JPH045363A - 畳の接着性縁布を製造する方法 - Google Patents

畳の接着性縁布を製造する方法

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JPH045363A
JPH045363A JP10816490A JP10816490A JPH045363A JP H045363 A JPH045363 A JP H045363A JP 10816490 A JP10816490 A JP 10816490A JP 10816490 A JP10816490 A JP 10816490A JP H045363 A JPH045363 A JP H045363A
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JP10816490A
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Koichiro Tanaka
宏一郎 田中
Ichio Ushio
牛尾 市雄
Mamoru Kitagawa
北川 守
Arata Koroyasu
新 頃安
Yasuaki Matsui
康明 松井
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Kyokuto Sanki Co Ltd
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Kyokuto Sanki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、畳の縁布であって、その下面に接着剤層を
有する接着性縁布を製造する方法に関するものである。
(従来の技術) 通常の薄畳は、インシュレーションボード製の畳床の表
面に畳表を縫着またはステープルにより固定した後、こ
の畳床の両側縁に沿って縁布を縫合により取付け、畳の
側縁部を上記畳表の縁部から畳床の側面を経て畳床の裏
面にまたがる「コ」の字形に覆っていた。しかし、この
縫合作業は面倒であるため、最近になり、縁布の裏面に
、この縁布が畳表に接する部分および畳床の側面に接す
る部分に芯板を接着し、さらにこの芯板の裏面および上
記縁布が畳床の裏面に接する部分にまたがって接着剤を
塗布し、その塗布面に離型紙を貼付けておき、必要に応
じてこの離型紙を剥離し、接着により縁布を畳に取付け
ることが試みられるようになった(例えば実公昭57−
50433号公報参照)。なお、上記の芯板には、畳床
側縁の上限に接する部分に折り目線が形成される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来は、織幅が狭く、かつ回転速度が低
いリボン織機を使用して縁布を1本ずつ織っていたので
、その裏面の接着剤塗布、芯板の貼付は等も縁布の1本
ごとに行う必要があり、そのため生産性がきわめて低か
った。
この発明は、普通織機で広幅に織られた縁布原反を使用
し、これに上記芯板の貼付けを行い、しかるのちリボン
状に切断することにより、生産性を向上し、製造原価を
下げるものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、この発明に係る接着性縁布の製造方法は、畳
の縁布幅の少なく共2倍の幅を有する縁布用原反を製織
し、この縁布用原反の裏面に芯板用シートを接着し、得
られた積層シートを縁布の幅に切断し、かつその切断幅
ごとに長さ方向と平行な3本の折り目線を裏面側に所望
の間隔で形成してリボン状の縁布と芯板とからなる積層
テープとし、この積層テープの一方の側縁を裏面の芯板
側に折り畳み、更にこの裏面に接着剤層を介して離型紙
を設けることを特徴とする。
上記の縁布用原反は、縁布の幅の2倍以上の幅に製織さ
れるが、織物組織は任意であり、必要に応じてドビーや
ジャカードを使用して所望の柄が形成される。この場合
、縁布の幅ごとに単位の柄模様が繰り返される。
この縁布用原反の裏面に接着される芯板用シートは、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、セルロ
イド等の合成樹脂、および雑種紙、コート紙等の紙から
なる厚さ0.1〜1.0閣のシートであり、上記縁布用
原反とほぼ等しい幅に作られ、その全面が粘着性接着剤
によって接着される。
この接着剤は、縁布用原反または芯板用シートの何れか
一方に粘着性接着剤を塗布することにより、または両者
の間に両面接着テープまたはシートを挟むことにより付
与される。なお、接着の強さは、接着後に縁布用原反お
よび芯板用シートを破損させることなく剥離できる程度
が好ましい。
上記の縁布用原反および芯板用シートからなる積層シー
トは、所望の縁布幅に切断されると共に、この切断幅ご
とに3本の折り目線が付けられる。
上記の切断によって得られるリボン状の縁布と芯板とか
らなる積層テープは、畳表の上面に接する部分、畳床の
側面に接する部分および下面に接する部分にまたがる幅
を有しており、その一方の側縁部(畳表の表面に接する
側の縁部)の折り畳み用、および畳床の側縁部の下隅(
畳表の上面に接する部分と畳床の側面に接する部分の境
界部)、下隅に接する部分(畳床の側面に接する部分と
下面に接する部分の境界部)の折り曲げ用として設けら
れる。そして、上記の切断後、上記一方の側縁部の折り
目線に沿って上記の積層テープが折り畳まれ、プレスさ
れる。なお、この一方の側縁部の折り目線に沿って芯板
の端縁を切断除去し、縁布のみを折り畳んで縁布同士を
重ねてもよく、また縁布で芯板の切断縁部を包むように
してもよい。
上記折り畳み後の積層テープの裏面に設ける接着剤層は
、粘着性接着剤の塗布または両面接着テープの接着によ
って形成することができる。そして、その裏面に離型紙
が接着される。
(作用) 上記の方法により、通常の縁布とほぼ同じ幅のリボン状
縁布の裏面に芯板、接着剤層および離型紙を順に積層し
た接着性縁布が得られる。そして、この接着性縁布は、
畳表に接する部分、畳床の側面に接する部分および畳床
の下面に接する部分の3部分にまたがる幅を備えており
、畳表に接する側の一方の側縁部が裏側に折り畳まれ、
縁布用原反および芯板用シートの切断により生じた切り
放し端縁部が隠され、かつ畳床側面の下隅および下隅に
それぞれ折り目線を備えている。
この接着性縁布を使用する際は、その離型紙を剥離除去
したのち、上記の縁布を芯板と共に折り目線に沿って約
90度折り曲げ、あらかじめ畳表が固定されている畳床
の側縁部に接着する。なお、この接着の際、芯板の畳床
下面に接する部分を縁布から剥離して切り取り、畳床の
下面に対して縁布を直接貼付けてもよい。
(実施例) 普通織機を使用し、輻6.51の縁布の14本分に相当
する輻911の縁布用原反を製織した。第1図において
、1は上記の縁布用原反であり、この縁布用原反1の裏
面に粘着性接着剤(コニシ社製、商品名「ボンドホット
メルトMU−342J )を固形分付量30g/rdの
割合で塗布し、この塗布面に硬質ポリ塩化ビニルからな
る厚さ0.2閣、幅911の芯板用シート2を貼付けて
積層シート3を得た。
次いで、この積層シート3を6.5(]間隔の切断線A
に沿って切断すると共に、各切断幅ごとに3本の折り目
線B、C,D、すなわち畳表側の縁部用折り目線B、畳
床側面の下隅用折り目線C1および畳床側面の下隅用折
り目線りをそれぞれ付けた。
第7図は、上記の切断および折り目付けに使用可能なス
リフタの一例を示す。この第7図において、下部水平軸
11には縁布の幅と等しい間隔で円板力フタ12が固定
され、かつこの円板カッタI2.12間に3個の折り目
付はドラム13.14.15が所定の間隔で固定される
。すなわち、図の中央部に位置するカッタ12の左に上
記第1図の縁部用折り目線B、下隅用折り目!IIcお
よび下隅用折り目線りにそれぞれ対応する第1折り目付
はドラム13、第2折り目付はドラム14および第3折
り目付はドラム15が順に固定される。また、上記の下
部水平軸11の上方に上部水平軸21が設けられ、この
上部水平軸21に上記の下部水平軸11上の円板カッタ
12、第1折り目付はドラム13、第2折り目付はドラ
ム14および第3折り目付はドラム15とそれぞれ対を
なす円板カッタ22、第1折り目付は円板23、第2折
り目付は円板24および第3折り目付は円板25がが固
定されている。上記の下部水平軸11および上部水平軸
21を回転させて上記の積層シート3を、その縁布用原
反1が下を向くように供給すると、この積層シート3が
上下の円板カンタ12.22で所望の幅に切断され、同
時に折り目付はドラム13.14.15の■溝13a 
、 14a 、15a と折り目付は円板23.24.
25の嵌合部で折り目線B、C,D (第1図参照)が
付けられる。
第2図は、上記の切断によって得られた積層テープ3八
を示し、IAは縁布用原反lの切断された縁布、2Aは
芯板用シート2の切断された芯板であり、この芯板2A
に縁部用折り目線B、下隅用折り目線Cおよび下隅用折
り目線りがそれぞれ付けられている。
上記の積層シート3Aを、第3図に示すように、縁部用
折り目線Bに沿って芯板2八同士が接するように折り畳
み、プレス加工をして折り縁Eを形成した。次いで、上
記積層シート3への裏面に、第4図に示すように、両面
接着テープ(日東電工社製、商品名[両面接着テープN
O,523J 4および離型紙5を順に積層して接着性
縁布6を得た。
上記の接着性縁布6を使用する際は、離型紙5を剥離し
て取り除き、第5図に示すように、上記の下隅用折り目
線Cおよび下隅用折り目線りに沿ってそれぞれ約90度
折り曲げ、畳表8が固定されたインシュレーションボー
ド製の畳床9の側縁部に接着する。
第6図は、接着性縁布6の他の形態を示すものであり、
芯板2Aの縁部用折り目線Bの外側部分が縁布1八から
剥離除去され、縁布1^の端縁部が芯板録の端縁と突き
合い状に折り畳まれる。また、芯板2Aの下隅用折り目
線りの外側部分が縁布IAから剥離除去され、縁布IA
の裏面に直接両面接着性テープ4および離型紙5が接着
される。なお、縁布IAの端縁部を折り畳む際、芯Fi
2Aの端縁部を包むように折り畳んでもよい。
(発明の効果) この発明によれば、畳の縁布において、その裏面に芯板
が接着され、さらに接着剤層を介して離型紙が設けられ
た積層テープ状の接着性縁布が得られ、その裏面には前
側縁の下隅および下隅に対応する2本の折り目線が形成
されているので、上記の離型紙を剥離することにより、
畳の側縁部に接着により容易に固定することができる。
そして、この発明は、広い幅の縁布用原反を製織し、そ
の裏面に芯板用シートを接着し、これを縁布の幅に切断
した後、接着剤層および離型紙を順に設ける方法である
から、従来のリボンwi機を使用して縁布を1本ずつ製
造する方法に比べて生産性が著しく高く、縁布の製造原
価を大幅に下げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の積層シートの構成を示す平面図、
第2図は積層シートを切断して得られた1本の積層テー
プの断面図、第3図は一方の端縁部を折り畳んだ状態の
積層テープの断面図、第4図は接着性縁布の断面図、第
5図は畳床の側縁部の断面図、第6回は接着性縁布の他
の例の断面図、第7図は積層シートの切断装置の断面図
である。 1:縁布用原反、2:芯板用シート、3:積層シート、
4:接着剤層(両面接着テープ)、5:離型紙、lA:
縁布、2八:芯板、3八:積層テープ、6:接着性縁布
、A:切断線、B、C,D:折り目線、8:畳表、9:
畳床。 特許出願人    極東産機株式会社 代理人 弁理士   吉 1)了 司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕畳の縁布幅の少なく共2倍の幅を有する縁布用原
    反を製織し、この縁布用原反の裏面に芯板用シートを接
    着し、得られた積層シートを縁布の幅に切断し、かつそ
    の切断幅ごとに長さ方向と平行な3本の折り目線を裏面
    側に所望の間隔で形成してリボン状の縁布と芯板とから
    なる積層テープとし、この積層テープの一方の側縁を裏
    面の芯板側に折り畳み、更にこの裏面に接着剤層を介し
    て離型紙を設けることを特徴とする畳の接着性縁布を製
    造する方法。
JP10816490A 1990-04-23 1990-04-23 畳の接着性縁布を製造する方法 Expired - Lifetime JPH0674635B2 (ja)

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