JPH0455651A - 空気調和機のリモコン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数台の空気調和機を一斉に制御する集中制御
機能を備えたリモコン装置に係わり、さらに詳しくは、
同リモコン装置に複数台の空気調和機が接続された一斉
制御接続時のゾーン制御運転のオン、オフを見分けるた
めの表示手段に関する。

〔従来の技術］ パッケージ型の空気調和機においては通常ワイヤードリ
モコン装置が使用されるが、このリモコン装置は１台の
空気調和機が接続された標準接続状態で使用される場合
と、複数台（最大１６台）の空気調和機が接続された一
斉制御接続状態で使用される場合とがあり、この−斉制
御接続時においては複数台の空気調和機が全て同一モー
ドで運転される。

なお、複数台の空気調和機を接続する一斉制御接続の場
合には、第３図に示すように全ての空気調和機（阻１〜
Ｎｏ、　１６）にゾーン制御運転にＯＮするものと、Ｏ
ＮＬないものとを分けるためのスイッチＳ−１〜５Ｗ１
６が設けられており、顧客の希望に応して、予めＯＮま
たはＯＦＦの状態に工事担当者が設定しておき、使用者
はリモコン装置１に設けられているゾーン制御スイッチ
５ＣをＯＮすることにより、前述の予め設定されていた
一部の空気調和機を運転停止させるとともに、その他の
空気調和機を運転継続させ、また、前記ゾーン制御スイ
ッチの近くに設けられている表示手段を自動的に点灯さ
せてゾーン制御運転になったことを知らせるようにして
いる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上述のようなリモコン装置の場合、前記
表示手段は複数台の空気調和機が一斉制御接続状態にな
った時のみならず、空気調和機が１台だけ接続された標
準接続状態の時でも前記ゾーン制御スイッチがＯＮされ
ると前記表示手段が点灯するようになっている。

本来、ゾーン制御スイッチは複数台の空気調和機の一部
をＯＮＬ、一部をＯＦＦするためのものであるから、１
台の空気調和機が接続された標準接続状態はゾーン制御
には当てはまらず、このような時に表示手段が点灯する
のも、使用者にとっては混乱の元となる。

したがって、本発明においては、このような課題を解決
し、標準接続時と一斉制御接続時とが見分けできる表示
手段を備えた空気調和機のリモコン装置を提供すること
を目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記の課題を解決するためになされたものであ
り、複数台の空気調和機を一斉に制御する集中制御機能
を有するマイコンと、複数台の空気調和機の内、予め設
定されている少なくとも１台以上の空気調和機の運転を
停止させるためのゾーン制御スイッチと、このゾーン制
御スイッチの操作に伴い点灯する表示手段等を備えてな
るリモコン装置において、前記リモコン装置に１台の空
気調和機を接続する標準接続時と、複数台の空気調和機
を接続する一斉制御接続時とに対応させて、予め切り換
え設定をしておくネットワークスイッチを前記リモコン
装置内に設けるとともに、前記標準接続時には前記ゾー
ン制御スイッチを操作しても、前記表示手段が点灯しな
いようにした。

〔作用〕

上記の構成であれば、複数台の空気調和機がゾーン制御
スイッチの操作によって一斉制御接続されたときには表
示手段を自動的に点灯させることができ、空気調和機が
１台だけ接続された標準接続のときには、たとえ、前記
ゾーン制御スイッチを操作しても前記表示手段が点灯す
るようなことはない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第２図に基づいて説
明する。

第１図は複数台の空気調和機を集中制御するリモコン装
置１の正面図で、２は設定内容を表示する液晶表示部、
３はキースイッチ入力部、４８〜４ｅはキースイッチ入
力部３のスイッチ操作に伴い点灯する表示手段（ＬＥＤ
）である。

キースイッチ入力部３には「運転／停止」、「運転切換
」等の複数のキースイッチ５ａ〜５ｊが配置されており
、その中の一つに「ゾーン制御」スイッチ５ｃがあり、
この「ゾーン制御」スイッチ５ｃの左上には複数台の空
気調和機を一斉制御接続している時に点灯する表示手段
４ｃが設けられている。

また、前記リモコン装置１の内部には、複数台の空気調
和機を一斉制御する集中制御機能等を備えたマイコン６
の他にネットワークスイッチ７等が配置されている。

このネットワークスイッチ７は１ビツトのデイツプ（Ｄ
ＩＰ）スイッチと呼ばれるもので、空気調和機の設置時
に工事担当者が必要なスイッチ回路を操作してＯＮ側ま
たはＯＦＦ側に設定する仕組みになっており、前記リモ
コン装置１に複数台の空気調和機が接続されるときには
ＯＮ側に設定しておき、空気調和機が１台だけ接続され
る標準接続時にはＯＦＦ側に設定しておくようになって
いる。

ところで、前記ゾーン制御スイッチ５ｃをＯＮすると、
前記マイコン６は先ず前記ネットワークスイッチ７がＯ
Ｎ側に設定されているが、ＯＦＦ側に設定されているか
を参照する。

もし、ネットワークスイッチ７がＯＮされていれば表示
手段４ｃを点灯させて複数台の空気調和機が一斉制御接
続の形態になっていることを表し、逆にネットワークス
イッチ７がＯＦＦされていれば表示手段４ｃを消灯させ
たままにして、空気調和機が１台だけ接続された標準接
続の形態になっていることを表すようになっている。

第２図はこの様子をフローチャートにしたもので、ステ
ップＳＴＩでゾーン制御スイッチ５ＣがＯＮされると、
ステップＳＴ２でネットワークスイッチ７がＯＮされて
いるかどうかを判定し、ＯＮされていればステップＳＴ
３に進行して表示手段４ｃをＯＮさせた後、次のステッ
プＳＴ５に進行させる。

もし、前記ステップＳＴ２での判定結果がＮＯ１即ち、
ネットワークスイッチ７がＯＮされていなければステッ
プＳＴ４に進行させ、表示手段４ｃはＯＦＦのままにし
て、前記ステップＳＴ５に進行させるように制御してい
る。

このような働きをするマイコン６と、ネットワークスイ
ッチ７とをリモコン装置１内に設ければ、空気調和機の
接続形態に合わせて表示手段４ＣをＯＮ／○ＦＦさせる
ことができる。

〔発明の効果〕

以上、説明したようなリモコン装置であるならば、ゾー
ン制御スイッチを操作して複数台の空気調和機を一斉に
制御する一斉制御接続時には表示手段が点灯し、空気調
和機が１台だけ接続された標準接続時には、前記表示手
段が点灯されるようなことはなく、−斉制御接続時と標
準接続時との見分けが容易にでき、いたづらな混乱をま
ねくこともなく、リモコン装置の操作上便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すリモコン装置の一部ｒ
面を含む正面図、第２図は同実施例のフローチャート、
第３図は一斉制御の概念図である。 図中、１−　リモコン装置、２・一液晶表示部、３・−
キースイッチ入力部、４ａ〜４　ｅ−表示手段、５８〜
５ｊ−キースイッチ（５ｃｍゾーン制御スイッチ）、６
−マイコン、７−ネットワークスイッチ。 特許出願人　　株式会社冨士通ゼネラル第２図 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数台の空気調和機を一斉に制御する集中制御機能を有
   するマイコンと、複数台の空気調和機の内、予め設定さ
   れている少なくとも１台以上の空気調和機の運転を停止
   させるためのゾーン制御スイッチと、このゾーン制御ス
   イッチの操作に伴い点灯する表示手段等を備えてなるリ
   モコン装置において、前記リモコン装置に１台の空気調
   和機を接続する標準接続時と、複数台の空気調和機を接
   続する一斉制御接続時とに対応させて、予め切り換え設
   定をしておくネットワークスイッチを前記リモコン装置
   内に設けるとともに、前記標準接続時には前記ゾーン制
   御スイッチを操作しても、前記表示手段が点灯しないよ
   うに制御してなることを特徴とする空気調和機のリモコ
   ン装置。