JP3766846B2 - 組立棚及び作業台 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、作業用設備組立材及び組立設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまで作業用設備組立材というものは提供されていない。ここで、作業用設備組立材というのは、作業台、工具整理台、製品棚などの作業用設備を、必要に応じて色々な形態に組み立てることができる材料を意味している。
【0003】
もっとも、作業用設備のうち、工具を保管したり製品を置いたりするための棚は、必要に応じて組み立てられるものが提供されて来た。その棚は、支柱と係止片と棚板とからなり、必要に応じて組み立て棚とすることができ、しかも棚板間の間隔は或る程度調整できるものとされた。このような棚は、支柱も棚板も鉄板を折曲して作られ、支柱は横断面がコ又はロの字状の角形で作られているものが多い。
【0004】
支柱を角形にしたものは、棚を固定するために長手方向に沿って多数の孔があけられている。この孔は棚板を支えるための係止片を固定するためのものである。すなわち、支柱を立てて孔内に係止片を差し込んで固定し、係止片上に棚板を乗せて組立棚とするものである。
【0005】
角材に孔をあけた支柱では、孔を小さい間隔であけることができない。なぜならば、角材に余りに多くの孔をあけると、角材の強度が低下し、支柱が弱体化するからである。従って、孔間の間隔は必然的に大きくなる。このために、棚板の位置を細かく調整することができない。
【0006】
また、角材からなる支柱に強度を持たせようとすると、材料となる金属板の厚みを大きくしなければならない。厚みを大きくすると、支柱の重量が増し、組み立てに労力を要することとなり、また棚としての価格も上昇する。角材を用いた支柱はこのような欠点を持っている。
【0007】
この欠点を解消するためには、支柱に円管を用いるのが適している。支柱に円管を用いた組立棚は多くはないが、公知である。例えば実公平5−35711号公報は、支柱に円管を用い、他方棚板としては直角四辺形の板の四隅に短筒を固定したものを用い、短筒内に支柱を挿通して棚板を支柱に接続することとしている。
【0008】
実公平5−35711号公報では、棚板を支柱に固定するのに、支柱に孔をあけ、孔内に嵌まる棚板固定材を支柱に外接させて、その上から棚板の短筒を被せることとしている。また、この公報は、孔をあけた支柱のほかに、円周方向に延びる溝を設けた支柱にも言及している。
【0009】
また、実公平5−35711号公報は、棚板固定材として、支柱に外接し支柱の溝内に嵌まる突条を持った内面と、テーパーの付された外面とを持った短円筒を、縦に二分割してなる一組の半円筒を用いることとしている。さらに、棚板の短筒には、棚板固定材の外面に付したテーパーと見合ったテーパーを付するものとしている。
【0010】
ところが、実公平5−35711号公報が提案している組立棚は、中間に位置する棚板を外したり、新たに設けたりすることが容易でない、という欠点を持っている。すなわち、支柱への固定のための短筒が、直角四辺形の板の四隅に固定されているために、中間に位置する棚板を支柱から外そうとすると、それより上方にある棚板をすべて外さなければならないこととなる。従って、中間棚板の取り外しは大変な手間を要することとなり、不便である。そこで、この不便を解消する必要が生じた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、組み立てる対象物を作業用設備としているので、組立棚に限定しているのではないが、組立棚をも含んでいる。そこで、組立棚について云えば、この発明は、上述の組立棚の不便を解消しようとするものである。すなわち、組立棚においては、中間棚板を容易に取り外したり新設したり、また位置を変えることができる組立棚を提供しようとするものである。
【0012】
この発明は、支柱として円管を使用することとし、工場などで使用される作業台、製品載置台、棚などの作業用設備を必要に応じて容易に組み立てることができるような作業用設備組立材を提供するものである。また、このような材料を組み立てて作った作業用設備を提供するものである。
【0013】
【課題解決のための手段】
この発明者は、円管からなる支柱に板材を固定するには、支柱側に孔をあけるよりも支柱表面に円周方向に延びる溝を作る方が、支柱の強度を弱めないで短い間隔で多数のものを付設することができるので、有利であると考えた。また、この発明者は棚板を支柱に着脱自在に確実に固定するには隣接する二本の支柱間に梁材をさしわたし、梁材上に棚板を乗せるのが好都合であることを知った。さらに、この発明者は、梁材を円管状の支柱に固定するには固定材を用い、この固定材としては中間材と締付材とから成るものを用いるのが適しており、このような固定材を用いると梁材を長手方向の一端だけで支柱に固定し、梁材を片持ちにしただけでも或る程度の重量に耐えることができる程強固に固定できることを見出した。この発明は、このような知見に基づいて完成されたものである。
【0014】
上で云う中間材とは、実公平5−35711号公報が棚板固定材と定義しているものと同じである。すなわち、この発明で用いる中間材は、もともと支柱に外接して支柱の溝に嵌まる突条を持った内面と、テーパーの付された外面とを持った筒であったものを、縦に二分割して得られた一組の半円筒である。この半円筒はバラバラであってもよいが、また、ヒンジで一体にしたものであってもよい。
【0015】
また、上で云う締付材とは、上記中間材に外接するテーパーつきの内面を持った円筒を縦に二分割し、分割端の一つに分割面に沿って外へ延びる接続片を付設したものである。この締付材も分割された半円筒が別体とされていても、また、ヒンジで一体にされたものであってもよい。
【0016】
この発明は、支柱と、少なくとも一端を支柱に固定されて横に延びる梁材と、梁材を支柱に固定するための固定材とからなり、上記支柱は円管の外面に周囲方向に延びる溝が間隔をおいて多数付設されており、固定材は中間材と締付材とからなり、中間材は支柱の溝に嵌まる突条を持って支柱の外接する内面と、テーパーを持った外面とを備えた筒を縦方向に二分割した一組の半筒で構成され、締付材は中間材に外接するテーパーを持った円筒を縦に二分割した半円筒に接続片を付設して作られており、梁材は少なくとも長手方向の一端に締付材を固定したものであることを特徴とする、作業用設備組立材を提供するものである。
【0017】
また、この発明は、上述の作業用設備構成用材料を使用して組み立てた作業用設備を提供するものである。その作業用設備は作業台であったり、組立棚であったりする。
【0018】
この発明が提供する組立棚は、円管の外面に円周方向に延びる溝が間隔をおいて多数付設されたものを支柱とし、この支柱の間に横材をさしわたして構成された棚枠と、支柱間にさしわたされる梁材と、梁材を支柱に固定するための固定材と、梁材間にさしわたされる板とからなり、固定材は上述のような中間材と締付材とからなり、梁材は長手方向の両端に締付材を固定されており、まず各支柱に中間材を当接して中間材の突条を支柱の溝に嵌入させ、次いで梁材を中間材の間にさしわたし、締付材で中間材を締め付けて固定し、その後に梁材上に棚板をさしわたして作られる。
【0019】
この発明が提供する作業台は、一対の長い支柱と一対の短い支柱と、二組の対をなす梁材と、それぞれの支柱に当接する固定材と、梁材上に載置される台板とからなり、上記支柱は何れも前述のような溝を備えた円管からなり、固定材は上述のように中間材と締付材とで構成されており、梁材は長手方向の両端に締付材を固定されており、まず一対の短い支柱を手前に、一対の長い支柱を前方に置いて直角四辺形の隅に立てておき、短い支柱の上端と長い支柱の等高位置にそれぞれ中間材を当接して中間材の突条を支柱の溝に嵌入させ、次いで梁材を中間材の間にさしわたし、締付材で中間材を締め付けて固定し、その後に梁材間に台板をさしわたして作業台とする。
【0020】
こうして組み立てた作業台では、台板より上に突出している一対の長い支柱の間にさらに別の梁材を同様にさしわたして固定し、その梁材に多孔板を固定して工具掛けとするか、又は長い支柱に別の梁材の一端を固定して、片持ちのアームとしてこれを工具掛けとすることができる。
【0021】
この発明を実施の一例につき図面に基づき説明すると次のとおりである。図1は、この発明に係る作業用設備組立材の一部切欠斜視図である。図2は、この発明で用いられる中間材の拡大斜視図である。図3は、この発明で用いられる他の締付材の拡大斜視図である。図4は、この発明に係る組立材を用いて組み立てた棚の斜視図である。図5と図6は、この発明に係る作業用設備組立材を用いて組み立てた作業台の一部切欠斜視図である。図7は、この発明に係る作業用設備組立材を用いて組み立てた複合設備の斜視図である。
【0022】
図1において1は支柱、2は中間材、3は締付材、4は梁材、5は板である。
【0023】
支柱1は、円管を材料とし、外面に円周方向に延びる溝11が間隔をおいて多数付設されたものである。支柱は金属とくに鉄で作られている。
【0024】
梁材4を支柱1に固定するために固定材が用いられるが、その固定材は中間材2と締付材3とで構成されている。
【0025】
中間材2は、図2に示したような半筒を組にしたものである。中間材2は、もとは支柱1の表面に密接する筒であったものが、縦に二分割されて作られた半筒である。すなわち、中間材2の内面21は支柱1の表面に外接する面であり、その中央に支柱1の溝11に嵌まる突条22を備えている。中間材2の外面23は軸方向に沿ってテーパーを持っている。そのため、中間材2の肉厚は、一端から他端へ移るに従って次第に大きくなっている。
【0026】
中間材2が分割されたあとの合わせ面は平坦な面であってもよいが、図2に示したように、一面24が凹となり、他面25が凸となっていることが好ましい。このようにすると向かい合わせて組としたとき、組として扱い易いからである。中間材2は合成樹脂で成形したものを用いることが好ましい。
【0027】
締付材3は、図1に示したように、中間材2に外接するテーパーを持った円筒を、縦に二分割して得られた半円筒31の一端に、分割面の延びる方向へ接続片32を付設した構造のものである。すなわち、締付材3は半円筒31の内面が中間材2の外面23に密接する形状とされ、従ってテーパーを付されている。締付材3の外面はテーパーがあってもなくてもよいが、締付材3が一様な厚みの金属板で作られることが多いため、通常は外面も内面と同様にテーパーを付されている。
【0028】
締付材3としては、図1に示したもの以外に図3に示したような構造のものを用いることもできる。図3に示した締付材3はテーパーの付された円筒を縦割に二つに分割したのち、その分割片同士を一端で軸着33として他端を開き得るように接続し、一つの分割片の中央に接続片32を付設したものである。
【0029】
梁材4は一枚の帯状板で構成されていてもよいが、図1に示したように、二本の細い管41を平行にし、その両端を小板42で固定して作られたものが好ましい。それは、二本の細い管41で構成した方が重量も軽く、その割りには強度が大きく、また細い管41の間の隙間に針金等を挿通させて、これを係止用に利用することができるからである。また、梁材4は少なくとも一端に締付材3が接続片32によって固定されるから、図1に示したように、小板42を省略して締付材3の接続片32によって二本の細い管41を直接固定してもよい。
【0030】
棚を作るときには、支柱1、中間材2、締付材3、梁材4のほかに、図1に示した棚板5が用いられる。棚板5は、図1に示したように、梁材4への固定溝51を唯一個だけ備えているものであってもよく、また固定溝52を唯一個備えたものであってもよい。
【0031】
この発明に係る組立材を用いて作られた組立棚の一例が図4に示されている。図4では、四本の等長の支柱1を四隅に立て、これら支柱1の間に横材として天板61と底板62とをさしわたし固定して作った直方体状の棚枠を前提とし、これにこの発明に係る組立材を使用して、棚板を付設する場合について説明する。
【0032】
図4では示されていないが、四本の支柱1のそれぞれにまず図1に示した中間材2を当接し、中間材2の突条を支柱1の溝に嵌入させる。次いで、例えば図1に示したような締付材3を一端に固定した梁材4を支柱1の間にさしわたし、梁材4に固定された締付材3にさらに締付材3の別の半部を当接し、図1に示したボルト71とナット72とで固定し、中間材2を締付材3で締め付けて固定する。こうして図4に示したように梁材4は支柱に固定される。その後に、梁材4の間に棚板53、54、55をさしわたして固定する。
【0033】
中間材2を固定するに際し、各支柱の等しい高さのところに中間材2を位置させると、棚板は53又は55のように水平に延びることとなる。ところが中間材2を支柱1の異なる高さのところに位置させると、棚板は54のように傾斜することとなる。傾斜した棚板は、その上に置かれた品物を横から見やすく、また取り易い。このように、棚板は、その高さだけでなく傾斜までも変えて取り付けることができる。また、棚板の取り外しはボルトとナットをゆるめることにより、容易に行うことができる。
【0034】
図5は、この発明に係る組立材を用いて、組み立てた作業台の要部を示している。支柱は一対の長い円筒状支柱13と、一対の短い円筒状支柱14とから成り、各支柱は何れも外面に円周方向に延びる溝11が間隔をおいて多数付設されている。固定材は図5では示されていないが、図1に示したような中間材2と締付材3とが用いられている。また梁材4は図1に示したものが用いられている。
【0035】
図5に示した作業台は次のようにして組み立てられる。まず、一対の短い支柱14を手前に、一対の長い支柱13を前方に置いて、組み立てようとする作業台の台板の四隅に相当する位置に立てる。次いで、短い支柱14の上端と、長い支柱の等しい高さの位置に図5では示していないが、それぞれ図1及び図2に示した中間材2を付設し、中間材2の突条22を支柱の溝11に嵌入させる。次いで、梁材4を中間材2の間にさしわたし、梁材4に付設された締付材3で中間材2を締め付けて、梁材4を支柱に固定する。その後に、梁材4間に台板5をさしわたして作業台とする。
【0036】
図5に示した作業台では台板5から上に突出している支柱13の適所に、上と同様にして中間材2、締付材3を付設して梁材4を固定する。こうして付設された二本の梁材4の間には、係止板7を係止させる。係止板7は孔あき板で作られているから、孔に係止具を係止させて、作業に必要な道具を引掛けておくことができる。
【0037】
また、支柱13には上に述べたような中間材2と締付材3とを付設して、梁材40を一端だけで固定し、片持ち式のアーム73とすることができる。アーム73上には小箱74を固定して小物入れとすることができる。小箱74の固定には接続材75を使用し、接続材75の折曲された各片を、梁材40を構成している二本の細い管41の間にくぐらせて、接続材3の弾性により容易に安定して固定することができる。
【0038】
図6は図5と同様に、この発明に係る組立材を用いて組み立てた作業台を示している。この作業台は、図2に示した中間材2と、図1に示した締付材3と、帯板からなる梁材4とを用いて、支柱13と14とに上下二段にわたって直交する方向に梁材4を固定している。その後、上方に位置する梁材4は台板5をさしわたして作業台としている。
【0039】
長い支柱13の間には、上端に別の横材63をさしわたしている。横材63は長手方向の両端の下面に支柱13に嵌まる孔64を持って、この中に支柱13の上端を嵌め込んで支柱13間を固定している。そして支柱13の台板5と横材63との間に位置する部分には、図5に示したと同様に梁材4をさしわたして、作業に必要な道具を引掛けるのに役立たせる。
【0040】
図7は、この発明に係る組立材を用いて、作業台と組立棚とを結合させた複合設備を示している。図7では、これらの複合設備は、何れも下端にキャスターを着脱自在にしており、キャスターを付設することによって移動自在とし、キャスターを取り外すことによって静置させることができる。
【0041】
図7に示した複合設備Aは、作業台B及びCと、製品又は工具用棚Dとが一体とされたものである。作業台BとCとは連結金具Xで連結されており、作業台Cと棚Dとは支柱1を共有することによって連結されている。
【0042】
図7の棚Dは、支柱1の上部に片持ちの梁材40を付設して、作業台C上に張り出させている。そして、二つの梁材40の間には係止干81及び82が付設されている。この係止干81及び82は工具等を懸吊するのに使用される。
【0043】
図7に示した複合設備Pは、作業台Qと棚Rとが、支柱1を共有することによって連結されている。支柱1には片持ちの梁材40が二本平行に付設されて、作業台Qの上方へ張り出している。梁材40の間には、前述の複合設備Aと同様に、係止干81及び82がさしわたされて、工具を吊り下げるのに使用できるものとなっている。
【0044】
【発明の効果】
この発明によれば、支柱に円管を用いたので、角材を用いたよりも軽量で強度が大きく、従って組み立てに便利である。また、梁材を係止させるのに、孔でなくて円周方向に延びる溝を形成することとしたので、梁材の付設位置を小さな間隔で調整することができる。また、支柱に梁材を固定するのに固定材を用いることとし、固定材を中間材と締付材とに分け、中間材には内面に支柱の溝に嵌まる突条を設けておき、中間材を二つ割りにして支柱へ当接することとしたので、中間材は、溝がどのような位置にあっても、支柱に容易に付設することができる。また、締付材も円筒を二つ割りにしたので、中間材に容易に当接することができる。
【0045】
しかも、締付材は、二つ割りにした半円筒に接続片を付設して作られており、接続片により梁材の長手方向の一端に固定されているから、梁材の一端を中間材に差し向けると、締付材は中間材に直ちに当接することとなる。従って、あとは締付材の別の半部を中間材に当接してボルトで締めるか、又は半部を回転させて固定するだけで、締付材を支柱に容易に固定することができる。
【0046】
こうして固定されたあとは、中間材は突条を溝に嵌入させて支柱に強固に固定されている。また、中間材と締付材との間では、中間材の外面にテーパーが付され、また締付材の内面にも中間材の外面に外接するテーパーが付されているので、中間材と締付材とはテーパー面で密接することとなる。そこで、テーパー面を下広になるように向けて中間材を支柱に付設すると、締付材は上方へ持ち上げない限り、支柱に強固に固定されることになる。従って、梁材は支柱に強固に付設されることになる。
【0047】
また逆に、締付材を取り外すことにより、容易に梁材を取り除くことができる。こうして、組み立て及び分解の容易な作業用設備を作ることができる。
【0048】
また、この発明によれば、支柱として長さが約2000mmと約700mmの二種類の規格品を用意し、また梁材として長さが約600mmと約900mmとの二種類の規格品を用意すれば、これら規格品を使用するだけで要求される色々な設備を作り上げることができるので、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る作業用設備組立材の一部切欠斜視図である。
【図2】この発明で用いられる中間材の拡大斜視図である。
【図3】この発明で用いられる他の締付材の拡大斜視図である。
【図4】この発明に係る作業用設備組立材を用いて組み立てた棚の斜視図である。
【図5】この発明に係る作業用設備組立材を用いて組み立てた作業台の一部切欠斜視図である。
【図6】この発明に係る作業用設備組立材を用いて組み立てた他の作業台の一部切欠斜視図である。
【図7】この発明に係る作業用設備組立材を用いて組み立てた他の作業用設備の斜視図である。
【符号の説明】
1、13、14 支柱
2 中間材
3 締付材
4、40 梁材
5 板
7 係止板
11 溝
21 中間材2の内面
22 突条
23 中間材2の外面
24、25 中間材2の合わせ面
31 半円筒
32 接続片
33 軸着
41 細い管
42 小板
51、52 固定溝
53、54、55 棚板
61 天板
62 底板
63 横材
64 孔
71 ボルト
72 ナット
73 アーム
74 小箱
75 接続材
81、82 係止干
Claims (2)
- 円管の外面に円周方向に延びる溝が間隔をおいて多数付設されたものを支柱とし、支柱管に横材をさしわたして固定された棚枠と、支柱間にさしわたされる梁材と、梁材を支柱に固定するための固定材と、梁材間にさしわたされる棚板とからなり、固定材は中間材と締付材とからなり、中間材は支柱の溝に嵌まる突条を持って支柱に外接する内面と、テーパーを持った外面とを備えた筒を縦方向に二分割した一組の半筒で構成され、締付材は中間材に外接するテーパーを持った円筒を縦に二分割した半円筒に接続片を付設して作られており、梁材は2本の細長い管を平行にし、その両端に締付材の接続片を固定して円筒を突出させてなる長方形の枠からなり、棚板は下面に下から上に向かい次いで棚板と平行に延びるL形の固定溝を備えており、まず各支柱に中間材を当接して中間材の突条を支柱の溝に嵌入させ、次いで梁材を中間材の間にさしわたし、締付材で中間材を締め付けて固定し、その後に梁材上に棚板をさしわたし、棚板の固定溝内に梁材の細管を挿入して棚板を梁材に固定してなる組立棚。
- 一対の長い支柱と一対の短い支柱と、二組の対をなす梁材と、梁材を支柱に固定するための固定材と、台板とからなり、上記支柱は何れも円管の外面に円周方向に延びる溝が間隔をおいて多数付設されており、固定材は中間材と締付材とからなり、中間材は支柱の溝に嵌まる突条を持って支柱に外接する内面と、テーパーを持った外面とを備えた筒を縦方向に二分割した一組の半筒で構成され、締付材は中間材に外接するテーパーを持った円筒を縦に二分割した半円筒に接続片を付設して作られており、梁材は2本の細長い管を平行にし、その両端に締付材の接続片を固定して円筒を突出させてなる長方形の枠からなり、台板は下面に下から上に向かい次いで台板と平行に延びるL形の固定溝を備えており、まず一対の短い支柱を手前に、一対の長い支柱を前方に置いて直角四辺形の隅に立設し、短い支柱の上端と、長い支柱の等高位置にそれぞれ中間材を当接して、中間材の突条を支柱の溝に嵌入させ、次いで梁材を中間材の間にさしわたし、締付材で中間材を締め付けて固定し、その後に梁材間に台板をさしわたし、台板の固定溝内に梁材の細管を挿入して台板を梁材に固定し、長い支柱の台板より上の部分にさらに梁材を固定して支柱間にさしわたすか又は片持ちのアームとしてなる作業台。
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Cited By (2)
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KR100960943B1 (ko) | 2008-03-26 | 2010-06-03 | 이상선 | 건설공사용 강관 비계. |
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