JP2975044B2 - フレームナンバ管理装置 - Google Patents
フレームナンバ管理装置Info
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- JP2975044B2 JP2975044B2 JP2103790A JP10379090A JP2975044B2 JP 2975044 B2 JP2975044 B2 JP 2975044B2 JP 2103790 A JP2103790 A JP 2103790A JP 10379090 A JP10379090 A JP 10379090A JP 2975044 B2 JP2975044 B2 JP 2975044B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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- Control By Computers (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えば、自動車の生産ラインにおいてフ
レームナンバの打刻を管理する際に用いて好適な生産管
理装置に関する。
レームナンバの打刻を管理する際に用いて好適な生産管
理装置に関する。
「従来の技術」 自動車の生産ラインにおいては、生産する車両を識別
するために、フレームにシリアルナンバを打刻する。こ
のシリアルナンバは、一般にフレームナンバと呼ばれ、
生産ラインにおける車両の識別はもとより、生産後にお
ける各種の登録や管理にも使用される。
するために、フレームにシリアルナンバを打刻する。こ
のシリアルナンバは、一般にフレームナンバと呼ばれ、
生産ラインにおける車両の識別はもとより、生産後にお
ける各種の登録や管理にも使用される。
そして、フレームナンバは、生産計画に従って次々と
フレームに打刻されるが、2重打刻をしないように注意
する必要がある。すなわち、同じ番号が2以上のフレー
ムに打刻されてしまうと、車両の識別機能を無くしてし
まい、管理上種々の問題を生じてしまうからである。そ
こで、従来はチェックリスト等を用いて、打刻を行う操
作員が目視等によりチェックしていた。
フレームに打刻されるが、2重打刻をしないように注意
する必要がある。すなわち、同じ番号が2以上のフレー
ムに打刻されてしまうと、車両の識別機能を無くしてし
まい、管理上種々の問題を生じてしまうからである。そ
こで、従来はチェックリスト等を用いて、打刻を行う操
作員が目視等によりチェックしていた。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、打刻の対象となるフレームナンバは、生産
計画に基づいてメインコンピュータから各生産ラインに
指示される。ここで、指示されるフレームナンバデータ
は、一週分のデータである。これは、生産ラインが一般
に週単位で生産量を設定するためである。一方、生産計
画は、通常月単位でなされるから、メインコンピュータ
内には一月分のフレームナンバデータが用意されてい
る。したがって、メインコンピュータは、一月分のデー
タを週単位に分割し、分割したデータを各週ごとに生産
ラインに対して指示するようにしている。この場合、生
産ラインに指示されるフレームナンバデータが正しいも
のであれば、各フレームナンバデータには連続性がある
はずである。しかしながら、メインコンピュータ側の操
作上の誤りや、設定上の誤りなどによって、生産ライン
に指示されるフレームナンバデータの連続性が害される
場合がある。このように、不連続なフレームナンバデー
タが指示されると、2重打刻やフレームナンバの空きな
どが生じてしまう。したがって、フレームナンバデータ
の連続性は、十分にチェックしなければならないが、従
来の人手によるチェックでは不十分であった。
計画に基づいてメインコンピュータから各生産ラインに
指示される。ここで、指示されるフレームナンバデータ
は、一週分のデータである。これは、生産ラインが一般
に週単位で生産量を設定するためである。一方、生産計
画は、通常月単位でなされるから、メインコンピュータ
内には一月分のフレームナンバデータが用意されてい
る。したがって、メインコンピュータは、一月分のデー
タを週単位に分割し、分割したデータを各週ごとに生産
ラインに対して指示するようにしている。この場合、生
産ラインに指示されるフレームナンバデータが正しいも
のであれば、各フレームナンバデータには連続性がある
はずである。しかしながら、メインコンピュータ側の操
作上の誤りや、設定上の誤りなどによって、生産ライン
に指示されるフレームナンバデータの連続性が害される
場合がある。このように、不連続なフレームナンバデー
タが指示されると、2重打刻やフレームナンバの空きな
どが生じてしまう。したがって、フレームナンバデータ
の連続性は、十分にチェックしなければならないが、従
来の人手によるチェックでは不十分であった。
また、生産計画に変動があった場合などは、フレーム
ナンバデータも変更する必要があるが、人手では変更処
理に時間を要するとともに、間違いが発生するという欠
点があった。
ナンバデータも変更する必要があるが、人手では変更処
理に時間を要するとともに、間違いが発生するという欠
点があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、
メインコンピュータから指示されるフレームナンバデー
タの連続性を自動的に確認できるとともに、フレームナ
ンバデータの変更をも容易に行うことができるフレーム
ナンバ管理装置を提供することを目的とする。
メインコンピュータから指示されるフレームナンバデー
タの連続性を自動的に確認できるとともに、フレームナ
ンバデータの変更をも容易に行うことができるフレーム
ナンバ管理装置を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 請求項1に記載の発明にあっては、第1図に示すよう
に、外部から供給されるフレームナンバデータを受信す
る通信制御手段aと、この通信制御手段が受信したデー
タを記憶する記憶手段bと、この記憶手段内のデータを
検索することにより前回受信したデータ群の中に今回受
信したデータ群の先頭データと同一のデータがあるか否
かを検出する検索手段cと、前記検索手段によって同一
データが検索されない場合には前回受信データと今回受
信データとの間に連続性がないと判断し、同一データが
検索された場合には連続性があると判断し前回受信デー
タと今回受信データとの接続処理をする判定手段dとを
具備することを特徴とする。
に、外部から供給されるフレームナンバデータを受信す
る通信制御手段aと、この通信制御手段が受信したデー
タを記憶する記憶手段bと、この記憶手段内のデータを
検索することにより前回受信したデータ群の中に今回受
信したデータ群の先頭データと同一のデータがあるか否
かを検出する検索手段cと、前記検索手段によって同一
データが検索されない場合には前回受信データと今回受
信データとの間に連続性がないと判断し、同一データが
検索された場合には連続性があると判断し前回受信デー
タと今回受信データとの接続処理をする判定手段dとを
具備することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明にあっては、前記判定手
段は、今回受信データの先頭データと前回受信データの
最終データとが一致した場合には、今回受信データが前
回受信データの後端につながるデータであると認識し、
前回受信データの終端に今回受信データをつなげること
を特徴とし、請求項3に記載の発明にあっては、前記判
定手段は、今回受信データの先頭データが前回受信デー
タの最終データ以外と一致した場合には、前回受信デー
タのうち一致したデータ以降のデータについては今回受
信データによって書き換えることを特徴とする。
段は、今回受信データの先頭データと前回受信データの
最終データとが一致した場合には、今回受信データが前
回受信データの後端につながるデータであると認識し、
前回受信データの終端に今回受信データをつなげること
を特徴とし、請求項3に記載の発明にあっては、前記判
定手段は、今回受信データの先頭データが前回受信デー
タの最終データ以外と一致した場合には、前回受信デー
タのうち一致したデータ以降のデータについては今回受
信データによって書き換えることを特徴とする。
「作用」 検索手段cによって前回受信したデータ群の中に今回
受信したデータ群の先頭データに一致するデータがある
か否かが検索される。そして、一致するデータがあれ
ば、判定手段dによってデータの連続性があると判定さ
れる。したがって、フレームナンバデータを供給する外
部装置(ホストコンピュータ等)は、データの連続性を
示すために、前回供給したデータ群の中のデータと一致
するデータを今回供給するデータの先頭に位置させれば
よい。
受信したデータ群の先頭データに一致するデータがある
か否かが検索される。そして、一致するデータがあれ
ば、判定手段dによってデータの連続性があると判定さ
れる。したがって、フレームナンバデータを供給する外
部装置(ホストコンピュータ等)は、データの連続性を
示すために、前回供給したデータ群の中のデータと一致
するデータを今回供給するデータの先頭に位置させれば
よい。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
する。
第2図は、この発明の一実施例の全体構成を示すブロ
ック図である。図において、1はフレームナンバを打刻
する打刻マシンであり、作業者がフレーム部材をセット
して所定のボタンを押すと、自動的にフレームナンバが
打刻されるようになっている。2は操作盤であり、打刻
マシン1に対し種々の指令および打刻すべきフレームナ
ンバを与える。また、打刻マシン1は、1台分の打刻が
完了すると完了信号を操作盤2に出力するようになって
いる。3は制御盤であり、操作盤2に対し各種データを
供給する。この制御盤3は、マシンコントローラ5とデ
ータ制御部6とから構成されており、これら相互間にお
いてデータの授受がなされるようになっている。また、
マシンコントローラ5およびデータ制御部6は、それぞ
れホストコンピュータ8とデータの授受を行うようにな
っている。ホストコンピュータ8は、生産計画に基づい
た1週間分の加工順位データをデータ制御部6へ供給す
る。加工順位データは、加工を行う車両の加工順位、ロ
ット番号、機種、タイプ、色およびフレームナンバ等か
ら成るデータである。また、生産計画は通常1カ月単位
で行われるので、これが1週間分ずつ分割されてデータ
制御部6に供給される。データ制御部6は、加工順位デ
ータが供給されると、その連続性を確認して種々の処理
を施し、その後にフレームナンバデータをマシンコント
ローラ5に供給するようになっている。なお、データ制
御部6におけるデータ処理については後述する。
ック図である。図において、1はフレームナンバを打刻
する打刻マシンであり、作業者がフレーム部材をセット
して所定のボタンを押すと、自動的にフレームナンバが
打刻されるようになっている。2は操作盤であり、打刻
マシン1に対し種々の指令および打刻すべきフレームナ
ンバを与える。また、打刻マシン1は、1台分の打刻が
完了すると完了信号を操作盤2に出力するようになって
いる。3は制御盤であり、操作盤2に対し各種データを
供給する。この制御盤3は、マシンコントローラ5とデ
ータ制御部6とから構成されており、これら相互間にお
いてデータの授受がなされるようになっている。また、
マシンコントローラ5およびデータ制御部6は、それぞ
れホストコンピュータ8とデータの授受を行うようにな
っている。ホストコンピュータ8は、生産計画に基づい
た1週間分の加工順位データをデータ制御部6へ供給す
る。加工順位データは、加工を行う車両の加工順位、ロ
ット番号、機種、タイプ、色およびフレームナンバ等か
ら成るデータである。また、生産計画は通常1カ月単位
で行われるので、これが1週間分ずつ分割されてデータ
制御部6に供給される。データ制御部6は、加工順位デ
ータが供給されると、その連続性を確認して種々の処理
を施し、その後にフレームナンバデータをマシンコント
ローラ5に供給するようになっている。なお、データ制
御部6におけるデータ処理については後述する。
マシンコントローラ5は打刻マシン1を制御するため
の信号とともに、データ制御部6から供給されたフレー
ムナンバを操作盤2に出力する。また、マシンコントロ
ーラ5は、ホストコンピュータ8から供給される比率設
定データに基づいて、フレームナンバの組み替えを行
う。比率設定データとは、異機種混合生産を行う場合に
おける機種の生産比率を示すデータである。フレームナ
ンバの組み替えを行うのは、異機種を所定の比率で混合
して生産する場合、各機種の混合の仕方によって生産効
率の良否が決定されるため、最良の効率にするためであ
る。例えば、機種Aと機種Bを3:2の比率で生産する場
合は、A→B→A→A→Bのパターンで生産すると効率
がよい。ここで、フレームナンバは、各機種毎にシリア
ル番号となっているため、上記パターンに従った組み替
えが必要になる訳である。
の信号とともに、データ制御部6から供給されたフレー
ムナンバを操作盤2に出力する。また、マシンコントロ
ーラ5は、ホストコンピュータ8から供給される比率設
定データに基づいて、フレームナンバの組み替えを行
う。比率設定データとは、異機種混合生産を行う場合に
おける機種の生産比率を示すデータである。フレームナ
ンバの組み替えを行うのは、異機種を所定の比率で混合
して生産する場合、各機種の混合の仕方によって生産効
率の良否が決定されるため、最良の効率にするためであ
る。例えば、機種Aと機種Bを3:2の比率で生産する場
合は、A→B→A→A→Bのパターンで生産すると効率
がよい。ここで、フレームナンバは、各機種毎にシリア
ル番号となっているため、上記パターンに従った組み替
えが必要になる訳である。
次に、データ制御部6の構成について第3図を参照し
て説明する。図において、10は回路各部を制御するCP
U、11はプログラム等が記憶されているROM、12は種々の
データが一時記憶されるRAMである。13は通信インター
フェイスであり、ホストコンピュータ8およびマシンコ
ントローラ5に対してデータの授受を制御する。14はキ
ーボード等からなる操作部であり、CPU10に対して各種
指令を行う。15はCPU10の制御の下にCRT16の表示を制御
する表示制御部である。
て説明する。図において、10は回路各部を制御するCP
U、11はプログラム等が記憶されているROM、12は種々の
データが一時記憶されるRAMである。13は通信インター
フェイスであり、ホストコンピュータ8およびマシンコ
ントローラ5に対してデータの授受を制御する。14はキ
ーボード等からなる操作部であり、CPU10に対して各種
指令を行う。15はCPU10の制御の下にCRT16の表示を制御
する表示制御部である。
次に、この実施例の動作について説明する。なお、説
明の簡略化のために、同一機種を生産する場合を例にと
り、比率設定データの処理については説明を省略する。
明の簡略化のために、同一機種を生産する場合を例にと
り、比率設定データの処理については説明を省略する。
(1)加工順位データの受信動作 始めに、ホストコンピュータ8から1週間分の加工順
位データが出力され、これが第3図に示す通信インター
フェイス13を介してRAM12に一時記憶される。次に、表
示制御部15は第4図に示す表示をCRT表示部16に行わせ
る。第4図において、20は受信データの先頭レコードを
表示する表示窓であり、ホストコンピュータ8から転送
された加工順位データの先頭レコードを表示する。1つ
のレコードには、ロット番号、日付、機種、色、製造
数、管理番号、フレーム番号を各々特定するデータが含
まれる。フレーム番号はそのレコードの最初の車両の番
号を示し、他の車両のフレーム番号は、打刻の制御にお
いて順次1づつインクリメントされるようになってい
る。
位データが出力され、これが第3図に示す通信インター
フェイス13を介してRAM12に一時記憶される。次に、表
示制御部15は第4図に示す表示をCRT表示部16に行わせ
る。第4図において、20は受信データの先頭レコードを
表示する表示窓であり、ホストコンピュータ8から転送
された加工順位データの先頭レコードを表示する。1つ
のレコードには、ロット番号、日付、機種、色、製造
数、管理番号、フレーム番号を各々特定するデータが含
まれる。フレーム番号はそのレコードの最初の車両の番
号を示し、他の車両のフレーム番号は、打刻の制御にお
いて順次1づつインクリメントされるようになってい
る。
また、同図において21は、前回データの該当レコード
を表示する表示窓である。ここで、前回データとは、前
の週の加工順位データのことであり、このデータはRAM1
2の前回データエリアに記憶されている。該当レコード
とは、受信データの先頭レコードに一致するレコードを
いう。一致検索は、CPU10がRAM12に一時記憶された受信
データの先頭レコードを読み、これに一致するデータを
RAM12の前回データエリアから検索することによって行
われる。一致するレコード(該当レコード)が検索され
ると、メッセージ表示欄には22には、「ノリ付け部は前
回データの最後にあります。通常の週間計画です。」な
るメッセージ(第1メッセッージ)か、あるいは「ノリ
付け部は前回データの途中にあります。データ書込を行
うと、このデータ以降が更新されます。週間計画の変更
板です。ノリ付け部を確認してください。」なるメッセ
ージ(第2メッセッージ)が表示される。前者の場合
は、第5図(イ)に示すように、受信データの先頭と前
回データの最後とが一致する場合であり、後者の場合は
同図(ロ)に示すように、受信データの先頭と前回デー
タの途中の部分とが一致する場合である。このように、
一致部分(ノリ付け部)を設けたのは次の理由による。
を表示する表示窓である。ここで、前回データとは、前
の週の加工順位データのことであり、このデータはRAM1
2の前回データエリアに記憶されている。該当レコード
とは、受信データの先頭レコードに一致するレコードを
いう。一致検索は、CPU10がRAM12に一時記憶された受信
データの先頭レコードを読み、これに一致するデータを
RAM12の前回データエリアから検索することによって行
われる。一致するレコード(該当レコード)が検索され
ると、メッセージ表示欄には22には、「ノリ付け部は前
回データの最後にあります。通常の週間計画です。」な
るメッセージ(第1メッセッージ)か、あるいは「ノリ
付け部は前回データの途中にあります。データ書込を行
うと、このデータ以降が更新されます。週間計画の変更
板です。ノリ付け部を確認してください。」なるメッセ
ージ(第2メッセッージ)が表示される。前者の場合
は、第5図(イ)に示すように、受信データの先頭と前
回データの最後とが一致する場合であり、後者の場合は
同図(ロ)に示すように、受信データの先頭と前回デー
タの途中の部分とが一致する場合である。このように、
一致部分(ノリ付け部)を設けたのは次の理由による。
ホストコンピュータ8から出力される1週間分の加工
順位データは、もともと1カ月分のデータを分割したも
のであるから、前回データと受信データとの間には連続
性がなければならない。ここで、1カ月分のデータを単
に分割して転送すれば、前のデータの後端と次のデータ
の始端とを比較したとしても、データの連続性は確認で
きない。そこで、ノリ付け部(重複部)を作り、その有
無によって連続性の確認を行うようにした。
順位データは、もともと1カ月分のデータを分割したも
のであるから、前回データと受信データとの間には連続
性がなければならない。ここで、1カ月分のデータを単
に分割して転送すれば、前のデータの後端と次のデータ
の始端とを比較したとしても、データの連続性は確認で
きない。そこで、ノリ付け部(重複部)を作り、その有
無によって連続性の確認を行うようにした。
そして、第1、第2のメッセッージが表示された場合
は、CRT表示装置16には第4図の部分23に示すような案
内が表示される。この案内に従って、操作部14のキーY
が押されると、CPU10は受信データを今回データとして
取り込み、前回データに合体させる。ただし、合体の仕
方はメッセッージによって次のように異なる。
は、CRT表示装置16には第4図の部分23に示すような案
内が表示される。この案内に従って、操作部14のキーY
が押されると、CPU10は受信データを今回データとして
取り込み、前回データに合体させる。ただし、合体の仕
方はメッセッージによって次のように異なる。
まず、第1メッセッージが表示された場合は、第5図
(イ)に示すような通常の連続態様であるため、CPU10
は前回データの後端に受信データをつなげる。
(イ)に示すような通常の連続態様であるため、CPU10
は前回データの後端に受信データをつなげる。
一方、第2メッセッージが表示された場合は、第5図
(ロ)に示すように、前回データの途中から受信データ
が連続する態様である。この場合、CPU10は前回データ
の部分Eaを、受信データの部分Ebに代えるようにして両
データを合体させる。同図(ロ)に示す場合は、生産計
画に一部変更があった場合である。この処理にあって
は、連続性の確認と、データの一部変更が同時に行われ
る。また、データの全部変更を行う場合には、同図
(ハ)に示すように前回データの先頭レコードにノリ付
け部を配置する。
(ロ)に示すように、前回データの途中から受信データ
が連続する態様である。この場合、CPU10は前回データ
の部分Eaを、受信データの部分Ebに代えるようにして両
データを合体させる。同図(ロ)に示す場合は、生産計
画に一部変更があった場合である。この処理にあって
は、連続性の確認と、データの一部変更が同時に行われ
る。また、データの全部変更を行う場合には、同図
(ハ)に示すように前回データの先頭レコードにノリ付
け部を配置する。
第1、第2メッセッージが表示された場合において、
操作部14のキーNを押すと、CRT表示装置16には第4図
の部分24に示す案内が表示される。すなわち、「受信デ
ータを消去しますか?(新たにデータを受信する場合は
消去してください。)」なる案内表示がなされる。ここ
で、キーYを押せば、RAM12に一時記憶された受信デー
タが消去される。
操作部14のキーNを押すと、CRT表示装置16には第4図
の部分24に示す案内が表示される。すなわち、「受信デ
ータを消去しますか?(新たにデータを受信する場合は
消去してください。)」なる案内表示がなされる。ここ
で、キーYを押せば、RAM12に一時記憶された受信デー
タが消去される。
一方、前回データ中にノリ付け部がない場合、すなわ
ち、第5図(ニ)に示す態様の場合は、データの連続性
がない場合である。これは転送すべき加工順位データの
設定ミスであるから、第4図に示す部分22には次のよう
なメッセージが表示される。すなわち、「前回データに
ノリ付け部が見付かりません。データの設定ミスです。
上位側コンピュータと連絡をとって下さい。」と表示さ
れる。作業者は、このメッセージに従って連絡をとり、
ミス発生原因を探すとともに、正しいデータを再度受信
するよう手続きをとる。
ち、第5図(ニ)に示す態様の場合は、データの連続性
がない場合である。これは転送すべき加工順位データの
設定ミスであるから、第4図に示す部分22には次のよう
なメッセージが表示される。すなわち、「前回データに
ノリ付け部が見付かりません。データの設定ミスです。
上位側コンピュータと連絡をとって下さい。」と表示さ
れる。作業者は、このメッセージに従って連絡をとり、
ミス発生原因を探すとともに、正しいデータを再度受信
するよう手続きをとる。
また、ホストコンピュータ8が最初の加工順位データ
を送出するときは、前回データは存在しないから、この
場合は当該データが初期設定データとなる。第5図
(ホ)は、この状態を示しており、部分22には「前回デ
ータがありません。初期設定状態です。」なるメッセー
ジが表示される。
を送出するときは、前回データは存在しないから、この
場合は当該データが初期設定データとなる。第5図
(ホ)は、この状態を示しており、部分22には「前回デ
ータがありません。初期設定状態です。」なるメッセー
ジが表示される。
(2)打刻動作 データ制御部6は、正常な加工順位データを受信する
と、フレームナンバをマシンコントローラ5に供給す
る。マシンコントローラ5では、供給されたフレームナ
ンバを操作盤2に転送する。操作盤2は、送られて来た
フレームナンバを打刻マシン1に供給し、これにより、
打刻マシン1の打刻部の数値が制御される。次に、作業
者がフレームを打刻マシン1にセットし、所定のボタン
を押すと、フレームナンバが打刻される。そして、打刻
マシン1は打刻完了を示す完了信号を操作盤2に出力
し、操作盤2はこの完了信号をデータ制御部6に供給す
る。この結果、データ制御部6は、フレームナンバを1
歩進させ、歩進のフレームナンバをマシンコントローラ
5に供給する。そして、上記と同様にしてフレームナン
バが打刻され、以後の順次歩進されたフレームナンバが
打刻されていく。
と、フレームナンバをマシンコントローラ5に供給す
る。マシンコントローラ5では、供給されたフレームナ
ンバを操作盤2に転送する。操作盤2は、送られて来た
フレームナンバを打刻マシン1に供給し、これにより、
打刻マシン1の打刻部の数値が制御される。次に、作業
者がフレームを打刻マシン1にセットし、所定のボタン
を押すと、フレームナンバが打刻される。そして、打刻
マシン1は打刻完了を示す完了信号を操作盤2に出力
し、操作盤2はこの完了信号をデータ制御部6に供給す
る。この結果、データ制御部6は、フレームナンバを1
歩進させ、歩進のフレームナンバをマシンコントローラ
5に供給する。そして、上記と同様にしてフレームナン
バが打刻され、以後の順次歩進されたフレームナンバが
打刻されていく。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、外部から供
給されるフレームナンバデータを受信する通信制御手段
と、この通信制御手段が受信したデータを記憶する記憶
手段と、この記憶手段内のデータを検索することにより
前回受信したデータ群の中に今回受信したデータ群の先
頭データと同一のデータがあるか否かを検出する検索手
段と、前記検索手段によって同一データが検索されない
場合には前回受信データと今回受信データとの間に連続
性がないと判定し、同一データが検索された場合には連
続性があると判断する判定手段とを具備したので、メイ
ンコンピュータ等から指示されるフレームナンバデータ
の連続性を自動的に確認でき、これにより、2重打刻を
確実に防止することができる。
給されるフレームナンバデータを受信する通信制御手段
と、この通信制御手段が受信したデータを記憶する記憶
手段と、この記憶手段内のデータを検索することにより
前回受信したデータ群の中に今回受信したデータ群の先
頭データと同一のデータがあるか否かを検出する検索手
段と、前記検索手段によって同一データが検索されない
場合には前回受信データと今回受信データとの間に連続
性がないと判定し、同一データが検索された場合には連
続性があると判断する判定手段とを具備したので、メイ
ンコンピュータ等から指示されるフレームナンバデータ
の連続性を自動的に確認でき、これにより、2重打刻を
確実に防止することができる。
また、請求項3に記載のように、今回受信データの先
頭データが前回受信データの最終データ以外と一致した
場合には、前回受信データのうち一致したデータ以降の
データについては今回受信データによって書き換えるよ
うにすると、フレームナンバの変更にも容易に対処で
き、生産計画の変更に対する順応性が向上する。
頭データが前回受信データの最終データ以外と一致した
場合には、前回受信データのうち一致したデータ以降の
データについては今回受信データによって書き換えるよ
うにすると、フレームナンバの変更にも容易に対処で
き、生産計画の変更に対する順応性が向上する。
第1図はこの発明の構成を示す機能ブロック図、第2図
はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、第3図
は同実施例におけるデータ制御部6の構成を示すブロッ
ク図、第4図は同実施例における表示例を示す図、第5
図は同実施例におけるデータの連続性の確認動作を説明
するための概念図である。 10……CPU(検索手段、判定手段)、12……RAM(記憶手
段)、13……通信インターフェイス(通信制御手段)。
はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、第3図
は同実施例におけるデータ制御部6の構成を示すブロッ
ク図、第4図は同実施例における表示例を示す図、第5
図は同実施例におけるデータの連続性の確認動作を説明
するための概念図である。 10……CPU(検索手段、判定手段)、12……RAM(記憶手
段)、13……通信インターフェイス(通信制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B23P 21/00 307 G05B 15/02 Z
Claims (3)
- 【請求項1】外部から供給されるフレームナンバデータ
を受信する通信制御手段と、この通信制御手段が受信し
たデータを記憶する記憶手段と、この記憶手段内のデー
タを検索することにより前回受信したデータ群の中に今
回受信したデータ群の先頭データと同一のデータがある
か否かを検出する検索手段と、前記検索手段によって同
一データが検索されない場合には前回受信データと今回
受信データとの間に連続性がないと判断し、同一データ
が検索された場合には連続性があると判断し前回受信デ
ータと今回受信データとの接続処理をする判定手段とを
具備することを特徴とするフレームナンバ管理装置。 - 【請求項2】前記判定手段は、今回受信データの先頭デ
ータと前回受信データの最終データとが一致した場合に
は、今回受信データが前回受信データの後端につながる
データであると認識し、前回受信データの終端に今回受
信データをつなげることを特徴とする請求項1記載のフ
レームナンバ管理装置。 - 【請求項3】前記判定手段は、今回受信データの先頭デ
ータが前回受信データの最終データ以外と一致した場合
には、前回受信データのうち一致したデータ以降のデー
タについては今回受信データによって書き換えることを
特徴とする請求項1記載のフレームナンバ管理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2103790A JP2975044B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | フレームナンバ管理装置 |
GB9108134A GB2245387B (en) | 1990-04-19 | 1991-04-17 | Automated management system for car frames and production method |
US07/687,001 US5202836A (en) | 1990-04-19 | 1991-04-18 | Automated management system for car frames and production method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2103790A JP2975044B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | フレームナンバ管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042444A JPH042444A (ja) | 1992-01-07 |
JP2975044B2 true JP2975044B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=14363199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2103790A Expired - Fee Related JP2975044B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | フレームナンバ管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2975044B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-19 JP JP2103790A patent/JP2975044B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH042444A (ja) | 1992-01-07 |
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