JPH046614Y2 - - Google Patents

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JPH046614Y2
JPH046614Y2 JP6910888U JP6910888U JPH046614Y2 JP H046614 Y2 JPH046614 Y2 JP H046614Y2 JP 6910888 U JP6910888 U JP 6910888U JP 6910888 U JP6910888 U JP 6910888U JP H046614 Y2 JPH046614 Y2 JP H046614Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、展示会等において、ロングドレス、
ウエデイングドレス、和服等の比較的長尺な物を
吊り下げて展示する場合に使用されるロングドレ
ス等の吊り下げ用支持装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、ロングドレス等の吊り下げ用支持装置と
しては、第6図に示すものが存在する。
すなわち、まず床上にベース板5aを置き、ボ
ルト7aにより支柱2aを該ベース板5a上に立
設させ、次に、前記ベース板5aと間隔をおいて
別のベース板5aを床上に置き支柱2aを立設さ
せる。
その後、支柱2a,2a間に吊杆1aを架設し
てロングドレス等の吊り下げ用支持装置を組み立
てていたものである。
そして、ハンガー8aに掛けられたロングドレ
ス9aを前記吊り下げ用支持装置の吊杆1aに吊
るして使用していたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のロングドレス等の吊り下
げ用支持装置は、その構成及び使用上の点から下
記の如き問題点を有していたのである。
すなわち、吊り下げ用支持装置は直接床に設
置されていたために、吊り下げ用支持装置の吊
杆1aに吊り下げられたロングドレス9aは床
に接して汚れてしまう恐れがあつた。
また、吊り下げ用支持装置を組み立てる場合
には、支柱2aをボルト7aによりベース板5
a上に立設させて取り付けなければならず、そ
の組み立て作業が非常に煩わしいものであつ
た。
更に、吊り下げ用支持装置を撤去する時に
は、支柱2aからベース板5aを取り外すか、
またはベース板5aを支柱2aに取り付けたま
まで支柱2a及びベース板5aを運搬しなけれ
ばならず、その運搬作業が非常に煩わしいもの
であつた。
また、前記吊り下げ用支持装置はベース板5
aのみにより床上に固定されていたために、吊
り下げ用支持装置の安定度は非常に悪いものと
なつていたのである。
本考案は上記の如き問題点に鑑みて考案された
もので、その目的とするところは、組み立て及び
運搬作業が容易で、且つ吊り下げられる商品の汚
れを防止可能なロングドレス等の吊り下げ用支持
装置を提供する点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、支柱をステージ板上にワンタツチで
着脱自在に取り付けられるようにすることにより
上記問題点を解決せんとして構成されたものであ
る。
すなわち、本考案は吊杆1と該吊杆1を支持す
るための支柱2と該支柱2を立設させるためのス
テージ板3とからなり、前記支柱2の根本部には
切欠部4を有する座板5が設けられ、且つ前記ス
テージ板3には前記支柱2の座板5を嵌入するた
めの凹部6が形成され、しかも該凹部6には前記
座板5の切欠部4を係止させるための係止ピンが
取り付けられてなるロングドレス等の吊り下げ用
支持装置にある。
(作用) すなわち、本考案のロングドレス等の吊り下げ
用支持装置においては、支柱2の根本部には切欠
部4を有する座板5が設けられ、且つステージ板
3上には係止ピンが取り付けられた凹部6が形成
されているために、前記支柱2の根本部に設けら
れた座板5をステージ板3上に形成された凹部6
に嵌入することにより、該座板5を凹部6により
支持させることが可能となるのである。
更に、座板5の切欠部4を凹部6の係止ピンに
係止させることにより、座板5を凹部6内に固定
させて取り付けることができるのである。
つまり、座板5の凹部6への嵌入、及び切欠部
4の係止ピンへの係止により、支柱2をステージ
板3上に立設させて、確実に固定させることがで
きるのである。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面に従つて説
明する。
第1図において、1はスチール製パイプよりな
る吊杆で、第2図ハに示すように該吊杆1の両端
部には該吊杆1の長さを微妙に調節することが可
能な調節ネジ8,8が取り付けられている。
2はスチール製パイプよりなる支柱で、第2図
イに示すように該支柱2の上方部には、前記吊杆
1の調節ネジ8を掛けて吊杆1を支柱2に取り付
けるための貫通孔9が設けられている。また前記
支柱2の根本部には、長方形状の座板5が設けら
れており、更に座板5の一側部には幅狭の切欠部
4,4が2個形成されており、他側部に四角形状
の切欠部10が形成されている。
3は木材からなる正方形状をしたステージ板
で、該ステージ板3の上面は保護用のシートが取
り付けられることにより装飾処理が施されてい
る。
また第2図ロに示すように、該ステージ板3の
上面の片端の中央部には前記支柱2の座板5を嵌
入するための長方形上の凹部6が形成されてい
る。尚、座板5を凹部6にてスライドさせること
が可能なように、凹部6の短手方向の長さは、該
座板5の短手方向の長さより長く形成されてい
る。
また該凹部6には前記座板5の切欠部4,4を
係止させるためのネジ7,7がネジ取り付け板1
1を介して取り付けられている。更に、ステージ
板3の底部には、該ステージ板3を床に設置する
時にステージ板3を支持するためのゴム製の支持
具12が取り付けられている。
本実施例のロングドレス等の吊り下げ用支持装
置の各部は上記の構成よりなり、次にその使用方
法並びに作用について説明する。
本実施例の吊り下げ用支持装置は2個のステー
ジ板、2個の支柱及び1個の吊杆により組み立て
られるものである。
吊り下げ用支持装置を床上に組み立てる場合に
は、第1図に示すように、まず床にステージ板
3,3を置き、次に支柱2の座板5を夫々のステ
ージ板3,3の凹部6に嵌入し、更に座板5をス
ライドさせて該座板5の切欠部4,4を凹部6に
取り付けられたネジ7,7を係合させ、該ネジ
7,7を締めつけることにより該凹部6に係止さ
せるのである。
これにより前記支柱2をステージ3板上に立設
させて、確実にステージ3板上に固定させて取り
付けることが可能となるのである。
その後、吊杆1の両端部に設けられた調節ネジ
8,8を調節して、ステージ3,3板上に立設さ
れた支柱2,2の貫通孔9,9に吊杆1の調節ネ
ジ8,8を掛けることにより、吊杆1を支柱2,
2間に架設し、吊り下げ用支持装置が組み立てら
れるのである。
尚、本実施例においては正方形状のステージ板
3の一辺の長さは90cm、また吊杆1の長さは120
cmとなるように設計してある。
次に、前記吊り下げ用支持装置を使用する時に
は、第1図に示したようにハンガー13に掛けら
れたロングドレス14を吊杆1に吊り下げて使用
する。
そして、吊り下げ用支持装置を撤去する場合に
は、まず吊杆1を支柱2から取り外し、またネジ
7,7をゆるめて支柱2をステージ板3から取り
外し、更に取り外された吊杆1、支柱2及びステ
ージ板3を運搬することにより、該吊り下げ用支
持装置の撤去作業が行われる。
尚、上記実施例においては、座板5を凹部6内
においてスライドさせることが可能なように、凹
部6の短手方向の長さを座板5の短手方向の長さ
より長く形成させてあるために、座板5を凹部6
に嵌入後、座板5をスライドさせることにより座
板5の凹部6内での取り付け位置を変え、支柱
2,2間の距離を変えることができるという利点
も得ることができたのである。
しかしながら、凹部6の大きさは、座板5が嵌
入可能な大きさであればよく、その大きさは問う
ものではない。
また、凹部6が形成される位置もステージ板3
上の片端の中央部に限られるものではなく、支柱
2を立設させることが可能な位置であればステー
ジ板3上のどこに形成されていてもよい。
更に、ステージ板3上に形成される凹部6の個
数も1個に限定されるものではなく、その個数は
ステージ3上に立設させる支柱2の個数によるも
のであり、複数個形成される場合もある。
また、上記実施例においては、座板5の他側部
に四角形状の切欠部10が形成されているため
に、吊り下げ用支持装置を撤去して支柱2,2を
運搬する場合には、第4図に示すように一方の支
柱2の切欠部10と他方の支柱2の根本部とを嵌
合させることにより支柱2,2を合体させ、支柱
2,2の運搬を容易に行うことができるという利
点も得ることができたが、切欠部10は必ずしも
座板5に形成される必要はない。
更に、吊杆1の長さは調節ネジ8により微妙に
調節可能なために、調節ネジ8を調節して、調節
ネジ8を支柱2の貫通孔9に掛けることにより、
吊杆1を支柱2,2間に容易に架設することがで
きるという利点を得ることができた。
しかしながら、吊杆1は必ずしも調節ネジ8に
より支柱2に取り付けられる必要はなく、要は吊
杆1は支柱2に架設可能に形成されていればよい
のである。それゆえに、支柱2には吊杆1の調節
ネジ8を掛けるための貫通孔9が必ずしも形成さ
れる必要はない。
また、上記実施例においては、支柱2の座板5
に2個の切欠部4,4を形成させ、該切欠部4,
4をステージ板3の凹部6に取り付けられた2個
のネジ7,7に夫々係止させたが、切欠部4及び
ネジ7の個数は2個に限定されるものではなく、
例えば1個でもよく、その個数は問うものではな
い。
更に、上記実施例における係止ピンは必ずしも
ネジ7である必要はなく、要は座板5の切欠部4
を係止させることができるピンであればよい。
また、吊り下げ用支持装置は上記実施例に示し
たように、必ずしも2個のステージ板3,3、2
個の支柱2,2及び1個の吊杆1により組み立て
られるものではなく、例えば第5図に示したよう
に多数のステージ板3,3……を床に載置し、支
柱2,2……間に吊杆1,1……を架設していく
ことにより、連続的に吊り下げ用支持装置を床上
に設置してもよい。
尚、この場合において、コーナー部のステージ
板3b上に凹部6を2個形成させることによりス
テージ板3b上に支柱2を2個立設させて、コー
ナー部をも吊り下げ用支持装置により連続的につ
なげることができるのである。
第5図に示すような吊り下げ用支持装置を使用
すれば、多数のロングドレス14を吊り下げ用支
持装置に吊り下げ、展示することができるのであ
る。
尚、ステージ板3、座板5、凹部6及び座板5
の切欠部4等の形状は上記実施例のものに限定さ
れるものではなく、その形状は問うものではな
い。
また、支柱2、ステージ板3、及び吊杆1等の
材質も上記実施例のものに限定されるものではな
く、その材質は問うものではない。
更に、上記吊り下げ用支持装置に吊り下げられ
る衣服はロングドレス14に限定されるものでは
なく、ウエデイングドレスや着物等であつてもよ
く、また衣服以外にも長尺の生地、カーベツト、
壁紙等でもあつてもよく、吊り下げられる商品の
種類は問うものではない。
(効果) 本考案においては、支柱の根本部に設けられた
座板をステージ板の凹部に嵌入することにより座
板を凹部により支持させ、更に座板の切欠部を該
凹部の係止ピンに係止させることにより支柱をス
テージ板上に確実に固定させて立設させることが
できるのである。
このために、支柱をステージ板上にワンタツチ
で立設させることができ、従来に較べて吊り下げ
用支持装置を簡単にしかも迅速に組み立てること
ができるという効果を得ることができた。
また、支柱は係止ピンにより確実にステージ板
上に固定されて取り付けられているために、支柱
が不安定になつたり、また倒れてしまう恐れはま
つたくなく、安心して吊り下げ用支持装置を使用
することができるという効果も得られた。
更に、床にはステージ板が設置されているため
に、吊杆に吊り下げられた商品が床に接すること
はなく、よつて商品が汚れる恐れは全くないとい
う効果も得られた。
また、ステージ板と支柱との連結部はステージ
板の上面から突出しないようにステージ板の凹部
内に形成されるために、吊り下げ用支持装置に吊
り下げられた商品が連結部に引つ掛かることによ
り破損等する恐れは全くないという効果も得られ
た。
更に、吊り下げ用支持装置を撤去する場合にも
ステージ板から支柱を取り外し、支柱、ステージ
板、吊杆を運搬するだけで撤去することができ、
撤去作業も迅速に行うことができるという効果も
得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の吊り下げ用支持装置の斜視
図。第2図イは本実施例の支柱の斜視図、ロはス
テージ板の斜視図、ハは吊杆の部分断面図。第3
図イは第1図のA−A線部分断面図、ロは第1図
のB−B線部分断面図。第4図は2つの支柱を嵌
合させた状態の支柱の上面図。第5図は連続的に
つながれた吊り下げ用支持装置の上面図。第6図
は従来の吊り下げ用支持装置の斜視図。 1……吊杆、2……支柱、3……ステージ板、
4……切欠部、5……座板、6……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吊杆1と該吊杆1を支持するための支柱2と該
    支柱2を立設させるためのステージ板3とからな
    り、前記支柱2の根本部には切欠部4を有する座
    板5が設けられ、且つ前記ステージ板3には前記
    支柱2の座板5を嵌入するための凹部6が形成さ
    れ、しかも該凹部6には前記座板5の切欠部4を
    係止させるための係止ピンが取り付けられてなる
    ことを特徴とするロングドレス等の吊り下げ用支
    持装置。
JP6910888U 1988-05-24 1988-05-24 Expired JPH046614Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6910888U JPH046614Y2 (ja) 1988-05-24 1988-05-24

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JP6910888U JPH046614Y2 (ja) 1988-05-24 1988-05-24

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Publication Number Publication Date
JPH01177567U JPH01177567U (ja) 1989-12-19
JPH046614Y2 true JPH046614Y2 (ja) 1992-02-24

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