JPH0742329Y2 - 貼付け紋章 - Google Patents
貼付け紋章Info
- Publication number
- JPH0742329Y2 JPH0742329Y2 JP1990020698U JP2069890U JPH0742329Y2 JP H0742329 Y2 JPH0742329 Y2 JP H0742329Y2 JP 1990020698 U JP1990020698 U JP 1990020698U JP 2069890 U JP2069890 U JP 2069890U JP H0742329 Y2 JPH0742329 Y2 JP H0742329Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emblem
- center line
- joining
- pasting
- kimono
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は和服に貼付けて使用される貼付け紋章、特に和
服の背面の縫目に貼付ける紋章に関するものである。
服の背面の縫目に貼付ける紋章に関するものである。
従来、第5図,第6図に示すように貼付け紋章Fは、基
材1の表面に印刷により家紋等の紋章パターン2を一体
化し、基材1の下面の保護カバー3を剥離して両面テー
プ5の粘着面5aを和服6の所定個所に被着する。和服6
の背面中央には縦筋の縫目6aが形成され、貼付け紋章
Fをこの縫目6aの上に貼付けしていた。なお、和服6
には、その他の左右の肩,左右の胸に被着されている。
材1の表面に印刷により家紋等の紋章パターン2を一体
化し、基材1の下面の保護カバー3を剥離して両面テー
プ5の粘着面5aを和服6の所定個所に被着する。和服6
の背面中央には縦筋の縫目6aが形成され、貼付け紋章
Fをこの縫目6aの上に貼付けしていた。なお、和服6
には、その他の左右の肩,左右の胸に被着されている。
この場合、基材1は表布1aと裏布1bとを両面テープ1cで
貼合わせて、2層化し、紋章パターン2を印刷した後、
打ち抜いて形成される。表布1aと1bとより成るので、和
服6に模様があっても、これが透過されて見視されるこ
とはない。
貼合わせて、2層化し、紋章パターン2を印刷した後、
打ち抜いて形成される。表布1aと1bとより成るので、和
服6に模様があっても、これが透過されて見視されるこ
とはない。
しかしながら、従来の貼付け紋章によれば、縫目6aに平
坦状の貼付け紋章が貼られるので縫目6aがここで途切れ
てしまい、不連続となって、紋章をあたかも染め付けた
ような感覚が得られないという欠点があった。
坦状の貼付け紋章が貼られるので縫目6aがここで途切れ
てしまい、不連続となって、紋章をあたかも染め付けた
ような感覚が得られないという欠点があった。
従って、本考案は縫目6aが紋章にも表れるようにして違
和感をなくするようにするものである。
和感をなくするようにするものである。
左半分の紋章素体Aと右半分の紋章素体Bとを継ぎ合わ
せて、貼付け紋章を構成する 〔作用〕 左,右の紋章素体A,Bの継ぎ合わせにより、中央線la
に沿う縦筋Faが形成される。
せて、貼付け紋章を構成する 〔作用〕 左,右の紋章素体A,Bの継ぎ合わせにより、中央線la
に沿う縦筋Faが形成される。
第1図は本考案による貼付け紋章を和服(はかま)6の
背面の縫目6aに対応して貼付けたもので、この貼付け紋
章には、継ぎ目より成る縦筋Faが形成されている。
背面の縫目6aに対応して貼付けたもので、この貼付け紋
章には、継ぎ目より成る縦筋Faが形成されている。
このような貼付け紋章は第2図〜第4図に示すように下
面に保護カバー3を有する左,右2枚のほぼ対象の左、
右半体を構成する紋章素体A,Bを継ぎ合わせて成る。な
お、紋章素体Aは一枚の貼付け紋章Aoの中央線laよ
り左半分から成る。この場合中央線laより一部はみ出
した部分Aaを残して線分lbより切断している。紋章
素体Bは、上記貼付け紋章と同一の他の貼付け紋章BO
の中央線laより右半分を残し、中央線laより一部は
み出した部分Bbを残して線分laより切断したもので
ある。第3図に示すように紋章素体Aは右端側におい
て、保護カバー3を剥離した状態で中央線laより内側
に折返してその内面に剥付けて、2重となっている。保
護カバー3の右端の残部3aは切除されている。
面に保護カバー3を有する左,右2枚のほぼ対象の左、
右半体を構成する紋章素体A,Bを継ぎ合わせて成る。な
お、紋章素体Aは一枚の貼付け紋章Aoの中央線laよ
り左半分から成る。この場合中央線laより一部はみ出
した部分Aaを残して線分lbより切断している。紋章
素体Bは、上記貼付け紋章と同一の他の貼付け紋章BO
の中央線laより右半分を残し、中央線laより一部は
み出した部分Bbを残して線分laより切断したもので
ある。第3図に示すように紋章素体Aは右端側におい
て、保護カバー3を剥離した状態で中央線laより内側
に折返してその内面に剥付けて、2重となっている。保
護カバー3の右端の残部3aは切除されている。
紋章素体Bの保護カバー3は中央線laより左端の残部
3bが切除されている。
3bが切除されている。
次に、第4図に示すように紋章素体Aの右端の折返した
部分Amの下面に両面テープTを用いて紋章素体Bの左
端のはみ出した部分Bbをはり付けて、これにより、中
央線la上で両紋章素体A,Bを継ぎ合わせている。尚、
上記折返し部分Amは、中央線laに沿ってはみ出した
細幅の部分Aaを中央線laを境として折返した部分で
あり、これはすなわち中央線laに沿って当該中央線l
aの近傍に設けられるものである。この場合、保護カバ
ー3の右端で紋章素体Aの左端の下面を被っている。
部分Amの下面に両面テープTを用いて紋章素体Bの左
端のはみ出した部分Bbをはり付けて、これにより、中
央線la上で両紋章素体A,Bを継ぎ合わせている。尚、
上記折返し部分Amは、中央線laに沿ってはみ出した
細幅の部分Aaを中央線laを境として折返した部分で
あり、これはすなわち中央線laに沿って当該中央線l
aの近傍に設けられるものである。この場合、保護カバ
ー3の右端で紋章素体Aの左端の下面を被っている。
これにより、縦筋Faが形成され、左右対象な保護カバ
ー3,3を剥いで、縦筋Faが縫目6aと一致するように貼
付けことにより、縫目6が途切れることがなく、紋章を
あたかも染付けたような感覚が得られる。また、和服の
縫目6a近傍は他の部分に比べて若干のへこみができる。
ゆえに、折返し部分Amの重合部分は中央線に沿って形
成されていて和服の縫目に沿って位置することから、上
記縫目6aのへこみに吸収されるので、見栄え的にも全く
違和感がないものとなる。
ー3,3を剥いで、縦筋Faが縫目6aと一致するように貼
付けことにより、縫目6が途切れることがなく、紋章を
あたかも染付けたような感覚が得られる。また、和服の
縫目6a近傍は他の部分に比べて若干のへこみができる。
ゆえに、折返し部分Amの重合部分は中央線に沿って形
成されていて和服の縫目に沿って位置することから、上
記縫目6aのへこみに吸収されるので、見栄え的にも全く
違和感がないものとなる。
また、紋章の厚さは折返し部分Amの重合部分を除いて
ほぼ紋章素体A,B(半体)の厚さだけであって薄いので
しなやかさがあり、和服に貼付けた後も剥がれにくいと
いう効果もある。
ほぼ紋章素体A,B(半体)の厚さだけであって薄いので
しなやかさがあり、和服に貼付けた後も剥がれにくいと
いう効果もある。
以上説明したように本考案によれば左半分の紋章素体A
と右半分の紋章素体Bとを継ぎ合わせたもので、中央線
に沿って縦筋Faが形成され、和服背面の縫目が途切れ
てしまうのを防止でき、紋章を染付けたような感覚が得
られる。また、和服に貼付けた後も、見栄え的に全く違
和感がなく、しかも、剥がれにくい貼付け紋章が得られ
る。
と右半分の紋章素体Bとを継ぎ合わせたもので、中央線
に沿って縦筋Faが形成され、和服背面の縫目が途切れ
てしまうのを防止でき、紋章を染付けたような感覚が得
られる。また、和服に貼付けた後も、見栄え的に全く違
和感がなく、しかも、剥がれにくい貼付け紋章が得られ
る。
第1図は本考案による貼付け紋章の一実施例を示す背面
図、第2図ないし第4図は本考案による貼付け紋章の詳
細を示す平面図及び断面図、第5図,第6図は従来の貼
付け紋章の一例を示す平面図及び断面図である。 1……基材、2……紋章、3……保護カバー、A……左
半分の紋章素体、B……右半分の紋章素体、la……中
央線。
図、第2図ないし第4図は本考案による貼付け紋章の詳
細を示す平面図及び断面図、第5図,第6図は従来の貼
付け紋章の一例を示す平面図及び断面図である。 1……基材、2……紋章、3……保護カバー、A……左
半分の紋章素体、B……右半分の紋章素体、la……中
央線。
Claims (1)
- 【請求項1】和服の背面の縫目に貼付される紋章におい
て、中央線laを境として一枚の貼付け紋章Aoより切
出した左半分の半体を構成する紋章素体Aと、上記貼付
け紋章Aoと同じ他の貼付け紋章Boより切出した右半
分の半体を構成する紋章素体Bとより成り、一方の紋章
素体に、上記中央線laより一部はみ出す部分を設けて
この部分を中央線laを境として折返して当該中央線近
傍に折返し部分を設け、他方の紋章素体に、上記中央線
laより一部はみ出す部分を設けてこの部分を上記折返
し部分の下に被着し、上記中央線la上で上記両紋章素
体A,Bを継ぎ合わせて成ることを特徴とする貼付け紋
章。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990020698U JPH0742329Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 貼付け紋章 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990020698U JPH0742329Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 貼付け紋章 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03112008U JPH03112008U (ja) | 1991-11-15 |
JPH0742329Y2 true JPH0742329Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31523787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990020698U Expired - Lifetime JPH0742329Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 貼付け紋章 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742329Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011162360A1 (ja) * | 2010-06-24 | 2011-12-29 | 学校法人久留米大学 | 眼洗浄器具および眼洗浄装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5238159Y2 (ja) * | 1974-08-13 | 1977-08-30 |
-
1990
- 1990-03-01 JP JP1990020698U patent/JPH0742329Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03112008U (ja) | 1991-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |