JPH024901Y2 - - Google Patents

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JPH024901Y2
JPH024901Y2 JP8328785U JP8328785U JPH024901Y2 JP H024901 Y2 JPH024901 Y2 JP H024901Y2 JP 8328785 U JP8328785 U JP 8328785U JP 8328785 U JP8328785 U JP 8328785U JP H024901 Y2 JPH024901 Y2 JP H024901Y2
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edge
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JP8328785U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は手提げ袋、特に紙製の手提げ袋に関
する。
従来の技術 従来、袋本体部の製袋から提げ手の取付けまで
の全工程を、一連の機械的工程によつて連続的に
行いうるものとした手提げ袋として、袋口の上端
部を内方に折込み、該折込み縁部と袋本体内面と
にまたがつて提げ手取付用のパツチ片を貼着した
型式のものが知られている(例えば、実公昭38−
17173号公報)。
この手提げ袋は、第6図に示すような工程に従
つて組立られる。即ち、まず、矩形状の袋素材1
1の上端に帯状の接着剤層13が塗布形成され、
その上端が折込まれることによつて、その折込み
縁部12が袋素材面に上記接着剤層13を介して
接着される(第6図イ参照)。
次に、前記折込み縁部12とその下方の袋素材
面とにまたがるようにしてパツチ片18が貼着さ
れ、このパツチ片18と前記袋素材11との間に
1対の提げ手部材19の基端部19aがそれぞれ
挟着状態に取着されると共に、袋素材11の一側
縁部14に帯状の接着剤層15が塗布形成される
(第6図ロ参照)。
そして、前記袋素材11の一側縁部14の内面
14aとこれに対応する他側縁部16の外面16
aとが前記接着剤層15を介して接着される(第
6図ハ参照)。
最後に、底面部が組立てられ適宜接着されて全
工程が完了する(第6図ニ参照)。
上記工程における接着剤層13,15の塗布形
成は、一般に前記折込み縁部12および側縁部1
4の各周縁より少し入り込んだ位置において行わ
れている。このような位置に塗布形成することに
よつて、接着剤が上記周縁から滲出ないようにし
て、接着剤の滲出による外観体裁の悪化や完成品
の相互付着等の防止が図られている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような完全自動製袋工程
によつて機械生産される手提げ袋にあつては、完
成後、第7図および第8図に示すように、外側に
位置した前記一側縁部14の上部側端に、接着剤
層14を介して接着されない遊離部14bが2重
に構成されるため、袋本体の上端部の胴貼り部分
が分離して見え、恰も胴貼り不良の如き外観を呈
していささか体裁が悪いのみならず、上記遊離部
14bが使用者の衣服等に引掛かつてめくれ易い
ため、この部分から胴貼り部分の剥離の成長を生
じ易いというような問題点があつた。
この考案は上述の問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、上記従来品と
全く同様な完全自動製袋工程により組立て可能な
ものでありながら、完成後において上端袋口部、
特に胴貼り部の上端部に良好な外観体裁を保持
し、しかも該部からの剥離等のおそれもないもの
とした手提げ袋を提供することにある。
問題点を解決するための手段 而して、この考案は上述の目的を達成すべく、
矩形状の袋素材1の上端が折込まれ、該折込み縁
部2が袋素材面に接着される一方、前記折込み縁
部2とその下方の素材面とにまたがるように位置
してパツチ片8が貼着され、該パツチ片8と前記
袋素材1との間に一対の提げ手部材9の基端部9
aがそれぞれ挟着状態に取着されると共に、前記
袋素材1の一側縁部4の内面4aとこれに対応す
る他側縁部6の外面6aとが接着されてなる手提
げ袋において、 前記折込み縁部2の少なくとも一端に切欠き部
2aが形成され、該切欠き部2aを介して前記一
側縁部4の内面4aがこれに対応する他側縁部6
の外面6aに直接接着されてなることを特徴とす
るものである。
実施例 以下、この考案に係る手提げ袋を図示実施例に
基づいて説明する。
袋素材1は、略矩形状の紙等からなるものであ
つて、その上端部には折込み縁部2が形成され、
該折込み縁部2の一端には、第4図に示すよう
に、方形の切欠き部2aが形成されている。そし
て、この折込み縁部2には、その周縁より少し入
り込んだ位置において帯状の接着剤層3が塗布形
成され、該縁部2が折込まれて素材面に上記接着
剤層3を介して接着されている。
袋素材1の前記切欠き部2aを有する側の一側
縁部4の内面4aには、第4図に示すように、そ
の周縁より少し入り込んだ位置に帯状の接着剤層
5が塗布形成され、その接着剤層5を介して、第
1図に示すように、前記内面4とこれに対応する
他側縁部6の外面6aとが直接接着されている。
したがつて、この状態では、第2図および第3図
に示すように、前記切欠き部2aの端は全く露出
しないものとされている。
一方パツチ片8は、第1図に示すように、横長
の紙製等のものであつて、前記折込み縁部2とそ
の下方の素材面とにまたがるように位置して貼着
されている。そして、このパツチ片8と前記袋素
材1との間に1対の提げ手部材9の基端部9aが
挟着状態に取着されている。
この手提げ袋の組立ては、前記従来品と全く同
様の完全自動製袋工程にしたがつて行われる(第
6図参照)。
なお、上記実施例では切欠き部2aの形状とし
て、方形のものを示したがこれに限定されるもの
では無く、少なくとも組立てられた状態において
切欠き部の端が露出しないようなものであれば足
り、従つて例えば折込み縁部の一端を斜めに切欠
いた切欠き部2a′(第5図イ参照)、あるいは内方
円弧あるいは外方円弧状に切欠いた切欠き部2
a″,2a(同図ロ,ハ参照)等に形成しても良
い。
考案の効果 この考案に係る手提げ袋は上述のような構成を
有するから、従来品と同様に機械的な完全自動生
産工程によつて量産でき、ひいては製品価格の低
廉化を図りうるのはもとより、前記折込み縁部2
の少なくとも一端に切欠き部2aが形成され、該
切欠き部2aを介して前記一側縁部4の内面4a
がそれに対応する他側縁部6の外面6aに直接接
着されてなるものであるから、側縁部4,6どお
しの接着強度が向上すると共に、前記切欠き部2
の端が全く露出せず体裁が良いのはもちろん、外
側に位置する前記一側縁部4の上部も従来品と較
べて外方への突出が抑えられる。したがつて、該
縁部4の上部側端に使用者の服等が引掛かつてめ
くれたり、あるいは上記縁部4が剥離したりする
おそれを低減しうる。
また、組立て途上において、前記折返し縁部2
の切欠き部2aの側端から接着剤が前記一側縁部
4の内面4aに滲出ても、該面4aは前記他側縁
部6の外面6aに接着されるものであるため、前
記折返し縁部2の接着剤層3の塗布形成を比較的
ラフに行ないうると共に、切欠き部から接着剤が
多少はみ出すようなことがあつても、外部に滲出
さず、完成品どおしの相互付着等を起こすおそれ
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の実施例を示す
もので、第1図は胴貼り部の上端の切欠き部付近
を剥がした状態で示した斜視図、第2図は切欠き
部付近の斜視図、第3図は第2図−線の断面
図、第4図は折返し縁部を折返した状態を示す平
面図、第5図は他の実施例の第4図に対応する平
面図である。第6図ないし第8図は従来品を示す
もので、第6図は組立工程の説明図、第7図は第
2図に対応する斜視図、第8図は第7図−線
の断面図である。 1……袋素材、2……折込み縁部、2a,2
a′,2a″,2a……切欠き部、4……一側縁
部、4a……一側縁部の内面、6……他側縁部、
6a……他側縁部の外面、8……パツチ片、9…
…提げ手部材、9a……基端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 矩形状の袋素材1の上端が折込まれ、該折込み
    縁部2が袋素材面に接着される一方、前記折込み
    縁部2とその下方の素材面とにまたがるように位
    置してパツチ片8が貼着され、該パツチ片8と前
    記袋素材1との間に一対の提げ手部材9の基端部
    9aがそれぞれ挟着状態に取着されると共に、前
    記袋素材1の一側縁部4の内面4aとこれに対応
    する他側縁部6の外面6aとが接着されてなる手
    提げ袋において、 前記折込み縁部2の少なくとも一端に切欠き部
    2aが形成され、該切欠き部2aを介して前記一
    側縁部4の内面4aがこれに対応する他側縁部6
    の外面6aに直接接着されてなることを特徴とす
    る手提げ袋。
JP8328785U 1985-05-31 1985-05-31 Expired JPH024901Y2 (ja)

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JPS61196935U JPS61196935U (ja) 1986-12-09
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