JPH0517050Y2 - - Google Patents

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JPH0517050Y2
JPH0517050Y2 JP1987110439U JP11043987U JPH0517050Y2 JP H0517050 Y2 JPH0517050 Y2 JP H0517050Y2 JP 1987110439 U JP1987110439 U JP 1987110439U JP 11043987 U JP11043987 U JP 11043987U JP H0517050 Y2 JPH0517050 Y2 JP H0517050Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、基礎体温の測定に用いる婦人用電子
体温計に関するものである。
〈従来技術〉 従来の婦人用電子体温計は、第12図に示す如
く、本体Cはペンシル形であり、その先端に検温
部51が設けられ、本体Cの胴部側面には表示器
52と電源キー53とが設けられており、単に、
体温を測定して表示する機能のみを有している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 基礎体温を測定するときは、朝、目覚めた時
に、安静状態でかつ毎日測定しなければならな
い。しかし、従来の婦人用電子体温計では枕元に
体温計だけでなく、ノート、鉛筆等の筆記用具を
あらかじめ用意しておかなければならず、非常に
不便かつ面倒なものであるといつた問題点があ
る。そのため基礎体温を測定することが健康管理
等に良いと理解されていても実施しないというの
が一般的であつた。
そこで、本考案は、簡単な操作で毎日の基礎体
温を記録でき、健康管理に有効な体温計の提供を
目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案による問題点解決手段は、 体温を測定する検温装置11と、 該検温装置11に接続された制御回路12と、 測定された体温を表示する表示器13とが設け
られ、 前記制御回路12に、測定された体温を記憶さ
せるための登録キー24iが接続され、 該制御回路12は、 日数を計数する日数カウント手段12aと、 登録キー24iの操作が行われたとき前記検温
装置11により測定された体温を前記日数カウン
ト手段12aにより計数された日数毎に記憶する
体温記憶手段12bと、 該体温記憶手段12bに記憶された体温を読み
出して前記表示器13に表示する体温呼出手段1
2cと、 同一日に複数回登録キー24iが操作されたと
き前回登録キー24iを操作して記憶された体温
の代りに今回操作されたときの新しい体温を記憶
する記憶更新手段と、 新しい体温が正常な温度の領域外であるとき新
しい体温を記憶せず前回に記憶された体温を残し
ておく更新禁止手段とを 有するものである。
〈作用〉 上記問題点解決手段において、体温測定後、登
録キー24iを押すと、体温記憶手段12bは、
検温装置11により測定された体温を、日数カウ
ント手段12aにより計数された日数毎に記憶す
る。
また、体温呼出手段12cは、体温記憶手段1
2bに記憶された体温を、同時に記憶された日数
とともに表示部13に表示する。
ここで、同一日に、二回以上登録キー24iが
押された場合、記憶更新手段により最新の体温が
その日のデータとして記憶される。ただし、その
温度が著しく不合理な温度(例えば、35.00℃未
満か42.00℃以上)であるときは、最新の体温を
無視して、前回に記憶された体温がその日のデー
タとなる。
〈実施例〉 以下、本考案の第一実施例を第1図〜第6図に
基づいて説明する。第1図は本考案体温計を示す
機能ブロツク図、第2図は同じくブロツク図、第
3図aは同じく体温測定時のフローチヤート、第
3図bは同じく体温呼出時のフローチヤート、第
4図は同じく体温記憶手段の記憶内容を示す図、
第5図は同じく表示器とキースイツチの正面図、
第6図は同じく使用状態を示す斜視図である。
そして、図示の如く、本考案電子体温計は、体
温を測定する検温装置11と、該検温装置11に
接続された制御回路12と、測定された体温を表
示する表示器13とが設けられている。
前記制御回路12に、測定された体温を記憶さ
せるための登録キー24iが接続され、該制御回
路12は、日数を計数する日数カウント手段12
aと、登録キー24iの操作が行われたとき前記
検温装置11により測定された体温を前記日数カ
ウント手段12aにより計数された日数毎に記憶
する体温記憶手段12bと、該体温記憶手段12
bに記憶された体温を読み出して前記表示器13
に表示する体温呼出手段12cと、同一日に複数
回登録キー24iが操作されたとき前回登録キー
24iを操作して記憶された体温の代りに今回操
作されたときの新しい体温を記憶する記憶更新手
段と、新しい体温が正常な温度の領域外であると
き新しい体温を記憶せず前回に記憶された体温を
残しておく更新禁止手段とを有するものである。
前記検温装置11は、第2図の如く、一般的な
電子体温計と同様のものであり、検温部14に内
蔵されたサーミスタ15と、該サーミスタ15の
抵抗値の変化による電圧変化を増幅する増幅器1
6と、該増幅器16により増幅された信号をアナ
ログ/デジタル変換(A/D変換)するA/D変
換器17とから成る。
前記制御回路12は、一般的なマイクロコンピ
ユータ18を有しており、該マイクロコンピユー
タ18は、中央処理装置(CPU)19、入出力
装置(I/O)20、読み出し専用記憶装置
(ROM)21、読み書き可能記憶装置(RAM)
22の他に、自動的に日付や時刻を計数しかつ
CPU19から計数した結果を読み出せるととも
にCPU19により日付や時刻を設定できるリア
ルタイムクロツク(RTC)23等から成る。
また、前記I/O20の入力側には、前記検温
装置11により得られる体温をデジタル値に変換
した信号が入力されるとともに、入力装置として
のキースイツチ24が接続されている。一方、そ
の出力側には、各種情報を視覚的に表示するため
の表示器13と、検温終了やアラーム等に用いる
ブザー25が接続されている。
そして、前記日数カウント手段12aは前記
RTC23等により構成されており、前記体温記
憶手段12bは、前記RAM22と前記マイクロ
コンピユータ18のソフトウエア等により構成さ
れている。また、前記体温呼出手段12cは、前
記表示器13とマイクロコンピユータ18のソフ
トウエア等により構成される。
前記キースイツチ24は、第5図の如き配列を
有しており、アラーム(目覚し)時刻を設定する
アラームキー24a〜24c、タイマー時間を設
定するタイマーキー24d、現在時刻の設定や修
正等に用いる時計キー24e、日付の設定や修正
等に用いるカレンダーキー24f、アラームを停
止させるストツプキー24g、体温測定時に使用
する体温キー24h、測定した体温を記憶させる
登録キー24i、記憶した体温を呼び出すリコー
ルキー24j、数字を入力するときに用いる
“0”キー24k〜“9”キー24v、スタート
キー24w、AM/PM切換キー24x等から成
る。
前記表示器13は、第5図の如き表示パターン
を持つ蛍光表示管であり、時刻・日付表示部13
a、体温表示部13b等から成る。
上記構成において、使用を開始する前に、今日
の日付と現在の時刻を設定する。ここで、今日の
日付の設定手順を説明すると、まず、カレンダー
キー24fを押し、日付設定モードとする。そし
て、例えば今日が1987年6月25日であるとする
と、“1”キー24m、“9”キー24v、“8”
キー24u、“7”キー24t、“0”キー24
k、“6”キー24s、“2”キー24n、“5”
キー24rの順に押し、最後にスタートキー24
wを押す。すると、日数カウント手段12aであ
るRTC23に今日の日付が設定され、以後RTC
23は自動的に日付のカウントを行う。ここで、
表示器13に表示しない年号まで設定するのは、
うるう年の判定に必要とするためである。
次に、現在の時刻を設定する場合を説明する
と、まず、時計キー24eを押し、時刻設定モー
ドとする。そして、例えば現在が午後8時33分で
あるとすると、AM/PM切換キー24xを押し
午後(PM)と表示器13に表示させ、“8”キ
ー24u、“3”キー24p、“4”キー24qの
順に押し、午後8時34分00秒とともにスタートキ
ー24wを押す。すると、日付の場合と同様に、
日数カウント手段12aであるRTC23に現在
の時刻が設定され、以後、RTC23は自動的に
計時を行う。
そして、CPU19は、1秒間に1回以上RTC
23の計時している現在時刻を読み出し、必要が
あれば表示器13の時刻・日付表示部13aに表
示されている現在時刻を更新する。
また、アラーム(目覚まし)時刻を設定する手
順は、まず、アラームキー24a〜24cの中の
一つを押す。すると、表示器13の時刻・日付表
示部13aに当該アラームキーに設定されている
アラーム時刻が表示される。そして、これを変更
する必要があるときは、前記現在時刻の設定手順
と同様に数字キー24k〜24vとAM/PM切
換キー24xとスタートキー24wを使用してア
ラーム時刻を設定する。
また、設定されているアラームの発生を禁止さ
せるには、アラームキー24a〜24cの中の一
つを押し、続いてストツプキー24gを押すとよ
い。また、発生を禁止したアラームを再び発生さ
せるには、アラームキー24a〜24cの中の一
つを押し、続いてスタートキー24wを押すとよ
い。
そして、CPU19は、現在時刻の読出時に、
読出した現在時刻と設定された各アラーム時刻と
を比較する。その結果、現在時刻とアラーム時刻
が一致しており、かつ、該アラームの発生が禁止
されていなければ、ブザー25を鳴らすことによ
りアラームを発生させる。そして、使用者がスト
ツプキー24gを押し、あるいはアラーム発生開
始から一定時間(10分〜1時間程度)経過する
と、アラームは停止する。
次に、基礎体温の測定について説明する。
第6図の如く、枕元に本機Aを置いて就寝した
使用者Bは、あらかじめ設定された時刻になる
と、アラームにより目覚めさせられる。ここで、
目覚めた使用者は、ストツプキー24gを押しア
ラームを停止させるとともに、基礎体温を測定す
るため体温キー24hを押す。すると、表示器1
3の時刻・日付表示部13aには今日の日付が、
体温表示部13bには検温部14の温度が表示さ
れ、体温測定モードに入る。そして、使用者は、
検温部14を例えば舌下に入れ、基礎体温の測定
を開始する。測定中、体温表示部13bには、検
温部14の温度が0.01℃単位でリアルタイムに表
示される。そして、測定開始から約5分間経過す
ると、ブザー25が鳴り、使用者に測定終了を報
知する。
ここで、基礎体温測定の動作を説明すると、検
温部14に内蔵されたサーミスタ15の抵抗値の
体温による変化を、電圧変化として取出し、該電
圧変化を増幅器16で増幅し、アナログ/デジタ
ル変換器(A/D変換器)17によりA/D変換
を行ないデジタル値とする。そして、このデジタ
ル値を、ROM21内に設けられたテーブルによ
り、温度に換算することにより、体温が得られ
る。また、測定中に検温部14の温度が低下して
も、制御回路12は、最高温度を記憶して保持す
るラツチ機能を有している。
基礎体温測定が終了すると、使用者は登録キー
24iを押し、体温記憶手段12bのRAM22
に基礎体温を記憶させる。このとき、第4図の如
く、RTC23から読み出された日付も同時に記
憶され、日付とその日の基礎体温がセツトされそ
の日のデータとして記憶される。そして、図示の
如く、記憶容量の都合により、40日を過ぎたデー
タは消去され、39日前から1日前までのデータは
ポツプアツプされ、空いた0日前(すなわち当
日)の領域に、その日のデータを、例えば、“7
月14日、36.50℃”と記憶する。
ここで、同一日の間に、二回以上登録キー24
iが押された場合、データのポツプアツプを行な
わずに、先のデータを消去し、新しいデータを記
憶するが、そのときの検温部14の温度が著しく
不合理な温度(例えば、35.00℃未満や42.00℃以
上)であるときは先のデータを消去せず、新しい
データを無視するものとする。
そして、登録キー24iを押してから一定時間
(約1分)後、または、時計キー24eを押すと、
表示器13の表示は、時計表示となり体温表示は
消える。
そして、上記の如き簡単な操作で、毎日の基礎
体温が記録できる。
次に、記憶された基礎体温の呼出しについて説
明する。
記憶されている基礎体温を見たい場合、使用者
は、リコールキー24jを押す。すると、体温呼
出手段12cは、記憶されている基礎体温を表示
する。
すなわち、リコールキー24jを一回押すと、
体温記憶手段12b中の当日のデータが、日付と
その日の体温として表示器13に表示される。そ
して、もう一度リコールキー24jを押すと1日
前のデータが表示され、さらに押すと2日前のデ
ータが表示され、以下、リコールキー24jを押
すたびに一日前のデータが表示される。
また、39日前のデータを表示し、さらにリコー
ルキー24jが押されると、38日前のデータが表
示され、以下、リコールキーを押すたびに一日後
のデータが表示される。
そして、この動作を中止するには、時計キー2
4e等を押すとよい。
そして、上記の如き簡単な操作で、記憶された
基礎体温を見ることができる。
次に、本考案に第二実施例を第7図〜第9図に
基づいて説明する。第7図は本考案第二実施例の
体温計を示す正面図、第8図は同じくブロツク
図、第9図は同じくフローチヤートである。
本実施例において、本体Aは合成樹脂製のペン
シル形であり、その先端に検温部14が設けられ
ている。また、本体Aの胴部側面には表示器13
としての四桁の液晶表示器と、測定準備状態と待
機状態を切換える電源キー26と、測定した基礎
体温を記憶させまた記憶した基礎体温を呼出す登
録/呼出キー27とが設けられている。また、図
示しないが、本体裏面には電池収納部が設けられ
ている。
そして、検温装置11は、検温部14に内蔵さ
れたサーミスタ15と、該サーミスタ15の抵抗
変化に伴い発振周波数の変化するCR発振器28
と、該CR発振器28の発振周波数を検出する周
波数カウント29から成り、該周波数カウント2
9により検出された発振周波数をROM21内に
設けられた変換テーブル30により温度値に変換
する。
そして、制御回路12は、第一実施例とほぼ同
様な構成を有しており、同一機能部品には同一番
号を付した。
上記構成において、まず、基礎体温の測定と記
憶の操作について説明する。
枕元に本考案電子体温計を置いて就寝した使用
者は、翌朝、目覚めると直ちに枕元の本考案電子
体温計を取り、電源キー26を押す。すると、検
温装置11や表示器13に電圧が供給され、測定
準備が整う。もちろん、電源キー26が押されな
い状態であつても、制御回路12の一部には電圧
が供給され、RTC23による計時や、電源キー
26のキースキヤンは行なわれ、待機状態となつ
ている。
ここで、使用者は、従来と同様に体温計の検温
部14を例えば舌下に入れ、数分間基礎体温を測
定する。そして、測定終了後、登録/呼出キー2
7を押しその日の基礎体温を体温記憶手段12b
に記憶させる。このとき、体温記憶手段12b中
には、第一実施例と同様、日付も同時に記録され
る。以後の記憶動作は第一実施例と同様である。
そして、測定後、電源キー26を押すことによ
り、検温装置11や表示器13への電圧の供給が
停止され、待機状態となる。
次に、記憶した基礎体温を呼出す操作について
説明する。
記憶した基礎体温を呼出したい使用者は、ま
ず、電源キー26を押す。すると、上記測定操作
で説明した如く、測定準備状態となる。ここで、
登録/呼出キー27を押すと、呼出モードとな
り、基礎体温を呼出すことができる。
すなわち、登録/呼出キー27を一回押すと、
0日前の日付と基礎体温が交互に一定時間(約1
秒)ごとに表示される。これは表示器13が四桁
しかないため、日付と体温が同時に表示できない
ためである。
そして、再び登録/呼出キー27を押すと、1
日前の日付と基礎体温が同様に表示され、以下、
登録/呼出キー27を押すために1日ずつ前の基
礎体温が表示される。そして、39日前の日付と基
礎体温を表示しているとき、登録/呼出キー27
が押されると、測定準備状態となる。また、この
呼出し動作を途中で中断したいときは、電源キー
26を押し、待機状態とすればよい。
ここで、電源キー26が押され測定準備状態と
なつた後、検温部14の温度が一度一定値(例え
ば35.00℃)以上となると、登録/呼出キー27
は、登録キーとして働き、該一定値以上となる前
は呼出キーとして働く。
次に、内蔵されたRTC23の日付と時刻合わ
せ操作について説明する。
日付と時刻合わせをしたい使用者は、電源キー
26を押し、測定準備状態とした後、登録/呼出
キー27を押し続ける。すると、上記呼出動作で
説明した如く、当日の日付と基礎体温が表示され
る。しかし、そのまま一定時間(約5秒間)登
録/呼出キー27を押し続けると、表示器13の
表示が全て消える。これで、誤まつて登録/呼出
キー27を押し続けた使用者は、登録/呼出キー
27を離す。
そして、さらに一定時間(約5秒間)登録/呼
出キー27を押し続けると、時刻合わせ状態とな
り、年号の下2桁(例えば1987年であれば“87”)
の表示が点滅する。ここで、この年号を変更する
ときは電源キー26を押し、年号の数字を1ずつ
増加させてゆく。そして希望の年号になつたと
き、あるいは、変更の必要がないときは電源キー
26を押さずに、再び登録/呼出キー27を押
す。
すると、今度は“月”の表示が表示器13の上
二桁の部分に表示されるので、同様の操作で希望
の“月”を設定する。以下、一般的なデジタル式
腕時計と同様の操作により、電源キー26と登
録/呼出キー27を使用して“日”、“時”、“分”
を設定する。
ここで、表示も記憶もされない“時”、“分”を
設定することの必要性について説明する。例え
ば、午前7時05分と翌日の午前6時55分とに基礎
体温を測定した場合、RTC23の時計が7時間
00分遅れていると、この二個の測定は、同一の日
に行なわれたものと判断され、不都合が生じてし
まう。このため、表示も記憶もされない“時”、
“分”も設定するのである。もつとも、プラスマ
イナス1時間程度の誤差であれば実際上問題は生
じないので、“分”の設定は、この場合省略する
こともできる。
次に、本考案の第三実施例を第10図と第11
図に基づいて説明する。第10図は本考案第三実
施例の体温計を示す正面図、第11図は同じく体
温記憶手段の記憶内容を示す図である。
そして、図示の如く、本実施例において、本体
Aは手帳型であり、その表面には、表示器13と
して、100×40ドツト程度の解像度を持つドツト
マトリツクス型液晶表示板と、多数の操作用キー
スイツチ31が設けられている。
また、本体Aの上面には、検温部14を接続す
るための第一コネクタ32と、プリンタ(図示せ
ず)を接続するための第二コネクタ34が設けら
れている。
そして、本実施例における体温計は、電子式卓
上計算器(電卓)の機能を持ち、電源スイツチ3
5を“CAL”とすると電卓として動作する機能
を有し、“体温”とすると体温計として動作する
機能を有する。
前記キースイツチ31は、通常の電卓に用いる
キーの他に、体温の登録に用いる登録キー31
a、体温の呼出に用いる呼出キー31b、表示を
横スクロールさせるカーソルキー31c,31
d、表示をプリントアウトさせるプリントキー3
1e等を有している。
上記構成において、基礎体温の測定について説
明する。
まず、検温部14を第一コネクタ32に接続
し、電源スイツチ35を、“体温”とする。する
と、表示器13には、体温測定を行なう旨の表示
を行ない、測定準備状態となる。そして、使用者
は、検温部14を例えば舌下に入れ、測定を行な
う。このとき、表示器13には、検温部14の温
度がリアルタイムに表示される。
そして、制御回路12は、登録キー31aが押
され、あるいは、測定中に検温部14の温度が低
下しかつ当日の体温が記憶されていない場合、測
定が終了したものと判断し、体温記憶手段12b
は、該体温を記憶する。
ここで、体温記憶手段12bは、180日程度の
記憶容量を持ち、その記憶内容は、第11図に示
す如き内容を持つている。そして、測定された基
礎体温は、一日ごとに更新(1ずつプラス)され
るポインタにより示された場所(アドレス)に記
憶される。また、このポインタは、例えば180に
なると、次の日は、0となる。
次に、記憶された基礎体温の呼出について説明
する。
まず、電源スイツチ35を“体温”とし、呼出
キー31bを押す。すると、表示器13には、記
憶された基礎体温が、グラフの形となつて表示さ
れる。このとき、ポインタが指しているアドレス
のデータが当日のデータであるので、後のデータ
の日付はポインタの内容を基に計算で求めること
ができる。
また、表示器13の表示スペースの関係で表示
されない部分は、カーソルキー31c,31dを
使用すると、表示全体が横スクロールされ見るこ
とができる。
ここで、第二コネクタ34にプリンタを接続
し、プリントキー31eを押すと、表示されてい
る基礎体温のグラフをプリントアウトすることが
できる。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。
例えば、第一実施例における表示器13に、10
×20ドツト程度の簡易グラフイツク機能を持たせ
てもよい。また、第二実施例において、本体Aに
時計スイツチを設け、該時計スイツチを押すこと
により、表示器13に現在時刻を表示させるよう
にしてもよい。さらに、日数カウント手段12a
は、RTC23でなく、24時間で1カウントする
単なるカウンタであつてもよい。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案による
と、登録キーの操作が行われたとき、検温装置に
より測定された体温を日数カウント手段により計
数された日数毎に記憶し、また、体温記憶手段に
記憶された体温を、同時に記憶された日数ととも
に表示器に表示するので、簡単な操作で毎日の基
礎体温を記録でき、健康管理に有効であるといつ
た優れた効果がある。
また、同一日において、体温を測定した登録キ
ーを操作することにより、最新の体温が記憶され
るので、一日に一度しか記憶できないと正確に測
定できなかつた体温が記憶されてしまうことがあ
るが、このような測定ミスの影響をなくすことが
できる。
しかも、体温を測定せずに誤つて登録キーを操
作たときや、測定された体温が著しく不合理な温
度(例えば、35.00℃未満か42.00℃以上)である
ときは、前に記憶された体温は消去されないの
で、操作ミスの影響もなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電子体温計の機能ブロツク図、
第2図は本考案第一実施例の電子体温計を示すブ
ロツク図、第3図aは同じく体温測定時のフロー
チヤート、第3図bは同じく体温呼出時のフロー
チヤート、第4図は同じく体温記憶手段の記憶内
容を示す図、第5図は同じく表示器とキースイツ
チの正面図、第6図は同じく使用状態を示す斜視
図、第7図は本考案第二実施例の電子体温計を示
す正面図、第8図は同じくブロツク図、第9図は
同じくフローチヤート、第10図は本考案第三実
施例の電子体温計を示す正面図、第11図は同じ
く体温記憶手段の記憶内容を示す図、第12図は
従来の体温計を示す正面図である。 11……検温装置、12……制御回路、12a
……日数カウント手段、12b……体温記憶手
段、12c……体温呼出手段、13……表示器、
14……検温部、15……サーミスタ、16……
増幅器、17……A/D変換器、18……マイク
ロコンピユータ、23……RTC、24……キー
スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 体温を測定する検温装置と、 該検温装置に接続された制御回路と、 測定された体温を表示する表示器とが設けら
    れ、 前記制御回路に、測定された体温を記憶させる
    ための登録キーが接続され、 該制御回路は、 日数を計数する日数カウント手段と、 登録キーの操作が行われたとき前記検温装置に
    より測定された体温を前記日数カウント手段によ
    り計数された日数毎に記憶する体温記憶手段と、 該体温記憶手段に記憶された体温を読み出して
    前記表示器に表示する体温呼出手段と、 同一日に複数回登録キーが操作されたとき前回
    登録キーを操作して記憶された体温の代りに今回
    操作されたときの新しい体温を記憶する記憶更新
    手段と、 新しい体温が正常な温度の領域外であるとき新
    しい体温を記憶せず前回に記憶された体温を残し
    ておく更新禁止手段とを 有することを特徴とする電子体温計。
JP1987110439U 1987-07-17 1987-07-17 Expired - Lifetime JPH0517050Y2 (ja)

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