JPH0454733Y2 - - Google Patents

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JPH0454733Y2
JPH0454733Y2 JP1987127965U JP12796587U JPH0454733Y2 JP H0454733 Y2 JPH0454733 Y2 JP H0454733Y2 JP 1987127965 U JP1987127965 U JP 1987127965U JP 12796587 U JP12796587 U JP 12796587U JP H0454733 Y2 JPH0454733 Y2 JP H0454733Y2
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JP
Japan
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pressure roller
attached
seeding
reinforcing roll
fertilizing
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JP1987127965U
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JPS6432008U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は作業機の後端に装着する鎮圧ローラー
の補強に関する考案である。
(ロ) 従来技術 従来から、鎮圧ローラーに関する技術は公知と
なつていたのである。実公昭55−8486号公報や、
特開昭57−18901号公報や、実公昭38−15028号公
報に記載の技術の如くである。
播種ユニツトを数台並列に配置して構成してあ
る施肥播種機は施肥播種面が広いために後部の鎮
圧駆動ローラも当然に左右方向に長いものが必要
とされる。
そして従来における鎮圧ローラーは制作コスト
が安価なことや軽量性・耐腐食性・耐圧性を考慮
してやや肉厚の円筒形状の樹脂パイプで構成して
いるのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし上記の如く、従来技術では肉厚の鎮圧ロ
ーラーは左右方向に長い円筒形状を有していたた
めに相当な重さとなり、作業機により鎮圧ローラ
ーを持ち上げる際の負担となつていた。
これを防ぐために従来の肉厚の鎮圧ローラーよ
りも肉薄の鎮圧ローラーが望まれるのであるが、
肉薄の鎮圧ローラーは鎮圧される土壌によつて逆
に鎮圧ローラーの中央部付近が凹むおそれがあつ
たのである。
(ニ) 問題を解決するための手段 よつて上記の問題点を解消すべく、本考案は次
の如く構成したものである。
円筒形状の樹脂パイプにより構成した鎮圧ロー
ラー3の左右端開口部に側板12,12を固定
し、該側板12,12より外方向のみに回動軸1
3,13を突出した構成において、同じく樹脂に
より構成した補強ロール35を該鎮圧ローラー3
の略中央部内に内嵌固定し、該補強ロール35は
ブロー成形により内部を空洞とした短円筒形状と
し、該短円筒の外周中央部をやや大径とし、鎮圧
ローラー3の内周面に補強ロール35の外周面を
密着嵌合したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的は以上の如くであり、次ぎに該目
的を達成するための構成及びその作用を説明する
と。
まず添付の図面の説明から行うと。
第1図は本考案の施肥播種機をロータリー耕耘
装置の後部に装着した側面図、第2図は同じく斜
視後面図、第3図は鎮圧ローラー部の組立図、第
4図〜第7図は施肥播種機Aの組立工程を示した
斜視図、第8図は鎮圧ローラーの後面拡大断面
図、第9図は第8図におけるX−X断面図、第1
0図は補強ロールの後面断面図である。
まず第1図及び第2図に基づいて本考案の施肥
播種機Aの全体構成を説明すると。
本考案の施肥播種機Aは、複数の播種ユニツト
C……を並列に位置し、該播種ユニツトC……の
下方前方には2枚の円板を逆V状に重ねた作溝デ
イスク1……を配置し、播種ユニツトC……の後
方に覆土デイスク2……を配置している。
そして後端に左右間に長い円筒状の鎮圧ローラ
ー3を配置するのである。
そしてトラクターの後部に装着されたロータリ
ー耕耘装置Bの後端に本考案の施肥播種機Aを装
着する構成としてある。
次に第1図〜第8図に基づいて本考案の施肥播
種機Aをロータリー耕耘装置Bに取り付ける方法
を順序を追って説明すると。
ロータリー耕耘装置Bは、チエーンケース4、
耕耘カバー5、耕耘爪6、リヤカバー7、メイン
サポート8、調節ハンドル9等で構成され、ロー
タリー耕耘装置Bのギヤボツクスの両側部より後
方にデプスフレーム10,10を突出させ、該デ
プスフレーム10,10の後端にデプスバー11
を横設させてある。
施肥播種機A側の鎮圧ローラー3は左右方向に
長い円筒形状の樹脂パイプで構成され、該鎮圧ロ
ーラー3の左右開口部に円板状の側板12,12
で開口させてある。側板12,12の軸芯より外
方向にはパイプ形状の回動軸13,13をそれぞ
れ突出させてあり、該回動軸13,13を左右取
付フレーム14,14後端に装着してある軸受1
5,15で支持することにより鎮圧ローラー3全
体を支持する構成としてある。
16,16は軸受15,15内に設けられた軸
受メタルである。
左右取付フレーム14,14の後端にはそれぞ
れステー18,18の基部を装着してあり、鎮圧
ローラー3の後部におけるステー18,18間に
スクレーパ19を装着させてある。
左右取付フレーム14,14の前端にはそれぞ
れ横方向に長いパイプ20,20の端部を装着し
てあり、該パイプ20,20をパイプフレーム2
1に嵌入することにより鎮圧ローラー3をパイプ
フレーム21で支持することが出来るのである。
22,22はパイプ20,20をパイプフレー
ム21に係止するための係止ピンである。なおパ
イプフレーム21には左右方向の複数のピン孔2
1a……を設け、播種ユニツトC……の数に合わ
せて鎮圧ローラー3の左右長さを変更する際にそ
れに見合つた取付フレーム21,21の位置を変
更出来る構成としてある。
そして第3図及び第4図の如く、パイプフレー
ム21の中央部に設けてある枢支部38とヒツチ
23後端とをピン37で枢着し、更に該ヒツチ2
3をロータリー耕耘装置B後端のデプスバー11
の中央部に係止することにより鎮圧ローラー3全
体がロータリー耕耘装置Bに支持されるのであ
る。24,24はヒツチ23の固定ピンである。
続いて第3図・第5図及び第8図に示す如く、
右側の回動軸13の端部はサイドフレーム16の
後端の孔を通つて端部を抜け止めのピン17で係
止させ、左側の回動軸13の端部はチエーンケー
ス25の後端より突出する出力軸56端に嵌入し
てピン57で係止させるのである。
続いて、第3図・第6図及び第7図に示す如
く、サイドフレーム16の前端及びチエーンケー
ス25の前端に固着・装着してあるコ形状の取付
金具26,16a及びステー27,27により取
付バー28を支持固定させるのである。
そしてチエーンケース25と右側取付フレーム
21間に作溝デイスク1……と覆土デイスク2…
…を組み込んだ複数の播種ユニツトC……を配設
させて取付バー28に固定させると共に、駆動軸
29をチエーンケース25前端入力軸30から各
播種ユニツトC……の繰出部31……内を通すの
である。
この結果トラクターの前進と共に鎮圧ローラー
3は土壌を鎮圧しながら回転し、この回転力をチ
エーンケース25内を通つて播種ユニツトC……
内に伝達させることが出来るのである。
なおステー27,27前端と、左右取付フレー
ム14,14に支持してあるピン32,32間を
螺子体33,33を介在させてあり、該螺子体3
3,33を上端の変角ハンドル34,34で回転
させることにより播種ユニツトC……の位置を変
えて播種深さを調節することが出来るのである。
このように構成された施肥播種機Aは土壌を作
溝デイスク1……によつて作溝すると共に播種・
施肥作業を行い、覆土デイスク2……によつて覆
土した後鎮圧ローラー3によつて土壌面を鎮圧す
るのであるが、従来の鎮圧ローラー3は肉厚の円
筒形状の樹脂等で構成されているために鎮圧ロー
ラー3が相当の重量となり、これを持ち上げる作
業機に負担がかかつていたのである。
この負担を少なくする為に肉薄の鎮圧ローラー
3を用いれば良いのであるが、肉薄の鎮圧ローラ
ー3は鎮圧作業中に中央部が凹んでしまう場合が
往々にしてあつたのである。
この凹みを解消するために本考案は第3図・第
8図〜第10図に示す如く、鎮圧ローラー3の略
中央部の内周面に補強ロール35を押し込むよう
にして挿入したのである。
補強ロール35は制作コストや重量等を考慮し
て内部を空洞にさせた短円筒形状を有するブロー
成形した樹脂が用いられ中央は抜き勾配のために
やや大径となつているのである。
そして補強ロール35はその外周突出面が鎮圧
ローラー3の内周面に密着する程度の大きさのも
のを用いることにより抜け止めを防止させること
が出来るのである。
よつて補強ロール35を挿入するには、鎮圧ロ
ーラー3を組み立てる前に鎮圧ローラー3外周端
と側板12とを装着しているボルト36……を外
して鎮圧ローラー3の一端あるいは両端を開口状
態にし、その開口部から補強ロール35を押し込
んで挿入すれば良いのである。
また補強ロール35が不用意ん左右方向に移動
しないように鎮圧ローラー3と補強ロール35と
をネジ等で係止する構造としても本考案と同様の
目的・効果を達成することが出来るのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するのである。
第1に、鎮圧ローラーの略中央部内に鎮圧ロー
ラーの凹みを防止するための補強ロールを挿入し
たので、鎮圧ローラーの肉厚を薄くすることが出
来、かつ鎮圧作業中においても鎮圧ローラーの中
央部が凹むことがなくなつたのである。
第2に、鎮圧ローラーの肉厚を薄く構成するこ
とが出来たので、鎮圧ローラーの重量が軽くなり
鎮圧ローラーを持ち上げる作業機の負担も少なく
することが出来たのである。
第3に、鎮圧ローラーの内部に嵌装し補強する
補強ロール35も樹脂により構成したことによ
り、鎮圧ローラーの強度を補強するにも関わら
ず、重量が重くなることは無いのである。
第4に、補強ロール35をブロー成形した円筒
形状の樹脂パイプにより構成することにより、外
周の中央部を大径に構成することができ、該大径
部分により、鎮圧ローラー3の内周に左右移動し
ないように緊締嵌装することが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の施肥播種機をロータリー耕耘
装置の後部に装着した側面図、第2図は同じく斜
視後面図、第3図は鎮圧ローラー部の組立図、第
4図〜第7図は施肥播種機Aの組立工程を示した
斜視図、第8図は鎮圧ローラーの後面拡大断面
図、第9図は第8図におけるX−X断面図、第1
0図は補強ロールの後面断面図である。 A……施肥播種機、C……播種ユニツト、3…
…鎮圧ローラー、35……補強ロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒形状の樹脂パイプにより構成した鎮圧ロー
    ラー3の左右端開口部に側板12,12を固定
    し、該側板12,12より外方向のみに回動軸1
    3,13を突出した構成において、同じく樹脂に
    より構成した補強ロール35を該鎮圧ローラー3
    の略中央部内に内嵌固定し、該補強ロール35は
    ブロー成形により内部を空洞とした短円筒形状と
    し、該短円筒の外周中央部をやや大径とし、鎮圧
    ローラー3の内周面に補強ロール35の外周面を
    密着嵌合したことを特徴とする鎮圧ローラー。
JP1987127965U 1987-08-21 1987-08-21 Expired JPH0454733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987127965U JPH0454733Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

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JP1987127965U JPH0454733Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

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Publication Number Publication Date
JPS6432008U JPS6432008U (ja) 1989-02-28
JPH0454733Y2 true JPH0454733Y2 (ja) 1992-12-22

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JP1987127965U Expired JPH0454733Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5688657B2 (ja) * 2011-08-01 2015-03-25 ノブタ農機株式会社 農作業機の鎮圧ローラーの組付け方法および農作業機の鎮圧ローラー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558486U (ja) * 1978-07-05 1980-01-19
JPS5718901A (en) * 1980-07-11 1982-01-30 Iseki Agricult Mach Firming device

Patent Citations (2)

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JPS6432008U (ja) 1989-02-28

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