JP2000244988A - 制御監視システム - Google Patents

制御監視システム

Info

Publication number
JP2000244988A
JP2000244988A JP11045132A JP4513299A JP2000244988A JP 2000244988 A JP2000244988 A JP 2000244988A JP 11045132 A JP11045132 A JP 11045132A JP 4513299 A JP4513299 A JP 4513299A JP 2000244988 A JP2000244988 A JP 2000244988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
monitoring
information
control information
memory table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11045132A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Sugino
雅哉 杉野
Safa Rooran
サファ ローラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11045132A priority Critical patent/JP2000244988A/ja
Publication of JP2000244988A publication Critical patent/JP2000244988A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/40Controlling or monitoring, e.g. of flood or hurricane; Forecasting, e.g. risk assessment or mapping

Abstract

(57)【要約】 【課題】制御監視装置において、容易に制御情報の追加
・削除ができるようにするとともに、メモリの有効利用
が図れる制御監視システムを提供する。 【解決手段】監視制御装置1は、負荷機器20に対する
制御情報を格納したメモリテーブルを備え、このメモリ
テーブルには、更に、所定単位毎に区分された制御情報
の先頭アドレスと、その所定単位内の制御情報の数とで
構成される管理情報を有している。監視制御装置1は、
管理情報を変更することによって、メモリテーブルに格
納される制御情報の数を可変にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設の防災設備、
動力設備、照明設備、空調設備などを監視・制御する制
御監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビルやマンション、各種施設
には、建物の適所に、防災設備、動力設備、照明設備、
空調設備などの複数の負荷機器を設置する一方、中央監
視室や警備室、管理室などには、各負荷機器を監視し制
御する監視制御装置が設置されている。
【0003】コンピュータなどで構成された監視制御装
置は、多重伝送線などの信号線を介して、各負荷機器を
接続しており、各負荷機器の状態を信号線を通じて受信
することによって、各負荷機器を監視する一方、各負荷
機器に制御信号を送信して、各負荷機器の動作を制御す
る。監視制御装置には、各負荷機器の制御情報をメモリ
に記憶しており、この制御情報に従って、制御信号を送
信し、負荷機器を制御する。図13には、監視制御装置
に記憶された制御情報の例を示している。
【0004】ここでは、制御情報として、複数の負荷機
器を管理単位グループ毎に区分し、各グループのメンバ
となる負荷機器をすべて登録している例を示している。
図3のには、制御プログラムが使用するメモリテーブ
ルの領域定義(変数定義)のプログラムイメージを示
し、図3のには、メモリテーブルの構成を模式的に示
している。
【0005】10個のグループの各々は、それぞれ5個
ずつのメンバが登録可能であり、システム全体で最大5
0個のメンバが登録できるようになっている。メンバ登
録は、例えば、負荷機器(端末器)の各々に割り付けら
れるアドレスなどによって行っている。このように、従
来の監視制御装置では、メモリテーブルは、その変数
を、使用する最大分をスタティックに宣言する必要があ
り、それをプログラムでアクセス(リード/ライト)
し、処理を実行していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
制御監視システムでは、監視制御装置の監視対象の負荷
機器を追加しようとしても、容易に追加できなかった。
例えば、図13の場合、メンバ登録ができるのは、予め
各グループ毎に5個までと決まっており、例え、他のグ
ループにおいて登録していないメンバがあったとして
も、6個以上のメンバは登録できなかった(グループ
「3」を参照)。
【0007】1つのグループに対して6個以上のメンバ
を追加する場合は、図13のに示したプログラムの変
数定義を、「a1[10][5]」から「a1[10][5+N](Nは追加
メンバ数)」にし、プログラムのコンパイル、リンクを
実行し直し、制御プログラムを作成しなおす必要があっ
た。なお、このような作業は、グループ数を追加する場
合でも同じように必要であった。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、制御監視装置において、容易に制御情報
の追加・削除ができるようにするとともに、メモリの有
効利用が図れる制御監視システムを提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の制御監視システムでは、
監視制御装置は、負荷機器に対する制御情報を格納した
メモリテーブルを備え、このメモリテーブルには、更
に、所定単位毎に区分された制御情報の先頭アドレス
と、その所定単位内の制御情報の数とで構成される管理
情報を有している。監視制御装置は、管理情報を変更す
ることによって、メモリテーブルに格納される制御情報
の数を可変にしたことを特徴とする。
【0010】ここでは、制御情報を、負荷機器のグルー
プなどの所定単位毎に区分し、各々のグループなどに対
して管理情報を設ける。各管理情報は、その単位に属す
る複数の制御情報群の先頭アドレスと、制御情報の数で
構成されているので、装置の使用可能なメモリの範囲内
であれば、容易に制御情報の数を増減させることができ
る。また、所定単位の制御情報の各々を、異なる数で構
成することもできる。
【0011】請求項2では、請求項1において、監視制
御装置は、メモリテーブルのすべての制御情報のデータ
量とすべての管理情報のデータ量から、この装置のメモ
リ残量を算出し、更に、このメモリ残量を基にして、制
御情報の追加可能数を算出する手段を設けている。請求
項3と請求項4では、請求項1又は請求項2に記載の監
視制御装置による具体的な制御について提案しており、
監視制御装置は、メモリテーブルに格納される制御情報
として、所定の負荷機器の監視情報を設定した監視入力
条件と、この監視入力条件と所定の負荷機器の監視情報
が一致したときに、連動制御される所定の負荷機器の制
御情報を設定した制御出力条件とを有している。
【0012】請求項4では、監視制御装置は、メモリテ
ーブルに格納される制御情報として、所定の負荷機器を
所定の時刻に従って制御するためのスケジュール時刻を
設定している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、制御監視システ
ムの構成の一例を示したブロック図である。ビルやマン
ション、各種施設には、建物の適所に、防災設備、動力
設備、照明設備、空調設備などの複数の負荷機器20
(設備負荷)を設置する一方、中央監視室や警備室、管
理室などには、各負荷機器20を監視し制御する監視制
御装置1を設置している。
【0014】監視制御装置1は、コンピュータなどで構
成されており、負荷管理点通信インタフェース(I/
F)部19により、多重伝送線などの信号線Lを介し
て、各負荷機器20を接続しており、各負荷機器20の
状態を信号線Lを通じて受信することによって、各負荷
機器20を監視する一方、各負荷機器20に制御信号を
送信して、各負荷機器20の動作を制御する。
【0015】監視制御装置1(メインユニット)は、各
部の信号制御を行って、装置1の動作を制御する本体C
PU11と、ROMなどで構成され、この装置1の制御
プログラムなどを記憶したプログラム記憶部12と、R
AMなどで構成されたデータ記憶部13と、表示装置8
におけるタッチ入力操作を可能とするタッチパネルコン
トローラ部14と、タッチパネル制御用のシリアル信号
入出力部15と、VGA(Video Graphics Array)信号
出力部16と、時計IC17と、液晶ディスプレイなど
で構成され、VGA信号出力部16によって表示制御が
なされる表示装置18と、負荷機器20との通信を制御
する負荷管理点通信I/F部19とを備えている。な
お、監視制御装置1は、表示装置18を備えない構成で
あってもよい、その場合、VGA信号出力部16は不要
となる。
【0016】図2には、プログラム記憶部12における
ソフトウェアの構成を模式的に示している。プログラム
記憶部12は、プログラム全体を管理するリアルタイム
OS・ドライバ部31と、メモリアクセスに対する管理
演算処理を行うライブラリ関数を格納するメモリアクセ
スライブラリ格納部32と、メモリアクセス管理部33
aや、1又は複数のアプリケーションプログラム部33
bなど、リアルタイムOS上でタスクとして構成される
アプリケーションプログラムを格納するアプリケーショ
ン格納部33とで構成される。ここでは、リアルタイム
OSを使用しているので、大容量のメモリを必要とせ
ず、低価格の構成にできる。
【0017】メモリアクセス管理部33aは、各アプリ
ケーションプログラム部33bからのメモリテーブル
(後述)に対するアクセスのプロセスを管理するAPI
(Application Programming Interface) の役目をす
る。アプリケーションプログラム部33bは、各ソフト
ウェア仕様に基づいて処理を実行するようになってい
る。これらの各部31〜33における演算処理の変数や
データテーブルなどは、データ記憶部13において記憶
される。データ記憶部13は、電源リセット時にデータ
の保持が不要の場合はDRAMで構成し、データの保持
が必要な場合はSRAMで構成するようにすればよい。
【0018】監視制御装置1では、データ記憶部13
に、負荷機器に対する制御情報を格納したメモリテーブ
ルを備えており、本発明では、この構成に特徴がある。
図3のには、メモリテーブルの領域定義(変数定義)
のプログラムイメージを示し、図3のには、メモリテ
ーブルの構成を模式的に示している。図示するテーブル
は、2バイト(int16)のデータb1と、1バイト
(int8)×4個の配列(arrey)のデータb2
と、2バイト(int16)×N個(個数が特定されな
い)の配列(list)のデータb3とで構成されてい
る。
【0019】−2に示すように、データb1はそのま
ま先頭アドレスから2バイトで構成されるが、データb
2,b3については、管理情報(node)が格納され
ている。この管理情報は、に示すように、管理するデ
ータの先頭アドレス(例えば、int32のデータ)
と、データ個数(dim)(例えば、int32のデー
タ)で構成されている。図の場合、データb2に対する
管理情報における個数は「4」、データb3に対する管
理情報における個数は「N」になる。すなわち、管理情
報は、所定単位毎に区分された制御情報の先頭アドレス
と、その所定単位内の制御情報の数とで構成されてい
る。
【0020】このような構成にすることによって、監視
制御装置1は、管理情報を変更すれば、メモリテーブル
に格納される制御情報の数を可変にできる。ここでは、
データb2,b3の個数を、装置1のデータ記憶部13
が使用可能な範囲内であれば、容易に増減させることが
できる。具体的には、アプリケーションプログラム部3
3bが、メモリアクセス管理部33aのAPIにより、
追加登録要求、削除要求を行う。そうすれば、管理情報
の数や先頭アドレスが変化する。
【0021】次に、メモリテーブルの別の構成について
図4とともに説明する。図4のには、メモリテーブル
の領域定義(変数定義)のプログラムイメージを示し、
図4のには、メモリテーブルの構成を模式的に示して
いる。図示するテーブルは、1バイト(int8)のデ
ータc1と、2バイト(int16)のデータc2とで
構成されるデータcを、個数が特定されない配列(li
st)とし、このデータcを2個の配列としてデータd
1として、更に、このデータd1を個数が特定されない
配列として構成している。
【0022】−2に示すように、先頭の管理情報は、
以下の管理情報群の先頭アドレスと、管理情報の数(デ
ータd1の数)が格納されている。そして、以降の管理
情報は、データd1毎に、管理するデータの先頭アドレ
スと、データ個数で構成されている。データd1は、個
数が特定されない配列を2個ずつ含んでいるので、−
3に示すように、更に管理情報を2個ずつ含んでいる。
図の場合、−3における各管理情報の個数はデータc
の数になる。
【0023】次に、メモリテーブルの更に別の構成につ
いて図5とともに説明する。図5のには、メモリテー
ブルの領域定義(変数定義)のプログラムイメージを示
し、図5のには、メモリテーブルの構成を模式的に示
している。図示するテーブルは、2バイト(int1
6)のデータa1が、縦及び横の数の両方が特定されな
いN×Mの配列で構成されている。ここでは、負荷機器
を区分したグループの数をMとし、各グループ内のメン
バの数をNとしている。に示すように、各グループの
メンバ数は可変にできるので、従来(図13参照)のよ
うに、プログラムを変更しなければ、グループやメンバ
の追加ができなくなることがない。また、各グループに
おいて最小限のメンバのみを登録しておけばよいので、
メモリの有効利用が図れる。
【0024】次に、図5のメモリテーブルの構成を別の
形式にした場合を図6に示す。ここでは、全グループに
対する管理情報と、グループ毎の管理情報を設けており
(−2)、全グループの管理情報には、全グループの
管理情報群の先頭アドレスと、全グループにおける管理
情報の個数(Nn)が格納されている。一方、各グルー
プの管理情報には、各グループの制御情報群の先頭アド
レスと、各グループの制御情報の個数(N1,N2,
…,Nn)が格納されている。
【0025】監視制御装置1では、本体CPU11は、
メモリテーブルのすべての制御情報のデータ量とすべて
の管理情報のデータ量から、この装置1のメモリ残量を
算出し、更に、このメモリ残量を基にして、制御情報の
追加可能数を算出する手段を構成している。具体的に
は、装置1の使用可能な全メモリ量をV、管理情報のデ
ータ量をAMとして、メモリ残量Rを求めれば、R=V
−(AM+(M×AM)+(N1×int16+N2×
int16+…+Nn×int16))となる。すなわ
ち、使用可能なメモリ量から、全グループに対する管理
情報のデータ量と、各グループに対する管理情報のデー
タ量と、すべての制御情報のデータ量とを引くと、メモ
リ残量となる。また、追加可能メンバ数A1は、A1=
R÷int16で求められ、追加可能グループ数A2
は、A2=R÷AMで求められる。このとき、追加され
たグループには、メンバは登録されていないものとす
る。
【0026】アプリケーションプログラム部33bで
は、メモリアクセス管理部33aのAPIにより、追加
登録要求、削除要求を行ったときの結果(返却値)によ
って、メモリ残量Rや、通過可能メンバ数A1、追加可
能グループ数A2が通知される。このようにして、制御
情報の追加可能数が分かるようになれば、アプリケーシ
ョンの開発効率が向上し、また、プログラムは直接メモ
リを管理しないので、プログラムが他のプログラムなど
のメモリ領域を破壊し、障害が発生するといったことが
ない。
【0027】次に、以上に説明したメモリテーブルを使
用した制御動作について説明する。まず、図7〜図9と
ともに監視制御装置1による連動制御について説明す
る。監視制御装置1は、メモリテーブルに格納される制
御情報として、所定の負荷機器20の監視情報を設定し
た監視入力条件と、この監視入力条件と所定の負荷機器
20の監視情報が一致したときに、連動制御される所定
の負荷機器20の制御情報を設定した制御出力条件とを
有している。
【0028】図7には、表示装置8に表示される、監視
入力条件を設定するための入力条件設定画面18aと、
制御出力条件を設定するための出力条件設定画面18b
とを示す。入力条件設定画面18aでは、グループ毎
に、メンバID(アドレス)と、設備名(負荷機器名)
と、条件を設定し、出力条件設定画面18bでは、グル
ープ毎に、メンバID(アドレス)と、設備名(負荷機
器名)と、制御内容を設定する。設定されたデータは、
データ記憶部13のメモリテーブルに登録される。
【0029】例えば、グループ1の照明のすべてが、入
力条件設定画面18aに設定された条件のパターンにな
ったときに、出力条件設定画面18bに設定されたグル
ープ1の空調機のすべてに対して、順にその制御内容を
実行する。図8には、連動制御用のメモリテーブルの構
成の例を示している。図8のには、監視入力条件の領
域定義(変数定義)プログラムイメージを、図8のに
は、制御出力条件の領域定義(変数定義)プログラムイ
メージを、それぞれ示している。ここでは、各々が、M
グループ(グループ数を特定しない)の情報が登録でき
る。
【0030】図9には、連動制御の動作を示しており、
本体CPU11に、アプリケーションプログラム部33
bによって動作する、連動制御入力条件判断部11aと
連動制御出力処理部11bを備えるものとする。連動制
御入力条件判断部11aは、設備管理点のステータス変
化イベント(負荷機器20の状態変化)があると、メモ
リアクセス管理部33aを介して、メモリテーブルの監
視入力条件(図7の入力条件設定画面18aと、図8の
を参照)をアクセスし、その管理点に該当するメンバ
の変化ステータス値と条件値とを比較する。ここで、そ
のグループ内におけるメンバのすべてが、変化ステータ
ス値と条件値とが一致(真)となったときには、連動制
御出力処理部11bに制御実行要求を行う。すると、連
動制御出力処理部11bでは、メモリアクセス管理部3
3aを介して、メモリテーブルの制御出力条件(図7の
出力条件設定画面18bと、図8のを参照)をアクセ
スし、このときの監視入力条件に対応したグループの制
御出力条件に従って、各メンバ(設備管理点)に対して
順に制御を実行する。
【0031】なお、設備管理点のステータス変化イベン
トがあり、グループ内のメンバの1つでも、変化ステー
タス値と条件値が不一致になった場合でも、連動制御を
停止させる制御は行わず、制御状態を維持する。連動制
御を停止させるようなときには、別の監視入力条件と制
御出力条件によって制御される。次に、図10〜図12
とともに監視制御装置1によるスケジュール制御につい
て説明する。監視制御装置1は、メモリテーブルに格納
される制御情報として、所定の負荷機器を所定の時刻に
従って制御するためのスケジュール時刻を設定してい
る。
【0032】図10には、表示装置8に表示される、ス
ケジュール時刻を設定するためのスケジュール時刻設定
画面18cを示す。スケジュール時刻設定画面18cで
は、スケジュール単位毎に、メンバID(アドレス)
と、設備名(負荷機器名)と、制御モニタ(次回制御時
刻)と、複数のスケジュール時刻(ON時刻とOFF時
刻)を設定する。設定されたデータは、データ記憶部1
3のメモリテーブルに登録される。例えば、スケジュー
ル単位1に登録された照明が、8時30分にオン制御、
10時15分にオフ制御、12時にオン制御、13時に
オフ制御といったように制御されるように設定できる。
【0033】図11には、スケジュール制御におけるメ
モリテーブルの構成の例を示している。この図には、ス
ケジュール時刻設定の領域定義(変数定義)プログラム
イメージを示しており、メンバIDと、設備名と、N個
(特定しない数)のオン時刻及オフ時刻とからなる1ス
ケジュール単位を、M個(特定しない数)分のスケジュ
ール単位として登録している。
【0034】図12には、スケジュール制御の動作を示
しており、本体CPU11に、アプリケーションプログ
ラム部33bによって動作する、時刻管理部11c(タ
イマ管理)と、スケジュール制御時刻判断部11dとス
ケジュール制御出力処理部11eを備えるものとする。
時刻管理部11cは時計IC17から読み込んだ時刻デ
ータを、所定時間(例えば1分)毎に、スケジュール制
御時刻判断部11dに通知する。スケジュール制御時刻
判断部11dは、時刻が通知されると、メモリアクセス
管理部33aを介して、メモリテーブル(図10、図1
1を参照)をアクセスし、各スケジュール単位におい
て、ON時刻又はOFF時刻に一致するものがあるかを
判断する。ここで、一致する時刻があれば、スケジュー
ル制御出力処理部11eに制御実行要求を行う。する
と、スケジュール制御出力処理部11eでは、メモリア
クセス管理部33aを介して、メモリテーブルをアクセ
スし、対象となるスケジュール単位のメンバ(設備管理
点)に対して制御を実行する。
【0035】なお、スケジュール制御では、オン、オフ
制御には限定されず、80%出力や20mA出力といっ
たアナログ出力の制御を行うようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載の制御監視システムでは、監視制
御装置は、負荷機器に対する制御情報を格納したメモリ
テーブルに、更に、所定単位毎に区分された制御情報の
先頭アドレスと、その所定単位内の制御情報の数とで構
成される管理情報を有し、この管理情報を変更すること
によって、メモリテーブルに格納される制御情報の数を
可変にできる。したがって、装置の使用可能なメモリの
範囲内であれば、容易に制御情報の数を増減させること
ができ、また、所定単位の制御情報の各々を、異なる数
で構成することもできるので、メモリを効率よく使用で
きる。
【0037】請求項2では、監視制御装置は、メモリ残
量を算出し、制御情報の追加可能数を算出するので、ア
プリケーションの開発効率が向上する。請求項3では、
監視制御装置は、請求項1又は請求項2のメモリテーブ
ルに格納される制御情報として、所定の負荷機器の監視
情報を設定した監視入力条件と、所定の負荷機器の制御
情報を設定した制御出力条件とを有し、監視入力条件と
所定の負荷機器の監視情報が一致したときに、制御出力
情報にしたがって連動制御することができる。本発明で
は、メモリテーブルに設定する監視入力条件と制御出力
条件とを容易に追加、削除できるので、新規なプログラ
ム開発が必要なく、同じプログラムで、複数のシステム
の連動制御に対応することが出来る。
【0038】請求項4では、監視制御装置は、請求項1
又は請求項2のメモリテーブルに格納される制御情報と
して、所定の負荷機器を所定の時刻に従って制御するた
めのスケジュール時刻を設定する。本発明では、メモリ
テーブルに設定するスケジュール時刻を容易に追加、削
除できるので、新規なプログラム開発が必要なく、同じ
プログラムで、複数のシステムのスケジュール制御に対
応することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御監視システムの要部構成の一例を
示すブロック図である。
【図2】制御監視装置のソフトウェアの構成の一例を示
す図である。
【図3】制御監視装置のメモリテーブルの構成の一例を
示す図である。
【図4】制御監視装置のメモリテーブルの構成の他の例
を示す図である。
【図5】制御監視装置のメモリテーブルの構成の他の例
を示す図である。
【図6】図5のメモリテーブルの構成の他の例を示す図
である。
【図7】制御情報の具体例(連動制御情報)を示す図で
ある。
【図8】図7の制御情報のプログラムイメージを示す図
である。
【図9】図7、図8の制御情報を用いた動作を説明する
図である。
【図10】制御情報の他の具体例(スケジュール制御情
報)を示す図である。
【図11】図10の制御情報のプログラムイメージを示
す図である。
【図12】図10、図11の制御情報を用いた動作を説
明する図である。
【図13】従来の制御監視装置のメモリテーブルの構成
の例を示す図である。
【符号の説明】
1 制御監視装置 11 本体CPU 12 プログラム記憶部 13 データ記憶部 17 時計IC 18 表示装置 19 負荷管理点通信I/F部 20 設備負荷(負荷機器) 33a メモリアクセス管理部 33b アプリケーションプログラム部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA10 AA25 BB03 BB54 BB74 DD04 DD23 DD26 DD37 DD38 EE06 FF01 FF02 FF20 GG12 GG21 GG24 GG30 GG32 GG51 GG57 GG65 5K048 AA00 BA07 BA08 BA51 DA02 EB01 EB02 EB06 EB11 FB10 FC01 HA01 HA02 HA21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の負荷機器と、各負荷機器を信号線を
    介して接続した監視制御装置とで構成され、この監視制
    御装置が、上記信号線を通じて信号を送受して、各負荷
    機器を制御あるいは監視するようになっている監視制御
    システムにおいて、 上記監視制御装置は、 上記負荷機器に対する制御情報を格納したメモリテーブ
    ルを備え、このメモリテーブルには、更に、所定単位毎
    に区分された制御情報の先頭アドレスと、その所定単位
    内の制御情報の数とで構成される管理情報を有してお
    り、 上記管理情報を変更することによって、上記メモリテー
    ブルに格納される制御情報の数を可変にしたことを特徴
    とする監視制御システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の監視制御システムにおい
    て、 上記監視制御装置は、 上記メモリテーブルのすべての制御情報のデータ量とす
    べての管理情報のデータ量から、この装置のメモリ残量
    を算出し、更に、このメモリ残量を基にして、上記制御
    情報の追加可能数を算出する手段を設けていることを特
    徴とする監視制御システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の監視制御シ
    ステムにおいて、 上記監視制御装置は、 上記メモリテーブルに格納される制御情報として、 所定の負荷機器の監視情報を設定した監視入力条件と、
    この監視入力条件と所定の負荷機器の監視情報が一致し
    たときに、連動制御される所定の負荷機器の制御情報を
    設定した制御出力条件とを有していることを特徴とする
    監視制御システム。
  4. 【請求項4】請求項1又は請求項2に記載の監視制御シ
    ステムにおいて、 上記監視制御装置は、 上記メモリテーブルに格納される制御情報として、 所定の負荷機器を所定の時刻に従って制御するためのス
    ケジュール時刻を設定していることを特徴とする監視制
    御システム。
JP11045132A 1999-02-23 1999-02-23 制御監視システム Pending JP2000244988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11045132A JP2000244988A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 制御監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11045132A JP2000244988A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 制御監視システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000244988A true JP2000244988A (ja) 2000-09-08

Family

ID=12710760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11045132A Pending JP2000244988A (ja) 1999-02-23 1999-02-23 制御監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000244988A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8416200B2 (en) 2007-11-26 2013-04-09 Panasonic Corporation Panel switch device for load control system
JP2019062271A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 Kddi株式会社 機器制御装置、機器制御方法及び機器制御システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8416200B2 (en) 2007-11-26 2013-04-09 Panasonic Corporation Panel switch device for load control system
JP2019062271A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 Kddi株式会社 機器制御装置、機器制御方法及び機器制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6167316A (en) Distributed object-oriented building automation system with reliable asynchronous communication
JP3921447B2 (ja) エラーを抑制して制御・コマンド型のマルチタスクアプリケーションを決定論的に実時間で実行するセキュリティ方法
JPH04332002A (ja) プログラマブル制御装置
JPH07253960A (ja) マルチプロセッサシステムにおけるipl方式
JP2000244988A (ja) 制御監視システム
JPH08123747A (ja) 施設管理システムにおける分散処理方式
JP2002027027A (ja) 計算機システム、計算機管理システム及びシステム管理方法
JP2006146801A (ja) ストレージシステム、コンピュータシステム及びストレージの情報取得方法
JP4152079B2 (ja) プログラマブルコントローラの周辺装置
JP2001325010A (ja) プログラマブルコントローラシステム
JP2005234617A (ja) マルチプロセッサデバッガおよびデバッグ方法
JP3220372B2 (ja) ビル管理装置
JPH02143353A (ja) 端末用プログラムの配布方式
JP2005252901A (ja) サーバ装置、遠隔制御システム及び遠隔制御方法
JP2000357011A (ja) 分散型プラント監視装置
JPH05204689A (ja) 制御装置
JP3443787B2 (ja) 自立分散型プラント制御マンマシン装置
JP2001051716A (ja) 監視制御システム
JP2746331B2 (ja) プラント監視システム
JP2519349B2 (ja) 負荷制御システム
JP2002152235A (ja) 自律分散型制御システムおよび自律分散型制御方法
JPH02242331A (ja) プログラムコード変更方式
JPH11202906A (ja) 工程管理システム及びデータ収集装置及びその制御方法及び記憶媒体
JPS58117053A (ja) 複数の要求元からの制御を実行するデ−タ処理システム
JP2003324778A (ja) 建物管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040506