JPH045626Y2 - - Google Patents

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JPH045626Y2
JPH045626Y2 JP1985081884U JP8188485U JPH045626Y2 JP H045626 Y2 JPH045626 Y2 JP H045626Y2 JP 1985081884 U JP1985081884 U JP 1985081884U JP 8188485 U JP8188485 U JP 8188485U JP H045626 Y2 JPH045626 Y2 JP H045626Y2
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JP
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rafters
protrusions
screws
leg pieces
presser plate
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JP1985081884U
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は簡易屋根構造の屋根材固定部に関す
るものである。
従来技術 従来組立車庫、バルコニー等の屋根部のように
複数本の平行な垂木間にパネル屋根材を掛け渡し
垂木上面に固定した押え板によつて屋根材端部を
押えて組立てた簡易屋根構造が存在する。
垂木上面に押え板を固定するには例えば実開昭
59−152014号公報に記載された考案の如く、押え
板と垂木にビスを螺合して、ビスのみによつて固
定を行つていた。
この考案が解決すべき問題点 このような構成であると、ビスを螺合していな
い部分は押え板と垂木の接着が充分でなく隙間が
少じ、雨水が隙間から内側に浸入してしまうこと
があつた。
これを防ぐためにはビスを多く螺合して出来る
だけビス間の間隙を小さくする必要があり、ビス
を螺合する手間が大きくなつてしまう。
また押え板を螺合するには、ビスを螺合する側
とは反対側から押え板を押えて作業を行わねばな
らぬという問題があつた。
問題点を解決するための手段 この考案は、垂木上面の長手方向に連続して上
端に相対向側に向けて突部が形成された突片を二
条平行に突設し、押え板下面の長手方向に連続し
て下端の相対向側の裏面側に突部が形成された脚
片を二条平行に突設し、垂木の突片と押え板の脚
片とを係止し、押え板の脚片を垂木の突片間に嵌
合して両突部を互いに係合させ、垂木上面のビス
挿通孔へ下方から挿通したビスを押え板の脚片間
に螺合して両脚片を更に押し拡げ、垂木の突片に
圧着固定することにより、少ないビスで垂木全長
に渡つて押え板を確実に固定可能とするものであ
る。
実施例 以下図に示す一実施例に基づきこの考案を詳細
に説明する。
図に示すのは庇にこの考案を実施した場合であ
つて、左右竪枠1,1上端間に上枠2が掛け渡さ
れ、上枠2の中間部には下方に向つて中間竪枠3
が取付けられている。左右竪枠1,1及び中間竪
枠3の下端から室外側に向つて側桁4,4及び中
間桁5が取付けられている。側桁4,4及び中間
桁5の室外側端に水平に前桁6が掛け渡されてい
る。
上枠2の左右端部から前桁6の左右端部間には
端部垂木7,7が、上枠2の左右中間部から前桁
6の左右中間部間には垂木8,8が掛け渡されて
いる。垂木7,8は各々三本に分割されたものに
よつて組まれており、上枠2から水平に屋外側へ
突出した垂木7a,8aと前桁6から上方に立設
された垂木7c,8cと両者を結ぶ垂木7b,8
bより成つている。
垂木7a,8a,7b,8b,7c,8c間は
内側にく字状の連結板9が挿入されビス固定によ
つて連結されている。
竪枠1、側桁4、端部垂木7によつて枠組みさ
れた内周面には連続して溝部10が各々凹設され
ており、アクリル板等の透光性の側板11が垂直
に取付けられている。
垂木7と垂木7間若しくは垂木7と端部垂木8
間にはアクリル板等の透光性の屋根材12が掛け
渡されている。
垂木7,8上面には長手方向に連続して平行に
二条の突片13,13が形成されている。突片1
3,13の上端には相対向側に突部14が各々形
成されている。垂木7,8の左右側端には長手方
向に連続して先端が相対向側に屈曲した係止片1
5,15が突設されており、該係止片15,15
には各々乾式シール16が取付けられている。
17は押え板であつて巾方向左右側部が若干下
方に傾斜しており、端部が下方に屈曲している。
押え板17の下面には長手方向に連続して平行に
二条の脚片18,18が形成されている。
脚片18,18の外側面間の巾は突片13,1
3の内側面間の巾と略同一に形成されている。
脚片18,18の下端には相対向側の裏面側に
突部19が各々形成されており、相対向側面には
上下に複数の係止突部20が形成されている。押
え板17の左右側部下面には各々独立気泡の発砲
スポンジ等のシール材21が貼着されている。
屋根材12を固定する場合、屋根材12の端部
を垂木7,8の乾式シール16上に載置し、押え
板17の脚片18,18を垂木7,8の突片1
3,13間に嵌合する。脚片18,18の突部1
9,19と突片13,13の突部14,14が互
いに係合して固定する。突片13と脚片18は共
に長手方向に連続して形成されているため、両者
によつて押え板17が垂木7,8に長手方向全長
に渡つて固定される。
押え板17側部のシール材21は屋根材12上
面に圧着して水密性を確保する。
垂木7,8上下に貫通して穿設されたビス挿通
孔22へ下方からにビス23を挿通してビス23
を押え板17の脚片18,18間に螺合する。ビ
ス23によつて脚片18,18が押し拡げられ突
片13,13に圧着して固定が強固となる。押え
板17と垂木7,8は既に突片17と脚片18に
よつて固定されているため、少ない数のビス23
によつて固定を確実にするだけで足りる。またビ
ス23の螺合時に押え板17を押えておく必要が
ない。
ビス挿通孔22にはキヤツプ24を嵌合してお
く。
また図中25は方杖であつて、竪枠1と側桁4
間、及び中間竪枠3と中間桁5間に掛け渡してい
る。
考案の効果 この考案は以上のように、垂木の突片間に押え
板の脚片を嵌合し、両者の突部を互いに係合して
固定するため、長手方向全長に渡つて押え板を垂
木に引き寄せて固定でき、シール材を確実に屋根
材に圧着して良好な水密性を得ることができる。
また垂木と押え板の固定には特別な金具を必要と
せず、単に通常のビスさえ準備すれば良いから安
価であるとともに、ビスは垂木の下方から挿通す
るため垂木上面にビスの頭が露出しないから外観
体裁も良好で雨水の侵入もない。
また脚片間にビスを螺合するのは両脚片を押し
拡げて更に固定を確実にするためであつて、少な
い本数のビスで充分であり、ビスを螺合する手間
が省力化できる。
ビスを螺合する以前に突片と脚片によつて垂木
に押え板が固定されているので押え板を押えずと
もビスの螺合ができ組立作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すものでビス
を螺合する以前の縦断面図、第2図は第6図の
−線断面図、第3図は第6図の−線断面
図、第4図は第3図の−線断面図、第5図は
第3図の−線断面図、第6図はこの考案を実
施した庇の斜視図である。 1……竪枠、2……上枠、3……中間竪枠、4
……側桁、5……中間桁、6……前桁、7……端
部垂木、8……垂木、12……屋根材、13……
突片、14……突部、15……係止片、17……
押え板、18……脚片、19……突部、21……
シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂木7,8間にパネル状屋根材12を掛け渡
    し、垂木7,8上面に取付た押え板17によつて
    屋根材12端部を押えて固定した簡易屋根構造に
    おいて、垂木7,8上面の長手方向に連続して上
    端に相対向側に向けて突部14,14が形成され
    た突片13,13を二条平行に突設し、押え板1
    7下面の長手方向に連続して下端の相対向側の裏
    面側に突部19,19が形成された脚片18,1
    8を二条平行に突設し、押え板17の脚片18,
    18を垂木7,8の突片13,13間に嵌合して
    両突部14,19を互いに係合させ、垂木7,8
    上面のビス挿通孔22へ下方から挿通したビス2
    3を押え板17の脚片18,18間に螺合して両
    脚片18,18をさらに押し拡げ、垂木7,8の
    突片13,13に圧着固定してあることを特徴と
    する簡易屋根構造の屋根材固定部。
JP1985081884U 1985-05-31 1985-05-31 Expired JPH045626Y2 (ja)

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JPS61198418U JPS61198418U (ja) 1986-12-11
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JPH0647066Y2 (ja) * 1988-07-14 1994-11-30 文化シャッター株式会社 屋根板の固定構造
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JP6454574B2 (ja) * 2015-03-18 2019-01-16 三協立山株式会社 簡易建物

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JPS6048588B2 (ja) * 1977-11-25 1985-10-28 日立電線株式会社 アルミ条体へのメツキ方法

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