し動
作が開始された位置まで走行するまでの間Hレベルの信
号を出力するように構成されている。そして、斯かる切
換信号出力端子(16〉の切換信号の出力動作は、前記
カウンター回路(15)より得られるカウント値に基づ
いて行なわれるように構成されている。また、斯かる回
路構成において、前記選択スイッチ(12)の閉成によ
ってテープレコーダーがバックスペース動作を行なう状
態にあるとき停止状態より再生操作をすると巻戻し用出
力端子(11)に前記巻戻し長設定回路(13)によっ
て設定された磁気テープの長さだけ巻戻すために要する
時間Hレベルの信号が出力された後再生用出力端子(7
)にHレベルの信号が出力されるように構成されている
。 (17)は磁気テープを走行駆動せしめる電動機、
(18)は該電動機(17)を回転駆動せしめるととも
に回転速度の制置動作を行なう電動機駆動回路であり、
第1制御端子(19)と第2制御端子(20)との間に
接続される抵抗の値に対応した速度にて前記電動機(1
7)を回転駆動するように構成されている。 (21)
はテープレコーダーのキルビネットに例えば回転可能に
取付けられている再生速度可変用の操作摘子によって摺
動変位せしめられる摺動子(22)及びセンタータップ
(23)を備えた可変抵抗器であり、該摺動子(22)
が前記センタータップ(23)の位置にて軽く保持され
るようにクリック機構が組込まれている。(24)はス
イッチ回路(25)の切換動作によって図示した非動作
位置と反対側に切換えられた動作位置との間を切換えら
れる制御スイッチであり、前記電動機駆動回路(18)
に設けられている第1制御端子(19)に接続されてい
る共通端子(24a)、非動作側端子(24b)及び前
記可変抵抗器(21)のセンタータップ(23)に接続
されている動作側端子(24c)を備えている。前記ス
イッチ回路(25)は前記制御回路(5)に設けられて
いる切換信号出力端子(16)に接続されている入力端
子(25a)を備えており、該入力端子(25a)にH
レベルの信号が印加された状態にあるとき前記制御スイ
ッチ(24)を図示した状態の反対側である動作位置に
切換えるように構成されている。(26)は図示した再
生速度可変位置と図示した状態の反対側である定速度位
置との間を切換えられる速度選択スイッチであり、前記
制御スイッチ(24)の非動作側端子(24b)に接続
されている共通端子(26a)、前記可変抵抗器(21
〉の摺動子(22)に接続されている可変側端子(26
b)及び前記可変抵抗器(21)のセンタータップ(2
3)に接続されている定速側端子(26c)を備えてい
る。斯かる回路構成において、前記可変抵抗器(21)
のセンタータップ(23)にて設定される抵抗値の抵抗
が第1制御端子(19)と第2制御端子(20)との間
に接続されているとき電動機(17)の回転速度が、磁
気テープを規定の速度にて駆動せしめる値になるように
設定されている0以上の如く本発明のバックスペース回
路は構成されており、次に斯かる回路の動作について説
明する。
選択スイッチ(12〉が開放された状態即ちバックスペ
ース動作を行なわない状態にあるときに再生用操作スイ
ッチ(1)、早送り用操作スイッチ(2)及び巻戻し用
操作スイッチ(3)を押圧閉成せしめると制御回路(5
)に設けられている各出力端子(7)。
(9) 、 (11)にHレベルの信号が出力きれると
ともに再生用切換回路(6)、早送り用切換回路(8)
及び巻戻し用切換回路(10)が動作状態になってテー
プレコーダーを各動作状態にせしめる。また、テープレ
コーダーが各動作状態にあるときに停止用操作スイッチ
(4)を押圧閉成せしめると各出力端子(7) 、 (
9) 、 m)の出力信号がL(低い)レベルとなり、
各切換回路(6) 、 (8) 、 (IQ)が不動作
状態になるためテープレコーダーは停止状態に復帰せし
められる。テープレコーダーが各動作状態にあるときリ
ール軸の回転に伴なって入力されるパルス信号をカウン
ター回路(15)がカウントし、そのカウント値を表示
器(図示せず)に表示するため磁気テープの走行量を認
知することができる。
以上の如く通常の動作は行なわれるが、次に再生動作時
における再生速度の可変動作について説明する0図示し
た状態は、速度選択スイッチ(26)が再生速度可変位
置にあるとともに可変抵抗器(21)の摺動子(22)
がセンタータップ(23)の位置に位置せしめられた状
態にある。また、スイッチ回路(25)の入力端子(2
5a)にHレベルの信号が印加されることがないため制
御スイッチ〈24〉は図示した非動作位置にある。斯か
る状態にあるときに使用者が再生操作をすると再生用操
作スイッチ(1)の閉成に伴なって再生用切換回路(6
)が動作状態になってテープレコーダーを再生動作状態
にせしめるとともに電動機駆動回路(18〉に電源が供
給されて、電動機(17)の回転駆動動作が行なわれる
。その結果、電動機駆動回路(18)に設けられている
第1制御端子(19)と第2制御端子(20〉との間に
制御スイッチ(24)及び速度選択スイッチ(26)を
通して前記摺動子(22)の位置にて決定芒れる可変抵
抗器(21)の抵抗値が入力されることになる。そして
、前記摺動子(22)はセンタータップ(23)の位置
にあるため、電動機(17)の回転速度は磁気テープを
規定の速度にて走行駆動せしめる値となり、磁気テープ
は規定の速度にて走行駆動される。従って、使用者は規
定の走行速度にて再生される再生音を聴取することがで
きる。斯かる状態において、再生速度可変用の操作摘子
を操作すると可変抵抗器(21)の摺動子(22)が変
位せしめられ、前記電動機駆動回路(18)の第1制御
端子(19)と第2制御端子(20)との間に接続され
る抵抗値の値が増減する。
その結果、電動機駆動回路(18)によって回転駆動さ
れる電動機(17)の回転速度が増減せしめられ、磁気
テープの走行速度が可変せしめられる。従って、使用者
は再生速度可変用の操作嫡子を操作することによって所
望の速度にて再生される再生信号を聴取することができ
る。このように可変抵抗器(21)の摺動子(22)の
位置を変位せしめることによって再生速度を可変するこ
とができるが、再生速度が変化せしめられた状態にある
とき規定の速度にて再生聴取したい場合には、速度選択
スイッチ(26)を図示した状態の反対側である定速度
位置に切換えれば良い。前記速度選択スイッチ(26)
を定速度位置側に切換えると電動機駆動回路(18)に
設けられている第1制御端子(19)と第2制御端子(
20)との間に摺動子(22)の位置に関係なくセンタ
ータップ(23)にて設定される抵抗値の抵抗が接続さ
れることになる。その結果、電動機(17)の回転速度
が磁気テープを規定の速度にて走行駆動せしめる値とな
るため使用者は、規定の速度にて再生される信号を聴取
することができる。そして、斯かる状態にあるとき前記
速度選択スイッチ(26)を図示した再生速度可変位置
に切換えると元の再生速度即ち摺動子(22)によって
増減された再生速度に復帰させることができる。
以上の如く再生速度の可変動作は行なわれが、次にバッ
クスペース動作について説明する。斯かるバックスペー
ス動作は、選択スイッチ(12)を閉成せしめた状態に
おいて再生操作を行なうことによって行なわれる。例え
ば、前述した再生動作状態にあるとき聴き取りにくい部
分があった場合には、停止操作を行なった後再生操作を
行なえば良い。再生動作状態にあるときに停止用操作ス
イッチ(4)を押圧閉成せしめると再生用出力端子(7
)の出力信号がHレベルよりLレベルに反転し、再生用
切換回路(6)が不動作状態になるためテープレコーダ
ーは停止状態に復帰せしめられる。斯かる状態において
、再生用操作スイッチ(1)を押圧閉成せしめると巻戻
し用出力端子(11)に巻戻し長設定回路(13)によ
り設定された磁気テープの長きたけ巻戻すために要する
時間Hレベルの信号が出力される。前記巻戻し用出力端
子(11)にHレベルの信号が出力されると巻戻し用切
換回路(10)が動作状態になって磁気テープの巻戻し
動作を行なう。
そして、所定時間経過すると巻戻し用出力端子(11〉
の出力信号がHレベルよりLレベルに反転して巻戻し動
作が解除されるとともに再生用出力端子(7)にHレベ
ルの信号が出力される。その結果、再生用切換回路(6
)が動作状態になり、テープレコーダーの再生動作が開
始される。また、バックスペース動作の開始によって巻
戻し用出力端子(11)にHレベルの信号が出力された
時から再生動作によって磁気テープが巻戻し動作が開始
された位置まで走行するまでの量制御回路(5)に設け
られている切換信号出力端子(16)にHレベルの信号
が出力される。前記切換信号出力端子(16)にHレベ
ルの信号が出力されるとスイッチ回路(25)の入力端
子(25a)にHレベルの信号が印加された状態になる
ため該スイッチ回路(25〉による切換動作が行なわれ
て制御スイッチ(24)が図示した状態の反対側である
動作位置に切換えられる。前記制御スイッチ(24)が
動作位置に切換えられると電動機駆動回路(18)に設
けられている第1制御端子(19)と第2制御端子(2
0〉との間に可変抵抗器(21)の摺動子(22)の位
置に関係なくセンタータップ(23)にて設定される抵
抗値の抵抗が接続されることになる。その結果、電動機
(17)の回転速度が磁気テープを規定の再生速度にて
走行駆動せしめる値になるため巻戻し動作によって巻戻
された磁気テープの部分に録音きれている信号の再生動
作は規定の速度にて行なわれることになる。従って、例
えば再生速度を早くして再生動作を行なっていたため聴
き取りにくかった場合には、再生速度が遅くなるため聴
き取れなかった部分の内容を容易に理解することができ
る。そして、磁気テープの巻戻された部分に録音されて
いた信号の再生動作が終了すると即ちバックスペース動
作による巻戻し動作が開始された位置まで磁気テープが
走行すると制御回路(5)に設けられている切換信号出
力端子(16)の出力信号がHレベルよりLレベルに反
転する。その結果、スイッチ回路(25)の入力端子(
25a)に印加される信号のレベルがLレベルになるた
め該スイッチ回路(25)による制御スイッチ(24)
の切換動作が行なわれ、該制御スイッチ(24)は図示
した非動作位置に復帰せしめられる。前記制御スイッチ
(24)が非動作位置に切換えられると可変抵抗器(2
1)の摺動子(22)によって設定されていた抵抗値の
抵抗が電動機駆動回路(18)の第1制御端子(19)
と第2制御端子(20)との間に接続されるため磁気テ
ープの再生速度が規定の速度より元の速度に切換えられ
る。そして、聴き取りにくい部分があった場合には、前
述した動作が繰り返して行なわれることになる。
再生動作を行なっているときに聴き取りにくい部分があ
った場合のバックスペース動作は、以上の如く行なわれ
るが、次に再生動作を中断して再度再生動作を行なう場
合について説明する。再生動作を中断して再度再生動作
を開始すると再生される情報と中断するまでに再生され
ていた情報との関係が理解できないという問題がある。
従って、斯かる場合には前述した選択スイッチ(12)
を閉成せしめてバックスペース動作を行なえば良い、前
記選択スイッチ(12)が閉成された停止状態にあると
きに再生操作をすると巻戻し用出力端子(11)に所定
時間Hレベルの信号が出力されて巻戻し動作が行なわれ
た後再生用出力端子(7)にHレベルの信号が出力され
て再生動作が開始される。
そして、巻戻し動作が開始されてから巻戻された部分の
磁気テープの再生動作が行なわれている間は、前述した
ようにスイッチ回路(25)による制御スイッチ(24
)の動作位置への切換が行なわれるためその間の再生動
作は規定の速度にて行なわれることになる。従って、例
えば再生速度を遅くして再生動作を行なっている場合に
は、再生速度が早くなるため前回の再生動作によって聴
取していた部分の再生動作は速やかに行なうことができ
非常に便利である。そして、磁気テープの巻戻された部
分に録音されていた信号の再生動作が終了すると即ち前
回の再生動作を中断した位置まで磁気テープが走行する
と前述したように制御スイッチ(24〉が非動作位置に
切換えられるため磁気テープの再生速度が規定の速度よ
り元の速度に切換えられて再生動作が行なわれることに
なる。斯かる動作が行なわれるため再生動作を中断した
後再度再生動作を行なっても再生される情報の前後関係
を容易に理解することができる。
尚、本実施例において、バックスペース動作時スイッチ
回路(25)による制御スイッチ(24)の切換動作が
必ず行なわれるよう構成したが、該制御スイッチ(24
)の切換動作を選択的に行なうことができるように構成
することもできる。
(ト)発明の効果 本発明のバックスペース回路は、バックスペース動作時
巻戻された磁気テープの部分が再生される間動作位置に
切換えられるとともに電動機の回転速度を設定するべく
設けられている可変抵抗器による設定動作を制御する制
御スイッチを設け、該制御スイッチが動作位置にあると
き再生速度を可変する操作嫡子の位置に関係なく磁気テ
ープの再生速度を規定の速度にするようにしたので、特
に早い再生速度で再生していてその内容が聴き取れなか
った場合にバックスペース動作を行なうと聴き取れなか
った部分の再生速度が遅くなり再生される信号の内容を
容易に理解することができ、本発明はテープレコーダー
のバックスペース回路として最適なものである。
【図面の簡単な説明】
図示した回路は、本発明のバックスペース回路の一実施
例である。 主な図番の説明 (5)・・・制御回路、 (6)・・・再生用切換回路
、(8〉・・・早送り用切換回路、 (10)・・・巻
戻し用切換回路、 (12)・・・選択スイッチ、 (
17)・・・電動機、(18〉・・・電動機駆動回路、
 (21)・・・可変抵抗器、(22)・・・摺動子、
 (23)・・・センタータップ、 (24)・・・制
御スイッチ、(25)・・・スイッチ回路、 (26)
・・・速度選択スイ;メチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)停止状態より再生操作を行なったとき磁気テープ
    を少し巻戻した後再生動作を開始するバックスペース機
    能及び電動機の回転速度を可変することによって磁気テ
    ープの再生速度を可変することができる機能を備えたテ
    ープレコーダーにおいて、前記電動機を回転駆動せしめ
    るとともに回転速度の制御動作を行なう電動機駆動回路
    と、再生速度を可変する操作摘子によって摺動変位せし
    められる摺動子及びセンタータップを備え、且つその抵
    抗値によって前記電動機駆動回路による電動機の回転速
    度を設定する可変抵抗器と、バックスペース動作時巻戻
    された磁気テープの部分が再生される間動作位置に切換
    えられる制御スイッチとより成り、前記制御スイッチが
    動作位置にあるとき前記可変抵抗器に設けられているセ
    ンタータップより得られる抵抗値によって設定される回
    転速度にて前記電動機を回転駆動せしめ、以って磁気テ
    ープの再生速度を前記操作摘子の位置に関係なく規定の
    速度にしたことを特徴とするテープレコーダーのバック
    スペース回路。
JP10850690A 1990-04-24 1990-04-24 テープレコーダーのバックスペース回路 Pending JPH046652A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9442562B2 (en) 2011-05-27 2016-09-13 Dolby Laboratories Licensing Corporation Systems and methods of image processing that adjust for viewer position, screen size and viewing distance

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9442562B2 (en) 2011-05-27 2016-09-13 Dolby Laboratories Licensing Corporation Systems and methods of image processing that adjust for viewer position, screen size and viewing distance

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