JPH0413316Y2 - - Google Patents

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JPH0413316Y2
JPH0413316Y2 JP1985018073U JP1807385U JPH0413316Y2 JP H0413316 Y2 JPH0413316 Y2 JP H0413316Y2 JP 1985018073 U JP1985018073 U JP 1985018073U JP 1807385 U JP1807385 U JP 1807385U JP H0413316 Y2 JPH0413316 Y2 JP H0413316Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば洗面台や大小便器支持用の支
持枠全面を被覆する化粧パネル等の取付けに適用
するパネル取付装置に関するものである。更に詳
しくは被覆面から給水アダプタ等の管状部材が突
出しており、この管状部材が挿通される透孔がパ
ネルに設けられている場合に適用するに好適なパ
ネル取付装置に関する。
[従来の技術] 第2図および第3図に従来の小便器支持フレー
ムに対する化粧パネル(以下単にパネルともい
う)の取付装置の一例を示す。なお第2図は正面
図、第3図は第2図の−線に沿う断面図であ
る。
第2図及び第3図において、支持枠としての配
管ユニツトフレーム10の垂直な前面12に、所
定の差し込み用の隙間をあけて、上向きの支持片
14が取付けられている。一方パネル16裏面の
上部辺縁には、横長な取付フレーム18が裏面上
に突出するように固着されている。そして、該取
付フレーム18の下面には、下向の掛止片20が
溶接22等により固着されている。
配管ユニツトフレーム10の下部には、給水ア
ダプタ24が前方に向つて突出し、パネル16の
対応部位には給水アダプタ挿通用の透孔26が余
分な遊びを持たずに穿設されている。
パネル16の取付けに際しては、掛止片20の
下端が支持片14の上端よりも若干上方の位置を
維持した状態でパネル16を配管ユニツトフレー
ム10に近接させ、しかる後、パネル16の透孔
26が給水アダプタ24と合致する位置までパネ
ル16を下降させつつ、掛止片20を支持片14
に差し込む。これにより、パネル16は掛止片2
0を介して支持片14に掛止された状態で配管ユ
ニツトフレーム10の前面に取付けられる。
[考案が解決しようとする問題点] パネル16の透孔26が、上記のように余分な
遊びを持たずに給水アダプタと嵌まり合うよう構
成しているのは、パネル16の被覆による外観維
持のためである。
即ち、透孔26を給水アダプタ24の外径に比
して過度に大きくすると、パネル16取付後に、
給水アダプタ24の周囲に空隙が生じ、パネル1
6に美観が損なわれてしまうのである。
しかるに、この結果、給水アダプタ24が透孔
26に挿入しにくく、配管ユニツトフレーム10
にパネル16を接近させた時にパネル16の裏面
が給水アダプタ24に当接し、掛止片20の支持
片14への差込みが容易に行なえない場合が多
い。
この対策として、支持片14の配管ユニツトフ
レーム10前面との隙間を拡大すれば取付作業が
容易になるが、取付後にパネル16ががたつく問
題が生じる。また、掛止片20とパネル16裏面
との間隔を大きくとつた場合には給水アダプタ2
4が透孔26の先端から突出し得えなくなる。
さらに、掛止片20に曲げを加えたりした場合
には、溶接部分22が剥離して、パネル16から
掛止片20が脱落してそのままでは取付ができな
くなるおそれがある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、掛止片をパネルと別体の逆L字形の
独立部品とし、その一側辺を、被覆面とパネル裏
面の取付フレームとの接合隙間から支持片に差込
むとともに、他側片を取付フレームにねじ止めす
ることにより、パネル取付けを行なうようにした
ものである。
[作用] 例えば、給水アダプタとその挿通孔のように、
パネルの上下方向の移動を拘束する係合部が被覆
面とパネルとの間に介在しても、それらの軸心が
互いに一致する高さにパネルを位置させ、被覆面
に対して平行移動させた後、掛止片の支持片への
差込みおよび取付フレームへのねじ止めを行なえ
ばよいから、掛止片や支持片をパネルや被覆面か
ら大きく離すことなく取付けが行なえる。(なお、
予め掛止片を支持片に差込んだ後に、パネルを取
り付けるようにしても良い。) このようにして、取付作業が容易かつ迅速に行
えるとともに、がたつきのない取付状態が得られ
る。また、従来の如く溶接部分が外れて掛止片が
パネルから脱落し使用できなくなるなどの不具合
も解消される。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図および第4図〜第9図は、本考案の実施
例を示すものであつて、小便器支持枠への化粧パ
ネルの取付装置に係るものである。
第1図、第4図〜第7図において、便器30は
建物壁32に沿つて立設した支持枠としての配管
ユニツトフレーム34に締付具36によつて取付
けられる。この配管ユニツトフレーム34の前
面、即ち被覆面38にパネル40が取付けられ
る。
配管ユニツトフレーム34には、第4図〜第7
図に示すように、給水アダプタ42、排水アダプ
タ44などが穿設され、便器30と接合される。
これらがパネル40の透孔46,48に挿通さ
れ、パネル40の上下方向の移動を拘束する係合
部50となる。
被覆面38の上部には小隙間をあけて上向の支
持片52が取付けられている。この支持片52は
上端部に所定幅の受圧面52aを有している。
第8図及び第9図にも示すように、パネル40
裏面の上部辺縁には横長な取付フレーム54が突
設され、この取付フレーム54には複数のナツト
部材56が上下方向に軸心を配置して埋設されて
いる。取付フレーム54の上面にはボルト挿通孔
58があけてある。
掛止片60は、逆L字型断面を有する独立部品
とされており、その一側片60aが支持片52に
差込み可能とされ、他側片60bにボルト挿通孔
62が穿設されている。
そして、掛止片ねじ止め用のねじとして、長短
2種類のボルト64a,64bが備えられ、長ボ
ルト64aは前記ナツト部材56を貫通し得るも
のとされている。
パネル40の取付手順の一例を第6図及び第7
図を参照にして次に説明する。
まず、パネル40を被覆面38と平行に、つま
り垂直状態として、給水アダプタ42と透孔46
とを互いに同一軸心上にそろえる高さで水平移動
する(矢印a)。
次に掛止片60の一側片60aを被覆面38と
取付フレーム54との接合隙間部を介して、その
下方に位置する支持片52に差込む(矢印b)。
掛止片60の他側片60bが取付フレーム54
の上面に当接した状態で、各ボルト64a,64
bをそれぞれボルト挿通孔58,62を介してナ
ツト部材56に螺合する(矢印c)。
この場合、第8図、第9図に示すように短ボル
ト64bはナツト部材56内に収まり、掛止片6
0の取付フレーム54への締付けに供される。
また、長ボルト64aは、取付フレーム54の
下方に突出し得るので、その突出端部を支持片5
2の受圧面52aに当接することにより、パネル
40を持上げ、高さ調整することができる。した
がつて、パネル40の左右端での高さ調整によ
り、そのパネル40上縁の水平調整等が行なえ
る。
このような取付構造によれば、パネル40の上
下方向移動を拘束する係合部50によつて取付作
業が阻害されることがない。よつて支持片52や
掛止片60を被覆面38やパネル40に対して広
げる等の必要がなく、取付固定状態も安定する。
さらにボルト64a,64bによるねじ取付けを
利用しているので、掛止片を溶接するもの等と異
なり脱落による不都合も生じない。
なお、掛止片60を支持片52に予め差込んで
おき、その後パネル40を被覆面に接近させ、し
かる後、掛止片とパネル40とをボルト止めする
手順をも採用し得る。
[効果] 以上のように、本考案によれば、パネル取付け
作業が容易、迅速に行なえるとともに、がたつき
のない取付状態が得られ、しかもパネルの使用不
能等の不都合も生じることがない。従つて便器そ
の他の支持枠や各種構築物等への化粧パネル取付
に対し作業上および取付性等において優れた効果
が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は従来例を示す正面図、第3図は第2図の−
線断面図、第4図〜第9図は本考案の一実施例
を示し、第4図は縦断側面図、第5図は正面図、
第6図は取付手順を示す縦断面図、第7図はその
正面図、第8図および第9図はねじ止め作用を示
す縦断正面図である。 30……便器、34……支持枠、38……被覆
面、40……パネル、50……係合部、52……
支持片、54……取付フレーム、60……掛止
片、64a,64b……ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 垂直又は傾斜した被覆面に所定の隙間をあけ
    て上向の支持片を取付けるとともに、パネル裏
    面に横長な取付フレームを固着し、該取付フレ
    ームに下向の掛止片を取付け、前記支持片に対
    する掛止片の差込掛止により、前記被覆面にパ
    ネルを取り付けるパネル取付装置において、前
    記掛止片は逆L字型断面を有する独立部品とさ
    れ、その一側片が前記被覆面の表面と前記パネ
    ル裏面の取付フレームとの隙間を介して前記支
    持片に差込まれ、他側片が前記取付フレームの
    上面にねじ止めされていることを特徴とするパ
    ネル取付装置。 (2) 前記被覆面からは管状部材が突出しており、
    前記パネルには、この管状部材が挿通される透
    孔が穿設されており、この管状部材と透孔との
    係合によつてパネルの移動が拘束される実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のパネル取付装
    置。 (3) 前記支持片はその上端部に所定幅の受圧面を
    有し、前記掛止片には、取付フレームを貫通し
    てその下方に突出し、この突出端部が該支持片
    の受圧面に当接可能なねじが螺着されている実
    用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載
    のパネル取付装置。
JP1985018073U 1985-02-12 1985-02-12 Expired JPH0413316Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985018073U JPH0413316Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

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JP1985018073U JPH0413316Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

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JPS61150928U JPS61150928U (ja) 1986-09-18
JPH0413316Y2 true JPH0413316Y2 (ja) 1992-03-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766135U (ja) * 1980-10-07 1982-04-20

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JPS61150928U (ja) 1986-09-18

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