JPH0455913B2 - - Google Patents

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JPH0455913B2
JPH0455913B2 JP58225731A JP22573183A JPH0455913B2 JP H0455913 B2 JPH0455913 B2 JP H0455913B2 JP 58225731 A JP58225731 A JP 58225731A JP 22573183 A JP22573183 A JP 22573183A JP H0455913 B2 JPH0455913 B2 JP H0455913B2
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JP
Japan
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crawler
ground plane
traveling vehicle
type traveling
running
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP58225731A
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English (en)
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JPS60116571A (ja
Inventor
Moriaki Hatsuta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS60116571A publication Critical patent/JPS60116571A/ja
Publication of JPH0455913B2 publication Critical patent/JPH0455913B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/06Endless track vehicles with tracks without ground wheels
    • B62D55/065Multi-track vehicles, i.e. more than two tracks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Handcart (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種プラント内の保守、点検を主な目
的として該プラント内の階段を含む床面上を自在
に走行するクローラ式走行車に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
上述したクローラ式走行車は、第1図に示す如
く、車体1のフレーム下部前後に左右一対ずつ計
4個のクローラ装置2,2を備えた構成で、その
各クローラ装置2は無端状の走行用履帯3をガイ
ドフレームや案内輪などに沿つて回転させること
により走行する構成で、その各クローラ装置2の
下部接地面4は半円弧状の形態とされ、その下部
接地面4の最下部中央一点4aで床面Aに接地す
ることで容易に操舵させることができて、プラン
ト内の狭い曲り角度でもスムーズに通過すること
が可能であると共に、平地面部から想像線で示す
階段B部或いはその階段B部から平地面部への走
行を行なう際に車体1或いはクローラ装置2の姿
勢制御が不要であつて、特に自動運転時において
は階段B部での正確な位置検出が不要となる等の
利点を有している。
しかしながら、上記下部接地面4が半円弧状を
なしているクローラ装置2を用いた走行車では、
階段走行時における斜面法線方向の車体1の上下
動幅Hがかなり大きい。また前後クローラ装置
2,2間距離或いは階段Bのエツヂ部間ピツチP
の変化により車体1の上下動特性即ち、階段走行
特性が大きく変わると共に、前後クローラ装置
2,2の荷重配分の変化も大きいなど、階段の走
行安定性の面でかなり問題があり、しかも階段走
行中の走行駆動部に対する負荷変動が大きく、よ
り大きな出力を有する走行駆動源を必要とするな
ど各種の問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、操舵
性を損うことなく、より安定した階段走行特性を
発揮できるクローラ走行車を提供することを目的
とするものである。
〔発明の概要〕
本発明のクローラ走行車は、階段を含む床面上
を走行する操舵可能なクローラ装置を車体下部前
後に左右一対ずつ有するクローラ式走行車におい
て、前記各クローラ装置のクローラ下部接地面
を、各々の操舵回転中心附近の略一点にて床面と
接する接地部と、その接地部より高くなるが操舵
性を損わない範囲で可能な限り床面に接近して前
後に延びる略平坦状張出部とから構成したもの
で、言わばクローラ装置の下部接地面形状を床面
に対して傾斜角の小さい略船底形状とし、容易に
操舵を行ない得るだけでなく、階段走行時におけ
る斜面法線方向の車体の上下動幅が小さく、且つ
走行駆動源に対する負荷変動が少なく略均一化で
きて、階段走行安定性に優れたものである。
なお、ここで操舵性とは、クローラ下部接地面
を構成する走行用履帯と床面との接触部を略一点
の微少部分とすることにより、少ない操舵抵抗で
容易に操舵を行なうことができ、しかも操舵方向
に追従して車体が転向を行なうことを称している
ものである。
〔発明の実施例〕 以下本発明の第1実施例を第2図により説明す
る。図中1は従来同様の車体で、この車体1下部
の前後左右に従来同様にクローラ装置5が操舵装
置(図示せず)と共に取付けられて個々に操舵可
能とされている。ここでその各クローラ装置5は
無端状の走行用履帯6を案内輪7やガイドフレー
ム8などにより回転駆動可能に案内支持してなる
構成であり、その各クローラ装置5のクローラ下
部接地面9が従来の如く半円弧状をなしておらず
略船底形状とされている。つまり、上記走行用履
帯6を案内支持する下部ガイドフレーム8を船底
形状に形成することにより、クローラ下部接地面
9は操舵旋回中心附近の略中央部に略一点で床面
Aに接地する接地部9aと、その接地部9aの前
後に延出する略平坦状の張出部9bとからなる構
成とされ、その張出部9bは中央の接地部9aよ
り床面Aから浮上るべく高くなるが操舵性を損わ
ない範囲で可能な限り該床面Aに接近して前後に
長く平坦状に延出されている。更に詳述すれば張
出部9bは中央の接地部9aを頂点(最下点)と
して微少角度θにて上側に傾斜して前後に長く平
坦状に延出している構成である。なおその張出部
9bの前後長さLはこの車両が走行する想像線で
示した階段Bのエツヂ部間ピツチP以上に設定さ
れている。
而して、上記構成のクローラ装置5を車体1下
部の前後左右に備えたクローラ式走行車では、各
クローラ装置5のクローラ下部接地面9が略船底
形状をしていて、その操舵回転中心附近の接地部
9aが略一点で床面Aと接し、それ以外の前後張
出部9bが僅かであるが床面Aから浮いているこ
とから、各クローラ装置5の床面A上での操舵が
小さい動力でもつて円滑にできるようになる。ま
たその接地部9aの前後に延出する張出部9bが
微少角度θで傾斜した平坦に近い形状であること
から、階段Bを上り降り走行するときにおける該
斜面法線方向の車体1の上下動幅は、第2図中の
h即ち、1/2・P・tanθとなり、第1図の従来の
クローラ装置2の半円弧状の下部接地面4での車
体1の上下動幅Hに比して大幅に小さくなり、走
行車が階段Bを安定して上り降り走行できるよう
になる。つまり、一般に階段走行中は、階段Bの
傾斜角度により車体1の重心位置が移動するた
め、平地走行に比して走行車の安定性が悪いが、
上述の如く斜面法線方向の車体1の上下動幅をh
の様に減少させることで、車体1の安定性が良く
なり、転倒防止などに有効となる。また、第1図
に示した半円弧状のクローラ装置2の如く斜面法
線方向の車体1の上下動幅が大きい場合には、前
後のクローラ装置2,2間距離或いは階段Bのエ
ツヂ間ピツチPの変化により車体1の上下動特性
が大きく変わるが、第2図に示す本実施例の構成
であれば、前後クローラ装置5,5間距離或いは
階段Bのエツヂ間ピツチPの変化に伴う車体1の
上下特性の変化は小さく、これにより前後のクロ
ーラ装置5,5の荷重配分の変化も極めて小さく
なり、非常に安定した階段走行が得られるように
なる。更に階段走行中に走行駆動部に生じる負荷
変動幅も小さく、小さい出力の走行駆動源で上り
降り走行が可能となる。
また、その階段走行は階段Bのエツヂ部に対す
る各クローラ装置5の履帯6の接触により登はん
力を得ることで行なうので、その両者の接触部を
増やすことにより即ち、クローラ装置5の下部接
触面9の前後長さLを階段Bのエツヂ部間ピツチ
Pより大きくすることで、一つのクローラ装置5
が階段Bの上下両エツヂ部に同時に接触している
領域(クローラ下部接触面9の長さLと階段エツ
ヂ部間ピツチPとの差)が多くできるので、階段
走行の安定性が更に向上する。なお、上記各クロ
ーラ装置5のクローラ下部接地面9の前後端部を
通常の戦車におけるクローラの様に急角度にて立
上げて走行用履帯6をエンドレス状に配して構成
すれば第2図における各クローラ装置5の前後長
さL′を短くすることができ、狭い曲り角を容易に
走行可能となる。
第3図は本発明の第2実施例を示すもので、こ
こでのクローラ装置15のクローラ下部接地面1
9は出来るだけ大きな半径Rの円弧面状の下部ガ
イドフレーム18に走行用履帯6を案内支持させ
ることで構成されている。即ち、クローラ下部接
触面19は操舵回転中心附近の中央接地部19a
の前後に延出する張出部19bが、該接地部19
aを通る大きな半径Rの円弧面にて構成されてい
る。その半径Rは前述の如く操舵性を損わない範
囲で可能な限り大きくして、張出部19bが略平
坦状で床面Aから僅かに浮く程度にされている。
また第4図は本発明の第3実施例を示すもの
で、ここでのクローラ装置25のクローラ下部接
地面29は、走行用履帯6を案内支持する下部ガ
イドフレーム28を前後に亘り水平な略平坦状と
し、且つそのフレーム28にその中央一部を下側
に略U字状に小さく折曲して突出部28aを形成
することで構成されている。つまり上記形状の下
部ガイドフレーム28に案内支持される走行用履
帯6が、該中央の突出部28aの所で床面Aと略
一点で接触する接地部29aを構成し、そこから
前後に平坦なガイドフレーム28に沿つて延出し
て張出部29bを構成している。
更に第5図は本発明の第4実施例を示すもの
で、ここでのクローラ装置35のクローラ下部接
地面39は、走行用履帯6を案内支持する水平な
平坦状の下部ガイドフレーム38と、その略中央
に一部下側に突出する状態で配して走行用履帯6
に噛合するスプロケツト37(単に走行用履帯6
を案内支持する転輪でもよい)とにより構成され
ている。つまり走行用履帯6が上記スプロケツト
37と噛合する所が床面Aと略一点で接触する接
地部39aとされ、そこから前後に平坦な下部ガ
イドフレーム38に沿つて延出している部分が張
出部39bとされて構成されている。
而してこれら第2乃至第4実施例の場合でも上
記第1実施例のものと略同様な作用効果が得られ
るようになる。
〔発明の効果〕
本発明は上述した如くなしたから、床面上での
操舵性を損うことなく、より少ない出力でより安
定した階段走行特性が得られ、各種プラント内な
どの階段を含む床面上の点検通路を自動走行する
ものとして著しく信頼性の向上が計れれるものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半円弧状の下部接地面を有する
クローラ装置用いたクローラ式走行車の概略的構
成図、第2図は本発明の第1実施例を示すクロー
ラ式走行車の概略的構成図、第3図は本考案の第
2実施例を示すクローラ装置だけの概略的構成
図、第4図は本考案の第3実施例を示すクローラ
装置だけの概略的構成図、第5図は本考案の第4
実施例をししめすクローラ装置だけの概略的構成
図である。 1……車体、2,5,15,25,35……ク
ローラ装置、3,6……走行用履帯、7……案内
輪、8,18,28,38……下部ガイドフレー
ム、28a……突出部、9,19,29,39…
…クローラ下部接地面、9a,19a,29a,
39a……接地部、9b,19b,29b,39
b……張出部、37……スプロケツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各種プラント内等の階段を含む床面上を走行
    する操舵可能なクローラ装置を車体下部前後に左
    右一対ずつ有するクローラ式走行車において、前
    記各クローラ装置のクローラ下部接地面を、各々
    の操舵回転中心附近の略一点にて床面と接する接
    地部と、その接地部より高くなるが操舵性を損わ
    ない範囲で可能な限り床面に接近して前後に延び
    る略平坦状張出部とから構成したことを特徴とる
    クローラ走行車。 2 クローラ装置の下部接地面の張出部は、接地
    部を頂点として水平床面に対し微少角度θだけ上
    側に傾斜せしめて構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のクローラ式走行車。 3 クローラ装置の下部接地面の張出部は、接地
    部を通る出来るだけ大きな半径の円弧面にて構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のクローラ式走行車。 4 クローラ装置の下部接地面の張出部は、走行
    用履帯を支持する下部ガイドフレームを略平坦形
    状として構成し、且つ接地部は前記ガイトフレー
    ムの中央を一部下側に突出させて構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のクローラ
    式走行車。 5 クローラ装置の下部接地面の張出部は、走行
    用履帯を支持する下部ガイドフレームを略平坦形
    状として構成し、且つ接地部は走行用履帯に噛合
    するスプロケツト又は転輪を前記ガイドフレーム
    の中央部に少し下側に突出する状態で配設するこ
    とで構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のクローラ式走行車。 6 クローラ装置の下部接地面前後長さは走行す
    る階段のエツヂ部間ピツチ以上としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至第5項いずれか
    に記載のクローラ式走行車。
JP58225731A 1983-11-30 1983-11-30 クロ−ラ式走行車 Granted JPS60116571A (ja)

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JPS60116571A JPS60116571A (ja) 1985-06-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5138323B2 (ja) * 2007-09-20 2013-02-06 三菱農機株式会社 作業車輌

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50154940A (ja) * 1974-06-05 1975-12-13

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JPS50154940A (ja) * 1974-06-05 1975-12-13

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