JPH0461544B2 - - Google Patents

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JPH0461544B2
JPH0461544B2 JP18164287A JP18164287A JPH0461544B2 JP H0461544 B2 JPH0461544 B2 JP H0461544B2 JP 18164287 A JP18164287 A JP 18164287A JP 18164287 A JP18164287 A JP 18164287A JP H0461544 B2 JPH0461544 B2 JP H0461544B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
signal
wire
training
audio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18164287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6424661A (en
Inventor
Hiroshi Oikawa
Shoji Makino
Nobuo Koizumi
Takashi Saeki
Naohide Kushige
Shigenobu Minami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18164287A priority Critical patent/JPS6424661A/ja
Publication of JPS6424661A publication Critical patent/JPS6424661A/ja
Publication of JPH0461544B2 publication Critical patent/JPH0461544B2/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、電話回線等の回線に対し、2線4
線変換部を介してマイクロホンとスピーカとが接
続され、上記回線を介して相手と会議を行う音声
会議装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、斯種の音声会議装置では、電話回線を介
して相手と相互の接続された後、2線4線変換部
による信号の回込みを打消すため、白色雑音等の
トレーニング信号で回線用反響打消部の反響打消
し学習をする必要がある。ところが、電話回線を
介して結ばれた二つの音声会議装置が同時にトレ
ーニング信号を送出して学習を行うと、自己から
送出したトレーニング信号が2線4線変換部を介
して回込む以外に、相手から送られたトレーニン
グ信号が到来し、正しい学習ができなくなるとい
う欠点があつた。これに対処するため、二つの音
声会議装置において、学習する順番を決めて、ト
レーニング信号の送出を行うことが考えられる
が、このようにすると、学習する順番を決める手
順が必要となり、動作が煩雑になるばかりか、会
議という目的以外に時間を要し、効率が低下して
しまうという欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、従来の音声会議装置によると、
双方の音声会議装置が同一タイミングでトレーニ
ング信号を送出することがあり、このため、相手
から送られたトレーニング信号のため、回線用反
響打消部の反響打消し学習が正しく行えないとい
う欠点があつた。これに対し、双方の音声会議装
置の学習順番を決定して、トレーニング信号を送
出することも考えられるが、順番決定のための手
順が必要で、動作が煩雑になり、手順に時間を要
し、効率が低下するという欠点があつた。本発明
は、かかる従来の音声会議装置の欠点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、回線用反響打消部の反
響打消し学習を正しく、簡単に、短時間で行うこ
とができる音声会議装置を提供することである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明では、マイクロホンより入力された音声
信号を2線4線変換部を介して回線へ送出する一
方、前記回線から到来する音声信号を前記2線4
線変換部を介してスピーカへ導くように構成され
た音声会議装置において、 前記マイクロホン側から前記回線へ送出する音
声信号が前記2線4線変換部を介して前記スピー
カ側へ回込むことによる反響を打消す回線用反響
打消部と、トレーニング信号を発生しこのトレー
ニング信号を前記回線用反響打消部から前記2線
4線変換部までの間の信号路へ与えるトレーニン
グ信号発生部と、前記マイクロホンより入力され
る音声信号をデイジタル化したデータに基づいて
前記トレーニング信号の送出タイミングを制御す
るタイミング制御部とを具備させて、音声会議装
置を構成したものである。
(作用) 上記構成によると、トレーニング信号の送出タ
イミングが、マイクロホンより入力される音声信
号をデイジタル化したデータに基づいて制御さ
れ、このデイジタル化されたデータのデイジタル
値は、二つの音声会議装置において独立であり、
ランダムな値となるので、二つの音声会議装置か
らトレーニング信号が送出されるタイミングは、
異なることになる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図は、本発明の一実施例のブロツク図であ
る。同図において、1はマイクロホンを示す。こ
のマイクロホン1でとらえられた音声は、音声信
号とされてアンプ2へ与えられ、所定レベルまで
増幅される。増幅された音声信号は、A/D変換
器3によりデイジタル化され、音響用反響打消部
4、回線用反響打消部5を介してD/A変換器6
へ到り、アナログ化される。アナログ化された音
声信号は、2線4線変換部7を介して回線8へ送
出される。
一方、回線8を介して、相手側から送られてき
た音声信号は、2線4線変換部7からA/D変換
器9へ与えられ、デイジタル化される。デイジタ
ル化された音声信号は、回線用反響打消部5、音
響用反響打消部4を介して、D/A変換器10へ
到り、アナログ化される。アナログ化された音声
信号は、アンプ11により所定のレベルまで増幅
され、スピーカ12へ与えられる。これにより、
スピーカ12からは、相手側の音声会議装置から
入力された音声信号に基づく音声が発せられる。
音響用反響打消部4は、減算器41、エコーキヤ
ンセラ42より構成され、回線用反響打消部5
は、減算器51、エコーキヤンセラ52より構成
される。音響用反響打消部4は、スピーカ12か
ら発された音がマイク1に取込まれ、ハウリング
が生じることを防止するための構成であり、回線
用反響打消部5は、マイク1側から入力された音
声信号が2線4線変換部7を介して回込み、スピ
ーカ12へ到り、自己で発した音がスピーカ12
から発せられることを防止するための構成であ
る。
13は、モード指定部を示す。モード指定部1
3は、オペレータが図示せぬトレーニングスイツ
チ等を操作すると、これに応じて、信号線13A
〜13Cへ許可/禁止信号を出力し、トレーニン
グ信号の学習動作またはトレーニング信号の出力
動作の許可/禁止を制御する。信号線13Aを介
して許可信号が与えられた回線用反響打消部5の
エコーキヤンセラ52は、マイクロホン1から入
力された音声信号のデイジタル信号よりトレーニ
ング信号として疑似ノイズ等を発生させ、減算器
51へ出力する。減算器51は、2線4線変換部
7を介して回込み、A/D変換器9でデイジタル
化された信号から、上記疑似ノイズを引き、残差
信号を出力する。この残差信号は、エコーキヤン
セラ52へ与えられる。エコーキヤンセラ52
は、入力されたトレーニング信号と残差信号との
相関が無くなるように、公知の学習同定法等を用
いて、学習を行う。ここに、エコーキヤンセラ5
2は、アダプテイブフイルタと呼ばれるトランス
バーサル型フイルタであり、入力を複数の遅延線
を介して加算する構成で、上記相関が最小となる
ように遅延線の選択を行うのが学習である。相関
が最小となるのに要する時間が経過すると、信号
線13Aには禁止信号が出力され、回線反響打消
部5の学習が禁止され、その後は、回線反響打消
部5は、上記トレーニング信号の学習により設定
された特性で固定されて、反響打消動作を行う。
尚、音響用反響打消部4も、信号線13Cより許
可信号を与えられて、学習を上記と同様に行う
が、本発明と直接関係しないので、詳述を省略す
る。
上記の回線用反響打消部5の学習の際にトレー
ニング信号を発生するのが、トレーニング信号発
生部15であり、このトレーニング信号発生部1
5によるトレーニング信号の送出タイミングを制
御するのが、タイミング制御部14である。タイ
ミング制御部14は、A/D変換器3の出力のう
ち、例えば、下位3ビツトを入力し、これに
100msをかけて0〜800msのランダムな送出タイ
ミングを得て、このタイミングでトレーニング信
号発生部15をトリガし、トレーニング信号を送
出させる。トレーニング信号発生部15は、トリ
ガを受けると、トレーニング信号を、マイクロホ
ン1により入力した音声信号の送出路であつて、
音響用反響打消部4と回線用反響打消部5との接
続点へ送出する。
かかる構成の音声会議装置によれば、ある時、
モード指定部13から信号線13A,13Bに許
可信号が出力されるが、このとき、タイミング制
御部14は、A/D変換器3の出力の下位3ビツ
トにより0〜8の乱数を得て、これに100msをか
けてランダムなタイミングでトレーニング信号発
生部15をトリガする。一方、相手側の音声会議
装置においても同様の動作がなされるが、通常、
夫々のマイクロホンに入力されている音声信号の
レベルが異なり、そのデイジタル値の下位3ビツ
トが同一となる確率は極めて低い。従つて、図の
音声会議装置で、回線用反響打消部5の学習のた
めトレーニング信号を送出しているとき、相手か
らトレーニング信号が送られてくることは、希で
あり、正しい学習が可能で、短時間(数秒)で学
習を終了させることができる。
尚、A/D変換器3の出力ビツトを多く用いる
程、トレーニング信号の衝突の確率が減少する。
また、本実施例の如く、この出力ビツトの少なく
とも一部と時間幅とをかけるばかりでなく、時間
幅を出力ビツトの少なくとも一部で割つて、タイ
ミングを得ても良いし、その他の演算によつて送
出タイミングを得ても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、マイク
ロホンの入力信号をデイジタル化して、トレーニ
ング信号の送出タイミングを得ているので、二つ
の音声会議装置のマイクロホンの入力信号をデイ
ジタル化した値が同一となる確率が極めて低いこ
とに鑑み、トレーニング信号が送出されるタイミ
ングが同一となる確率も低くできる。従つて、ト
レーニング信号の送出タイミングをずらす操作、
手順が不要であり、回線用反響打消部の反響打消
学習を正しく、簡単に、短時間で行うことが可能
である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例のブロツク図である。 1……マイクロホン、4……音響用反響打消
部、5……回線用反響打消部、7……2線4線変
換部、8……回線、12……スピーカ、13……
モード指定部、14……タイミング制御部、15
……トレーニング信号発生部、42,52……エ
コーキヤンセラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マイクロホンより入力された音声信号を2線
    4線変換部を介して回線へ送出する一方、前記回
    線から到来する音声信号を前記2線4線変換部を
    介してスピーカへ導くように構成された音声会議
    装置において、 前記マイクロホン側から前記回線へ送出する音
    声信号が前記2線4線変換部を介して前記スピー
    カ側へ回込むことによる反響を打消す回線用反響
    打消部と、トレーニング信号を発生しこのトレー
    ニング信号を前記回線用反響打消部から前記2線
    4線変換部までの間の信号路へ与えるトレーニン
    グ信号発生部と、前記マイクロホンより入力され
    る音声信号をデイジタル化したデータに基づいて
    前記トレーニング信号の送出タイミングを制御す
    るタイミング制御部とを具備したことを特徴とす
    る音声会議装置。
JP18164287A 1987-07-21 1987-07-21 Voice conference equipment Granted JPS6424661A (en)

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JP18164287A JPS6424661A (en) 1987-07-21 1987-07-21 Voice conference equipment

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JP18164287A JPS6424661A (en) 1987-07-21 1987-07-21 Voice conference equipment

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Publication Number Publication Date
JPS6424661A JPS6424661A (en) 1989-01-26
JPH0461544B2 true JPH0461544B2 (ja) 1992-10-01

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JPH0675941U (ja) * 1993-04-03 1994-10-25 備前発条株式会社 傾斜地軌条運搬車

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JPS6424661A (en) 1989-01-26

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