JPH0455067B2 - - Google Patents

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JPH0455067B2
JPH0455067B2 JP62149371A JP14937187A JPH0455067B2 JP H0455067 B2 JPH0455067 B2 JP H0455067B2 JP 62149371 A JP62149371 A JP 62149371A JP 14937187 A JP14937187 A JP 14937187A JP H0455067 B2 JPH0455067 B2 JP H0455067B2
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JP
Japan
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body temperature
temperature
period
day
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JP62149371A
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English (en)
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JPS63311941A (ja
Inventor
Hisanori Honma
Masanori Fujii
Satoshi Hosoda
Kazunori Azuma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、人間の基礎体温を測定し、測定温度
を毎日メモリーに記憶する事、及び月経の開始日
を記憶することにより、特に女性の健康状態の管
理用、更に詳しくは測定、記憶した体温、月経情
報に基づき受胎期及び不妊期の判定を行う電子式
記録体温計装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来より女性の健康状態を管理する方法として
は、基礎体温法と、荻野式が知られており、これ
らの方法によつて受胎期を知ることができる。そ
して、荻野式は排卵のあと12日から16日で月経が
おこることと、卵子及び精子の受精能力から考え
て、月経周期の長短にかかわらず次回月経前12日
〜19日の8日間を受胎期とするものである。
一方、基礎体温法は、女性の基礎体温が月経か
ら排卵までの低温期と、排卵から月経までの高温
期の2相性を示すことにより、毎日の体温測定結
果に基づき排卵日を推定し、その排卵日、及び排
卵日前3日間、後1日の計5日間を受胎期とする
ものである。
上記方法において、基礎体温法に基づき受胎期
を判定する電子式記録体温計装置としては実願昭
56−6869号公報(実開昭57−120006号)のマイク
ロフイルムに記載のものがあり、荻野式に基づき
受胎期を判定する電子式記録体温計装置としては
特開昭61−106128号公報に記載のものがあるが、
このように、どちらか一方の方法では確実性に乏
しい。
また、両方法を併用し、体温情報(基礎体温
法)及び月経周期情報(荻野式)により、自動的
に受胎期の判断を行う電子式記録体温計装置(特
公昭60−35018号公報)も開発されている。この
体温計装置によれば、両方法の結果を考慮して判
断を行うという、煩わしい受胎期推定の作業から
開放されるが、次のような問題点がある。
基礎体温法においての情報は、高温期と低温
期という2値のみで取り扱つているため、実際
の排卵日の判断としては不十分である。つまり
低温期において、、体温が特に低い体温陥落時
に排卵が行なわれるものであり、この日が真の
排卵日となる。したがつて、低温期から高温期
に移る日を排卵日として場合、判断に誤りが生
じる可能性があるという問題点がある。
基礎体温法に基づく受胎期の判断は、排卵日
以後に可能となる為、排卵日以前の受胎期の予
測は荻野式にのみ基づく予測となるので、正確
性に劣るという問題点がある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、前記問題点に鑑みなされたものであ
つて、測定された体温情報により有効に利用し、
正確な受胎期の判定を、簡単な操作で、速やかに
行うことのできる電子式記録体温計装置を得よう
とするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明の電子式記録体温計装置、日付を更新す
るタイマー回路と、体温を測定する手段と、前記
体温測定手段により測定された体温を更新された
日付に基づき記憶すると共に数回分の月経周期を
記憶する手段と、前記記憶された体温情報より平
均体温を求める演算回路と、3日数以上連続して
体温が前記平均体温以上であつた場合に平均体温
に対する低温期と高温期の体温の平均差を求める
手段と、前記平均差と予め設定した温度幅とを比
較して設定幅以上の温度変化を検出する手段と、
設定幅以上の温度変化が検出された場合にその日
から4日遡つた日及び前月月経周期から予測され
た次回月経予定日から19日遡つた日の区間で最低
体温の日を求める手段と、前記最低体温の日に基
づき受胎期及び又は不妊期の判定を行う判定回路
と、該判定回路からの情報を出力表示する表示手
段を備えたものである。
そして、この装置において、前記判定回路から
の情報の出力表示と、前記記憶された体温情報の
出力表示を同時に表示することが好ましい。ま
た、前記体温情報の出力表示がグラフによる表示
である方が、より一見して判断しやすい。
(ホ) 作用 本発明においては、基礎体温の測定により、低
温期でもつとも体温の低い体温の陥落日を求め、
排卵日を推定し、これより受胎期を求めている。
したがつて基礎体温変化時における、低温期から
高温期へ推移する日を排卵日と推定し受胎期を求
めたものより、本発明は精度が高いものである。
つまり、正常な月経周期を示す女性は、低温期と
高温期の境で、体温が低温期よりもさらに下がる
体温陥落日があつて、この日が排卵日である確率
が80%程度と高いことに基づくものである。そし
てその判定は、排卵日を含む前4日と後1日を受
胎期、受胎期前5日間と後3日間を準受胎期、そ
れ以降月経までの高温期を不妊期、準受胎期以前
の低温期を月経としている。
(ヘ) 実施例 第5図は本発明の一実施例のブロツク図であ
る。キー入力2より体温測定モードが選択される
と、体温測定判定回路1は温度センサ14より送
られてくる情報を体温情報に変換し、制御回路4
に出力する。この制御回路4では体温情報が第3
図に示すような温度DATAに換算され、記憶回
路5に記憶される。時計回路(タイマー回路)3
の情報により制御回路4は日更新の有無の必要性
を判断し、体温情報の記憶アドレスのコントロー
ルを行なう。又、この記憶回路5にはキー入力2
よりの月経初日情報も合せて記憶される。日更新
が発生すると、その信号は平均体温計算回路6に
伝えられる。そして記憶されている体温情報のう
ち有効DATAに関しての平均体温を算出する。
演算終了と共に、日更新信号aは温度変化検出回
路7に出力される。そして温度変化検出回路7は
平均体温情報と過去6日間の温度DATAより、
設定した温度幅以上の温度変化を検出する。第7
図にそのアルゴリズムを示す。電源ON又は月経
初日情報にキーより入力されると、ポインタはク
リアされる。その後日更新が起るごとに1日前の
温度DATAは平均体温と比較され、平均体温以
上の場合にはポインタは加算(インクリメント)
され、平均体温未満であるとクリアされる。そし
て3日間連続して体温が平均体温以上であつた場
合に、1日前、2日前と、5日前、6日前の体温
の平均差を算出し、設定温度幅と比較される。こ
の時の体温のグラフの変化の一例を第1図に示
す。第1図において「B1」は1日前、「B2」は2
日前を示す。温度差が設定温度幅以上であると、
検出信号が最低温検出回路8に出力される。ここ
で温度幅の検出に4日間の温度DATAを用い平
均値の差によつて求めるのは、温度の測定誤差に
よる影響を除去するためである。検出信号6が最
低温検出回路8に入力されると、当日より4日逆
のぼつた日及び、前月月経周期において予測され
た次回月経開始予定日から19日逆のぼつた日の区
間で、最低体温を求める。検索区間の説明図を第
2図に示す。そして、このときのアルゴリズム
を、第8図に示す。温度変化検出回路7からの検
出信号bを受けると、4日前のアドレスをポイン
タ1に、前月周期から予測された次回月経開始予
定日から19日逆のぼつた日に相当する当月のアド
レスをポインタ2にセツトする。この時ポインタ
2がポインタ1以後のアドレスを示す場合はポイ
ンタ2を当月の先頭アドレスにセツトしなおす。
そしてポインタ1を減少(デクリメント)して行
き、ポイント2までの間での最低温を記憶してい
るアドレスを判定回路9に出力する。ここにおい
て最低温度を検出しているのは、正常な月経周期
を示す女性は、低温相と高温相の境で体温が低温
相よりもさらに下がる体温陥落日が有り、そして
この日が排卵日である確率は80%と高いためであ
る。よつて本発明では低温相から高温相に変化し
た日以前の、荻野式より求まる範囲内で最低温日
を求めることで、排卵日を決定している。
最低温検出回路8により決定された排卵日のア
ドレスは、判定回路9に入力される。判定回路9
で排卵日を基準に受胎期、準受胎期、不妊期、月
経の判定を行い、判定情報を受胎情報表示用
RAM11に書き込む。この判定方法を第4図に
示す。これは排卵日を含む前4日間と後1日を受
胎期、受胎期前5日間と後3日間を準受胎期、そ
れ以降月経までの高温期を不妊期、準受胎期以前
の低温期を月経としている。
又、判定回路に排卵日情報が入力されるまで
は、前月の判定情報を受胎期情報表示用RAM1
1に出力している。
一方制御回路4により当月の温度DATAはグ
ラフDATAに変換され、グラフ表示用RAM10
に書き込まれる。表示回路12は、受胎情報表示
用RAM11とグラフ表示用RAM10の内容を、
表示素子13に出力する。
第6図に本発明電子式記録体温計装置における
体温情報と受胎情報の一表示例を示す。受胎情報
は第4図の受胎期のみ(黒丸の部分)である。本
実施例では表示素子としてドツトマトリクス液晶
パネルを使用したが、他のものでも使用しうる。
なお受胎判定情報の受胎情報表示用RAMへの書
込みは、キー入力2において特定のキーが押され
た時のみ行なうようにしてもよい。
尚、本実施例では受胎期判定の基準となる排卵
日を求めるために高温期(平均体温以上)が3日
間連続した事の検出と、変化点前2日、後2日の
平均温度差による検出の方法を併用しているの
で、測定誤差などによる誤検出が少ない。
(ト) 発明の効果 本発明によれば排卵日の決定は基礎体温情報と
荻野式を利用した陥落日検出も併用しているた
め、正確性の高い受胎期判定が可能となる。又、
排卵日以前においても、上記方法による前月の受
胎情報が記憶されており、そこから受胎期予測が
行われるので、予測性が高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は体温変化の説明図、第2図は最低体温
日を検索するための説明図、第3図は温度情報の
記憶フオーマツトを示す変換テーブル図、第4図
は本発明に係る判定回路の概略及び記憶コード
表、第5図は本発明電子式記録体温計装置のブロ
ツク図、第6図は本発明電子式記録体温計装置に
おける表示例、第7図は本発明における温度変化
検出回路のフローチヤート、第8図は本発明にお
ける最低温検出回路のフローチヤートである。 1……体温測定回路、2……キー入力回路、3
……時計回路、4……制御回路、5……記憶回
路、6……平均体温計算回路、7……温度変化検
出回路、8……最低温検出回路、9……判定回
路、10……グラフ表示用RAM、11……受胎
情報表示用RAM、12……表示回路、13……
表示素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 日付を更新するタイマー回路と、体温を測定
    する手段と、前記体温測定手段により測定された
    体温を更新された日付に基づき記憶すると共に数
    回分の月経周期を記憶する手段と、前記記憶され
    た体温情報より平均体温を求める演算回路と、3
    日数以上連続して体温が前記平均体温以上であつ
    た場合に平均体温に対する低温期と高温期の体温
    の平均差を求める手段と、前記平均差と予め設定
    した温度幅とを比較して設定幅以上の温度変化を
    検出する手段と、設定幅以上の温度変化が検出さ
    れた場合にその日から4日溯つた日及び前月月経
    周期から予測された次回月経予定日から19日溯つ
    た日の区間で最低体温の日を求める手段と、前記
    最低体温の日に基づき受胎期及び又は不妊期の判
    定を行う判定回路と、該判定回路からの情報を出
    力表示する表示手段を備えたことを特徴とする電
    子式記録体温計装置。 2 前記判定回路からの情報の出力表示と、前記
    記憶された体温情報の出力表示を同時に表示する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電
    子式記録体温計装置。 3 前記体温情報の出力表示がグラフによる表示
    であることを特徴とする特許請求の範囲第2項記
    載の電子式記録体温計装置。
JP62149371A 1987-06-16 1987-06-16 電子式記録体温計装置 Granted JPS63311941A (ja)

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JPS63311941A JPS63311941A (ja) 1988-12-20
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KR102313425B1 (ko) * 2020-11-05 2021-10-19 강태욱 생분해성 마스크 또는 마스크필터 폐기물 재활용방법 및 그 제품
KR102362522B1 (ko) * 2021-08-06 2022-02-16 주식회사 휴데코 안경 김서림방지용 마스크

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