JP3047821U - 畳の上敷用縁取りテープ及びそれと上敷とのセット物 - Google Patents

畳の上敷用縁取りテープ及びそれと上敷とのセット物

Info

Publication number
JP3047821U
JP3047821U JP1997009436U JP943697U JP3047821U JP 3047821 U JP3047821 U JP 3047821U JP 1997009436 U JP1997009436 U JP 1997009436U JP 943697 U JP943697 U JP 943697U JP 3047821 U JP3047821 U JP 3047821U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
overlay
tatami mat
mat
tatami
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997009436U
Other languages
English (en)
Inventor
稔夫 米澤
Original Assignee
株式会社米澤物産
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社米澤物産 filed Critical 株式会社米澤物産
Priority to JP1997009436U priority Critical patent/JP3047821U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3047821U publication Critical patent/JP3047821U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上敷に設けた欠切部の縁部分を見栄え良く容
易に被覆する。 【解決手段】 畳の上面に敷かれる上敷の所要部分を欠
切した後に該欠切部の縁部分7を被覆するために貼着さ
れる縁取りテープである。テープ本体8の裏面9に、そ
の長手中央線を境にして両側に位置させ、剥離シート1
0に支持された両面粘着シート11を貼着する。この剥
離シート10を剥がして、テープ本体8を、前記縁部分
7を被覆するように貼着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、畳の上面に敷かれる上敷の所要部分を欠切した後にその欠切部の縁 部分を被覆するために貼着される畳の上敷用縁取りテープに関するものである。 又、該上敷用縁取りテープと上敷とのセット物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
六畳間等の畳間に上敷を敷こうとする場合、畳上にタンスが設置してある場合 が多い。そのために従来においては、タンスを一旦移動した後に上敷を畳間全面 に敷き、その後タンスを元の場所に設置していた。
【0003】 上敷は、比較的安価であること、又、変色しやすく損傷も受けやすいことから 、商品寿命が2〜3年程度の買い替えの激しい商品である。そのため、買い替え の都度、前記のようにタンスの移動を行なわなければならないことは、非常に煩 わしいものであった。特に、複数本のタンスの移動を伴う場合は、余程の傷みで ない限り上敷の敷換えを諦めることにもなった。
【0004】 そこで、畳上のタンスを移動させることなく上敷を敷く方法が一部で採用され ている。これは、設置されているタンス等の下端部分を納め得るように、上敷の 所要部分に欠切部を設け、この欠切部の縁部分を被覆する状態で縁取りテープを 貼着するものであり、その貼着は、ホットメルト接着剤を用い、アイロンで加熱 して行うものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このようなことから前記縁取りテープは、アイロンの高温によっても縮まない ように、耐熱性を有する綿製とされていた。ところで、上敷の製造工程において その縁部分に取り付けられる縁テープは、量販店で販売されている略100パー セント近くのものが、安価なポリプロピレンを素材として製造されている。しか し、切欠部の縁部分に貼着される前記縁取りテープとしてこのようなポリプロピ レン製のものを用いたときには、アイロンの加熱温度でテープが縮んでしまう。 それ故、ポリプロピレン製の縁取りテープに比して高価につく綿製の縁取りテー プを使用せざるを得なかったのである。
【0006】 そして、欠切部の縁部分を縁取りテープで被覆した状態において、上敷の縁の 全体が外観上の一連性を有さなければならないことから、上敷の製造工程でその 縁部に取り付けられるテープも当然にして綿製のものとせざるを得ない。
【0007】 かかることから、前記従来の方法は、欠切部の被覆に用いる縁取りテープが高 くつくだけでなく、上敷そのものの製造コストの上昇を招くことともなっていた のである。
【0008】 本考案は、かかる問題点に鑑みて開発されたものであり、従来に比して低廉に 製造でき又貼着作業も容易であり、然も従来の上敷をそのまま対象にできる、畳 の上敷用縁取りテープの提供を目的とするものである。又、該縁取りテープと上 敷とのセット物の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は以下の手段を採用する。 即ち本考案に係る畳の上敷用縁取りテープ(以下縁取りテープという)は、畳 の上面に敷かれる上敷の所要部分が欠切された後にその欠切部の縁部分を被覆す るために貼着されるものであり、テープ本体の裏面に、剥離シートに支持された 両面粘着シートを貼着したことを特徴とするものである。
【0010】 本考案に係る縁取りテープのより好ましい態様は、テープ本体の裏面に、その 長手中央線を境にして両側に位置させ、個別的に、剥離シートに支持された両面 粘着シートをテープ本体の長さ方向に連続する状態で貼着したことを特徴とする ものである。
【0011】 又本考案に係る縁取りテープの更に好ましい態様は、テープ本体の裏面に、そ の長手中央線を境にして且つ上敷の側面を覆う長さに相当する分の間隔を置いて 、両側に位置させ、個別的に、剥離シートに支持された両面粘着シートをテープ 本体の長さ方向に連続する状態で貼着したことを特徴とするものである。
【0012】 前記各縁取りテープにおいてテープ本体は、ポリプロピレンを用いて製造する のがよい。
【0013】 又本考案に係る畳の上敷用縁取りテープと上敷とのセット物は、前記いずれか に記載の縁取りテープを、対象とする上敷を縁取る縁テープと同一素材で同一柄 、且つ同一幅を有するものとし、これを前記上敷とセットにして包装したことを 特徴とするものである。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜3において本考案に係る縁取りテープ1は、畳2の上面3に敷かれる上 敷5の所要部分を欠切した後にその欠切部6の縁部分7を被覆する状態で貼着さ れるテープとして構成されており、テープ本体8の裏面9に、剥離シート10に 支持された両面粘着シート11を貼着してなるものである。
【0015】 本実施例においては、前記テープ本体8の裏面9に、その長手中央線12を境 にして且つ前記上敷5の側面13(図7)を覆う長さに相当する分の間隔Lを置 いて、両側に位置させ、個別的に、前記両面粘着シート11を貼着している。
【0016】 前記上敷5の縁部5aは、その製造段階において縁テープ14で縁取られてい るが、本考案に係る縁取りテープ1は、対象とする上敷の前記縁テープ14と同 一素材で同一柄、且つ同一幅を有するものとして構成する。その素材は、従来の 縁テープ14がポリプロピレン製であることから、それに合わせてポリプロピレ ン製としている。
【0017】 然して、市販の上敷5を、図4に示すような、タンス15が設置された畳間1 6に敷くに際しては、設置されているタンス15の下端形状に合わせて、図5に 示すように、上敷5の所要部位(例えば角部分)を切り欠いて欠切部6を設ける 。その後図6〜7に示すように、該欠切部16の縁部分7の表裏何れかの面20 に、前記片側の剥離シート10a(図1)を剥がして形成された粘着面21を貼 り付ける。その際図7に示すように、粘着面21の内側の端縁22を前記縁部分 7の端縁23に合わせる。詰まり、粘着面21を、その内側の端縁22を基準に して貼着するのである。
【0018】 その後、もう片側の剥離シート10b(図1)を剥がして形成した粘着面21 を、縁部分7の他方の面23に貼り付ける。これにより図3に示すように、上敷 の縁取り25に連続するように、欠切部の縁部分7が縁取りテープ1で被覆され ることになる。なお縁部分7の入隅部分26には、例えば図3に示すように、縁 取りテープ1を留継ぎするのが好ましい。又縁取りテープ1は、その端部が、切 欠部6における縁テープ端部14a(図3)に重なるように貼着されてもよい。
【0019】 このようにして縁取りテープ1で被覆された上敷5は、図8に示すように、前 記欠切部6内に、設置されているタンス15の下端部分27を存在させて、畳間 16に敷かれる。
【0020】 本実施例においては、テープ本体8の裏面9に、間隔Lを置いて、剥離シート 10に支持された両面粘着シート11,11を貼着していることから、その貼着 部分の剛性がその間の部分29(図1)の剛性よりも大きくなっている。従って 図9に示すように、この長手中央部分を境にして縁取りテープ1を容易に二つ折 りでき、この二つ折りによって折り癖を付けられる。図6〜7に示すように、縁 取りテープの片面30を前記縁部分7に貼着した後、テープ本体8を折り曲げて 他方の片面31を同図に一点鎖線で示すように縁部分7に貼着する際、前記折り 癖がついていると、その二つ折りを正確に且つ容易に行なうことができる。
【0021】 他方の片面31を貼着する際、もしも、テープ本体8の二つ折りが正確に行な われないと、誤った位置で折れ曲がる等して、縁取りテープの被覆部分に位置ず れや皺が生じ、縁部分を見栄え良く被覆できない問題が生ずる。 かかる構成を有する縁取りテープ1は、上敷5の縁テープ14と素材や柄、又 幅が合わなければならないため、上敷の販売時に、上敷とセットでビニール袋等 に収容して包装するのがよい。
【0022】 〔その他の実施例〕 本考案に係る縁取りテープ1は、図10に示すように、前記間隔L(図1) をゼロにして構成される他、図11に示すように、テープ本体8の裏面全体に、 一枚の剥離シート10に支持された両面粘着シート11を貼着してもよい。或い は図12に示すように、テープ本体8の裏面の縁側の部分にのみ、剥離シート1 0に支持された両面粘着シート11を貼着することとしてもよい。
【0023】 剥離シートにより支持された両面粘着シートは、テープ本体の長さ方向に連 続する状態で貼着するのが好ましいが、テープ本体の貼着強度を確保できる限り 、両面粘着シートを、テープ本体の長さ方向に小間隔をおいて貼着してもよい。
【0024】
【考案の効果】
本考案は以下の如き優れた効果を奏する。 本考案に係る縁取りテープは、ホットメルト接着剤を用いるのではなく両面 粘着シートを貼着する構成を採用するため、従来のようにアイロン掛けを行なう 特別な工程を経ることなく、剥離シートを剥がすだけで直ちに貼着できる。
【0025】 又本考案に係る縁取りテープは、アイロンでテープ本体を加熱する必要がな いため、上敷の縁テープの素材として一般に採用されているポリプロピレンを用 いて製造することが可能であり、従来のように綿製の縁取りテープとする場合に 比し安価に提供できる。
【0026】 テープ本体の裏面に、その長手中央線を境にして両側に位置させ、個別的に 、剥離シートに支持された両面粘着テープを貼着する構成とするときは、上敷の 欠切部の縁部分を被覆するに先立ち、剥離シートに支持された両面粘着テープの 貼着部分の剛性によって、テープ本体に二つ折りの折り癖を容易に付けることが できる。 従って、剥離シートを引き剥がした状態において、前記折り癖によりテープ本 体を正確に且つ容易に二つ折りでき、縁部分の被覆を見栄えよく容易に行うこと ができる。
【0027】 特に、テープ本体の裏面に、その長手中央線を境にして且つ上敷の側面を覆 う長さに相当する分の間隔を置いて両面粘着テープを貼着するときは、テープ本 体の片面の剥離シートを引き剥がすことによって形成した粘着面の内端縁を基準 にして、縁取りテープを正しく綺麗に貼着できる利点がある。
【0028】 縁取りテープを、対象とする上敷の縁テープと同一素材で同一柄、且つ同一 幅を有するものとして構成し、これを前記上敷とセットにして包装することによ り、その購入者は、セットになっている縁取りテープをそのまま用いて欠切部の 縁部分を被覆できることになる。従って上敷と縁取りテープとを別売する場合の ように、上敷の縁柄等に適合する縁取りテープを捜し求めなければならないとい った不都合を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る縁取りテープを示す斜視図であ
る。
【図2】その断面図である。
【図3】その使用状態を示す斜視図である。
【図4】タンスが設置された畳間を示す平面図である。
【図5】上敷に欠切部を設けた状態を示す平面図であ
る。
【図6】縁取りテープの貼着工程を説明する側面図であ
る。
【図7】その断面図である。
【図8】欠切部にタンスの下端部分を存在させて上敷を
畳間に敷いた状態を示す平面図である。
【図9】縁取りテープを二つ折りした状態を示す断面図
である。
【図10】縁取りテープの他の態様を示す斜視図であ
る。
【図11】縁取りテープのその他の態様を示す斜視図で
ある。
【図12】縁取りテープのその他の態様を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 縁取りテープ 5 上敷 6 欠切部 7 縁部分 8 テープ本体 10 剥離シート 11 両面粘着シート 21 貼着面

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畳の上面に敷かれる上敷の所要部分が欠
    切された後にその欠切部の縁部分を被覆するために貼着
    される畳の上敷用縁取りテープであり、テープ本体の裏
    面に、剥離シートに支持された両面粘着シートを貼着し
    たことを特徴とする畳の上敷用縁取りテープ。
  2. 【請求項2】 畳の上面に敷かれる上敷の所要部分が欠
    切された後にその欠切部の縁部分を被覆するために貼着
    される畳の上敷用縁取りテープであり、テープ本体の裏
    面に、その長手中央線を境にして両側に位置させ、個別
    的に、剥離シートに支持された両面粘着シートをテープ
    本体の長さ方向に連続する状態で貼着したことを特徴と
    する畳の上敷用縁取りテープ。
  3. 【請求項3】 畳の上面に敷かれる上敷の所要部分が欠
    切された後にその欠切部の縁部分を被覆するために貼着
    される畳の上敷用縁取りテープであり、テープ本体の裏
    面に、その長手中央線を境にして且つ上敷の側面を覆う
    長さに相当する分の間隔を置いて、両側に位置させ、個
    別的に、剥離シートに支持された両面粘着シートをテー
    プ本体の長さ方向に連続する状態で貼着したことを特徴
    とする畳の上敷用縁取りテープ。
  4. 【請求項4】 テープ本体がポリプロピレンを用いて製
    造されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    の畳の上敷用縁取りテープ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の畳の上
    敷用縁取りテープを、対象とする上敷を縁取る縁テープ
    と同一素材で同一柄、且つ同一幅を有するものとし、こ
    れを前記上敷とセットにして包装したことを特徴とする
    畳の上敷用縁取りテープと上敷とのセット物。
JP1997009436U 1997-10-07 1997-10-07 畳の上敷用縁取りテープ及びそれと上敷とのセット物 Expired - Lifetime JP3047821U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997009436U JP3047821U (ja) 1997-10-07 1997-10-07 畳の上敷用縁取りテープ及びそれと上敷とのセット物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997009436U JP3047821U (ja) 1997-10-07 1997-10-07 畳の上敷用縁取りテープ及びそれと上敷とのセット物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3047821U true JP3047821U (ja) 1998-04-28

Family

ID=43182121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997009436U Expired - Lifetime JP3047821U (ja) 1997-10-07 1997-10-07 畳の上敷用縁取りテープ及びそれと上敷とのセット物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3047821U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0118571Y2 (ja)
EP2198726B1 (en) Self sticking bibs and method of making
IE49194B1 (en) A soft-cover paperback book and a method of manufacturing such a book
US5038409A (en) Disposable garment shield and method
JP3047821U (ja) 畳の上敷用縁取りテープ及びそれと上敷とのセット物
US5236748A (en) Wrinkled paper flower decoration and method
US4597812A (en) Handicraft bonding
JP3051712B2 (ja) 畳の上敷用縁取りテープ及びそれと上敷とのセット物
CA2448621C (en) Cooking pan protector
US6227423B1 (en) Clothes hanger pad
JPH0419039B2 (ja)
JPH0742329Y2 (ja) 貼付け紋章
JP2000219622A (ja) パップ剤の構造
JPH0634391Y2 (ja) 縁飾りテープ
JPH0313080Y2 (ja)
CA2012858C (en) Method of producing corrugated fiberboard article
TWI680729B (zh) 隱藏式拉鏈半成品、隱藏式拉鏈安裝成品以及隱藏式拉鏈安裝成品的製造方法
US4957203A (en) Garment cover
JPH0737573Y2 (ja) のれんカバー
JP3043182U (ja)
JPH0727175Y2 (ja) 背貼り用クロス
EP0025788A1 (en) Protective coating with non-permanent adhesion on a substrate.
JPH0126977Y2 (ja)
JP3459988B2 (ja) 合成樹脂製有端板筒体
JPH024901Y2 (ja)