JP2719033B2 - フレームナンバ管理システム - Google Patents

フレームナンバ管理システム

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JP2719033B2 JP2169205A JP16920590A JP2719033B2 JP 2719033 B2 JP2719033 B2 JP 2719033B2 JP 2169205 A JP2169205 A JP 2169205A JP 16920590 A JP16920590 A JP 16920590A JP 2719033 B2 JP2719033 B2 JP 2719033B2
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孝二 飯田
光一 山田
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えば、自動車の生産ラインにおいてフ
レームナンバの打刻を管理する際に用いて好適なフレー
ムナンバ管理システムに関する。
「従来の技術」 自動車の生産ラインにおいては、生産する車両を識別
するため、フレーム部材にシリアルナンバが打刻され
る。このシリアルナンバは、一般にフレームナンバと呼
ばれ、組立工程における車両の識別はもとより、製品と
なった車両の各種登録や品質管理にも使用される。この
ようなフレームナンバは、生産管理用のコンピュータ
と、このコンピュータから送出されるフレームナンバを
打刻する打刻装置とから構成されるフレームナンバ管理
システムによって管理されている。このフレームナンバ
は、生産計画に基づいて作成されており、このコンピュ
ータにフレームナンバデータとして登録されている。こ
の生産計画は、通常月産単位でなされているため、当該
コンピュータ内には一月分のフレームナンバデータが用
意される。一方、生産ラインにおいては、一般に週単位
で車両生産台数を設定している。このため、コンピュー
タは、一月分のフレームナンバデータを週単位に分割
し、分割した該データから各車両毎のフレームナンバデ
ータを読み出す。そして、これを順次打刻装置へ送出す
るようになっている。そして、打刻装置は、供給された
フレームナンバデータをフレームナンバに変換し、これ
をフレーム部材に打刻する。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述したフレームナンバ管理システムにあ
っては、生産管理用のコンピュータがフレームナンバデ
ータを一元的に管理しており、フレームナンバデータの
冗長化が図られていない。したがって、このコンピュー
タに不具合が起きた場合には、システム全体がダウンし
てしまう恐れがあり、データ保管の観点から見ると、信
頼性が極めて低いという欠点があった。さらに、このよ
うなシステムでは、データの流れがトップダウン方向で
あるため、生産計画に変更が生じた場合には、人手によ
る変更処理が必要となる。このため、この変更処理に手
間が掛かる等、データの保守性が悪いという欠点もあっ
た。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、デ
ータの保管の信頼性や、データの保守性の向上すること
ができるフレームナンバ管理システムを提供することを
目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明にあっては、第1図に示すように、上位コン
ピュータから供給される一月分のフレームナンバを登録
管理する第1のコンピュータaと、前記第1のコンピュ
ータaから供給される一週分のフレームナンバを登録管
理する第2のコンピュータbと、前記第2のコンピュー
タbから供給される10台分のフレームナンバを打刻され
る順番に表示すると共に、この順番に従って順次読み出
したフレームナンバを打刻する打刻装置cとを具備し、
前記打刻装置cは、打刻が完了したフレームナンバを前
記第2のコンピュータbへ送出し、前記第2のコンピュ
ータbは、この打刻が完了したフレームナンバに識別子
を付与すると共に、当該フレームナンバを前記第1のコ
ンピュータaへ返送することを特徴とする。
「作用」 上記構成によれば、第1のコンピュータaと、第2の
コンピュータbと、打刻装置cとにそれぞれフレームナ
ンバが登録され、さらに、打刻装置cは打刻が完了した
フレームナンバを前記第2のコンピュータbへ送出し、
前記第2のコンピュータbはこの打刻が完了したフレー
ムナンバに識別子を付与すると共に、当該フレームナン
バを前記第1のコンピュータaへ返送する。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。第2図は、この発明の一実施例の全体構成を示す
ブロック図である。この図において、1はメインコンピ
ュータであり、通信インタフェースを介して上位コンピ
ュータ(図示略)、サブコンピュータ2およびマシンコ
ントローラ3とデータ通信を行うように構成されてい
る。。すなわち、このメインコンピュータ1は、上位コ
ンピュータから送出される加工順位データDaを受信す
る。また、上位コンピュータとデータ通信できない場合
には、上位コンピュータ側で作成したフロッピーディス
クをディスクドライブ装置によって加工順位データDaを
読み込む。1aは加工順位マスターファイルであり、上位
コンピュータから供給された3週間分の加工順位データ
Daが記憶される。このメインコンピュータ1は、加工順
位マスターファイル1aから1週間分の加工順位データDa
を読み出し、これをサブコンピュータ2へ供給する。ま
た、メインコンピュータ1は、内部のメモリに記憶され
る比率設定データDr(後述する)を読み出し、これをマ
シンコントローラ3へ供給する。
ここで、第3図を参照し、上述した加工順位データDa
のデータ構成について説明する。図において、F1〜F8は
フィールドであり、これらフィールドF1〜F8の内、例え
ば、F1には加工を行う車両の加工順位、F3には車両の機
種コード、F5にはロット番号、F6には打刻を開始するフ
レームナンバ、F8にはこのレコードの属性を区別するた
めのデータが、それぞれ設定されている。そして、これ
らフィールドF1〜F8によって加工順位データDaの1レコ
ードが形成されており、このレコードが所要数分集積し
て1週間分の加工順位データDaを形成している。
次に、第2図に戻り、再び実施例の全体構成について
説明する。サブコンピュータ2は、通信インターフェー
スを介してメインコンピュータ1、マシンコントローラ
3および操作盤4とデータ通信を行うように構成されて
いる。すなわち、このサブコンピュータ2は、メインコ
ンピュータ1から供給された1週間分の加工順位データ
Daを加工順位ファイル2aに記憶すると共に、加工順位デ
ータDaを各車種毎に連続するフレームナンバデータに変
換し、これを打刻ファイル2bに登録する。また、このサ
ブコンピュータ2は、加工順位ファイル2aから読み出し
た加工順位データDaを操作盤4へ供給する。さらに、サ
ブコンピュータ2は、打刻ファイル2bから読み出したフ
レームナンバデータをマシンコントローラ3へ供給す
る。
ここで、第4図を参照して上述した打刻ファイル2bに
ついて説明する。第4図は打刻ファイル2bの概念を示す
図である。この打刻ファイル2bは、データテーブルを構
成しており、このデータテーブルには、各フレームナン
バに対応した車両毎のフィールドデータ(F3,F5,…,F7,
F8)が登録されようになっている。
次に、マシンコントローラ3は、打刻マシン5を制御
する信号とともに、サブコンピュータ2から供給された
フレームナンバデータを操作盤4へ供給する。また、マ
シンコントローラ3は、メインコンピュータ1から供給
される比率設定データDrに基づいて、フレームナンバの
組み替えを行う。この比率設定データDrとは、異機種混
合生産を行う場合における機種の生産比率を示すデータ
である。フレームナンバの組み替えを行うのは、異機種
を所定の比率で混合して生産する場合、各機種の混合の
仕方によって生産効率の良否が決定されるので、これを
最良の効率を得るようにするためである。
次に、4は操作盤であり、打刻マシン5に対して各種
の指令信号および打刻すべきフレームナンバを与える。
また、この操作盤4は、生産計画の変更に伴って打刻が
留保された加工順位データDaや、各種の要求信号をサブ
コンピュータ2へ供給する。5はフレームナンバを打刻
する打刻マシンである。この打刻マシン5は、作業者が
フレーム部材をセットして所定のボタンを操作すると、
該部材にフレームナンバを自動打刻し、打刻が完了する
と、操作盤4へ打刻完了信号を供給する。
このような構成によれば、上位コンピュータによって
作成された加工順位データDaが、メインコンピュータ1
と、サブコンピュータ2と、操作盤4とに保管されるた
め、当該データDa保管の冗長化を図ることができる。こ
れにより、例えば、メインコンピュータ1がダウンした
場合でも、他に登録されているデータに基づいて打刻作
業を継続して行うことが可能になる。
次に、上記構成による実施例の動作について説明す
る。
(1)加工順位データDaの受信動作 まず、メインコンピュータ1は、上記コンピュータ
(図示略)とのデータ通信、または上位コンピュータ側
で作成されたフロッピーディスクを介して取り込んだ3
週間分の加工順位データDaを加工順位マスターファイル
1aに書き込む。次に、メインコンピュータ1は、該ファ
イル1aから1週間分の加工順位データDaを読み出し、こ
れをサブコンピュータ2へ転送する。ここで、転送され
る加工順位データDaは、車両40台分のものを転送単位と
してバッチ転送される。そして、メインコンピュータ1
は、この加工順位データDaの転送が完了した後、マシン
コントローラ3からの要求に応じて比率設定データDrを
送出する。
次に、サブコンピュータ2は、供給された加工順位デ
ータDaを加工順位ファイル2aに書き込むとともに、この
加工順位データDaを各車種毎に連続するフレームナンバ
データに変換し、これを打刻ファイル2bに登録する。次
いで、サブコンピュータ2は、加工順位ファイル2aから
当日打刻が予定されている加工順位データDaを読み出
し、これを操作盤4へ送出する。そして、これが完了し
た後に、打刻ファイル2bから読み出した1台毎のフレー
ムナンバデータをマシンコントローラ3へ順次送出す
る。次に、マシンコントローラ3は、前述した比率設定
データに基づいて、供給されるフレームナンバデータを
組み替え、組み替えられたフレームナンバデータを内部
のメモリに記憶する。一方、操作盤4は、サブコンピュ
ータ2から供給された打刻予定の加工順位データDaを内
部のメモリに記憶させると共に、ディスプレイに表示す
る。
以上のシーケンスにより加工順位データDaの受信が完
了し、打刻準備が整う。
(2)打刻動作 いま、例えば、作業員が操作盤4に配置される打刻開
始スイッチを操作すると、これに応じた打刻開始信号が
打刻マシン5、マシンコントローラ3およびサブコンピ
ュータ2に供給される。これにより、マシンコントロー
ラ3から操作盤4へ最初に打刻されるフレームナンバデ
ータが送出される。次に、操作盤4は受けたフレームナ
ンバデータが加工順位1位のものである否かを判断す
る。この判断は、サブコンピュータ2から供給された加
工順位データDaに基づいて行われる。そして、この結
果、正当なフレームナンバデータであれば、打刻マシン
5に転送される。これにより、打刻マシン5の打刻部に
設定されるフレームナンバが更新される。次に、作業者
がフレーム部材を打刻マシン5にセットし、所定のボタ
ンを操作すると、このフレームナンバが打刻され、打刻
マシン5は打刻完了を示す完了信号を操作盤4へ出力す
る。
一方、操作盤4はこの完了信号をサブコンピュータ2
およびマシンコントローラ3へ供給する。マシンコント
ローラ3は、これを受けて打刻が完了したフレームナン
バデータをサブコンピュータ2へ送出する。そして、サ
ブコンピュータ2は打刻ファイル2bに登録されている当
該データへ打刻完了を識別子を付与すると共に、この打
刻が完了したフレームナンバデータをメインコンピュー
タ1へ返送する。このように、1台毎の打刻が完了する
と、打刻結果が操作盤4からマシンコントローラ3、サ
ブコンピュータ2、メインコンピュータ1へとフィード
バックされる。なお、生産計画の変更に伴って打刻が留
保される場合には、留保されたフレームナンバデータが
操作盤4からサブコンピュータ2へ戻され、さらに、サ
ブコンピュータ2で識別子を付加させた後、メインコン
ピュータ1へ送付され、打刻される順番になるまでサブ
コンピュータ2およびメインコンピュータ1が管理す
る。このようにして、システムの各構成要素は互いにモ
ニタリングを行うため、自動的なデータ保守がなされ
る。
なお、第1、第2のコンピュータa,bと打刻装置cと
に確保されるフレームナンバの数は、常に一定にする必
要はなく、多少の差異を保ちながら変化させても良い。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、第1のコン
ピュータaと、第2のコンピュータbと、打刻装置cと
にそれぞれフレームナンバが登録され、さらに、打刻装
置cが打刻が完了したフレームナンバを前記第2のコン
ピュータbへ送出し、前記第2のコンピュータbはこの
打刻が完了したフレームナンバに識別子を付与すると共
に、当該フレームナンバを前記第1のコンピュータaへ
返送するので、データ保管の信頼性や、データの保守性
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示す機能ブロック図、第2図
はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、第3図
は同実施例における加工順位データDaのフォーマット例
を示す図、第4図は同実施例における打刻ファイル2bの
概念を示す図。 1……メインコンピュータ(第1のコンピュータ)、2
……サブコンピュータ(第2のコンピュータ)、3……
マシンコントローラ、4……操作盤、5……打刻マシン
(打刻装置)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生産車両を識別するため、各車両毎に打刻
    されるフレームナンバを管理するフレームナンバ管理シ
    ステムにおいて、 上位コンピュータから供給される一月分のフレームナン
    バを登録管理する第1のコンピュータと、 前記第1のコンピュータから供給される一週分のフレー
    ムナンバを登録管理する第2のコンピュータと、 前記第2のコンピュータから供給される10台分のフレー
    ムナンバを打刻される順番に表示すると共に、この順番
    に従って順次読み出したフレームナンバを打刻する打刻
    装置とを具備し、 前記打刻装置は、打刻が完了したフレームナンバを前記
    第2のコンピュータへ送出し、前記第2のコンピュータ
    は、この打刻が完了したフレームナンバに識別子を付与
    すると共に、当該フレームナンバを前記第1のコンピュ
    ータへ返送することを特徴とするフレームナンバ管理シ
    ステム。
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