JPS639864B2 - - Google Patents

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JPS639864B2
JPS639864B2 JP58205603A JP20560383A JPS639864B2 JP S639864 B2 JPS639864 B2 JP S639864B2 JP 58205603 A JP58205603 A JP 58205603A JP 20560383 A JP20560383 A JP 20560383A JP S639864 B2 JPS639864 B2 JP S639864B2
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JP
Japan
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temperature
body temperature
day
data
display
Prior art date
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Application number
JP58205603A
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English (en)
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JPS6096239A (ja
Inventor
Kinji Nishimura
Kyoji Segawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKANISHI HIKOMORI
SEIJU JITSUGYO KK
Original Assignee
NAKANISHI HIKOMORI
SEIJU JITSUGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NAKANISHI HIKOMORI, SEIJU JITSUGYO KK filed Critical NAKANISHI HIKOMORI
Priority to JP20560383A priority Critical patent/JPS6096239A/ja
Publication of JPS6096239A publication Critical patent/JPS6096239A/ja
Publication of JPS639864B2 publication Critical patent/JPS639864B2/ja
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は婦人用受胎調節装置に関するもので
ある。
従来婦人の基礎体温の測定は基礎体温測定用の
体温計を用い、毎朝目覚めてから活動を開始する
迄の早朝の忙しい限られた時刻に測定し記録しな
ければならなかつた。その手間は非常に面倒なば
かりでなく、測定してから記録紙に転記する間に
測定ミス、転記ミス、転記忘れ等があり毎日継続
し記録する作業にはかなりの根気と努力を必要と
した。又、体温を測定する場合、何分間測定する
のが最適なのかも不明であり測温時間の不足によ
るデーターミスの出る可能性もあつた。
また、排卵日の判定は、基礎体温の温度変化よ
り読みとるものであるので慣れや経験を要し、ま
た、読み取り方法は正確であつたとしても、基礎
体温は測定時刻、その日の体調等によつて変化し
さらにまた、その人の排卵周期の変動によつても
影響をうけるので、正確な判定を行うことはかな
り難しいという問題があつた。
そこで、本発明では上記に鑑みて、非常に簡単
かつ正確に基礎体温を測定できるとともにその基
礎体温を連続して記録しかつ参照でき、さらには
この記録したデータによつて排卵日を自動的に判
定できる婦人用受胎調節装置の提供を目的とする
ものである。
本発明では上記目的を達成するために、基礎体
温を測温してフアイルする手段と、フアイルされ
た体温に関するデータを平均する手段と、この平
均値と当日の体温の測温値とを比較する手段と、
前記測温値が前記平均値よりも所定温度以上高い
状態が所定日数以上続いたか否かを判定する手段
と、前記メモリへフアイルされたデータを順次呼
び出して表示する手段とを有することを特徴とす
るものである。
以下、本発明の一実施例を図面によつて詳細に
説明する。
まず、第1図に本発明のハードウエアの全体の
構成を示す。図中、1はCPU等を主体としてな
る処理回路を示しており、これには操作キー2と
メモリ3と、表示器5A,5Bを駆動する液晶ド
ライバ4と、スピーカー6を有するアンプと、温
度センサ8及びアンプ9を有するA−Dコンバー
タ10とが設けられている。
操作キー2は後述する月日変更モード、時刻変
更モード、アラーム処理、受胎調節期間予報モー
ド及びフアイル操作等を選択しかつデータを入力
するためのものであつて、第2図及び第3図に示
す基礎体温測定装置11の上面12と前面13に
設けられたキー2a〜2kより構成されている。
表示器5A,5Bは本例では液晶が用いられて
おり、これらは基礎体温測定装置11の前面13
の中央部に設けられて、表示器5Aは主に時刻等
を表示するように構成され、表示器5Bは主に月
日等を表示するように構成されている。
温度センサ8は本例ではサーミスタが用いられ
ており、棒状に構成されるとともにコード14及
びジヤツク15,16を介して基礎体温測定装置
11に対して取り外し可能に接続しうるようにな
つている。
なお、17はクロツフパルス発生用のクリスタ
ル、18は電源用のバツテリを示している。
引き続いて上記構成による作用及び効果につい
て説明する。
本実施例での基礎体温記録装置が有する機能の
概略は第6図に示すようになつている。まず、ス
テツプ2の測温処理は体温測定用のルーチンであ
つて第4図に示すフローチヤートに相当する。ス
テツプ3のフアイル操作は、ステツプ2の測温処
理により得られたデータを所定の条件でメモリ3
へフアイルしたり、また、このフアイルの内容を
参照するためのルーチンであつて第5図のフロー
チヤートに相当する。ステツプ4のカレンダー処
理は、ステツプ5の時計処理から発生する24時間
毎の信号を受けて日付を更新してゆく周知の処理
であり、大の月、小の月、うるう年等の判定も行
うようになつている。ステツプ5の時計処理は水
晶発振器からの発振を分周して割込信号として処
理する周知のCPU時計処理である。ステツプ6
の排卵日検出は測温データに基づいて自動的に排
卵日を検出するものであつて第11図に示すフロ
ーチヤートに相当する。ステツプ7の表示処理は
時計、カレンダー、体温、アラーム時刻、日付カ
ウンタ等を必要に応じて表示するルーチンであ
る。ステツプ8のアラーム処理はアラームの音色
を可妊日と分妊日とで区別するための処理であつ
て、第7図に示すフローチヤートに相当する。な
お、このアラーム処理では周知の目覚し時計機能
も有しているがこれについては説明を省略する。
次に、ステツプ4のカレンダー処理とステツプ
5の時計処理における月、日の変更と時刻の変更
モードについて説明する。月、日は表示器5B側
に表示されているので、変更の必要があるときに
はキー2bを1回押す。そうすると、月、日がフ
リツカーするのでその間にキー2fにより月を、
キー2gにより日を変更する。時刻は表示器5A
側に表示されているので、変更の必要があるとき
にはキー2bを2回押す。そうすると、AMまた
はPM(図ではAMが示されている)がフリツカー
するのでその間にキー2fにより時を、キー2g
により分を変更する。
次に、ステツプ7のアラーム処理について説明
する。通常の目覚し時刻の設定、変更を行う場合
には、まずキー2bを3回押す。そうすると表示
器5AのALMIがフリツカーするのでその間にキ
ー2fにより時を、キー2gにより分を変更す
る。変更後2分後に表示5a1は時刻表示にもど
る。なお、表示5a1は測温キー2hを押せば体温
表示に変わる。次に、受胎調節期間の予報モード
について説明する。このモードは自分の生理の周
期から求められる受胎調節期間を予めセツトして
おくことにより、自動的に調節期間であることを
知らせるためのモードである。即ち、例えば生理
開始日より12日から22日目までの10日間が調節期
間であつたとすると、この日をセツトすればアラ
ームはこの10日間は音色またはメロデイーが切り
換り、調節期間であることを知らせる。この調節
期間は一度セツトすればその後は生理開始日に自
動的に連動するので、その都度セツトする必要は
無い。この調節期間のセツト方法について説明す
ると、まずモードキー2iによつて第2モードに
切換えると、表示器5Bの表示は第10図に示す
ような表示に変わる。この状態でキー2bを2回
押すとALM2の文字と調節期間の始めの数字5b1
がフリツカーするので、キー2gを操作して数字
5b1を始めの日にセツトする。次に、キー2bを
もう一度押すとALM2の文字と調節期間の終わり
の数字5b2がフリツカーするので、この間にキー
2gを操作して終わりの日をセツトする。
なお、本例では受胎調節期間の予報モードにお
いて、毎月の排卵日を手動により入力することに
より受胎調節期間を自動的に演算して前述と同様
に知らせる機能を有しているが、これについては
後述する。ただし、この排卵日の入力方法は排卵
日キー2jを用い、後述するフアイル操作におけ
る月経日の入力方法と同じである。また、毎日の
測温データから排卵日を自動的に判定する機能も
有しているが、これについても後に説明する。
次に測温方法について説明する。毎朝予め設定
された所定の時刻になるとアラームが鳴るので、
これが鳴つたら温度センサ8を口にくわえて測温
キー2hを押す。そうすると、表示器5Aの表示
5a1は温度表示に変化するとともに測温を開始す
る。この測温により測温値は徐々に上昇してゆく
が、測温値がある値で15秒間平衡を保つとそれを
体温とみなしてアラームにて知らせるとともに処
理回路1によつてメモリ3に記憶される。表示器
5Aにはこの体温値が表示されているが、1分間
固定表示を行つた後に自動的にリセツトされる。
また、測温時に風邪等で体調が悪い場合にはトラ
ブル用のキー2eを押す。そうすると、その日は
トラブル標識がフアイルされる。
なお、基礎体温はアラームが鳴つてから1時間
以内であつて、しかも最初に測定されたものしか
フアイルされないので、それ以外のものについて
は体温測定のみ行うことができる。
次に、フアイル操作について説明する。月経が
始まつたら開始日キー2aを押す。そうすると、
表示器5Bにはその日が表示されるとともにメモ
リ3にその日が記憶され、その日を起点にその月
の基礎体温のデータがメモリ3に順次フアイルさ
れる。なお、何らかの理由で開始日キー2aを押
せなかつたときは、モードキー2iを押して第2
モードに切換え、キー2bを押せばよい。そうす
ると、表示器5Bの表示がフリツカーするので、
その間にキー2fにより開始日を入力すればよ
い。
次に、測定されたデータを参照したい場合には
次のようにする。まず、当日の測温データを参照
したい場合にはモードキー2iを操作して第3モ
ードにする。そうすると測温当日のデータが表示
器5Aに表示される。一方、生理開始日からの過
去のデータを順次参照したいときには上述の第3
モードへの移行後に呼び出しキー2dを押す。そ
うすると、表示器5Bには生理開始日(第8図の
表示5b1。図では生理開始日は7月1日であつた
ことを示している。)と開始日からの経過日数
(第8図の表示5b2。図では生理開始日から20日
経過した際のデータを表示していることを示して
いる。)が表示されるとともに、表示器5Aには
その経過日数に対応した体温(第8図の表示5
a1。図では生理開始日より20日経過した日の体温
は36℃であつたことを示している。)のデータが
表示される。なお、経過日数の表示5b2は自動的
に順次変化してゆき、それに伴つて体温の表示5
a1も自動的に変わつてゆくようになつている。
以上の操作では現在測定中である月のデータが
表示されるわけであるが、それよりも過去のデー
タ(本例では6カ月間のデータのフアイルしうる
ようになつている。)を呼び出して表示したい場
合にはデータキー2cを押す。このデータキー2
cの操作回数は呼び出しを必要とする月の数に相
当し、例えば2回押せば2ケ月前のデータが表示
され、3回押せば3ケ月前のデータが表示され
る。また、この際の表示は生理開始日から終了日
までの表示となる。
引き続いて、第6図に示す制御のうち、ステツ
プ2の測温処理、ステツプ3のフアイル操作、
STEP6の排卵日検出及びステツプ8のアラーム
処理について更に具体的に説明する。
まず、測温処理について第4図に基づいて説明
すると、この測温処理ではまずステツプ1で測温
フラグがONか否か判定される。この測温フラグ
は測温キー2hが押されるとONになり、測温処
理が終了した時点でリセツトされるようになつて
いる。このため、測温キー2hが押されていれば
ステツプ2へ進み、押されていなければそのまま
リターンする。ステツプ2へ進むとA−Dコンバ
ータ10から測温データの読み込みが行なわれ
る。本例ではA−Dコンバータ10からは8ビツ
トのバイナリデータが出力されるようになつてい
る)この読み込まれたデータはステツプ3で微分
レジスタ(これは処理回路1内に設けられてい
る)へ格納されると同時に処理回路1は10秒間の
タイムカウントを開始する。このタイムカウント
が終了したらステツプ4へ進み再びA−Dコンバ
ータ10からデータの読み込みを行う。この読み
込みが終了したらステツプ5へ進んで前記微分レ
ジスタが保持している値とこの読み込み値との比
較を行い、値が同じであればステツプ6へ進み、
同じでなければ前記ステツプ2〜ステツプ5まで
を繰り返す。即ち、このステツプ2〜5で測温値
が安定したか否か(正しい体温であるか否か)の
判定が行なわれるわけである。
次に、ステツプ6へ進めば温度センサ8は正規
の体温と測温し得たわけであるから、アラーム音
を出力して測定者にこれを知らせるとともに、ス
テツプ7へ進んで正規の測定温度を所定時間表示
するための温度表示タイマをONにする。
次に、ステツプ8ではトラブルフラグがONか
否かの判定がなされる。本例では風邪等による発
熱と排卵後の高温を区別するためのトラブルキー
2eが設けられており、このキー2eが押される
とトラブルフラグがONするようになつている。
従つて、トラブルフラグがONであればステツプ
12へ進んでトラブル標識TR(本例ではFE)を書
き込み、ONでなければステツプ9へ進む。
ステツプ9では測温された時刻が適切であるか
否かの判定が行なわれる。基礎体温に使えるデー
タは活動を開始するまえの体温であることが検温
の条件であるので、本例では午前5時〜8時まで
の時刻以外の測温データはフアイリングしないよ
うになつている。なお、この検温判定用の時間は
使用者の要求に応じて変更が可能である。
次に、ステツプ9での測温時間が適正であつた
場合には、ステツプ10へ進んでフアイルフラグは
ONであるか否かの判定がなされる。このフアイ
ルフラグはフアイル更新時に自動的にOFFされ
るもので、1日に2回以上のフアイリングを防止
するためのものである。
次に、ステツプ10の判定がYESであれば、そ
の日の測温データについてはいまだフアイリング
が行なわれていないわけであるから、ステツプ11
へ進んで、このステツプ8〜10の条件を満たした
測温データをメモリ3にフアイルする。そして、
このフアイル終了後はフアイルフラグと測温フラ
グをともにOFFにする。なお、測温フラグは測
温キー2hを押すことによりONにできるので、
体温測定のみについては何度でも可能である。
次に、フアイル操作を第5図に基づいて説明す
る。このフアイル操作では、まずステツプ1にお
いてカレンダーが更新されたか否かの判断を行
う。(これは、具体的には午前0時を過ぎたか否
かにより判定する。)本例では1日に2回以上実
行してはならない処理があるので、このカレンダ
ーの更新によりフラグ操作を行う。カレンダーが
更新されていればステツプ2で、フアイル書込ア
ドレスを1つ進め、フアイルフラグをONにし、
トラブルフラグをOFFにし、スタートフラグを
ONにする。ここで、フアイルフラグとは測温し
たデータを所定の条件に従つてメモリ3にフアイ
ルするか否かを決定するためのフラグであり、ト
ラブルフラグはトラブルキー2eがONされた際
にカレンダーが更新されるまで(即ち午時零時ま
で)ONしているフラグであり、スタートフラグ
はフアイルギヤツプ標識が誤操作によつて何回も
書き込まれるのを防止するためのフラグである。
ここでフアイルギヤツプ標識とは、第9図のFG
1,FG2で示すものであつて、測温データ中の
データの先頭(生理開示日)を示すためのもので
ある。
次に、ステツプ3では開始日キー2aが押され
たか否かの判断がなされる。(開始日キー2aは
生理がはじまつた日に操作するキーである。)そ
して、開始日キー2aが押されていればステツプ
4で日付けカウンタをリセツトし、メモリ3にフ
アイルギヤツプ標識(本例では00)を書き込み、
スタートフラグをOFFにし、体温データフアイ
ルの書き込み番地を更新する。
次に、ステツプ5ではデータキー2cが押され
たか否かの判断がなされる。このデータキー2c
は当月よりも過去の測温データを呼び出すための
ものであつて、このデータキー2cが押されてい
る場合にはステツプ6へ進んで呼出タイマーを
ONにするとともに、表示開示アドレスの値より
1を引く。ここで、表示開示アドレスとは、最新
のフアイルギヤツプの番地(本例では例えば
303B番地)であつて、これは表示開始アドレス
格納用のポインタに格納されている。
次に、ステツプ6を終了するとステツプ7へ進
んで表示開始アドレスの内容がフアイルギヤツプ
標識(即ち本例では00)であるか否かの判定がな
される。もしここで、フアイルギヤツプ標識でな
ければフアイルギヤツプ標識となるまでステツプ
6とステツプ7を繰り返す。従つて、このステツ
プ6とステツプ7を終了した時点で表示開始アド
レスの内容は例えば301D番地となる。
次に、ステツプ7を終了するとステツプ8へ進
んで呼出キー2dが押されたか否かを判断する。
ここで、この呼出キー2dが押されていれば測温
データを順次表示してゆくが、この表示されるデ
ータは前述のステツプ5〜ステツプ7の処理でデ
ータキー2cが押されているか否かによりその表
示するデータの月が異なる。即ち、データキー2
cが押されていなければ表示されるデータは当月
のものとなり、データキー2cが1回押されてい
れば先月、2回押されていれば先々月のものとな
る。なおこれは、表示開始アドレスの内容により
異なる。(即ち、表示開始アドレスに何カ月前の
フアイルギヤツプの番地が設定されているかによ
り異なる。) 次に具体的に説明すると、呼出キー2dが押さ
れていると、ステツプ9へ進んで表示タイマーを
ONにするとともに(表示タイマーは呼出キー2
dが押されてから一定時間内に再び呼出キー2d
が押されない場合に表示を当日の体温に戻すため
のものである。)ステツプ10へ進んで表示開始ア
ドレスにより示される番地の測温データを表示す
る。次にステツプ11へ進んで表示タイマーがタイ
ムアツプしているか否かを判定し、タイムアツプ
していればステツプ14へ進んで表示開始アドレス
を最新のフアイルギヤツプアドレスに書き替えた
後リターンし、タイムアツプしていなければステ
ツプ12へ進む。ステツプ12では表示開始アドレス
の内容がフアイル書込アドレスから1を引いたも
のであるか否かを判定し(フアイル書込アドレス
とは当月分の最新のデータを書込む番地である)、
YESであれば前述と同様にステツプ14へ進んで
からリターンし、NOであればステツプ13へ進
む。即ち、このステツプ12では当月分のデータの
表示が終了したか否かの判定を行うわけである。
ステツプ13では表示開始アドレスの内容がフアイ
ルギヤツプ標識であるか否か判定し、YESであ
れば前述と同様にステツプ14へ進んでからリター
ンし、NOであればステツプ15へ進む。即ち、こ
のステツプ13は先月分以前のデータの表示が終了
したか否かの判定を行うわけである。ステツプ15
では表示開始アドレスに1を加えてから再びステ
ツプ10へ戻る。このようにしてステツプ8〜ステ
ツプ15では当月分のデータの表示と当月分以前の
データの表示とを選択的に行うわけである。
次に、排卵日検出処理を第11図に基づいて説
明する。まず、ステツプ1でカレンダーは更新さ
れたか(即ち午前0時を過ぎたか)否か判定す
る。更新されていればステツプ2へ進んで、生理
開始からの経過日数を保持している日付カウンタ
の値が11以上であるか否か判定する。この判断が
NOであれば生理開始日から10日以内であり排卵
は起こり得ないのでステツプ7へ進み、YESで
あればステツプ3へ進む。次に、ステツプ3では
生理開始日から11日以上過ぎると排卵の可能性が
あるので、低温相平均温度Tより当日体温t0
0.3度以上高いかどうか判断する。ここで低温相
平均温度TとはAVカウンタに設定されているも
のであつて、ステツプ7で求められるものであ
る。このステツプ3の判断がYESのときにはス
テツプ4へ進んでHIGHカウンタに1を加え、ス
テツプ5へ進んでHIGHカウンタの値が3である
か否か判定する。即ち、ステツプ3〜5は当日体
温t0が低温相平均温度Tより0.3度以上高ければ
その状態が3日以上継続するか否かを判定するわ
けである。そして、ステツプ5からステツプ6へ
進めば高温相に移行してから3日経過しており、
従つて高温相の始まつた3日前を排卵日とみなす
ことができるので、ステツプ6へ進んで日付カウ
ンタから3を引いた値を排卵日カウンタへ入れて
リターンする。
一方、前記ステツプ2とステツプ3の判断が
NOの場合にはいまだ低温相期であるとみなし
て、ステツプ7へ進んで最新のフアイルギヤツプ
から当日までの体温データの平均値を計算して、
これをAVカウンタへ入れるとともにHIGHカウ
ンタへゼロを入れる。以上のようにして排卵日検
出処理での処理が行なわれる。なお、前記排卵日
カウンタへセツトされる排卵日は毎月フアイルさ
れてデータとして保持される。
引き続いてアラーム処理を第7図に基づいて説
明する。まず、ステツプ1で現在の時刻が予めセ
ツトされたアラームタイムか否か判定する。もし
アラームタイムであればステツプ2へ進んで予め
手動で入力されている排卵日の変動幅が±3日以
内であるか否か判定する。この排卵日は本例では
自動的に検出する構成になつているが、使用者等
が自らセツトすることもでき、この場合には排卵
日キー2jの操作により前記生理の開始日の入力
と同様の手順で入力し得るようになつている。な
お、このアラーム処理で用いる排卵日は過去6カ
月以内にフアイルされた排卵日データを処理回路
1にて平均したものを用いている。(この値は平
均排卵日カウンタに保持される。) 次に、排卵日の変動幅が±3日以内であれば
(この比較は過去のデータの平均と今回のデータ
とにより行う)精度の高い排卵日予想が期待でき
るので、ステツプ3へ進んで今日の測温データを
保持している日付カウンタの内容と排卵日の平均
値を保持している平均排卵日カウンタとの比較を
行い、 平均排卵日カウンタ−7≧日付カウンタ ≧平均排卵日カウンタ+3 の条件を満たせばアラーム1の出力を行うととも
に不妊期であることの表示を行い、上記の条件を
満たさなければアラーム1とは音色の異なるアラ
ーム2の出力を行うとともに可妊期であることの
表示を行う。
一方、ステツプ2の判断がNOであつた場合に
はステツプ8へ進んで、 平均排卵日カウンタ−5≧日付カウンタ ≧平均排卵日カウンタ+3 の条件を満たすか否か判定を行い、条件を満たせ
ばアラーム1の出力を行うとともに不妊期である
ことの表示を行い、上記の条件を満たさなければ
アラーム1とは音色の異なるアラーム2の出力を
行うとともに可妊期であることの表示を行う。
このようにして、本例では基礎体温を測温して
フアイル処理し、このフアイルされたデータ及び
測温結果より排卵日を判定して可妊期と不妊期と
の表示を行い、さらに必要なときには過去のデー
タを呼び出すことができるわけである。このた
め、従来のように測温した基礎体温をいちいちノ
ート等に記録する必要もなく、またこの記録した
結果を参照したりあるいは計算等を行うことなく
自動的に正しい排卵日を知ることができるわけで
ある。
なお、本例では測温データは日付を表示器5B
に、数値を表示器5Aに順次表示してゆく(必要
なときにはステツプキー2kを押す毎に表示を進
めることもできる)構成としたが、日付と体温と
を表示器5Aにグラフ表示させたりしてもよいこ
とはもちろんである。また、メモリ3のRAMの
みを取り外し可能なRAMカートリツジにして、
これのデータを他のコンピユーターにて読み取つ
て各種データの処理及び表示をさせたり、あるい
は処理回路1内にシリアルインターフエース回路
(データ端子のみ外部へ引き出しておいて、イン
ターフエースのみアダプタ形式としてもよい)を
設けて、他のホストコンピユータにデータを転送
してグラフ表示を行つたり各種データ処理を行う
といつた構成にすることは、本願発明の技術的範
囲に属するものとする。
すなわち、本発明は特許請求の範囲に記載した
構成によつて、従来のように体温計で測温した値
をいちいち記録紙に記録する必要がないので、測
定ミス、転記ミス、転記忘れ等が未然に防止され
るとともに簡単かつ正確に基礎体温を測定できる
という優れた特徴がある。しかも、従来のように
記帳しておいた体温データをもとにいちいち排卵
日を判定しなくとも自動的かつ正確に排卵日が判
定されるので、きわめて精度の高い受胎調節が可
能になるという本願特有の優れた特徴も有する。
さらにまた、本願によれば煩雑な記帳作業を必要
としないので、従来煩雑さから敬遠されがちであ
つた基礎体温の測定をきわめて安易に実行せしめ
るという幅次的な特徴も有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は基礎体温測定装置のハードウエアの構成を示す
ブロツク図、第2図は基礎体温測定装置の正面
図、第3図は基礎体温測定装置の平面図、第4図
は測温処理を示すフローチヤート、第5図はフア
イル操作を示すフローチヤート、第6図は処理の
全体の流れを示すフローチヤート、第7図はアラ
ーム処理を示すフローチヤート、第8図はフアイ
ル操作の際の表示器の表示内容を示す説明図、第
9図はメモリ内へフアイルされたデータとフアイ
ルギヤツプとの関係を示す説明図、第10図は受
胎調節期間の予報モードにおける表示器の表示内
容を示す説明図、第11図は排卵日検出を示すフ
ローチヤートである。 1……処理回路、2……操作キー、5……表示
器、8……温度センサ、10……A−Dコンバー
タ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 体温を検出するための温度センサと、この温
    度センサからの体温に関するアナログ信号をデジ
    タル変換するためのA−Dコンバータと、このA
    −Dコンバータからの体温に関するデジタル信号
    を所定の手順によりデータとして順次メモリにフ
    アイルする処理回路と、前記処理回路に対して測
    温処理、フアイル処理等の操作及び生理開始日の
    入力操作等を行うための操作キーと、前記メモリ
    にフアイルされたデータ等を表示するための表示
    器とを有し、かつ前記処理回路は任意の時計装置
    から発生する24時間毎の信号を受けて日付を更新
    してゆくカレンダー手段と、フアイルされた体温
    に関するデータより基準体温を演算する手段と、
    この基準体温と測定当日の体温とを比較する手段
    と、前記生理開始日から所定日数DAが経過した
    ことを判定する手段と、その月の低温期平均温度
    を演算する手段と、測定当日の体温がその月の低
    温期平均温度より所定値以上高く、しかも前記基
    準体温よりも高い日が所定日数DB以上続いたこ
    とを判定する手段と、上記所定日数DBに任意の
    余裕日数DCを加えた(DB+DC)日前の日をそ
    の月の排卵日と判定する手段と、上記手段により
    判定されたその月の排卵日を前月までの任意期間
    における各月の排卵日と共に平均して平均排卵日
    を演算する手段と、上記手段により演算さた平均
    排卵日の前後それぞれに任意の余裕日を持たせた
    期間を可妊期と判定する手段と、のそれぞれを備
    えたことを特徴とする婦人用受胎調節装置。
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JPS52130177A (en) * 1976-04-26 1977-11-01 Omron Tateisi Electronics Co Device for detecting and diagnosing temperature

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