JPH06246605A - 歯研削装置 - Google Patents

歯研削装置

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Publication number
JPH06246605A
JPH06246605A JP3843893A JP3843893A JPH06246605A JP H06246605 A JPH06246605 A JP H06246605A JP 3843893 A JP3843893 A JP 3843893A JP 3843893 A JP3843893 A JP 3843893A JP H06246605 A JPH06246605 A JP H06246605A
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JP
Japan
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grindstone
workpiece
column
axis
rotation axis
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Application number
JP3843893A
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English (en)
Inventor
Norio Ota
規男 太田
Hisashi Nakamura
久 中村
Susumu Yamanaka
将 山中
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】研削あるいは砥石修正のたびに砥石を取付けた
り取外したりする作業を無くして作業性を向上させ、研
削用の駆動源を利用して砥石修正を行うことによりコス
トの安い歯研削装置を提供する。さらに、砥石径が変化
しても多数の修正工具を用意して交換する作業を無く
し、作業性を向上させる。 【構成】工作物29を回転駆動するテーブル12上に砥
石修正装置24を設置し、砥石台19又はテーブル12
を砥石1回転に対し砥石のピッチに条数を乗じた送りピ
ッチでもって移動させるようにした。修正工具25の歯
形状を砥石27の歯直角断面形状と等しい断面形状にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒ウォーム状砥石を
修正する砥石修正装置を備えた歯研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】円筒ウォーム状砥石を用いてはすば歯
車、平歯車若しくはウォーム歯車を加工する場合は、加
工精度を高めるために円筒ウォーム状砥石の歯面を整え
るツルーイングを行ったり、歯車の加工後に砥粒の突出
高さを揃えたり、目詰まりを解消するためにドレッシン
グを行う必要がある。このために従来は、図11に示す
ように、歯研削装置と別に設けた砥石修正装置の回転台
1に円筒ウォーム状砥石2を取付けて回転駆動し、修正
台3,4に取付けた一対の円盤状の修正工具5,6を回
転駆動し、砥石2を回転させながら砥石2をこの回転軸
線方向Pwに移動させることによって砥石修正を行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】円筒ウォーム状砥石を
歯研削装置又は砥石修正装置に取付けたり、取外したり
する作業が面倒である。又、前記修正工具5,6は、片
面が円筒ウォーム状砥石2の歯面7の軸直角圧力角αa
に等しい傾斜角を有するテーパ面5a,6aを備えてい
るため、砥石2自体を異なる径のものに交換したり、摩
耗によって砥石3の径が変化した場合は、前記軸直角圧
力角αaに一致したテーパ面5a,6aを有する修正工
具5,6に交換しなければならず、この交換作業が面倒
である問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した問題点
を解決するためになされたもので、円筒ウォーム状砥石
の歯直角断面形状と等しい断面形状の歯先を持つ円盤状
の修正工具を設け、この修正工具を旋回台の旋回軸線と
直交する軸線回りに回転駆動する砥石修正装置をテーブ
ル上に設け、砥石修正時は円筒ウォーム状砥石の修正工
具との噛み合う位置における歯直角断面が修正工具の回
転軸線を含む位置に旋回台を傾け、続いて砥石の1回転
に対して砥石のピッチに条数を乗じた送りピッチで砥石
台を移動させるべく旋回駆動装置並びに送り装置の作動
を制御する制御装置を備えたものである。
【0005】又、円筒ウォーム状砥石の歯直角断面形状
と等しい断面形状の歯先を持つ円盤状の修正工具を設
け、この修正工具を回転駆動する砥石修正装置を前記テ
ーブル上に設け、砥石修正時は円筒ウォーム状砥石の回
転軸線がテーブルとコラムの工作物回転軸線方向の相対
移動と平行になるように砥石台を傾け、続いて砥石の1
回転に対して砥石のピッチに条数を乗じた送りピッチで
砥石の回転軸線方向にテーブルとコラムを相対移動させ
るべく旋回駆動装置並びに移動装置の作動を制御する制
御装置を備え、修正工具の円筒ウォーム状砥石との噛み
合い位置における歯直角断面と平行な軸線回りに修正工
具を回転駆動させるよう砥石修正装置を前記テーブルに
傾けて取付けたものである。
【0006】
【作用】歯研削を行う時は、コラムとテーブルを工作物
の回転軸線方向に相対移動させることによって円筒ウォ
ーム状砥石と工作物を対応させる。続いて、コラムとテ
ーブルを旋回台の旋回軸線方向に移動させることによっ
て砥石に切り込みを与え、工作物と砥石を回転させなが
らコラムとテーブルを工作物の回転軸線方向に移動させ
ることによって、工作物に歯研削が施される。
【0007】砥石修正を行う時は、コラムとテーブルを
工作物の回転軸線方向に相対移動させることによって円
筒ウォーム状砥石と砥石修正工具を対応させる。続い
て、円筒ウォーム状砥石の修正工具との噛み合い位置に
おける歯直角断面が修正工具の回転軸線を含む位置に旋
回台を傾け、コラムとテーブルを旋回台の旋回軸線方向
に移動させることによって砥石に対して修正工具の修正
切り込みを与え、砥石と修正工具を回転させながら砥石
台又はテーブルを砥石の回転軸線方向に砥石の1回転に
対して砥石のピッチに条数を乗じた送りピッチで持って
移動させる。
【0008】
【実施例】先ず、本発明の砥石の修正方法を実施するた
めの歯車研削盤の一例を図面に基づいて説明する。図1
の正面図に示すように、ベッド11上にはテーブル12
が水平方向に移動可能に案内されている。このテーブル
12の下面にはボールナット14が固定されており、こ
のボールナット14はベッド11内に架設されたボール
ねじ13に螺合している。ベッド11の一端に取付けら
れたサーボモータ15によりボールねじ13を正逆回転
させることにより、ボールナット14と共にテーブル1
2がベッド11上を図中左右方向に移動する。テーブル
12上には主軸台16と心押台17が互いに対向して載
置され、主軸台16には工作物29の一端を把持するチ
ャック28を備えている。主軸台16と心押台17によ
って工作物29が両端支持されるとともにテーブル12
の移動方向と平行な軸線回りに回転駆動されるようにな
っている。工作物29には歯研削が施される被研削部3
0を有する。
【0009】図2の側面図に示すように、テーブル12
の後方(図中右方)には、コラム23がベッド11上を
テーブル12の移動方向と直交する前後方向に移動可能
に案内されている。コラム23の下面にはボールナット
48が固定されており、このボールナット48はベッド
11内に架設されたボールねじ47に螺合している。ベ
ッド11の一端に取付けられたサーボモータ(旋回駆動
装置)46によりボールねじ47を正逆回転させること
により、ボールナット48と共にコラム23がベッド1
1上を前後方向に移動する。コラム23の前面には、旋
回台18がその水平軸44によりコラム23の移動方向
と平行な軸線回り回転可能に支持されている。この旋回
台18の後方には、コラム23に固定されたモータ45
により回転するシャフト20が垂下されており、このシ
ャフト20に軸着されたウォーム21に噛合う円形のウ
ォームホイール22が水平軸44の外周に設けられてい
る。モータ45によりウォーム21を正逆回転させるこ
とにより、旋回台18は水平軸44を中心として回動す
る。旋回台18の前面には、旋回台18の回転軸線と直
交する方向に砥石台19が移動可能に案内されている。
砥石台19の後面にはボールナット43が固定されてお
り、このボールナット43は旋回台18に架設されたボ
ールねじ42に螺合している。旋回台の一端に取付けら
れたサーボモータ(送り装置)41によりボールねじ4
2を正逆回転させることにより、ボールナット43と共
に砥石台19が旋回台18の回転軸線と直交する方向に
移動する。砥石台19にはこの移動方向と平行な軸線回
りに回転する主軸26を備え、この主軸26に円筒ウォ
ーム状砥石27が取付けられている。砥石台19に内蔵
されたビルトインモータによって主軸26とともに円筒
ウォーム状砥石27が回転駆動される。
【0010】テーブル12上で主軸台16の後方には、
ツルーイング装置(砥石修正装置)24が立設されてい
る。このツルーイング装置24は、鉛直方向を軸として
立設されており、その上端には、一枚の円盤状のツルア
(修正工具)25が鉛直軸線回りに回転可能に支持され
ている。ツルア25は、ツルーイング装置24の下部に
設けられたモータ(図示略)により回転駆動される。図
4に示すように、ツルア25の歯先25aの断面形状は
砥石27の歯溝31の歯直角断面形状に合致しており、
上下面には砥石27の歯先面32に接する円筒部25b
が形成されている。歯先25aと円筒部25bの全表面
には、ダイヤモンド細粒が均一に付着されている。
【0011】前記サーボモータ15,41,45,46
は図2に示すように駆動回路50,51,52,53を
介して中央処理装置(制御装置)54に接続され、この
中央処理装置54は入力装置55とメモリ56に接続さ
れている。メモリ56には図6のフローチャートに示す
加工フログラムと、図7のフローチャートに示すツルー
イングプログラムが記憶されている。
【0012】まず、図6のフローチャートに基づいて加
工動作を説明する。作業者が主軸台16と心押台17間
に工作物29をセットし、入力装置55の加工ボタンを
押すと加工プログラムがスタートする。ステップ70で
カウンタNを0にリセットし、続いてステップ71で円
筒ウォーム状砥石27と被研削部30とが対応する位置
へテーブル12を移動させ、ステップ72で円筒ウォー
ム状砥石27の回転軸線が鉛直軸線になる位置へ旋回台
18を旋回させる。ステップ73でコラム23を前進さ
せ、続いてステップ74で工作物29と砥石27を回転
させながらテーブル12を左進又は右進させる。ステッ
プ75でカウンタNを+1カウントアップし、ステップ
76でカウンタNが所定数Mになった時は、ステップ7
8へ移行してコラム23を後退させ、加工を完了させ
る。加工完了でない場合は、ステップ77で砥石台19
を所定量下降させ、ステップ74からステップ76を繰
り返す。このようにして、被研削部30にはすば歯車が
加工される。前記ステップ74では、カウンタNを+1
カウントアップするたびにテーブル12の移動方向を変
え、工作物29の回転速度をテーブル12を右進させる
時とテーブル12を左進させる時とで変える。
【0013】次に、図7のフローチャートに基づいてツ
ルーイング動作を説明する。工作物29を所定本数加工
すると、ツルーイング動作が自動的に行われる。まず、
図3,図4及び図5に示すようにツルア25の砥石27
との噛み合い位置における歯直角断面に砥石27の回転
軸線Pwが含まれるようにステップ80で旋回台18を
旋回させ、続いてステップ81でテーブル12を移動さ
せる。ステップ82でコラム23を前進させ、ステップ
83で砥石27を回転させるとともにツルア25を砥石
27の回転数よりも高い回転数でもって回転させる。さ
らに、ステップ84で砥石台19を砥石27の回転軸線
Pwの方向に移動させる。砥石台19の移動速度は、砥
石27の一回転に対して該砥石27のピッチt0 に砥石
27の条数を乗じた長さずつ移動する速さである。そし
て、砥石27の上端27sから下端27eまでがツルア
25の歯先25aが通過するように砥石27を移動させ
る。なお、砥石27の条数が複数の場合には、ツルア2
5を砥石27の上端27sから下端27eまで移動させ
る動作を各条毎に行って、各条毎にツルア25による整
形を行う。
【0014】図4は、砥石27とツルア25が噛み合っ
た時の状態を示す。同図に示すように、ツルア25の回
転軸線Ptに対して砥石27の回転軸線Pwは、砥石2
7の歯先のねじれ角γだけ傾いている。また、ツルア2
5の回転軸線Ptは砥石27のツルア25との噛み合い
位置におけるの歯直角平面に含まれている。図4中のA
矢視である図5に示すように、ツルアの回転軸線Ptと
砥石の回転軸線Pwとは、紙面に垂直で互いに平行な平
面内にあり、この2つの平行な平面の距離Lはツルア2
5と砥石27の中心距離に等しい。同図においては、紙
面が砥石27の歯直角断面である。
【0015】このように、本実施例の方法においては、
砥石の回転軸線Pwがツルアの回転軸線Ptに対してね
じれ角γだけ傾いていることにより、砥石27のピッチ
径dに対して相関関係を有する軸直角圧力角αnを考慮
しなくても良くなる。すなわち、図4に示すようにツル
アの回転軸線Ptが砥石27の歯直角方向に一致してい
るから、ツルアの歯先25aのテーパ角はこの歯直角圧
力角に等しくしておけば良いことになる。この歯直角圧
力角は、ピッチt0 が一定であれば砥石の径の大小に拘
らず一定であるから、砥石27の径が変わって軸直角圧
力角αnが変化しても、ツルアの先端25aの断面形状
は一定で良いことになる。但し、砥石27のピッチt0
が変更されたときには、歯直角圧力角が変化するため、
変更後の砥石27に適した形状の歯先25aを有するツ
ルア25と交換する。これにより、ツルアの歯先25a
は、砥石27の歯面に対して常に合致した噛合い状態で
当接することになり、砥石27の歯面を正確に整形する
ことができる。
【0016】また、砥石27をその回転軸線Pw方向に
移動させることにより、ツルアの歯先25aと砥石の歯
溝31との当接面の中心R(図4に示す)は、砥石の回
転軸線Pw上を、上端点27sから下端点27eまで直
線的に相対移動する。従って、ツルア25の径を通る平
面上において、砥石の回転軸線Pwとツルアの回転軸線
Ptとの距離は常に中心距離Lに保持され、砥石27の
歯形は正円筒状に整形される。
【0017】なお、上述した実施例は、砥石台19をサ
ーボモータ41によって砥石27の回転軸線Pw方向に
移動させる例について述べたが、第2実施例として図8
及び図9に示すようにサーボモータ41を廃止しても良
い。図8は砥石27の回転軸線Pwが鉛直軸線になる位
置へ旋回台18を旋回させた状態図であり、図9は砥石
27の回転軸線Pwがテーブル12の移動方向と平行に
なるように旋回台18を旋回させた状態である。図1及
び図2と同一の物は同じ番号を付し、説明を省略する。
ここで、砥石27をツルーイングする時は、円筒ウォー
ム状砥石27の回転軸線Pwがテーブル12の移動方向
と平行になるように旋回台18を傾け、サーボモータ1
5によってツルア25を砥石27の回転軸線Pw方向に
移動させる。この場合、ツルア25の回転軸線Ptを砥
石27のツルア25との噛み合い位置における歯直角断
面と平行になるようにツルーイング装置24を傾けた状
態でテーブル12に固定する必要がある。
【0018】また、第3実施例として図10に示すよう
に、ベッド90にスライダー91を左右方向に移動可能
に設け、このスライダー91にコラム92を前後方向に
移動可能に設け、このコラム92に旋回台93をコラム
92の移動方向と平行な軸線回りに旋回可能に設け、こ
の旋回台93に砥石台94を固定し、この砥石台94に
旋回台93の旋回軸線と直交する軸線回りに回転駆動さ
れる円筒ウォーム状砥石96を取付け、ベッド90上の
固定テーブル97にツルーイング装置98を固定し、旋
回台93を砥石96の回転軸線がスライダー91の移動
方向と平行になるように傾けた状態でスライダー91を
移動させることによって、砥石96のツルーイングを行
ってもよい。この場合、砥石96のツルア99の噛み合
い位置における歯直角断面と平行な軸線回りにツルア9
9を回転させるべく、ツルーイング装置98を傾けた状
態で固定テーブル97に固定する。なお、固定テーブル
97には、工作物100をスライダー91の移動方向と
平行な軸線回りに回転駆動する図略の主軸台と心押台が
対向して設置されている。
【0019】さらに他の実施例として、第1実施例は、
コラムによって工作物又はツルアに対する砥石の切込み
を与えているが、テーブルによって砥石に対する工作物
又はツルアの切込みを与えても良い。いずれの実施例に
おいて、砥石27の径が変化した場合には、砥石のピッ
チ径dとねじれ角γとが相関関係にあることから、ツル
ーイング時の砥石の回転軸線Pwのツルアの回転軸線P
tに対する傾斜角を、そのときに使用している砥石27
のねじれ角γに合せれば良く、これは簡単な調整作業で
行える。また、砥石27のドレッシングを行う方法につ
いても、前記ツルア25に代えて同形状のドレッサを用
いることによって、前記ツルーイング方法と同様にして
行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の歯
研削装置は、円筒ウォーム状砥石の歯直角断面形状と等
しい断面形状の歯先を持つ円盤状の修正工具を設け、こ
の修正工具を旋回台の旋回軸線と直交する軸線回りに回
転駆動する砥石修正装置をテーブル上に設け、砥石修正
時は円筒ウォーム状砥石の修正工具との噛み合う位置に
おける歯直角断面が修正工具の回転軸線を含む位置に旋
回台を傾け、続いて砥石の1回転に対して砥石のピッチ
に条数を乗じた送りピッチで砥石台を移動させるべく旋
回駆動装置並びに送り装置の作動を制御する制御装置を
備え、あるいは円筒ウォーム状砥石の歯直角断面形状と
等しい断面形状の歯先を持つ円盤状の修正工具を設け、
この修正工具を回転駆動する砥石修正装置を前記テーブ
ル上に設け、砥石修正時は円筒ウォーム状砥石の回転軸
線がテーブルとコラムの工作物回転軸線方向の相対移動
と平行になるように砥石台を傾け、続いて砥石の1回転
に対して砥石のピッチに条数を乗じた送りピッチで砥石
の回転軸線方向にテーブルとコラムを相対移動させるべ
く旋回駆動装置並びに移動装置の作動を制御する制御装
置を備え、修正工具の円筒ウォーム状砥石との噛み合い
位置における歯直角断面と平行な軸線回りに修正工具を
回転駆動させるよう砥石修正装置を前記テーブルに傾け
て取付けたものであるため、研削あるいは砥石修正のた
びに砥石を取付けたり取外したりする必要が無くなり、
作業性が向上する。また、研削用の駆動源を利用して砥
石修正を行うため、駆動源を少なくできコストの安い歯
研削装置を提供できる。さらに円筒ウォーム状砥石の径
が変化したときには、砥石の回転軸線と修正工具の回転
軸線との傾斜角を調整するのみの簡単な操作で済むた
め、多数の修正工具を用意して交換する必要が無くな
り、作業性が向上する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歯研削装置の正面図である。
【図2】本発明に係る歯研削装置の側面図である。
【図3】ツルーイングを行っているときの状態正面図で
ある。
【図4】ツルアと砥石の位置関係を示す正面図である。
【図5】図4のA矢視図である。
【図6】加工プログラムの内容を示すフローチャートで
ある。
【図7】ツルーイングプログラムの内容を示すフローチ
ャートである。
【図8】第2実施例としての歯研削装置の側面図であ
る。
【図9】第2実施例においてツルーイングを行っている
ときの状態正面図である。
【図10】第3実施例においてツルーイングを行ってい
るときの状態正面図である。
【図11】従来のツルーイング装置を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
11 ベッド 12 テーブル 15 サーボモータ(移動装置) 18 旋回台 19 砥石台 23 コラム 24 ツルーイング装置(砥石修正装置) 25 ツルア(修正工具) 27 円筒ウォーム状砥石 29 工作物 30 被研削部 41 サーボモータ(送り装置) 45 サーボモータ(旋回駆動装置) 46 サーボモータ(移動装置) 54 中央処理装置(制御装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドと、このベッド上に設けられたテ
    ーブルと、このテーブル上に設けられ工作物を回転駆動
    する主軸台と、ベッド上に設けられたコラムと、コラム
    に旋回可能に支持され旋回駆動装置によって工作物の回
    転軸線と直交する軸線回りに旋回する旋回台と、この旋
    回台に移動可能に設けられ送り装置によって旋回台の旋
    回軸線と直交する方向に移動する砥石台と、前記砥石台
    に設けられ砥石台の移動方向と平行な軸線回りに回転駆
    動される円筒ウォーム状砥石と、前記テーブルとコラム
    を工作物の回転軸線方向及び旋回台の旋回軸線方向に相
    対移動させる移動装置とからなり、工作物と円筒ウォー
    ム状砥石を回転させながらテーブルとコラムを工作物の
    回転軸線方向に相対移動させることによって工作物に歯
    研削を施す歯研削装置において、前記円筒ウォーム状砥
    石の歯直角断面形状と等しい断面形状の歯先を持つ円盤
    状の修正工具を設け、この修正工具を前記旋回台の旋回
    軸線と直交する軸線回りに回転駆動する砥石修正装置を
    前記テーブル上に設け、砥石修正時は円筒ウォーム状砥
    石の修正工具との噛み合う位置における歯直角断面が修
    正工具の回転軸線を含む位置に旋回台を傾け、続いて砥
    石の1回転に対して砥石のピッチに条数を乗じた送りピ
    ッチで砥石台を移動させるべく前記旋回駆動装置並びに
    送り装置の作動を制御する制御装置を備えたことを特徴
    とする歯研削装置。
  2. 【請求項2】 ベッドと、このベッド上に設けられたテ
    ーブルと、このテーブル上に設けられ工作物を回転駆動
    する主軸台と、ベッド上に設けられたコラムと、コラム
    に旋回可能に支持され旋回駆動装置によって工作物の回
    転軸線と直交する軸線回りに旋回する砥石台と、前記砥
    石台に設けられ砥石台の移動方向と平行な軸線回りに回
    転駆動される円筒ウォーム状砥石と、前記テーブルとコ
    ラムを工作物の回転軸線方向及び旋回台の旋回軸線方向
    に相対移動させる移動装置とからなり、工作物と円筒ウ
    ォーム状砥石を回転させながらテーブルとコラムを工作
    物の回転軸線方向に相対移動させることによって工作物
    に歯研削を施す歯研削装置において、円筒ウォーム状砥
    石の歯直角断面形状と等しい断面形状の歯先を持つ円盤
    状の修正工具を設け、この修正工具を回転駆動する砥石
    修正装置を前記テーブル上に設け、砥石修正時は円筒ウ
    ォーム状砥石の回転軸線がテーブルとコラムの工作物回
    転軸線方向の相対移動と平行になるように砥石台を傾
    け、続いて砥石の1回転に対して砥石のピッチに条数を
    乗じた送りピッチで砥石の回転軸線方向にテーブルとコ
    ラムを相対移動させるべく旋回駆動装置並びに移動装置
    の作動を制御する制御装置を備え、修正工具の円筒ウォ
    ーム状砥石との噛み合い位置における歯直角断面と平行
    な軸線回りに修正工具を回転駆動させるよう砥石修正装
    置を前記テーブルに傾けて取付けたことを特徴とする歯
    研削装置。
JP3843893A 1993-02-26 1993-02-26 歯研削装置 Pending JPH06246605A (ja)

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