JPH0464887B2 - - Google Patents
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- JPH0464887B2 JPH0464887B2 JP61205300A JP20530086A JPH0464887B2 JP H0464887 B2 JPH0464887 B2 JP H0464887B2 JP 61205300 A JP61205300 A JP 61205300A JP 20530086 A JP20530086 A JP 20530086A JP H0464887 B2 JPH0464887 B2 JP H0464887B2
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- rotating shaft
- driving force
- passage
- discharge
- wheel drive
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/348—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/20—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices
- F16H48/27—Arrangements for suppressing or influencing the differential action, e.g. locking devices using internally-actuatable fluid pressure, e.g. internal pump types
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/348—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed
- B60K17/35—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches
- B60K17/3505—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with self-actuated means, e.g. by difference of speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H48/00—Differential gearings
- F16H48/12—Differential gearings without gears having orbital motion
- F16H48/18—Differential gearings without gears having orbital motion with fluid gearing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は前輪および後輪を同一のエンジンで
駆動する車両の駆動連結装置に関する。
駆動する車両の駆動連結装置に関する。
(従来の技術)
前輪(または後輪)をエンジンで直接駆動し、
後輪(または前輪)には油圧ポンプからなる継手
によつて駆動力が伝達されるものはすでに特開昭
60−116524、特開昭60−116525によつて知られて
いるものである。
後輪(または前輪)には油圧ポンプからなる継手
によつて駆動力が伝達されるものはすでに特開昭
60−116524、特開昭60−116525によつて知られて
いるものである。
すなわ前輪に駆動力を伝達する回転軸と後輪に
駆動力を伝達する回転軸との間に回転速度差が生
じた場合に、その回転速度差に応じた駆動力が油
圧ポンプの静的油圧によつて後輪に伝達されるも
のであり、自動的に前輪及び後輪が駆動される全
輪駆動状態が得られるものである。
駆動力を伝達する回転軸との間に回転速度差が生
じた場合に、その回転速度差に応じた駆動力が油
圧ポンプの静的油圧によつて後輪に伝達されるも
のであり、自動的に前輪及び後輪が駆動される全
輪駆動状態が得られるものである。
このような駆動連結装置においては、油圧ポン
プから吐出される油圧の上昇特性を制御すること
によつて、走行状況に合つた後輪への駆動力の伝
達が制御される。
プから吐出される油圧の上昇特性を制御すること
によつて、走行状況に合つた後輪への駆動力の伝
達が制御される。
(発明が解決しようとする問題点)
このように、油圧ポンプの静的油圧によつて後
輪に駆動力が伝達されるものにおいては、前輪に
駆動力を伝達する回転軸と後輪に駆動力を伝達す
る回転軸との間に生じる相対回転速度によつて後
輪側に駆動力が伝達されるために、前輪に駆動力
が伝達されて定常走行をしている場合には、後輪
に駆動力を伝達する回転軸は前輪に駆動力を伝達
する回転軸と同回転数で回転しているため、後輪
に駆動力が伝達されないフローテイング状態にな
る。このとき、エンジンのトルク変動等によつ
て、前輪駆動系に回転速度の変動が伝達される
と、後輪に駆動力を伝達する回転軸との間に回転
速度差が生じ、油圧ポンプを通じて後輪駆動系に
回転変動に応じたトルク変動が伝達され、後輪駆
動系にトルク変動に伴うガタ打ち音が発生する不
具合を生じる。さらには、後輪駆動系の耐久性を
大きく損なうことにもなる。
輪に駆動力が伝達されるものにおいては、前輪に
駆動力を伝達する回転軸と後輪に駆動力を伝達す
る回転軸との間に生じる相対回転速度によつて後
輪側に駆動力が伝達されるために、前輪に駆動力
が伝達されて定常走行をしている場合には、後輪
に駆動力を伝達する回転軸は前輪に駆動力を伝達
する回転軸と同回転数で回転しているため、後輪
に駆動力が伝達されないフローテイング状態にな
る。このとき、エンジンのトルク変動等によつ
て、前輪駆動系に回転速度の変動が伝達される
と、後輪に駆動力を伝達する回転軸との間に回転
速度差が生じ、油圧ポンプを通じて後輪駆動系に
回転変動に応じたトルク変動が伝達され、後輪駆
動系にトルク変動に伴うガタ打ち音が発生する不
具合を生じる。さらには、後輪駆動系の耐久性を
大きく損なうことにもなる。
本発明はかかる問題点を解決するためになされ
たもので、駆動側の回転変動が被動側に伝達され
ないようにして、異音の発生の防止を図るととも
に駆動系の耐久性の向上を図つた全輪駆動用駆動
連結装置を提供することを目的とする。
たもので、駆動側の回転変動が被動側に伝達され
ないようにして、異音の発生の防止を図るととも
に駆動系の耐久性の向上を図つた全輪駆動用駆動
連結装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上述の目的を達成するために本発明の全輪駆動
用駆動連結装置は、車両の前輪に駆動力を伝達す
る第1回転軸と、同車両の後輪に駆動力を伝達す
る第2回転軸と、上記第1回転軸と第2回転軸と
の連結手段として使用され、かつ上記第1回転軸
と第2回転軸との回転速度差によつて駆動されて
同回転速度差に応じた油量を吐出するとともに吸
入通路と吐出通路とを備えて同吸入通路と吐出通
路とを上記第1回転軸と第2回転軸との相対回転
方向によつて切換える油圧ポンプと、同油圧ポン
プからの吐出油圧を制限する制限手段とを備えて
なる全輪駆動用駆動連結装置において、上記吸入
通路と吐出通路とのそれぞれの通路に連通されて
上記油圧ポンプからの吐出油を貯溜して吐出油圧
の上昇を一時的に抑制する膨張室を備えたことを
特徴とする。
用駆動連結装置は、車両の前輪に駆動力を伝達す
る第1回転軸と、同車両の後輪に駆動力を伝達す
る第2回転軸と、上記第1回転軸と第2回転軸と
の連結手段として使用され、かつ上記第1回転軸
と第2回転軸との回転速度差によつて駆動されて
同回転速度差に応じた油量を吐出するとともに吸
入通路と吐出通路とを備えて同吸入通路と吐出通
路とを上記第1回転軸と第2回転軸との相対回転
方向によつて切換える油圧ポンプと、同油圧ポン
プからの吐出油圧を制限する制限手段とを備えて
なる全輪駆動用駆動連結装置において、上記吸入
通路と吐出通路とのそれぞれの通路に連通されて
上記油圧ポンプからの吐出油を貯溜して吐出油圧
の上昇を一時的に抑制する膨張室を備えたことを
特徴とする。
(作 用)
第1回転軸と第2回転軸との間に相対回転速度
差が生じ、油圧ポンプから吐出油が発生すると、
同吐出油が一時的に膨張室に溜まり油圧の上昇が
一時的に抑制される。
差が生じ、油圧ポンプから吐出油が発生すると、
同吐出油が一時的に膨張室に溜まり油圧の上昇が
一時的に抑制される。
このため、作動油が膨張室に溜まる短期間は駆
動力が伝達されず、後輪駆動系がフローテイング
状態で前輪に駆動力を伝達する第1回転軸が微小
回転変動をおこしても上記膨張室の作用によつて
第2回転軸へは回転変動は伝達されない。これに
よつて、後輪駆動系のガタ打ち音の発生が防止さ
れ、さらには、後輪駆動系の耐久性が向上する。
動力が伝達されず、後輪駆動系がフローテイング
状態で前輪に駆動力を伝達する第1回転軸が微小
回転変動をおこしても上記膨張室の作用によつて
第2回転軸へは回転変動は伝達されない。これに
よつて、後輪駆動系のガタ打ち音の発生が防止さ
れ、さらには、後輪駆動系の耐久性が向上する。
(実施例)
以下第1図〜第4図をもとに本発明の一実施例
を説明する。
を説明する。
第1図には本発明の全輪駆動用駆動連結装置が
備えられた車両の駆動系の概略構成図を示す。
備えられた車両の駆動系の概略構成図を示す。
第1図に示すように、横置されたエンジン1に
変速機2が連結され、その出力軸3に取り付けた
ドライブギヤ(または4速カウンタギヤ)4から
駆動力が取り出されて、4輪駆動用駆動連結装置
本体13のギヤカムリング20eに伝達される。
変速機2が連結され、その出力軸3に取り付けた
ドライブギヤ(または4速カウンタギヤ)4から
駆動力が取り出されて、4輪駆動用駆動連結装置
本体13のギヤカムリング20eに伝達される。
そして、ギヤカムリング20eは、ケーシング
20を回転駆動して、ケーシング20に接続する
第1回転軸(外軸)11を介して、ギヤ7から前
輪9用の差動装置10に駆動力が伝達されて前輪
9が駆動される。
20を回転駆動して、ケーシング20に接続する
第1回転軸(外軸)11を介して、ギヤ7から前
輪9用の差動装置10に駆動力が伝達されて前輪
9が駆動される。
すなわち、4輪駆動用駆動連結装置本体13に
伝達された駆動力が、そのまま第1回転軸11に
ギヤカムリング20eを介して伝達され、さら
に、ギヤ7、差動装置10を介して前輪9に伝達
される。
伝達された駆動力が、そのまま第1回転軸11に
ギヤカムリング20eを介して伝達され、さら
に、ギヤ7、差動装置10を介して前輪9に伝達
される。
この4輪駆動用駆動連結装置本体13を経由し
た駆動力は、第1回転軸に同軸的に配設される第
2回転軸(内軸)14に伝達されるようになつて
おり、回転取出方向を変換するベベル歯車機構1
5,15′を介して後輪16用の差動装置17に
駆動力が伝達され、後輪16を駆動する。
た駆動力は、第1回転軸に同軸的に配設される第
2回転軸(内軸)14に伝達されるようになつて
おり、回転取出方向を変換するベベル歯車機構1
5,15′を介して後輪16用の差動装置17に
駆動力が伝達され、後輪16を駆動する。
この4輪駆動用駆動連結装置本体13は、第2
図に示すように油圧ポンプ(油圧式連結機構)と
してのベーンポンプVPとこれに付属する油圧制
御回路21とを有しており、ベーンポンプVPの
ロータ19は後輪16に駆動力を伝達する第2回
転軸14に連結されるとともに、ベーンポンプ
VPのケーシング20を構成するカムリング20
aが前輪9に駆動力を伝達する第1回転軸11に
連結されている。この油圧ポンプとしてのベーン
ポンプVPには、第2図に示すように、そのロー
タ19の外周部19aに、多数(ここでは、10
個)の孔部19bが周方向の等間隔に形成されて
いて、この多数の孔部19bのそれぞれには、カ
ムリング部20の内周面20dに摺接しうるベー
ン18が嵌挿されている。
図に示すように油圧ポンプ(油圧式連結機構)と
してのベーンポンプVPとこれに付属する油圧制
御回路21とを有しており、ベーンポンプVPの
ロータ19は後輪16に駆動力を伝達する第2回
転軸14に連結されるとともに、ベーンポンプ
VPのケーシング20を構成するカムリング20
aが前輪9に駆動力を伝達する第1回転軸11に
連結されている。この油圧ポンプとしてのベーン
ポンプVPには、第2図に示すように、そのロー
タ19の外周部19aに、多数(ここでは、10
個)の孔部19bが周方向の等間隔に形成されて
いて、この多数の孔部19bのそれぞれには、カ
ムリング部20の内周面20dに摺接しうるベー
ン18が嵌挿されている。
また、ベーンポンプVPはカムリング20aと
ロータ19との間には、回転中心線から120゜間隔
に3つのポンプ室36,37,38が形成され、
回転方向基端側に位置したとき吸込口となり先端
側に位置したときに吐出口となる6個の吸込吐出
口22,23,24,25,26,27がほぼ
120゜間隔に形成されている。
ロータ19との間には、回転中心線から120゜間隔
に3つのポンプ室36,37,38が形成され、
回転方向基端側に位置したとき吸込口となり先端
側に位置したときに吐出口となる6個の吸込吐出
口22,23,24,25,26,27がほぼ
120゜間隔に形成されている。
油圧制御回路21は吸入通路51と吐出通路5
3とを有し、吸入通路51は第2図の吸入吐出口
23,25,27を連通するとともに、これら吸
入吐出口23,25,27をオイル溜30に連結
している。
3とを有し、吸入通路51は第2図の吸入吐出口
23,25,27を連通するとともに、これら吸
入吐出口23,25,27をオイル溜30に連結
している。
また、吐出通路53は第2図の吸入吐出口2
4,25,26を連通するとともにこれら吸入吐
出口24,25,26をオイル溜30に連結して
いる。そして、これら吸入通路51、吐出通路5
3のオイル溜30への連結部分にはオイル溜30
からの流れのみを許容するチエツク弁29,28
が介在されている。
4,25,26を連通するとともにこれら吸入吐
出口24,25,26をオイル溜30に連結して
いる。そして、これら吸入通路51、吐出通路5
3のオイル溜30への連結部分にはオイル溜30
からの流れのみを許容するチエツク弁29,28
が介在されている。
吸入通路51と吐出通路53とは油路55によ
つて連通され、同油路55にはオリフイス57が
介在され、吐出通路53から吸入通路51へ流入
する油量を絞つている。
つて連通され、同油路55にはオリフイス57が
介在され、吐出通路53から吸入通路51へ流入
する油量を絞つている。
さらに、吸入通路51と吐出通路53とは油路
58によつて連通され、同油路58には膨張室で
あるフリーピストン59が介在されている。フリ
ーピストン59は両端がそれぞれ吸入通路51と
吐出通路53とに連結したシリンダ部61とシリ
ンダ部61内を摺動するピストン部63とを備
え、吐出通路53に発生する吐出油圧によつてピ
ストン部63が移動する。
58によつて連通され、同油路58には膨張室で
あるフリーピストン59が介在されている。フリ
ーピストン59は両端がそれぞれ吸入通路51と
吐出通路53とに連結したシリンダ部61とシリ
ンダ部61内を摺動するピストン部63とを備
え、吐出通路53に発生する吐出油圧によつてピ
ストン部63が移動する。
また、吸入通路51が吐出側になつたときには
ピストン部63は上記とは逆方向に移動する。
ピストン部63は上記とは逆方向に移動する。
以下に上記構成による作動を説明する。
全輪駆動用駆動連結装置は上述のごとく構成さ
れているので、車両の通常の直進状態では、前輪
9と後輪16とのタイヤの有効半径が同一で、タ
イヤのスリツプ回転速度が少ないことから、4輪
駆動用駆動連結装置本体13に接続する第1回転
軸11と第2回転軸14との間に回転速度が生じ
ない。
れているので、車両の通常の直進状態では、前輪
9と後輪16とのタイヤの有効半径が同一で、タ
イヤのスリツプ回転速度が少ないことから、4輪
駆動用駆動連結装置本体13に接続する第1回転
軸11と第2回転軸14との間に回転速度が生じ
ない。
したがつて、ベーンポンプVPでは油圧の発生
はなく、後輪16に駆動力が伝達されず、前輪9
のみによる前輪駆動となる。
はなく、後輪16に駆動力が伝達されず、前輪9
のみによる前輪駆動となる。
しかし、直進状態において、車両の直進加速時
のように大きなスリツプがなくても、通常前輪9
が約1%以内でスリツプするので、これによる回
転速度差が第1回転軸11と第2回転軸14との
間に生じると、ベーンポンプVPが機能する。
のように大きなスリツプがなくても、通常前輪9
が約1%以内でスリツプするので、これによる回
転速度差が第1回転軸11と第2回転軸14との
間に生じると、ベーンポンプVPが機能する。
このとき、ロータ19が第2図の矢印で示す方
向に相対回転した場合には、ベーンポンプVPに
おける油の流れは第2図に示すように吸込吐出口
23,25,27が吸込口となつてチエツク弁2
9を介してオイル溜30から油が吸込まれる一
方、吸込吐出口22,24,26が吐出口となつ
て吐出通路53を通じて作動油が排出され、油路
55に設けられたオリフイス57及び油路58に
設けられたフリーピストン59に導びかれる。
向に相対回転した場合には、ベーンポンプVPに
おける油の流れは第2図に示すように吸込吐出口
23,25,27が吸込口となつてチエツク弁2
9を介してオイル溜30から油が吸込まれる一
方、吸込吐出口22,24,26が吐出口となつ
て吐出通路53を通じて作動油が排出され、油路
55に設けられたオリフイス57及び油路58に
設けられたフリーピストン59に導びかれる。
オリフイス57に導びかれた作動油は同オリフ
イス57によつて吸入通路側51への流出量が絞
られ、吐出通路53内に油圧が発生し、この油圧
とベーン18の受圧面積とによつてロータ19と
カムリング20aとが一体になつて回転してロー
タ19から駆動力が第2回転軸14へと伝達され
る。従つて、オリフイス57の絞り量によつて油
圧の立上り特性が任意に設定され、すなわち、後
輪16への駆動力の伝達力が任意に制御される。
イス57によつて吸入通路側51への流出量が絞
られ、吐出通路53内に油圧が発生し、この油圧
とベーン18の受圧面積とによつてロータ19と
カムリング20aとが一体になつて回転してロー
タ19から駆動力が第2回転軸14へと伝達され
る。従つて、オリフイス57の絞り量によつて油
圧の立上り特性が任意に設定され、すなわち、後
輪16への駆動力の伝達力が任意に制御される。
また、フリーピストン59に導びかれた作動油
は、フリーピストン59のピストン部63を吸入
通路51側へ摺動せしめるため、吐出通路53内
に発生する油圧の上昇を一時的に抑制し、油圧の
立上りが一時的に遅れる。
は、フリーピストン59のピストン部63を吸入
通路51側へ摺動せしめるため、吐出通路53内
に発生する油圧の上昇を一時的に抑制し、油圧の
立上りが一時的に遅れる。
次に後輪16の回転速度に比べ前輪9の回転速
度が非常に大きくなる場合、例えば雪路での前輪
のスリツプ時や急加速時あるいはブレーキ時の後
輪がロツク気味となる場合には、4輪駆動連結装
置本体13に接続する第1回転軸11と第2回転
軸14との間の回転速度差が非常に大きくなり、
上述した通り後輪16に吐出圧に対応した駆動力
が伝達された4輪駆動状態となる。
度が非常に大きくなる場合、例えば雪路での前輪
のスリツプ時や急加速時あるいはブレーキ時の後
輪がロツク気味となる場合には、4輪駆動連結装
置本体13に接続する第1回転軸11と第2回転
軸14との間の回転速度差が非常に大きくなり、
上述した通り後輪16に吐出圧に対応した駆動力
が伝達された4輪駆動状態となる。
そして、前輪9の回転速度が減少するととも
に、後輪16の回転速度が増大することとなり回
転速度差を縮少(ノンスリツプデフと同一機能)
するようになる。
に、後輪16の回転速度が増大することとなり回
転速度差を縮少(ノンスリツプデフと同一機能)
するようになる。
このように、前輪9のスリツプ状態では後輪1
6への駆動トルクが増大されて走行不能となるこ
とを回避できるとともに、後輪16がロツク気味
の場合には、前輪9のブレーキトルクを増大して
後輪16のロツクを防止する。
6への駆動トルクが増大されて走行不能となるこ
とを回避できるとともに、後輪16がロツク気味
の場合には、前輪9のブレーキトルクを増大して
後輪16のロツクを防止する。
一方、前輪9の回転速度に比べ後輪16の回転
速度が非常に大きくなる場合、例えば前輪9のブ
レーキ状態でロツク気味となる場合では、4輪駆
動用駆動連結装置本体13に接続する第1回転軸
11と第2回転軸14との間に、上述とは逆方向
に大きな回転速度差が生じる。
速度が非常に大きくなる場合、例えば前輪9のブ
レーキ状態でロツク気味となる場合では、4輪駆
動用駆動連結装置本体13に接続する第1回転軸
11と第2回転軸14との間に、上述とは逆方向
に大きな回転速度差が生じる。
この場合には、ベーンポンプVPでは、第2図
において、吸込吐出口22,24,26が吸込口
となり、チエツク弁28を介してオイル溜30か
ら油が吸込まれる一方、吸込吐出口23,25,
27が吐出口となり、吐出通路53を通じて作動
油が供給され、吸入通路51を通じて作動油が供
給される。この作動油も油路55のオリフイス5
7及び油路58のフリーピストン59に導がか
れ、上述同様の作用を行う。これによつて駆動力
が後輪16に伝達されて4輪駆動状態となる。
において、吸込吐出口22,24,26が吸込口
となり、チエツク弁28を介してオイル溜30か
ら油が吸込まれる一方、吸込吐出口23,25,
27が吐出口となり、吐出通路53を通じて作動
油が供給され、吸入通路51を通じて作動油が供
給される。この作動油も油路55のオリフイス5
7及び油路58のフリーピストン59に導がか
れ、上述同様の作用を行う。これによつて駆動力
が後輪16に伝達されて4輪駆動状態となる。
そして、後輪16へのブレーキトルクを増大し
て前輪9のロツクを防止する。
て前輪9のロツクを防止する。
ところで、フリーピストン59が設けられてい
るために、エンジン1によつて直接駆動される前
輪駆動系にエンジン1のトルク変動による回転速
度の変動が第3図に示すような特性によつて生じ
た場合、すなわち、前輪9を駆動する第1回転軸
11の回転速度が変動して第2回転軸14の回転
速度より一部において遅くなり、第1回転軸と第
2回転軸との相対回転方向が交互に変わる場合に
は、以下のような作動を行う。
るために、エンジン1によつて直接駆動される前
輪駆動系にエンジン1のトルク変動による回転速
度の変動が第3図に示すような特性によつて生じ
た場合、すなわち、前輪9を駆動する第1回転軸
11の回転速度が変動して第2回転軸14の回転
速度より一部において遅くなり、第1回転軸と第
2回転軸との相対回転方向が交互に変わる場合に
は、以下のような作動を行う。
第3図のA部で示すように第1回転軸11の回
転速度が第2回転軸14の回転速度より速い場合
には、第2図に矢印で示す方向にロータ19が回
転して作動油は吸入通路51を通じて供給され、
吐出通路53を通じて吐出される。これによつて
すでに説明した通り後輪16に駆動力が伝達され
る。さらに第3図のB部で示すように第1回転軸
11の回転速度が第2回転軸14の回転速度より
遅い場合には、ロータ19は上記の場合とは逆に
第2図に矢印で示される方向とは逆に回転して作
動油は吐出通路53を通じて供給され、吸入通路
51を通じて吐出される。このA部からB部に変
わるとき、吸入通路51に吐出された作動油はフ
リーピストン59のピストン部63を第2図中右
から左へ移動し、一時的に吐出油圧の上昇が遅ら
され、また、B部からA部に変わるときには、吐
出通路53に吐出された作動油はフリーピストン
59のピストン部63を第2図中左から右へ移動
し、一時的に吐出油圧の上昇が遅らされる。
転速度が第2回転軸14の回転速度より速い場合
には、第2図に矢印で示す方向にロータ19が回
転して作動油は吸入通路51を通じて供給され、
吐出通路53を通じて吐出される。これによつて
すでに説明した通り後輪16に駆動力が伝達され
る。さらに第3図のB部で示すように第1回転軸
11の回転速度が第2回転軸14の回転速度より
遅い場合には、ロータ19は上記の場合とは逆に
第2図に矢印で示される方向とは逆に回転して作
動油は吐出通路53を通じて供給され、吸入通路
51を通じて吐出される。このA部からB部に変
わるとき、吸入通路51に吐出された作動油はフ
リーピストン59のピストン部63を第2図中右
から左へ移動し、一時的に吐出油圧の上昇が遅ら
され、また、B部からA部に変わるときには、吐
出通路53に吐出された作動油はフリーピストン
59のピストン部63を第2図中左から右へ移動
し、一時的に吐出油圧の上昇が遅らされる。
このため、フリーピストン59のピストン部6
3の移動の範囲内での変動であれば第2回転軸1
4には第1回転軸11に生じる回転変動によるト
ルク変動の伝達は行なわれない。
3の移動の範囲内での変動であれば第2回転軸1
4には第1回転軸11に生じる回転変動によるト
ルク変動の伝達は行なわれない。
すなわち、第3図で示す回転変動が生じた場合
には、第2回転軸14への伝達トルクは第2図で
示されるような特性となり、回転差がlで示す範
囲内で振動した場合には、フリーピストン59が
設けられていない従来構造では実線で示す曲線上
のO,P,Q間を移動してトルク巾aで示される
正負の両トルクが伝達されるが、フリーピストン
59が設けられている本願発明においては、破線
で示す曲線上のO,P′,R間を移動して伝達トル
ク巾bで示される正のトルクのみの伝達しか行な
われない。このため第2回転軸14には負側のト
ルクが伝達されるときのガタ打音が防止され後輪
駆動系から発生される異音が減少される。
には、第2回転軸14への伝達トルクは第2図で
示されるような特性となり、回転差がlで示す範
囲内で振動した場合には、フリーピストン59が
設けられていない従来構造では実線で示す曲線上
のO,P,Q間を移動してトルク巾aで示される
正負の両トルクが伝達されるが、フリーピストン
59が設けられている本願発明においては、破線
で示す曲線上のO,P′,R間を移動して伝達トル
ク巾bで示される正のトルクのみの伝達しか行な
われない。このため第2回転軸14には負側のト
ルクが伝達されるときのガタ打音が防止され後輪
駆動系から発生される異音が減少される。
さらに、フリーピストン59のピストン部63
の移動量を適宜設定することに正側のトルク変動
をも吸収でき、第1回転軸11に生じる微小の回
転変動による第2回転軸14へのトルク伝達が完
全に防止され、異音発生の防止及び耐久性の向上
が行なわれる。
の移動量を適宜設定することに正側のトルク変動
をも吸収でき、第1回転軸11に生じる微小の回
転変動による第2回転軸14へのトルク伝達が完
全に防止され、異音発生の防止及び耐久性の向上
が行なわれる。
以上の説明において、フリーピストン59は吸
入通路51及び吐出通路53のそれぞれの膨張室
として供用した状態で設けられているが、それぞ
れの通路に別々にフリーピストン59と同等の作
用を行うピストン機構を設けてもよい。
入通路51及び吐出通路53のそれぞれの膨張室
として供用した状態で設けられているが、それぞ
れの通路に別々にフリーピストン59と同等の作
用を行うピストン機構を設けてもよい。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明の全輪駆動用駆動
連結装置によると、膨張室の作用によつて、第1
回転軸の回転変動による伝達トルク変動が吸収さ
れて第2回転軸へ伝達されず、第2回転軸に連結
される後輪駆動系からのガタ打ち音の発生が防止
され、さらには、後輪駆動系の耐久性が向上する
効果を奏する。
連結装置によると、膨張室の作用によつて、第1
回転軸の回転変動による伝達トルク変動が吸収さ
れて第2回転軸へ伝達されず、第2回転軸に連結
される後輪駆動系からのガタ打ち音の発生が防止
され、さらには、後輪駆動系の耐久性が向上する
効果を奏する。
第1図は本発明にかかる全輪駆動用駆動連結装
置を使用した4輪駆動車の概略構成図、第2図は
本発明にかかる全輪駆動用駆動連結装置の一実施
例を示す説明図、第3図、第4図は本発明にかか
る全輪駆動用駆動連結装置の特性を示す説明図で
ある。 1…エンジン、9…前輪、11…第1回転軸、
13…4輪駆動用駆動連結装置本体、14…第2
回転軸、16…後輪、19…ロータ、20…ケー
シング、21…油圧制御回路、22,23,2
4,25,26,27…吸入吐出口、28,29
…チエツク弁、30…オイル溜、51…吸入通
路、53…吐出通路、57…オリフイス、59…
フリーピストン、VP…ベーンポンプ。
置を使用した4輪駆動車の概略構成図、第2図は
本発明にかかる全輪駆動用駆動連結装置の一実施
例を示す説明図、第3図、第4図は本発明にかか
る全輪駆動用駆動連結装置の特性を示す説明図で
ある。 1…エンジン、9…前輪、11…第1回転軸、
13…4輪駆動用駆動連結装置本体、14…第2
回転軸、16…後輪、19…ロータ、20…ケー
シング、21…油圧制御回路、22,23,2
4,25,26,27…吸入吐出口、28,29
…チエツク弁、30…オイル溜、51…吸入通
路、53…吐出通路、57…オリフイス、59…
フリーピストン、VP…ベーンポンプ。
Claims (1)
- 1 車両の前輪に駆動力を伝達する第1回転軸
と、同車両の後輪に駆動力を伝達する第2回転軸
と、上記第1回転軸と第2回転軸との連結手段と
して使用され、かつ上記第1回転軸と第2回転軸
との回転速度差によつて駆動されて同回転速度差
に応じた油量を吐出するとともに吸入通路と吐出
通路とを備えて同吸入通路と吐出通路とを上記第
1回転軸と第2回転軸との相対回転方向によつて
切換える油圧ポンプと、同油圧ポンプからの吐出
油圧を制限する制限手段とを備えてなる全輪駆動
用駆動連結装置において、上記吸入通路と吐出通
路とのそれぞれの通路に連通されて上記油圧ポン
プからの吐出油を貯溜して吐出油圧の上昇を一時
的に抑制する膨張室を備えたことを特徴とする全
輪駆動用駆動連結装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61205300A JPS6361632A (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 全輪駆動用駆動連結装置 |
KR1019870007421A KR920007462B1 (ko) | 1986-09-01 | 1987-07-10 | 4륜 구동용 구동 연결 장치 |
EP87112495A EP0260496B1 (en) | 1986-09-01 | 1987-08-27 | Power transmission apparatus for vehicle of four-wheel drive type |
DE8787112495T DE3764437D1 (de) | 1986-09-01 | 1987-08-27 | Kraftuebertragung fuer ein fahrzeug mit allradantrieb. |
US07/302,037 US4881626A (en) | 1986-09-01 | 1989-01-24 | Power transmission apparatus for vehicle of four-wheel drive type |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61205300A JPS6361632A (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 全輪駆動用駆動連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6361632A JPS6361632A (ja) | 1988-03-17 |
JPH0464887B2 true JPH0464887B2 (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=16504677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61205300A Granted JPS6361632A (ja) | 1986-09-01 | 1986-09-01 | 全輪駆動用駆動連結装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4881626A (ja) |
EP (1) | EP0260496B1 (ja) |
JP (1) | JPS6361632A (ja) |
KR (1) | KR920007462B1 (ja) |
DE (1) | DE3764437D1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5074825A (en) * | 1989-03-20 | 1991-12-24 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Hydraulic transmission coupling apparatus |
JPH039155A (ja) * | 1989-06-07 | 1991-01-17 | Koyo Seiko Co Ltd | 4輪駆動用駆動連結装置 |
JP2504322Y2 (ja) * | 1990-03-15 | 1996-07-10 | 光洋精工株式会社 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
DE69101677D1 (de) * | 1990-07-27 | 1994-05-19 | Joy Mfg Co Africa | Antriebsstrang. |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US28324A (en) * | 1860-05-15 | Sachusetts | ||
US2595479A (en) * | 1946-10-09 | 1952-05-06 | Foote Bros Gear And Machine Co | Radially movable piston type clutch |
US3272276A (en) * | 1964-04-17 | 1966-09-13 | Budzich Tadeusz | Fluid power synchronized drives for vehicles |
US3447619A (en) * | 1966-12-05 | 1969-06-03 | Flex Track Equipment Ltd | Transmission for four-tracked vehicles |
US3680652A (en) * | 1971-01-14 | 1972-08-01 | Clarence Kirk Greene | Hydraulic drive for multi-axle vehicles |
FR2190220A5 (ja) * | 1972-06-23 | 1974-01-25 | Gkn Transmissions Ltd | |
SU626239A1 (ru) * | 1977-04-04 | 1978-09-30 | Всесоюзный научно-исследовательский и проектно-конструкторский институт промышленных гидроприводов и гидроавтоматики | Гидромотор |
US4272993A (en) * | 1978-10-11 | 1981-06-16 | General Motors Corporation | Hydraulically controlled differential |
JPS5957032A (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-02 | Mazda Motor Corp | 四輪駆動車 |
GB2142592B (en) * | 1983-06-08 | 1987-01-21 | Jaguar Cars | Four-wheel drive vehicle transmission system |
FR2554768B1 (fr) * | 1983-11-11 | 1991-11-22 | Mitsubishi Motors Corp | Dispositif de transmission de puissance destine a un vehicule |
US4676336A (en) * | 1983-11-11 | 1987-06-30 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Power transmission apparatus for vehicle |
JPS61166729A (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-28 | Toyota Motor Corp | 四輪駆動車用動力伝達装置 |
IT1290813B1 (it) * | 1997-03-24 | 1998-12-11 | Rollon S P A | Cuscinetto lineare con guida a c a piste contrapposte di cui una pista con superficie a porzione di cilindro |
JPH116525A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-01-12 | Mitsutoyo Corp | 流体軸受装置 |
-
1986
- 1986-09-01 JP JP61205300A patent/JPS6361632A/ja active Granted
-
1987
- 1987-07-10 KR KR1019870007421A patent/KR920007462B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1987-08-27 EP EP87112495A patent/EP0260496B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-08-27 DE DE8787112495T patent/DE3764437D1/de not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-01-24 US US07/302,037 patent/US4881626A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR920007462B1 (ko) | 1992-09-03 |
DE3764437D1 (de) | 1990-09-27 |
EP0260496A3 (en) | 1988-08-31 |
JPS6361632A (ja) | 1988-03-17 |
EP0260496B1 (en) | 1990-08-22 |
EP0260496A2 (en) | 1988-03-23 |
US4881626A (en) | 1989-11-21 |
KR880003772A (ko) | 1988-05-30 |
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