JP2991078B2 - 二線式音声会議装置 - Google Patents
二線式音声会議装置Info
- Publication number
- JP2991078B2 JP2991078B2 JP7102040A JP10204095A JP2991078B2 JP 2991078 B2 JP2991078 B2 JP 2991078B2 JP 7102040 A JP7102040 A JP 7102040A JP 10204095 A JP10204095 A JP 10204095A JP 2991078 B2 JP2991078 B2 JP 2991078B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- level
- signal
- dial tone
- conference apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二線式音声会議装置に
関し、特にハイブリッド回路により二線四線線変換が行
われ、さらに、エコーキャンセラを有する二線式音声会
議装置に関する。
関し、特にハイブリッド回路により二線四線線変換が行
われ、さらに、エコーキャンセラを有する二線式音声会
議装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は二線式音声会議装置の従来例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【0003】従来、この種の二線式音声会議装置は、装
置内で送信部から受信部への回り込み信号であるエコー
を消去するためエコーキャンセラ7を設けてあり、通信
開始時にエコーキャンセラ7のトレーニングを行うた
め、送信部に白色雑音信号を送出し、そのエコーを消去
するようにエコーキャンセラの特性を修正していた。
置内で送信部から受信部への回り込み信号であるエコー
を消去するためエコーキャンセラ7を設けてあり、通信
開始時にエコーキャンセラ7のトレーニングを行うた
め、送信部に白色雑音信号を送出し、そのエコーを消去
するようにエコーキャンセラの特性を修正していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の二線式
音声会議装置は、エコーキャンセラのトレイニング時に
送出する白色雑音信号が回線を通過して通信相手にも伝
送されるので、この間相手側で雑音が聴こえるという欠
点があった。
音声会議装置は、エコーキャンセラのトレイニング時に
送出する白色雑音信号が回線を通過して通信相手にも伝
送されるので、この間相手側で雑音が聴こえるという欠
点があった。
【0005】本発明の目的は、エコーキャンセラのトレ
ーニング時に発生する雑音を相手側に聞せない二線式音
声会議装置を提供することである。
ーニング時に発生する雑音を相手側に聞せない二線式音
声会議装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の二線式電話会議
装置は、マイクロホンとスピーカとを有し、ハイブリッ
ド回路により二線四線変換が行われ、さらに、エコーキ
ャンセラを有する二線式音声会議装置において、二線式
回線で接続されるとき受信する加入者交換機に対してダ
イヤルトーンを停止する手段と、受信信号の受信レベル
を測定して測定結果を出力するレベル検出手段と、会議
接続前に、前記加入者交換機に接続し、交換機から出力
されるダイヤルトーンを停止した後、無信号状態を前記
レベル検出手段により確認し、エコーキャンセラのトレ
イニングを実施し、それによって求められたエコーキャ
ンセラのインパルス応答計数を会議接続後、会議接続終
了まで保持する手段を有する。
装置は、マイクロホンとスピーカとを有し、ハイブリッ
ド回路により二線四線変換が行われ、さらに、エコーキ
ャンセラを有する二線式音声会議装置において、二線式
回線で接続されるとき受信する加入者交換機に対してダ
イヤルトーンを停止する手段と、受信信号の受信レベル
を測定して測定結果を出力するレベル検出手段と、会議
接続前に、前記加入者交換機に接続し、交換機から出力
されるダイヤルトーンを停止した後、無信号状態を前記
レベル検出手段により確認し、エコーキャンセラのトレ
イニングを実施し、それによって求められたエコーキャ
ンセラのインパルス応答計数を会議接続後、会議接続終
了まで保持する手段を有する。
【0007】また、前記ダイヤルトーンを停止する手段
がダイヤル信号発生器であってもよく、さらに、前記無
信号状態の確認が、信号レベルが予め決められた閾値以
下の状態であることの確認であるものも本発明の二線式
音声会議装置に含まれる。
がダイヤル信号発生器であってもよく、さらに、前記無
信号状態の確認が、信号レベルが予め決められた閾値以
下の状態であることの確認であるものも本発明の二線式
音声会議装置に含まれる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
する。
【0009】図1は本発明の二線式音声会議装置の一実
施例のブロック図である。
施例のブロック図である。
【0010】この装置は音声を入力するマイクロホン4
と、二線式音声回線3から受信回線2を介して受信した
音声を放声するラウドスピーカ5と、マイクロホン4か
ら入力された音声信号を増幅して送信回線1へ送出し、
受信回線2から入力された受信音声信号を増幅してスピ
ーカ5へ送出する音声入出力回路11と、二線四線変換
回路であるハイブリッド回路6と、ハイブリッド回路6
を介して回り込む送信信号を除去するエコーキャンセラ
(以下ECと略称する)7と、EC7のトレーニングの
ために白色雑音を発生する白色雑音発生器8と、受信信
号のレベルを測定してその値を出力するレベル検出器9
と、少なくともダイヤルトーンを停止するだけのダイヤ
ル信号を送出するダイヤル発生器10を有している。
と、二線式音声回線3から受信回線2を介して受信した
音声を放声するラウドスピーカ5と、マイクロホン4か
ら入力された音声信号を増幅して送信回線1へ送出し、
受信回線2から入力された受信音声信号を増幅してスピ
ーカ5へ送出する音声入出力回路11と、二線四線変換
回路であるハイブリッド回路6と、ハイブリッド回路6
を介して回り込む送信信号を除去するエコーキャンセラ
(以下ECと略称する)7と、EC7のトレーニングの
ために白色雑音を発生する白色雑音発生器8と、受信信
号のレベルを測定してその値を出力するレベル検出器9
と、少なくともダイヤルトーンを停止するだけのダイヤ
ル信号を送出するダイヤル発生器10を有している。
【0011】次に、本発明のトレーニング方法について
説明する。
説明する。
【0012】本装置が使用開始前のスタンドバイ時に、
交換機に接続してダイヤルトーンを受信し、その時のダ
イヤルトーンの受信レベルをレベル検出器9で測定す
る。また、ダイヤルトーンに対して、ダイヤル発生器1
0からダイヤル信号を送出してダイヤルトーンを停止す
る。この時の受信回路の受信レベルを測定し、その値が
所定の閾値以下になるように調整し、そのレベルを無信
号状態として判断させる。また、トレーニングは、白色
雑音を白色雑音発生器より一定時間送出させ、ハイブリ
ッド回路6からの回り込み雑音をレベル検出器9で測定
してその値を前記の所定値以下にするようにECを調整
し、その時のECのインパルス応答計数を保持させ、二
線式回線3から切り放す。その後、二線式音声会議開始
に伴って接続する。
交換機に接続してダイヤルトーンを受信し、その時のダ
イヤルトーンの受信レベルをレベル検出器9で測定す
る。また、ダイヤルトーンに対して、ダイヤル発生器1
0からダイヤル信号を送出してダイヤルトーンを停止す
る。この時の受信回路の受信レベルを測定し、その値が
所定の閾値以下になるように調整し、そのレベルを無信
号状態として判断させる。また、トレーニングは、白色
雑音を白色雑音発生器より一定時間送出させ、ハイブリ
ッド回路6からの回り込み雑音をレベル検出器9で測定
してその値を前記の所定値以下にするようにECを調整
し、その時のECのインパルス応答計数を保持させ、二
線式回線3から切り放す。その後、二線式音声会議開始
に伴って接続する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、音声会議
開始前のスタンバイ時期にエコーキャンセラのトレーニ
ングを完了しておき、その後、二線式音声会議に接続す
るので、トレーニングに伴う雑音を相手方に聞かせるこ
とはなく二線式音声会議を開始できる効果がある。
開始前のスタンバイ時期にエコーキャンセラのトレーニ
ングを完了しておき、その後、二線式音声会議に接続す
るので、トレーニングに伴う雑音を相手方に聞かせるこ
とはなく二線式音声会議を開始できる効果がある。
【図1】本発明の二線式音声会議装置の一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】二線式音声会議装置の従来例のブロック図であ
る。
る。
1 送信回線 2 受信回線 3 二線式回線 4 マイクロホン 5 スピーカ 6 ハイブリッド回路 7 エコーキャンセラ 8 白色雑音発生器 9 レベル検出器 10 ダイヤル発生器 11 音声入出力回路
Claims (2)
- 【請求項1】 マイクロホンとスピーカとを有し、ハイ
ブリッド回路により二線四線変換が行われ、さらに、エ
コーキャンセラを有する二線式音声会議装置において、 二線式回線で接続されるとき受信する加入者交換機に対
してダイヤルトーンを停止する手段と、ダイヤルトーン停止時の 受信レベルを測定して測定結果
を無信号時レベルとして出力するレベル検出手段と、 会議接続前に、前記加入者交換機に接続し、交換機から
出力されるダイヤルトーンを停止した後、無信号状態を
前記レベル検出手段により確認してそのレベルを所定値
以下に設定し、エコーキャンセラのトレイニングを実施
して、その無信号時レベルを前記無信号時レベル以下に
なるようにエコーキャンセラのインパルス応答計数を設
定し、該インパルス係数を会議接続後、会議接続終了ま
で保持する手段を有することを特徴とする二線式音声会
議装置。 - 【請求項2】 前記ダイヤルトーンを停止する手段がダ
イヤル信号発生器である請求項1記載の二線式音声会議
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7102040A JP2991078B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 二線式音声会議装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7102040A JP2991078B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 二線式音声会議装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08298540A JPH08298540A (ja) | 1996-11-12 |
JP2991078B2 true JP2991078B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=14316666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7102040A Expired - Lifetime JP2991078B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 二線式音声会議装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2991078B2 (ja) |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP7102040A patent/JP2991078B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08298540A (ja) | 1996-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1842110B (zh) | 一种回声消除装置和方法 | |
JPS6343451A (ja) | 拡声通話回路 | |
JP3409075B2 (ja) | エコーキャンセラのトレーニング制御装置 | |
JP2991078B2 (ja) | 二線式音声会議装置 | |
JPS613536A (ja) | 反響信号打消し装置 | |
JP2003204292A (ja) | 電話機のエコー及びノイズ減少装置 | |
JPS6038962A (ja) | 会議用電話装置 | |
GB2251765A (en) | Interactive telephone announcement apparatus | |
JP3300526B2 (ja) | 電話装置 | |
JPH0918552A (ja) | 電話機 | |
JP3749085B2 (ja) | 電話装置 | |
JPH04129370A (ja) | 音声会議装置 | |
JP2597424Y2 (ja) | インターホン装置 | |
JP3261012B2 (ja) | ハンドフリー電話装置 | |
JPS6085664A (ja) | 会議電話装置 | |
EP1216519B1 (en) | Measuring the perceptual quality of speech signals including echo disturbances | |
JPH07226994A (ja) | 音響結合量最小位置決定装置 | |
JPH06318970A (ja) | 通話監視装置 | |
JP2002164961A (ja) | 電話機回路 | |
JPH04348662A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPS60220654A (ja) | 会議電話装置 | |
JPS63160428A (ja) | 二線式音声会議装置 | |
JPH10271047A (ja) | エコーキャンセラの監視装置 | |
JPH01319361A (ja) | 音声会議装置 | |
JPS63211895A (ja) | ボタン電話装置のデ−タ送信制御方式 |