JP3028819U - 紙類のコーナ押え具 - Google Patents

紙類のコーナ押え具

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JP3028819U
JP3028819U JP1996002508U JP250896U JP3028819U JP 3028819 U JP3028819 U JP 3028819U JP 1996002508 U JP1996002508 U JP 1996002508U JP 250896 U JP250896 U JP 250896U JP 3028819 U JP3028819 U JP 3028819U
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JP1996002508U
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Inventor
敬司 竹野
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竹野株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルバム等の台紙に対する接着が強固であ
り、使用がってが良く、外観体裁の優れた紙類のコーナ
押え具を提供する。 【解決手段】 裏面に接着層11を設け剥離紙5を添着
した直角三角形状の下側シート1と、この下側シート1
の表面に重合され裏面に熱溶着層21を具えた直角三角
形状の上側シート2と、この上側シート2の表面であっ
て直角辺部に配備される一定幅の帯状装飾箔3とから成
り、前記装飾箔3と上側シート2及び下側シート1の重
合部を一体に熱溶着し、下側シート1と上側シート2と
の重合斜辺部を紙類6の挿脱口部4としたことを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば賞状、写真、ポスター等の紙類をアルバム台紙に取付ける のに使用される紙類のコーナ押え具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7及び図8は、従来の紙類のコーナ押え具を示す説明図である。 この紙類のコーナ押え具は、上質紙或いは塩ビシートである方形シート81の裏 面全面に接着剤層85を設け、面内に対角線より僅かに後退させた(一定距離開 いた)対角線に平行する折り曲げ線82を形成している。常態において(使用前 において)、方形シート81の接着剤層85には剥離紙が添着されている。
【0003】 使用に際しては、図7で示すように方形シート81を折り曲げ線82に沿って 内向きに折り曲げ、重合部83の周囲に接着剤層85が露出したのり代部84を 形成する。そして、図8で示すように、ファイル(アルバム)等の台紙7の適所 に、接着剤層のないのり代部84aを上側にして接着する。これにより、重合部 表面(表裏面に接着剤層のない重合部の表面)83aと台紙7との間に、紙類6 の隅部を挿し込むことで紙類6を固定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のコーナ押え具では、重合部の周囲2辺、つまり直角辺部の接着面(のり 代部)のみを台紙に貼着することとなる。この結果、台紙に対する接着面積が小 さく剥がれ易い許かりでなく、挿入する紙類の隅部で接着部が突き破られる不利 があった。 また、従来のコーナ押え具では、使用に際して「のり代部」を設けるのに方形 シートを折り曲げ線に沿って折り曲げなければならず、この作業が手間な許かり でなく、折り曲げる際に重合部に皺よりが発生し、外観体裁が悪い等の不利があ った。 更に、重合部の表面は、上質紙等の素材がそのまま表れただけの単色(白色一 色)であり、所謂額縁的装飾性が全くない等の欠点があった。
【0005】 この考案は、以上のような課題を解消させ、台紙に対する接着が強固であり、 使用がってが良く、外観体裁の優れた紙類のコーナ押え具を提供することを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成させるために、この考案の紙類のコーナ押え具は、次のような 構成としている。 紙類のコーナ押え具は、裏面に接着層を設け剥離紙を添着した直角三角形状の 下側シートと、この下側シートの表面に重合され、裏面に熱溶着層を具えた直角 三角形状の上側シートと、この上側シートの表面であって直角辺部に配備される 一定幅の帯状装飾箔とから成り、前記装飾箔と上側シート及び下側シートの重合 部を一体に熱溶着し、下側シートと上側シートとの重合斜辺部を紙類の挿脱口部 としたことを特徴としている。
【0007】 このような構成を有する紙類のコーナ押え具では、三層に重合する下側シート と上側シートと装飾箔に対し、装飾箔の上側から加熱することで、上側シート裏 面の熱溶着層を介して、上側シートと下側シートが一体接着され、且つ装飾箔と 上側シート表面とが一体に接着される。つまり、一度のヒートシール加工で三層 が一体に接着する。 下側シートの裏面全面には、接着剤層が設けられ、剥離紙が添着してある。 使用に際しては、剥離紙を剥がして下側シートの裏面接着剤層を露出させ、アル バム等の台紙の適所に貼着する。写真・賞状等の紙類の隅部を、上側シートと下 側シートとの重合斜辺部の挿脱口部へ挿入することで紙類が固定される。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案に係る紙類のコーナ押え具の具体的な実施の形態を 説明する。
【0009】 図2は、この考案の紙類のコーナ押え具を示す斜視図であり、図1は拡大断面 図である。 紙類のコーナ押え具Aは、下側シート1と、下側シート1の表面に配備される 上側シート2と、上側シート2の表面に配備される装飾箔3とから成る。
【0010】 下側シート1は、実施の形態では表面滑性の紙シートが使用される。下側シー ト1は、直角三角形状に形成され、裏面全面には接着剤層11を具え、剥離紙5 が添着してある。 前記上側シート2は、上質紙或いは布帛シート等が使用される。実施の形態で は、上質紙が使用され、上記下側シート1と同形状の直角三角形状に形成してあ る。この上側シート2の裏面には、全面に熱溶着層(熱溶着用接着層)21が配 備してある。実施の形態では、上側シート2の裏面に塩ビコーティングすること で熱溶着層21を設けている。 上記装飾箔3は、実施の形態では各種デザインが施された金箔、色箔が用いら れる。この装飾箔3は、一定幅長さを有する帯状シートで、上側シート2の表面 であって直角辺部2bに配備される。つまり、上側シート2の斜辺部2aを除い た2辺2bに、一定幅の帯状装飾箔3が配備される。
【0011】 上記三層構造に配備された装飾箔3、上側シート2及び下側シート1が一体に 接着されている。つまり、装飾箔3の上方から上記三層構造に対し所定の加圧・ 加熱処理により一体に接着する。この一体接着には、例えば箔押し機が使用され 、上側シート2の熱溶着層(塩ビコーテイング層)21を介して上側シート2と 下側シート1とが一体に接着し、且つ上側シート2と装飾箔3とが一体に接着す る。つまり、一定幅の帯状装飾箔3に対応する面積分において、上側シート2の 直角辺部2aと下側シート1の直角辺部1bとが溶着する。従って、加熱処理を しない重合部分(溶着部分21Aを除く部分)の塩ビコーティング層21は、下 側シート1に対し分離しており、重合斜辺部2a、1aが紙類6の挿脱口部4と なる。 尚、上側シート2として、例えば布帛シートを使用する場合には、布帛の性質 に応じて、装飾箔3の裏面に箔下ワニス(図示せず)を配備して熱溶着しても良 いこと勿論である。
【0012】 図3は、下側シート1の他の実施の形態を示す平面図である。 この実施の形態の下側シート1は、斜辺部1aの長さ中央部に、平面形状が半円 形の切欠き部12を設けている。この切欠き部12は、紙類6の隅部を挿入する 際の挿入容易性を図るものである。下側シート1がアルバム等の台紙7に貼着さ れた状態において、紙類6は切欠き部12によって段差のない台紙7上面と上側 シート2との大きな隙間(下側シート1の厚みがない分、大きな隙間となる)間 を滑り進入した後、下側シート1上に乗るため、紙類6の挿入容易性を実現し得 る。
【0013】 図4は、上側シート2の他の実施の形態を示す平面図である。 この実施の形態の上側シート2の熱溶着層21は、直角辺部2bに沿う平面形状 が「L」字状の2本の塩ビコーテイング層で形成している。つまり、2本の塩ビ コーティング層21aが、装飾箔3の幅に対応するように設定してある。更に、 上側シート2の面内には、紙類6の挿入深さ調整用熱溶着ストッパ22、23を 設けている。この熱溶着ストッパ22、23は、上記塩ビコーティング層21a に平行し、且つ一定間隔開いた状態で、長さが短い突起状の塩ビコーティング層 を、複数直線状に配備して構成している。つまり、この熱溶着ストッパ22、2 3は、上側シート2が下側シート1に熱溶着した状態において、下側シート1に 対し上側シート2を強く引き上げることで、溶着部分の接着が外れる、所謂破断 し得るように設定してある。従って、挿入深さに差のあるこの熱溶着ストッパ2 2、23を選択することで、紙類6の挿入深さを調整し得る。
【0014】 図5は、上側シート2の他の実施の形態を示す平面図である。 この実施の形態の上側シート2では、面内に直角三角形状の窓孔24を開口して いる。この実施の形態で示す上側シート2を使用する時は、上側シート2の内面 で押さえられる紙類(写真等)6の隅部まで外観し得る。
【0015】 このような構成を有する紙類のコーナ押え具Aでは、図6で示すように、下側 シート1の剥離紙5を剥がし、接着層11を露出させた状態で、アルバム等の台 紙7の適所に貼着する。接着層11は、下側シート1の裏面全面に配備してあり 、台紙7に対し強固に貼着し得る。そして、紙類(例えば賞状)6の隅部を下側 シート1と上側シート2間の挿脱口部4より進入させて固定する。この時、上側 シート1の表面の直角辺部2bに位置する一定幅の帯状装着箔3が、固定する紙 類6の直角隅部を装飾する。
【0016】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、裏面に接着剤層を具え剥離紙を添着した下側シ ートの表面に、裏面に熱溶着層を具えた上側シートを配備し、上側シートの表面 に帯状装飾箔を配備した三層を熱溶着して一体に接着することとしたから、下側 シートは裏面全面の接着剤層が台紙に強固に接着固定され、意に反して台紙から 脱落することがない。 また、剥離紙を剥がした下側シートを台紙に貼着するだけの簡単な操作である から、使い勝手が良い。更に、上側シートの表面には装飾箔が一体に接着されて いるため、装飾性が高く外観体裁が良い等、考案目的を達成した優れた効果を有 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙類のコーナ押え具の実施の形態を示す拡大断
面図である。
【図2】紙類のコーナ押え具を示す斜視図である。
【図3】下側シートの他の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図4】上側シートの他の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図5】上側シートの他の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図6】紙類のコーナ押え具の使用状態を示す平面図で
ある。
【図7】従来のコーナ押え具を示す説明図である。
【図8】従来のコーナ押え具の使用状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 下側シート 2 上側シート 3 装飾箔 4 紙類挿脱口部 5 剥離紙 11 接着層 21 熱溶着層

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に接着層を設け剥離紙を添着した直
    角三角形状の下側シートと、この下側シートの表面に重
    合され、裏面に熱溶着層を具えた直角三角形状の上側シ
    ートと、この上側シートの表面であって直角辺部に配備
    される一定幅の帯状装飾箔とから成り、前記装飾箔と上
    側シート及び下側シートの重合部を一体に熱溶着し、下
    側シートと上側シートとの重合斜辺部を紙類の挿脱口部
    としたことを特徴とする紙類のコーナ押え具。
  2. 【請求項2】 前記下側シートの斜辺部には、紙類の挿
    入容易をはかる切欠き部を形成したことを特徴とする請
    求項1記載の紙類のコーナ押え具。
  3. 【請求項3】 前記上側シートと下側シートとの重合間
    適所には、紙類の挿入深さが調整可能な挿入深さ調整用
    溶着ストッパを配備したことを特徴とする請求項1記載
    の紙類のコーナ押え具。
JP1996002508U 1996-03-07 1996-03-07 紙類のコーナ押え具 Expired - Lifetime JP3028819U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113237A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Ard:Kk ファイル等の保護カバー
WO2011080847A1 (ja) * 2009-12-28 2011-07-07 Yasiro Kuramatu へたれ防止シート及び該へたれ防止シートの製造装置

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