JPH046459Y2 - - Google Patents

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JPH046459Y2
JPH046459Y2 JP1986181305U JP18130586U JPH046459Y2 JP H046459 Y2 JPH046459 Y2 JP H046459Y2 JP 1986181305 U JP1986181305 U JP 1986181305U JP 18130586 U JP18130586 U JP 18130586U JP H046459 Y2 JPH046459 Y2 JP H046459Y2
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JP
Japan
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frame
wall panel
fitting part
piece
fitted
Prior art date
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JP1986181305U
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JPS6385757U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、浴室の壁パネルを床パンの立ち上が
り部の上に立装するための構造に関する。
【背景技術】
従来にあつては、床パンの段部の上に壁パネル
を立て、壁パネルの背面から壁パネルの背面に設
けられたフレームを直接に床パンの立ち上がり部
にボルトとナツトにより連結して壁パネルを固定
していた。従つて、施工するには壁パネルの背面
に回らなければならず、施工に不便であつた。ま
た、壁パネルは床パンの立ち上がり部に固定され
てしまうため、隣合う壁パネルの表面間が面一に
ならず表面段差を生じても補正できないという欠
点があつた。
【考案の目的】
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところは床パン
の上に立てられる壁パネルの施工を簡単にすると
共に隣合う壁パネル間に表面段差が生じないよう
に簡単に補正することのできるようにすることに
ある。
【考案の開示】
本考案壁パネルの施工構造は、壁パネル1背面
の下縁に断面略H形をしたフレーム2を取着し、
バツクハンガー3の一側に嵌合部4が形成され、
嵌合部4の側方にはフレーム2の側片12の上端
部を嵌入できる保持溝13が上方へ向けて凹設さ
れ、保持溝13の側壁からは下方へ向けて位置決
め当接片14が垂下され、嵌合部4を前記フレー
ム2の上面の溝5内に嵌合させ、フレーム2の側
片12を保持溝13に嵌入し、位置決め当接片1
4をフレーム2の側片12に面接させて嵌合部4
とフレーム2とをビスのような連結具6により結
合させ、前記壁パネル1のフレーム2を床パン7
周縁の段部8の上に載置し、バツクハンガー3の
他側に設けられた断面略逆U字形の遊嵌部9を段
部8の上に立設された水切り部10に跨がせるよ
うに遊嵌させて成ることを特徴とするものであ
る。しかして、バツクハンガー3の嵌合部4を壁
パネル1のフレーム2の溝5に嵌合させるととも
に、嵌合部4の側方にはフレーム2の側片の上端
部を嵌入できる保持溝13が上方へ向けて凹設さ
れ、保持溝13の側壁からは下方へ向けて位置決
め当接片14が垂下され、フレーム2の側片12
を保持溝13に嵌入し、位置決め当接片14をフ
レーム2の側片12に面接させることによりバツ
クハンガー3がフレーム2に保持されるので、1
本のビスのような連結具6により簡単にバツクハ
ンガー3をフレーム2に取り付けることができ、
バツクハンガー3の取付け作業を簡単に行える。
更に、壁パネル1のフレーム2を床パン7の段部
8の上に載置すると共に壁パネル1の背面に取り
付けられたバツクハンガー3の遊嵌部9を床パン
7の水切り部10に跨がせるだけで、壁パネル1
の裏へ回ることなく前面側から壁パネル1を立て
ることができ、しかも遊嵌部9と水切り部10と
の係合により壁パネル1の段部8からの脱落を防
止でき、簡単に壁パネル1を床パン7の上に立設
することができる。また、壁パネル1背面のバツ
クハンガー3の遊嵌部9は段部8の上の水切り部
10に遊嵌させてあるから、バツクハンガー3を
水切り部10に係合させた状態で壁パネル1を前
後に位置調整することができ、これにより隣合う
壁パネル1間に段差が生じないように調整でき、
壁パネル1の表面を面一に施工できるものであ
る。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。壁パネル1はフレーム2の前面に化粧板11
を貼つたものであり、フレーム2は断面略H型を
したアルミ押出成形材を四角枠形状に組んだもの
であり、化粧板11はフレーム2の一方の側片1
2に接着固定されている。バツクハンガー3はピ
ース状をしており、第1図及び第2図に示すよう
な形状をしており、一側にはフレーム2の溝5に
嵌合する嵌合部4が設けられており、嵌合部4に
は透孔15が穿孔され、嵌合部4の外幅Hは壁パ
ネル1下縁のフレーム2の上面の溝5の溝幅hと
等しくなつており、更に嵌合部4の中央側の側面
にはフレーム2の側片12の上端部を嵌入できる
保持溝13が上方へ向けて凹設されており、保持
溝13の側壁からは下方へ向けて位置決め当接片
14が垂下されている。しかして、嵌合部4を下
縁のフレーム2の上面の溝5内に嵌合させると共
にフレーム2の側片12上端を保持溝13内に嵌
入させ、バツクハンガー3の位置決め当接片14
をフレーム2の側片12に面接させることにより
バツクハンガー3はフレーム2にがたつきなくピ
ツタリと嵌合させられるのであり、この状態で第
1図のように嵌合部4の透孔15からフレーム2
にタツピングビスのような連結具6を螺入させる
ことにより一本の連結具6によつてしつかりとバ
ツクハンガー3を取り付けることができ、バツク
ハンガー3の取付け作業を簡単にできるのであ
る。また、バツクハンガー3の嵌合部4からは断
面略逆U字形の遊嵌部9が延出されており、この
遊嵌部9の外側の垂片16は外方へ向けて斜め下
りに傾斜させられている。一方、浴室用の床パン
7の周縁には立ち上がり部17が立設されてお
り、立ち上がり部17の中央部には階段状に屈曲
した段部8が設けられており、段部8の上には水
切り部10が立設されている。しかして、浴室の
床部に設置された床パン7の段部8の上に壁パネ
ル1背面のフレーム2を載置し、このときバツク
ハンガー3の遊嵌部9を水切り部10に跨がせる
ように遊嵌させる。このとき、バツクハンガー3
の端の垂片16は外へ広がるように傾斜している
ので、壁パネル1背面で施工者から見えにくい場
合でも遊嵌部9を水切り部10に嵌合し易い。こ
うして、壁パネル1の下端は段部8の上に載置さ
れているだけであるが、遊嵌部9が水切り部10
の上端に係合していることにより壁パネル1が前
後に移動しても段部8から脱落することはない。
ここで、遊嵌部9の内幅Dは水切り部10の厚み
dに比べて十分な余裕を持たせてあり、標準位置
では水切り部10が遊嵌部9内の中央に納まるよ
うにしてあり、壁パネル1は段部8の上に立てら
れた状態で前後に位置調整できるようになつてい
る。従つて、隣合う壁パネル1の表面間に段差が
生じた場合には適当に壁パネル1を前後に移動さ
せて段差がなくなるように補正して表面を面一に
揃えることができるのである。最後に壁パネル1
の上端も適当な構造により固定し、化粧板11の
下端と段部8との間にシーリング材18が充填さ
れる。
【考案の効果】
本考案は、叙述のごとく壁パネル背面の下縁に
断面略H形をしたフレームを取着し、バツクハン
ガーの一側に嵌合部が形成され、嵌合部の側方に
はフレームの側片の上端部を嵌入できる保持溝が
上方へ向けて凹設され、保持溝の側壁からは下方
へ向けて位置決め当接片が垂下され、嵌合部を前
記フレームの上面の溝内に嵌合させ、フレームの
側片を保持溝に嵌入し、位置決め当接片をフレー
ムの側片に面接させて嵌合部とフレームとをビス
のような連結具により結合させ、前記壁パネルの
フレームを床パン周縁の段部の上に載置し、バツ
クハンガーの他側に設けられた断面略逆U字形の
遊嵌部を段部の上に立設された水切り部に跨がせ
るように遊嵌させてあるから、バツクハンガーの
嵌合部を壁パネルのフレームの溝に嵌合させるこ
とによりバツクハンガーがフレームに保持される
ので、1本のビスのような連結具により簡単にバ
ツクハンガーをフレームに取り付けることがで
き、バツクハンガーの取付け作業を簡単に行え
る。しかも、フレームの側片を保持溝に嵌入し、
位置決め当接片をフレームの側片に面接させるか
ら、バツクハンガーをフレームにがたつきなくピ
ツタリと嵌合でき、フレームとバツクハンガーと
の間にがたつきが生じてビスのような連結具が緩
むようなことがなく、かつ位置決め当接片が垂下
してフレームの側片に面接するから、バツクハン
ガーのフレームへの嵌合を容易迅速に行える。更
に、壁パネルのフレームを床パンの段部の上に載
置すると共に壁パネルの背面に取り付けられたバ
ツクハンガーの遊嵌部を床パンの水切り部に跨が
せるだけで、壁パネルの裏へ回ることなく前面側
から壁パネルを立てることができ、しかも遊嵌部
と水切り部との係合により壁パネルの段部からの
脱落を防止でき、簡単に壁パネルを床パンの上に
立設することができる。また、壁パネル背面のバ
ツクハンガーの遊嵌部は段部の上の水切り部に遊
嵌させてあるから、バツクハンガーを水切り部に
係合させた状態で壁パネルを前後に位置調整する
ことができ、これにより隣合う壁パネル間に段差
が生じないように調整でき、壁パネルの表面を面
一に施工できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は同上のバツクハンガーを示す平面図である。 1……壁パネル、2……フレーム、3……バツ
クハンガー、4……嵌合部、5……フレームの
溝、6……連結具、7……床パン、8……段部、
9……遊嵌部、10……水切り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁パネル背面の下縁に断面略H形をしたフレー
    ムを設け、バツクハンガーの一側に嵌合部が形成
    され、嵌合部の側方にはフレームの側片の上端部
    を嵌入できる保持溝が上方へ向けて凹設され、保
    持溝の側壁からは下方へ向けて位置決め当接片が
    垂下され、嵌合部を前記フレームの上面の溝内に
    嵌合させ、フレームの側片を保持溝に嵌入し、位
    置決め当接片をフレームの側片に面接させて嵌合
    部とフレームとをビスのような連結具により結合
    させ、前記壁パネルのフレームを床パン周縁の段
    部の上に載置し、バツクハンガーの他側に設けら
    れた断面略U字形の遊嵌部を段部の上に立設され
    た水切り部に跨がらせるように遊嵌させて成る壁
    パネルの施工構造。
JP1986181305U 1986-11-26 1986-11-26 Expired JPH046459Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986181305U JPH046459Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986181305U JPH046459Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6385757U JPS6385757U (ja) 1988-06-04
JPH046459Y2 true JPH046459Y2 (ja) 1992-02-21

Family

ID=31126053

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JP1986181305U Expired JPH046459Y2 (ja) 1986-11-26 1986-11-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848854B2 (ja) * 1977-04-27 1983-10-31 株式会社日立製作所 ガスセンサ材料

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848854U (ja) * 1981-09-29 1983-04-02 積水化学工業株式会社 設備ユニツト

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848854B2 (ja) * 1977-04-27 1983-10-31 株式会社日立製作所 ガスセンサ材料

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JPS6385757U (ja) 1988-06-04

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