JPH0453678A - 砥石修正方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、研削装置における超硬質砥粒による砥石の修
正方法に関するものである。

〈従来の技術〉 ダイヤモンドやＣＢＮによる超硬質砥粒の砥石の修正に
は、一般にダイヤモンドあるいは炭素鋼等のドレッシン
グロールが用いられている。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、振れのある砥石を修正すると、ドレッシ
ングロールに振れが発生したり、形状が異なってしまい
、砥石を正しく修正することができない場合がある。

く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされた砥石修正
方法に係わり、その要旨とするところは、回転可能なド
レッサとドレッサ修正用砥石とを有し、回転可能な超硬
質砥粒砥石を前記ドレッサにてドレスし、このドレッサ
を前記ドレッサ修正用砥石にて形状修正し、このドレッ
サ修正用砥石を前記ドレス後の超硬質砥粒砥石にて形状
修正することを特徴とするものである。

く作　用〉 上記の方法により、ドレッサは、ドレス後の超硬質砥粒
砥石で形状修正されたドレッサ修正用砥石にて形状修正
され、これで超硬質砥粒砥石をドレスするため、超硬質
砥粒砥石は正しく修正される。

〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する、第１図
において、１はベツド、２は前記ベツド１上で図におい
て左右方向に移動可能に載置されたテーブルであり、３
は前記テーブル２の移動用サーボモータである。４は前
記ベツド１上にテーブル２の移動方向に対して直交する
前後方向に移動可能に案内されているコラムであり、こ
れに砥石ヘッド５がサーボモータ１９によって上下動可
能に案内されている。この砥石ヘッド５には前記デープ
ル２の移動方向に対して直交する軸線の砥石軸７を介し
て超硬質砥粒砥石（ダイヤモンド砥石）６が回転可能に
軸承されている。

８はドレッサ台であり、前記テーブル２上に固定されて
いる。このドレッサ台８には前記超硬質砥粒砥石６の下
方で純鉄よりなるドレッサ９が砥石軸７と平行な軸線廻
りで回転可能に軸承されている。

１０は前記ドレッサ台８と肱列して前記テーブル２上に
テーブル２と同方向に移動可能に案内されている修正砥
石台である。この修正砥石台１０には普通砥粒よりなる
ドレッサ修正用砥石１１がドレッサ９と平行な軸線と軸
心で回転可能に軸承されている。第３図において、１２
はドレッサ９の回転駆動用モータであり、１３はドレッ
サ修正用砥石１１の回転駆動用モータあり、互いに同一
方向に回転駆動される。尚、前記超硬質砥粒砥石６とし
て、ＣＢＮ砥石か用いられる場合は、ドレッサ９はダイ
ヤモンド砥石が用いられる。ドレッサ修正用砥石１１に
はダイヤモンド又は純鉄が用いられる。

前記修正砥石台１０の送り移動は修正砥石台送りハンド
ル１４の操作によって行われる。この送り機構は第４図
で示すように、前記修正砥石台送りハンドル１４によっ
て回転されるウオーム軸１５と、このウオーム軸１５と
噛合うウオームホイール１７を有し、前記テーブル２上
に固設された修正砥石台１００案内台２ａに修正砥石台
１０の移動方向と平行な軸線廻りで回転可能に軸承され
たネジ軸１６と、このネジ軸１６に螺合され、前記修正
砥石台１０に固設されたナツト１８とから構成されてい
る。

次に本発明の砥石修正方法を、上記の装置によって説明
する。

ドレッサ修正用砥石１１は、前回の超硬質砥粒砥石６の
ドレス後に超硬質砥粒砥石６によって形状修正が完了し
ている。

そこで、工作物を研削した超硬質砥粒砥石６のドレスを
行うには、超硬質砥粒砥石６がドレッサ９並びにドレッ
サ修正用砥石１１と対応する位置にコラム４を前進拶動
じ、砥石ヘッド５を下降して超硬質砥粒砥石６をドレッ
サ９並びにドレッサ修正用砥石１１と接触可能な位置に
セットする。そして、先ず、砥石ヘッド５を下降して切
込みを与えてドレッサ９によって超硬質砥粒砥石６をド
レスする。これには、第１図において、テーブル２を右
方向に移動させ、ドレッサ９を超硬質砥粒砥石６の直下
に位置させてドレスが行われる。このとき、ドレッサ修
正用砥石１１は右方にデープル２と一体で移動して超硬
質砥粒砥石６から離間している。

次いで、砥石ヘッド５を上昇させ、修正砥石台送りハン
ドル１４を操作して修正砥石台１０を第１図において左
方に移動し、ドレッサ修正用砥石１１をドレッサ９に切
込みを与え、ドレッサ９を形状修正する。

その後、テーブル２を左方に移動してドレッサ修正用砥
石１１を超硬質砥粒砥石６に対応させ、砥石ヘッド５を
下降して切込みを与えて前記ドレス後の超硬質砥粒砥石
１１によってドレッサ修正用砥石１１を形状修正し、ド
レッサ９の形状修正に備えるものである。尚、本発明方
法は、超硬質砥粒砥石がストレートのみならず、総形砥
石にも適用が可能である。

〈発明の効果〉 以上のように本発明は、回転可能な超硬質砥粒砥石をド
レッサにてドレスし、このドレッサをドレッサ修正用砥
石にて形状修正し、このドレッサ修正用砥石を前記ドレ
ス後の超硬質砥粒砥石にて形状修正する砥石修正方法で
あるから、超硬質砥粒砥石をドレスするドレッサは常に
ドレッサ修正用砥石によってドレス後の超硬質砥粒砥石
と同形状に修正され、超硬質砥粒砥石を常に正しい形状
にドレスすることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明方法の実施例を示すもので、第１図は■面
図、第２図は要部拡大正面図、第３図は第２図の■矢視
図、第４図は第３図の■−■線断面図である。 １・・・ベツド、２・・・テーブル、４・・・コラム、
５・・・砥石ヘッド、６・・・超硬質砥粒砥石、９・・
・ドレッサ、１０・・・修正砥石台、１１・・・ドレッ
サ修正用砥石。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転可能なドレッサとドレッサ修正用砥石とを有し、回
   転可能な超硬質砥粒砥石を前記ドレッサにてドレスし、
   このドレッサを前記ドレッサ修正用砥石にて形状修正し
   、このドレッサ修正用砥石を前記ドレス後の超硬質砥粒
   砥石にて形状修正することを特徴とする砥石修正方法。