JPH0456992A - フロッピーによる表示パターン表示制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概　要］ トータリゼータシステムにおいてＴＶ受像機の表示画面
フォーマットを表示制御装置に設定する方式に関し、 表示画面フォーマットの変更作業を容易にすることを目
的とし、 表示画面フォーマットを作成しフロッピーディスクに記
録するために使用される汎用パソコンと、フロッピーデ
ィスクに記録された表示画面フォーマットを表示制御装
置の内蔵メモリに格納させる手段とを具備するように構
成される。

［産業上の利用分野］ 本発明はトータリゼータシステムにおけるＴＶ受像機の
表示パターン（表示画面フォーマット）表示制御方式に
関する。

［従来の技術］ 従来、競馬場等において時々刻々変化する払い戻し倍率
に関する情報（オツズ）を観客に提供するためにトータ
リゼータシステムが使用されている。最近、コンピュー
タとＴＶ受像機（以下、ＴＶという）を組み合わせた表
示システム技術の発達によって、多種類の情報を多数の
ＴＶ受像機に迅速に表示するトータリゼータシステムが
開発されている。すなわち、各投票窓口での投票数はホ
ストコンピュータによって周期的に集計され、オツズが
計算され、場内の至る所に配置されたＴＶの表示画面に
色々な表示パターン（表示画面フォーマット）で表示さ
れる。

第３図〜第６図はＴＶの表示画面フォーマットの例を示
す。第３図は例えば中厚競馬場における第１Ｏ＠走（レ
ース）の単勝式投票（１着の馬のみを当てる投票形式）
および複勝式投票（３着以内の馬１頭を当てる投票形式
）の発売締切１０分前のオツズの表示例を示す。出走頭
数は１８で各馬番の単勝式および複勝式の配当金の倍率
の予測値および予測範囲がそれぞれ表示される（数字９
はＯ〜９で表わされる数字を意味する）。第４図は連勝
式投票（８つの枠番中１着と２着の馬の枠番の組み合わ
せを当てる）のオツズの表示例である。この場合は１つ
の枠に２頭以上が含まれる場合もある。

第５図は１つの枠に１頭しか入れない一枠一頭制で１８
頭出走の場合の連勝式投票のオツズの表示例である。こ
の場合はＴＶの１画面に表示可能な枠数は２である。従
って、２枠分（第５図は１枠と２枠の分を示す）ずつ遂
次表示する。

１画面に表示可能な枠数は出走頭数によって異なる（例
えば９頭ならば４枠分を表示できる）。

第６図は連勝式の最終投票数の表示例である。

この場合は、１画面に３枠分しか表示できない。

１画面に表示可能な枠数は出走頭数と投票数の最大桁数
によって異なる。

以上説明したように、−枠一頭制の場合のオツズや投票
数の表示においては、レース毎の出走頭数やＴＶ画面上
の表示型式によって、１画面に表示できる枠数は異なり
、従って、全枠分を表示するのに必要な画面数は異なる
。

さて、上述のような各種の表示情報を複数のＴＶの表示
画面に表示するための従来のトータリゼータシステムの
構成および動作について第７図および第８図を参照して
説明する。

ホストコンピュータ５１は各投票窓口からの投票データ
を定約られた周期で受信し、集計し、概算配当率および
票数を計算し、計算結果を表示制御装置５２へ送信する
ステップ５５１−３５５を繰返し、レースが終了し確定
すると配当金を計算しく５５６）、それを表示制御装置
５２へ送信する。

表示制御装置５２のＣＰＵ５３はデータを受信すると（
Ｓ５８）、メモリ５４に格納されているデータを更新し
た後（３５９）　、ＴＶ制御部６０に対して更新データ
の表示を指示する（　Ｓ　６０）。ＴＶ制御邪６０はメ
モリ５４に接続されたＴＣＣ（テレビコントロールコン
ダクタ）６１とＴ、ＣＣ６１の出力端子に相互に並列に
接続された複数のＴＣＭ（テレビコントロールモジュー
ル）６２トヲ有スる。各ＴＣＭ６２は上記表示の指示を
確認すると、ＴＣＣ６１を介してメモリ５４からデータ
を読み出しく５６１）、予め設定された表示画面フォー
マットで表示画面を作成しく５６２）、それぞれに対応
するＴＶ６４１．［力する（Ｓ６３）、ＣＰＵ５３は上
記ステップ５５８〜Ｓ６３をデータ受信毎に実行する。

なお、第７図における５５はフロッピーディスク５６か
ら表示データをメモリ５４に格納するためのフロッピー
制御部、５７は保守用コンソール５８とテストパネル５
９によってデータの表示をテストするためのパネル制御
部、６３はオツズ、払戻金競走成績等を表示する表示装
置６５ヘデータを転送するためのＬＣＵ　（ラインコン
トロールユニット）である。

上述のような従来のトータリゼータシステムでは、画面
フォーマットがメモリ５４に格納されているので表示画
面フォーマットの変更が必要な場合にはソフトの作成に
多く工数を要し、厄介であった。また画面フォーマット
が多くなるとメモリの容量を増加しなければならず不具
合であった。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、上記従来技術の欠点を除去し、表示画面フォ
ーマットの変更が簡単にでき、しかもメモリ容量の増加
が不要な、トータリゼータシステムにおけるフロッピー
による表示パターン表示制御方式を提供することを目的
とする。

［課題を解決するた於の手段］ 本発明によるフロッピーによる表示パターン表示制御方
式は、ホストコンピュータから受信したデータを各種の
表示画面フォーマットで複数のＴＶ受像機に表示させる
表示制御装置を存するトータリゼータシステムにおいて
、表示画面フォーマットを作成しフロッピーディスクに
記録するために使用される汎用パソコンと、フロッピー
ディスクに記録された表示画面フォーマットを表示制御
装置に設定する手段とを具備するように構成される。

表示制御装置はＣＰＵと、受信データを格納する主メモ
リと、フロッピーディスクから入力される表示画面フォ
ーマットを格納する補助メモリと、複数のＴＶ受像機と
１対１の対応で接続される複数のＴＶ表示制御部とを有
し、ＣＰＵはホストコンビコータから設定される各ＴＶ
受像機の表示画面に対応する表示画面フォーマットが補
助メモリから読み出されて各対応するＴＶ表示制御部に
設定され、以後、各ＴＶ表示制御部からのデータ要求に
応じてデータが主メモリから各ＴＶ表示制御部へ転送さ
れるように制御するように構成される。

［作　用］ 表示画面フォーマットの変更の必要が起こったとき、汎
用パソコンを使用して新しい表示画面フォーマットが作
成され、これがフロッピーディスクに記録される。フロ
ッピーディスクに記録された表示画面フナ−マットは設
定手段によって表示制御装置の補助メモリに書き込まれ
る。主メモリは影響を受けない。

ホストコンピュータから各ＴＶ受像機の表示画面フォー
マットが指定される。これに従って表示制御装置のＣＰ
Ｕは補助メモリに格納されている表示画面フォーマット
を各対応ＴＶ表示制御部に設定する。以後ホストコンピ
ュータからデータが受信される都度ＣＰＵは主メモリの
データを更新し、各ＴＶ表示制御部のデータ要求に応じ
て主メモリからデータを転送させ、表示させる。

〔実施例コ 以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第１図および第２図は本発明によるフロッピーによる表
示パターン表示制御システムの構成を示すブロック図で
ある。

第１図において、表示パターン表示制御システムはホス
トコンピュータ１と、ホストコンピュータ１に接続され
る表示制御装置２と、表示制御装置２に接続される複数
のＴＶ受像機（以下ＴＶという）３およびＣＲＴコンソ
ール４と、独立して設置される汎用パソコン５とからな
る。

汎用パソコン５はＴＶ３に表示される画面の表示画面フ
ォーマットを作成するために単独で使用される。

表示制御装置２はＣＰＵＩＩと、ＣＰＵＩＩに接続され
るバス１２と、バス１２に接続された、データを格納す
るメモリ１３、表示画面フォーマットを格納する内蔵デ
ィスク１４、フロッピーディスク（以下ＦＤという）２
０のデータを内蔵ディスク１４へ書き込むためのフロッ
ピー制御部１５、ホストコンピュータ１からデータを受
信するインタフェース部１６、ＣＲＴコンソール４のＣ
ＲＴを制御するＣＲＴ制御部１７および表示インタフェ
ース部１８と、表示インタフェース部１８の出力端子に
相互に並列に接続される複数のＴＶ表示制御部１９とか
らなる。

第１図のシステムの動作を第２図のフローチャートを参
照して説明する。

ホストコンピュータ１は、各ＴＶ３に表示される表示画
面と表示周期を設定するための設定データを表示制御装
置２へ転送する（ＳＩＯ）。

以後、ホストコンピュータ１はレース確定までは投票デ
ータに基づき概算配当率および投票数を計算し計算結果
のデータを表示制御装置２へ送信する動作を繰り返す（
ＳＬｌ〜Ｓ　１５）。ホストコンピュータ１は１つのレ
ースが確定すると配当金を計算しくＳｌ［ｉ）、再び各
ＴＶ３の設定データを送信する。以下同様の動作を繰り
返す。

つまりレース毎に設定データが送信される。

表示制御袋＠２においては、電源投入後（Ｓ２０）　、
Ｓ２１において変更すべき表示画面フォーマットの有無
がチエツクされる。表示画面フォーマットの変更がある
場合には汎用パソコン５によって新しい表示画面フォー
マットが作成され、これがＦＤ２０に記録される。Ｓ２
２において、新しい表示画面フォーマットを記録したＦ
Ｄ２０をフロッピー制御部１４に挿入し、ＣＲＴコンソ
ール４を操作しながらＦＤ２０の内容を内蔵ディスク１
４内に展開させ（Ｓ２３）　、Ｌかる後Ｓ２４へ飛ぶ。

表示画面フォーマットの変更が必要ない場合は内蔵ディ
スク１４の現在の内容がそのまま使用される。

次に、ホストコンピュータ１から設定データを受信しく
Ｓ２４＞、設定データに従って各ＴＶ表示制御部１９の
表示画面と周期が設定され（Ｓ２５）、内蔵ディスク１
４から各ＴＶ表示制御部１９に対して必要な表示画面フ
ォーマットがそれぞれ転送される（　Ｓ　２６）。

ホストコンピュータ１からのオツズデータが受信される
と（Ｓ２７）、メモリ１３内のオツズデータの更新が行
なわれる（　３２Ｂ）。そして電源投入直後に、−回、
各ＴＶ表示制御部１９ヘオツズデータが転送され（５３
０）、それ以外のときは、データ要求を行なったＴＶ表
示制御部１９に対してのみオツズデータが転送される（
５３１゜５３２）。各ＴＶ表示制御部１９はメモリ１３
のオツズデータが書き換えられたとき、または自己に設
定された１周期毎にデータ要求を出力する。

上記のステップ３２７〜Ｓ３２が投票券の発売締切まで
オツズデータ受信毎に繰り返される。

発売締切後は最終オツズと最終投票数が表示され（Ｓ３
４）、ホストコンピュータ１から設定データが送られて
来ると３２４へ戻り、以下上記ステップ（８２４〜５３
５）を繰返す。

［発明の効果］ 本発明により、トータリゼータシステムにおいて、汎用
パソコンを使用して表示画面フォーマットを作成し、こ
れをフロッピーディスクに記録し、このフロッピーディ
スクから補助メモリに入力することによって、表示画面
フォーマットの変更が容易にできる。

しかもデータを格納するメモリと別に表示画面フォーマ
ット格納用の補助メモリを設けたので表示画面フォーマ
ットの変更によってメモリを増設する必要がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の表示パターン表示制御装置の構成を示
すブロック図、第２図は本発明の表示パターン表示制御
方式の動作を示すフローチャート、第３図〜第６図は表
示画面の例を示す図、第７図は従来の表示制御方式の構
成を示すブロック図、第８図は従来の表示制御方式の動
作を示すフローチャートである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ホストコンピュータから受信したデータを各種の表
   示画面フォーマットで複数のＴＶ受像機に表示させる表
   示制御装置を有するトータリゼータシステムにおいて、 表示画面フォーマットを作成しフロッピーディスクに記
   録するために使用される汎用パソコンと、 前記フロッピーディスクに記録された表示画面フォーマ
   ットを前記表示制御装置に設定する手段とを具備するこ
   とを特徴とするフロッピーによる表示パターン表示制御
   方式。 ２、前記表示制御装置はＣＰＵと、受信したデータを格
   納する主メモリと、前記フロッピーディスクから入力さ
   れる表示画面フォーマットを格納する補助メモリと、前
   記複数のＴＶ受像機と１対１の対応で接続される複数の
   ＴＶ表示制御部とを有し、前記ＣＰＵは、前記ホストコ
   ンピュータから指定される各ＴＶ受像機の表示画面に対
   応する表示画面フォーマットが前記補助メモリから読み
   出されて各対応する前記ＴＶ表示制御部に設定され、以
   後、各前記ＴＶ表示制御部からのデータ要求に応じてデ
   ータが前記主メモリから各ＴＶ表示制御部へ転送される
   ように制御することを特徴とするフロッピーによる表示
   パターン表示制御方式。