JPH0454276A - スタータの回転軸受 - Google Patents

スタータの回転軸受

Info

Publication number
JPH0454276A
JPH0454276A JP16487790A JP16487790A JPH0454276A JP H0454276 A JPH0454276 A JP H0454276A JP 16487790 A JP16487790 A JP 16487790A JP 16487790 A JP16487790 A JP 16487790A JP H0454276 A JPH0454276 A JP H0454276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
shaft
casing
starter
vibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16487790A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsukazu Hattori
服部 光和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP16487790A priority Critical patent/JPH0454276A/ja
Publication of JPH0454276A publication Critical patent/JPH0454276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Support Of The Bearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明1よ内蔵される減速機構に発生する振動が当該減
速機構の回転軸を介してケーシングにまで伝達されるこ
とを防止するスタータの回転軸受に関する。
[従来の技術] スタータには減速機構が内蔵されており、当該減速機構
で始動時等に機械的振動が発生すると回転軸及びその軸
受を介してケーシングまでもが振動してしまう。
これを解決するために、特開昭59−134376号公
報において1友少なくとも2以上の防振層を有し、かつ
、その内の1つの防振層の硬度が他の防振層の硬度に比
較して高く構成したスタータが提案されている。
この様なスタータによれ[f、 防振層に過度の変形が
発生することもなく有効に減速機構の振動がケーシング
に伝達されることを防止することができる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のごとく構成されるスタータにあっても、以下のご
とき課題が未解決である。
回転軸の軸心からのずれを防止するために、従来のスタ
ータは防振層を多層構造としている。このため、防振層
の外形は大きくなり、当該防振層が装着されるスタータ
のケーシングが大形となる。
従って、スタータの搭載に際して容量的制限が厳しい車
両用として利用するには最適とはいえない。特に、クラ
ッチのフロントベアリングの防振層の外形が大きい場合
、そのケーシングとエンジンとが干渉する可能性が高く
なる。
なお、上記課題を解決するために、防振層の内周に位置
するベアリングの大きさを制限する方法が考えられる。
しかし、この方法では、ベアリングの許容荷重が小さく
なり、機械的強度が低下する欠点がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、機
械的強度の低下及びケーシングの大型化を招くことなく
、ケーシングの振動を及び回転軸の偏心を確実に防止す
ることができる優れたスタータの回転軸受を提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本発明のスタータの回転軸受
の構成した手段は、 ケーシング内部に減速機構を有し、該減速機構の回転軸
を前記ケーシングに対して回転自在に軸支するスタータ
の回転軸受けにおいて、前記ケーシングまたは前記回転
軸の一方と当接ベアリングと、 前記ケーシングと前記回転軸の少なくとも一方と弾性体
を介して当接し、前記ケーシングに対して前記回転軸を
回転自在に軸支する第二ベアリングと、 を備えることを特徴としている。
[作用] 本発明のスタータの回転軸受(友 それぞれ構成が相違
する第一ベアリングと第二ベアリングの2種類のベアリ
ングにより構成される。
第一ベアリングは、ケーシングまたは回転軸のすなわち
、第一ベアリングは回転軸を常時軸支するのではなく、
所定間隙以上に回転軸を偏心させようとする荷重が作用
したときに、回転軸及びケーシングの両者間に介在して
軸支を開始する。
第二ベアリングは、ケーシングと回転軸の少なくとも一
方と弾性体を介して当接し、ケーシングに対して回転軸
を回転自在に軸支する。すなわち、第二ベアリングは回
転軸を常時軸支するものであり、その軸支には弾性体に
よる防振作用がある。
以下、本発明をより具体的に説明するため、実施例を挙
げて詳述する。
[実施例] 第1図(数本発明の一実施例であるスタータの回転軸受
を利用したスタータの全体説明図である。
図に示すごとく、実施例の回転軸受を利用するスタータ
は一般的な構成のものである。すなわち、スタータは内
部空間を画定する内面を備えたケーシング10を有して
おり、該ケーシング1oはセンターケーシング部材14
と、第1の端部ケーシング部材]6と、第2の端部ケー
シング部材]8とを有している。
共通マウント部材12は、センターケーシング部材14
の内面に対向した外周面を有しており、そのセンターケ
ーシング部材14との間にはゴム製の防振材22が介挿
されている。
アーマチャ24(表第1の端部ケーシング部材]6と共
通マウント12とセンターケーシング部材14とで画定
された空間に配置されている。アーマチャ24の駆動軸
26け、その一端部において軸受28により共通マウン
ト部材]2に回転可能に支持さ札他端部は第1の端部ケ
ーシング部材16端壁に軸受組立体30を介して回転可
能に支持されている。軸受組立体30(上軸受32とそ
れの外側レースをカバーする断面り字形をした軸受カバ
ー34とを有しており、ゴム製の防振材36を介して第
1の端部ケーシング16の内面へ組み付けられている。
駆動軸26の一端部は軸受28から突出しており、その
突出部にはギヤ42が形成されている。
そのギヤ42に(友共通マウント部材12に圧入された
軸46に軸受48を介して回転可能に支持されているア
イドルギヤ44が噛み合わされている。そのアイドルギ
ヤ44(よ一方向クラッチ52の外周面に形成されてい
るギヤ54に噛み合わされており、そのクラッチ52の
被動軸56の一端部は共通マウント部材]2の孔に嵌合
された軸受58に回転可能に支持さね また、その被動
軸56の他端部は軸受組立体60によって第2の端部ケ
ーシング部材18に回転可能に支持されている。
この軸受組立体6oに、本発明の一実施例であるスター
タの回転軸受が採用されている。第2図は、この軸受組
立体60の拡大図である。図示するごとく軸受組立体6
01表第1ベアリング62と第2ベアリング64の2つ
のベアリングを中心として構成されている。
第1ベアリング62(よ被動軸56と当接するが、端部
ケーシング部材]8との間には被動軸の径方向に所定の
間隙σを介して取り付けられている。すなわち、第2図
に示す状態において第1ベアリング62は、被動軸56
を軸支する作用を果たしてはいない。
一方、第2ベアリング64は、被動軸56と直接当接し
、端部ケーシング部材18とゴム製の防振材66を介し
て当接する。すなわち、この第2ベアリング64により
、被動軸56は端部ケーシング部材18に対して回転自
在に軸支されるのである。
また、軸受組立体60(友 この様な2つのベアリング
62.64の回転軸方向の振動を抑制し、吸収するため
1:、第1ベアリング62の側面と端部ケーシング部材
18との間に他の防振材68を挿入している。
上記のごとく構成されたスタータの駆動時、スタータの
モータによって発生せしめられたアーマチャ24のトル
ク1友駆動軸26、被動軸56及びギヤ42.44及び
54からなる減速機構を介して被動軸56の他端に形成
されたスタータピニオン78よりエンジンのリングギヤ
に伝達される。
この時、トルク伝達系は捩れ共捩により大きく振動し、
また、減速機構のギヤ42.44.54では噛合振動が
発生する。この振動は、軸受28及び58を介して共通
マウント部材12に伝達される。しかしながら、共通マ
ウント部材12とセンターケーシング部材14との間に
は防振材22が介装されているため、共通マウント部材
12に伝達された振動は防振材22によって抑湘り吸収
さね センターケーシング部材14にまで伝達されるこ
とはない。
また、被動軸56の振動(友 本実施例の軸受組立体6
0によっても次のように吸収される。
被動軸56を常時軸支する第2ベアリング64農端部ケ
ーシング部材18との間にゴム製の防振材66を介して
当接する。従って、被動軸56に発生した振動は、この
防振材66により効率的、かつ、確実に減衰及び吸収さ
れ、端部ケーシング部材18に伝搬することが回避さね
 外部に騒音となって放射されるのが防止される。
更に、エンジンを駆動させる際、軸受32を保持してい
る第1の端部ケーシング16の軸受保持部、軸受28及
び58を保持している共通マウント部材12の軸受保持
部及び軸受組立体60を保持している第2の端部ケーシ
ング18の軸受保持部は、各々エンジン駆動力の反力を
受ける。
一般的に(表板動軸56の他端に形成されているスター
タピニオン78に最も近い軸受組立体60の反力が最も
大きい。そして、二〇反力のために、スタータの始動時
、すなわちスタータピニオン78とエンジンのリングギ
ヤとの噛合時、あるいはスタータの惰性回転中の再始動
時に発生する衝撃荷重により被動軸56の芯ずれの原因
となる。
しかしながら、本実施例の軸受組立体60Lt。
次のような作用効果により、被動軸56の芯ずれを確実
に防止することができる。
すなわち、被動軸56に発生する振動を吸収する防振材
66はゴム製の弾性体からなり、変形が容易である。し
かし、被動軸56が軸中心からσ以上の変位を生じたと
き、第1ベアリング62が端部ケーシング部材18と当
接するようになり、それ以上の偏心を確実に防止するこ
とができる。
従って、衝撃荷重による被動軸56の芯ずれが規制さ狛
、被動軸5,6の芯ずれに起因するギヤ42.44及び
54の歯の偏荷重、あるいは共通マウント部材12に作
用する曲げ荷重等の偏荷重を低く抑えることができる。
しかも、第2図に示すごとく、この様に偏心を防止する
第1ベアリング62を第2ベアリング64に比較してピ
ニオン側に配した構成であるため、衝撃荷重に対する機
械的強度が高く、スタータの信頼性を高めることができ
る。
また、軸支に要する機械的な応力は、第1ベアノング6
2及び第2ベアリング64にて分散されるため、耐力を
低下させることなく各ベアリングを小型化することが可
能となり、スタータの小型化にも有用である。
以上のごとく本発明の一実施例である軸受組立体601
1 防振及び偏心を効率的に達成することができるとと
もに、スタータの小型化に適合する優れた作用効果を発
揮する。この様な作用効果(友上記実施例に示した構成
に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない種々なる態様により具現化されるスタータの回転軸
受の有するものである。
以下に、上記スタータの軸受組立体60として適用でき
る他の実施例につき、軸受組立体60との対比において
説明する。
第3図は、軸受組立体60の第1ベアリング62及び第
2ベアリング64をより大径として構成した軸受組立体
80の拡大断面図である。従って、第1ベアリング82
は端部ケーシング部材]8とのみ当接し、被動軸56と
の間には間隙ρが形成される。また、第2ベアリング8
4は、大径に、かつ、小型化されて製造される。従って
、端部ケーシング部材18とは直接当接し、被動軸56
との間には大きな隙間が形成される。そこで、この隙間
に防振材86を装着し、被動軸56に発生する振動が端
部ケーシング部材18に伝搬されることを防止している
この第2実施例の軸受組立体80によっても、上記第1
実施例の説明から明かなごとく、防振、芯ずれ防止及び
小型化の作用効果が発揮される。
更に この第2実施例の軸受組立体80によれ(戴防振
材86を組み付ける空間として、第2ベアリング84と
被動軸56との間に形成される隙間を利用している。こ
のため、防振材86を組み付けるために端部ケーシング
部材18あるいは被動軸56を段加工する必要もなく、
容易かつ安価に製造することができる効果がある。
なお、第3図に示す第2実施例の軸受組立体80[i 
軸方向の振動を抑制する他の防振材(第2図における防
振材68)を使用しない例を示しているが、この種の防
振材は必要に応じて適宜採用されるものである。
次に第2ベアリングと端部ケーシング部材18あるいは
被動軸56との間に装着される防振材の組み付は性を高
めた第3の実施例について、第4図を参照しつつ説明す
る。
第3の実施例の軸受組立体90[;L 第1ベアリング
92と第2ベアリング94とが同じ大きさのものであり
、第1ベアリング92と端部ケーシング部材18との間
にのみ間隙が形成されている。
振動を抑制するための防振材96及び防振材98は、第
1の実施例(第2図参照)同様に第2ベアリング94と
端部ケーシング部材]8との間及び第1ベアリングの側
面と端部ケーシング部材18との間に介装されている。
本実施例の軸受組立体90の特徴的構成は、弾性体96
を鉄板等からなる板状の挟持体100により挟持したこ
とにある。
上記のごとく第3の実施例の軸受組立体90の基本的構
成(よ 第1の実施例の軸受組立体60と路間−であり
、したがって同一の優れた作用効果を発揮する。
更1′ニー 第3の実施例の軸受組立体901& 防振
材96を挟持体100により挟持しているため、端部ケ
ーシング部材18と第2ベアリング94との間への介装
作業が容易となる特異な作用効果がある。
すなわち、防振材96は変形容易な弾性体からなるもの
であり、所定介装空間への装着作業は一般的に困難を伴
う。しかし、防振材96が挟持体]00に挟持させてい
るため、当該防振材96の装着作業は挟持体100と一
体に簡単に完了する。
[発明の効果] 以上説明したごとく本発明のスタータの回転軸受は、ケ
ーシングまたは回転軸の一方とのみ当接し、他方の部材
との間に所定間隙を有する第一ベアリングと、ケーシン
グと回転軸の少なくとも一方と弾性体を介して当接する
第二ベアリングとを備えることを特徴とするものである
従って、本発明のスタータの回転軸受によれ]戯機械的
強度の低下及びケーシングの大型化を招くことなく内部
で発生する振動の伝搬を確実に抑制し、ケーシングの振
動を及び回転軸の偏心を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるスタータの回転軸受を
採用するスタータの一部断面説明は 第2図はその実施
例であるスタータの回転軸受部分の断面拡大図、第3図
は第2の実施例のスタータの回転軸受の断面拡大図、第
4図は第3の実施例のスタータの回転軸受の断面拡大図
をそれぞれ示している。 ]8・・・端部ケーシング部材 56・・・被動軸60
、 80. 90・・・軸受組立体62、 82. 9
2・・・第1ベアリング64、 84. 94・・・第
2ベアリング66.68,86,96.98・・・防振
材100・・・挟持体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケーシング内部に減速機構を有し、該減速機構の回
    転軸を前記ケーシングに対して回転自在に軸支するスタ
    ータの回転軸受けにおいて、前記ケーシングまたは前記
    回転軸の一方と当接し、他方の前記回転軸または前記ケ
    ーシングとの間に当該回転軸の径方向に所定間隙を有す
    る第一ベアリングと、 前記ケーシングと前記回転軸の少なくとも一方と弾性体
    を介して当接し、前記ケーシングに対して前記回転軸を
    回転自在に軸支する第二ベアリングと、 を備えることを特徴とするスタータの回転軸受。
JP16487790A 1990-06-22 1990-06-22 スタータの回転軸受 Pending JPH0454276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16487790A JPH0454276A (ja) 1990-06-22 1990-06-22 スタータの回転軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16487790A JPH0454276A (ja) 1990-06-22 1990-06-22 スタータの回転軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0454276A true JPH0454276A (ja) 1992-02-21

Family

ID=15801613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16487790A Pending JPH0454276A (ja) 1990-06-22 1990-06-22 スタータの回転軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0454276A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2938608A1 (fr) * 2008-11-17 2010-05-21 Valeo Equip Electr Moteur Demarreur comportant un pignon lanceur equipe d'un coussinet ameliore

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2938608A1 (fr) * 2008-11-17 2010-05-21 Valeo Equip Electr Moteur Demarreur comportant un pignon lanceur equipe d'un coussinet ameliore

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4727767A (en) Torque variation absorbing device
CN113124103A (zh) 用于车辆的扭转减振器
US11524563B2 (en) Power transmission device for hybrid vehicle
JP2019081522A (ja) 車両用インホイールモータ駆動装置
JPH0454276A (ja) スタータの回転軸受
JP2002340094A (ja) 回転ダンパ
JP6407398B1 (ja) 内燃機関の始動装置
JP4129155B2 (ja) 内燃機関の始動用歯車伝動装置の防振構造
JPS59134376A (ja) スタ−タ
JP2006090528A (ja) 回転軸用制振装置
JP4242221B2 (ja) モータ用駆動装置
JP3594822B2 (ja) 車両用ドライブプレート
JP2004019678A (ja) 動力伝達装置
JP2020083294A (ja) モーター取付エンジンのダンパー
JPH0214992B2 (ja)
JP2604705Y2 (ja) 動力伝達装置
JPH04316745A (ja) フライホイール
JP3162057B2 (ja) 内燃機関のフライホイール
JPH0547314Y2 (ja)
JP7390966B2 (ja) 曲げダンパ付きトーショナルダンパ
JPH0724693Y2 (ja) フライホイールの取付部構造
JPH08219232A (ja) トルク変動吸収装置
JP2585099Y2 (ja) 自動変速機の動力伝達装置
JPH0623791Y2 (ja) プロペラシャフトの防振構造
JP2002098191A (ja) 防振ブッシュ及び防振装置