JPH0456118A - 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサおよびその製造方法

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JPH0456118A
JPH0456118A JP2163432A JP16343290A JPH0456118A JP H0456118 A JPH0456118 A JP H0456118A JP 2163432 A JP2163432 A JP 2163432A JP 16343290 A JP16343290 A JP 16343290A JP H0456118 A JPH0456118 A JP H0456118A
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JP
Japan
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ceramic
unit
multilayer ceramic
ceramic capacitor
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JP2163432A
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English (en)
Inventor
Yukio Hamachi
浜地 幸生
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) この発明は積層セラミックコンデンサおよびその製造方
法に関し、特にたとえばその表面に識別のための記号表
示が施される、積層セラミックコンデンサおよびその製
造方法に関する。
〔従来技術〕
従来、積層セラミックコンデンサは樹脂デイツプあるい
は樹脂モールド型のリード端子付コンデンサが主流であ
ったが、表面実装技術の進歩や信頼性向上により、近年
積層セラミックコンデンサをチップとして用いる例が増
加している。それに伴って、コンデンサの識別に用いら
れる記号も、従来のように樹脂上に表示するのではなく
、積層セラミックコンデンサ自体に表示するようになっ
た。
この積層セラミックコンデンサ自体への表示方法として
は、レーザをマスクを通してセラミック表面に照射する
方法や熱硬化性あるいは紫外線硬化性ペイントをセラミ
ック上に印刷あるいは転写し、その後硬化させる方法が
ある。
前者の方法によって形成された表示は化学的に安定であ
り、また、後者の方法では表示の色を任意に選べるとい
う長所をそれぞれ有する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前者の方法では材質によって表示困難なものが
あり、後者の方法では化学的安定性および表示のセラミ
ック表面への物理的付着性に難があるという欠点を有す
る。
それゆえに、この発明の主たる目的は、簡単に、化学的
および物理的に安定な識別記号表示を施すことができる
、積層セラミックコンデンサおよびその製造方法を提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、第1のセラミックからなる誘電体ユニット
、誘電体ユニット内に形成される内部電極、および誘電
体ユニットの上下両主面の少な(とも一方に形成され、
焼成後の色鋼が第1のセラミックとは異なる第2のセラ
ミックからなる識別記号表示部を備える、積層セラミッ
クコンデンサである。
(作用〕 たとえば、それぞれがグリーンシートの状態で第1のセ
ラミックからなる誘電体ユニフトの両主面の少なくとも
一方、望ましくは両方に第2のセラミックからなる識別
記号表示部を形成し、その後同時焼成する。このとき、
第1のセラミ・ツクと第2のセラミンクとは、それぞれ
の焼成後の色鋼が異なるので、第2のセラミックからな
る識別記号表示部が鮮明に目視可能となる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、誘電体ユニットおよび識別記号表示
部がともに焼成されたセラミ・ツクからなるので、識別
記号表示部が化学的および物理的に極めて安定なものと
なる。また、両方を同時焼成するため、非常に簡単に、
安定な識別表示を施すことができる。
さらに、両方を同時焼成できることから、識別記号表示
部を形成するための特別な装置も不要で、積層セラミッ
クコンデンサの両主面に識別記号表示部を形成する際に
も、非常に簡単に、安定な識別表示を施すことができる
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
〔実施例] 第1A図および第1B図を参照して、この実施例の積層
セラミックコンデンサ10はセラミックからなる誘電体
ユニット12を含む。誘電体ユニッ)12の内部には複
数の内部電極14が挟み込まれている。これらの内部電
極14はそれぞれ平行にかつその一方端面が誘電体ユニ
ット12の一方側面および他方側面に交互に露出するよ
うに配置されている。誘電体ユニット12の上下両主面
には、セラミックからなり、識別記号として機能する表
示部16(この実施例ではアルファヘットの“A”)が
それぞれ形成されている。表示部16に用いられるセラ
ミンクには、誘電体ユニット12に用いられるセラミッ
クと焼成後の色鋼が異なるものを用いる。そして、内部
電極14の端面が露出する誘電体ユニット12の両側面
から上下両主面の一部にかけて、それぞれ外部電極18
が形成される。
このような積層セラミックコンデンサ10は、たとえば
、以下のようにして製造され得る。
まず、誘電体ユニット12を構成するセラミ・ツクグリ
ーンシート12′を製造する。セラミックグリーンシー
ト12′の組成材料としては、BaTiO3の100重
量部に対してNbzO5を2.0重量部、Nd2O、を
0.4重量部、Co20.を0.3重量部、そしてSi
O□を0.5重量部添加した混合粉末を用いる。この混
合粉末にPVA (ポリビニルアルコール)からなるバ
インダとともに、界面活性剤1分散剤および水を加えて
混練し、セラミックスラリを得る。そして、セラミック
スラリをたとえばドクタブレード法によってシート状に
形成し、たとえば厚み35μmのセラミックグリーンシ
ート12′を形成した。
そして、各セラミックグリーンシート12′の一方主面
に内部電極14となるべき導電ペースト層14′が形成
される。導電ペースト層14′はたとえばPdペースト
のスクリーン印刷によって形成された。
また、誘電体ユニット12の上下最外層を構成する2枚
のセラミックグリーンシート12”のそれぞれの一方面
には、表示部16となるべき所望の表示パターン16′
が印刷される。表示パターン16′は、NdzTizO
tを90重量部ミBaTiO3を10重量部、そしてS
iO□を0.5重量部部合した粉体にエチルセルロース
樹脂およびブチルセルソルブ溶剤からなるペーストを加
えて混練することによって得られるセラミックペースト
を、Pdペーストと同様に、たとえばスクリーン印刷す
ることによって形成された。
そして、両主面に何も形成されていないセラミックグリ
ーンシート12′を複数枚積層して外層部20を形成す
る。この外層部20の上には、導電ペースト層14′が
形成された複数枚のセラミックグリーンシート12′が
所望の静電容量に応じて、−枚ずつ180度反転させな
がら互い違いになるように積層される。さらに、その上
には、両主面に何も形成されていないセラミックグリー
ンシート12′を複数枚積層して外層部22を形成する
次に、このように形成された積層体の上下両主面上に、
前述のようにして表示パターン16’が印刷されたセラ
ミックグリーンシート12’を、表示パターン16”が
外表面になるように積層し、その状態で熱圧着する。こ
のようにして得られる未焼成の積層体ブロックを点線2
4で示すような適当な切断線に沿って切断し、複数個の
チップ状の未焼成コンデンサ積層体を得る。
ついで、この未焼成コンデンサ積層体を乾燥した後、た
とえば400℃の空気中で5時間保持することによって
、バインダ等有機物が除去され、続けて1300℃まで
昇温しでその温度で2時間焼成することによって、セラ
ミックグリーンシート12′および表示パターン16′
が同時に磁器化され、誘電体ユニット12および表示部
16が形成される。   ゛・” そして、この誘電体ユニット12の内部電極16が交互
に露出する両側面および誘電体ユニット12の上下両主
面の一部にたとえばAgペーストを塗布して800°C
の空気中で焼き付けることによって、外部電極18が形
成され、積層セラミックコンデンサ10が得られる。
因みに、この実施例によれば、長さ1−96mm、幅1
.21閣、厚さ0.66mmの直方体の積層セラミック
コンデンサlOが得られ、内部構造としては、内部電極
枚数11枚、焼上げ誘電体層厚さ21μm、総有効内部
電極面積8,1m2を有する。
このようにして得られる積層セラミックコンデンサlO
では、誘電体ユニット12が暗茶褐色であるのに対し表
示部16は淡緑白色を示すので、文字″A”を明瞭に読
み取ることができる。
また、表示部印刷用スクリーンおよび表示部に用いられ
るセラミックペーストを取り換えるだけで、表示部形成
用の特別な装置を必要とせず、通常の電極印刷機を使用
することができる。さらに、従来のように、切断して焼
成済みのコンデンサ単体へ表示する方法ではなく、コン
デンサ切断前のセラミックグリーンシート12’上の所
定の位置に表示パターン16′を印刷するため、電極印
刷位置精度と同等の高い精度が容易に得られる。
また、表示パターン16′の印刷済みグリーンシート1
2”を積層体の上下最外層に積層することによって両面
表示が容易に行われ、従来のようにチップ状のコンデン
サ単体を反転させたり、装置の表示機能部分を反転させ
たり、コンデンサ単体の上下両面側2ケ所に該表示機能
を設けるといったことが不要となり、特別な治具や装置
の特殊設計も不要となった。さらに、セラミックの固相
反応を利用した表示なので化学的および物理的に非常に
安定な表示が形成できる等の利点を有する。
なお、この実施例の積層セラミックコンデンサ10の静
電容量および誘電損失をそれぞれ1kH2,lVrms
の条件下で測定し、また、50Vの電圧を2分間印加し
て絶縁抵抗を測定した。さらに、50個の積層セラミッ
クコンデンサ10を125℃、DClooVの条件下で
高温負荷試験を行い、その耐候性を調べた。その結果は
以下の通りであった。
静電容量 :  10.9nF 誘電損失 : 1.6% 絶縁抵抗 :  9X10IlΩ 高温負荷試験2000時間後の 最小絶縁抵抗(n=50)  : 1.6X 101f
fΩこれらの結果は、いずれも積層セラミックコンデン
サの特性として十分使用に耐え得るものであり、異種の
セラミックどうしを同時焼成することによっても、積層
セラミックコンデンサの特性が損なわれないことをも示
している。
なお、この発明に係る積層セラミックコンデンサ10の
表示部16の材料は、上述の実施例に限定されるもので
はなく、その種類は母体となる誘電体ユニット12の材
料の種類に対応して変えることができる。すなわち、焼
結後の色鋼が明白に異なるセラミンクどうしの組み合わ
せであれば、第1および第2のセラミックとして任意の
ものを用いることができる。
また、表示部16の形状も任意でよい。
さらに、前述の実施例では、表示パターン16′はスク
リーン印刷によって形成したが、この方法に限らず、ペ
インティング、埋め込み等任意の方法が用いられてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図はこの発明の一実施例を示す図
解図であり、第1A図は正面断面図、第1B図は平面図
である。 第2図はこの実施例のセラミックグリーンシートの積層
状態を示す斜視図である。 図において、10は積層セラミックコンデンサ、12は
誘電体ユニット、14は内部電極、16は表示部、18
は外部電極を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 山 1) 義 人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1のセラミックからなる誘電体ユニット、前記誘
    電体ユニット内に形成される内部電極、および 前記誘電体ユニットの上下両主面の少なくとも一方に形
    成され、焼成後の色鋼が前記第1のセラミックとは異な
    る第2のセラミックからなる識別記号表示部を備える、
    積層セラミックコンデンサ。 2 請求項1の積層セラミックコンデンサの前記誘導体
    ユニットと前記識別記号表示部とを同時焼成するように
    した、積層セラミックコンデンサの製造方法。
JP2163432A 1990-06-21 1990-06-21 積層セラミックコンデンサおよびその製造方法 Pending JPH0456118A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004088688A1 (ja) * 2003-03-31 2004-10-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 複合電子部品
US8179225B2 (en) 2008-02-20 2012-05-15 Tdk Corporation Ceramic electronic component, manufacturing method of ceramic electronic component, and packaging method of ceramic electronic components
US20150022937A1 (en) * 2013-07-18 2015-01-22 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Composite electronic component and board having the same
WO2022084011A1 (de) * 2020-10-21 2022-04-28 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Zellanordnung, energiespeicher sowie verfahren zum herstellen einer zellanordnung
WO2023204115A1 (ja) * 2022-04-21 2023-10-26 株式会社村田製作所 セラミック構造

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