JPH0453442Y2 - - Google Patents

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JPH0453442Y2
JPH0453442Y2 JP3983288U JP3983288U JPH0453442Y2 JP H0453442 Y2 JPH0453442 Y2 JP H0453442Y2 JP 3983288 U JP3983288 U JP 3983288U JP 3983288 U JP3983288 U JP 3983288U JP H0453442 Y2 JPH0453442 Y2 JP H0453442Y2
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valve
hydraulic
oil passage
oil
accumulator
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、建設機械の油圧アキユムレータ蓄
圧回路に関する。
<従来の技術> 従来のこの種の技術として、実開昭60−86603
号公報記載のアキユムレータ蓄圧回路がある。そ
の構成は第3図に示すように、油圧ポンプ1と油
圧アクチユエータ4の駆動方向を切換える方向切
換弁7とを有すると共に、油圧アキユムレータ9
に油圧ポンプ1の吐出油を給油するように方向切
換弁7の上流側から分岐し逆止弁11を介装した
分岐油路10を有し、さらに、分岐油路10と方
向切換弁7の間に油圧アキユムレータ9内の油圧
に応じて油圧ポンプ1の吐出油路2を閉鎖または
連通させるシーケンス弁8を有した油圧アキユム
レータ蓄圧回路において、前記シーケンス弁8を
バイパスするバイパス油路17を設けると供に、
そのバイパス油路17に油圧アクチユエータ4の
駆動または操作信号により(スイツチ24および
電磁弁21、または高圧優先形シヤツトル弁25
により)バイパス油路17を連通させる開閉弁1
8を介装してなる油圧アクチユエータ優先駆動回
路を付加した構成である。
この構成において、シーケンス弁8は油圧アキ
ユムレータ9内の油圧が所定の上限圧力以上にな
るとシーケンス弁8のスプリング13に抗して油
圧ポンプ1の吐出油路2を連通させ、所定の下限
圧力以下になると閉鎖するように作動する。
いま、方向切換弁7が中立位置にある時、開閉
弁18によりバイパス油路17が閉鎖されている
ので、油圧ポンプ1の吐出油は前述したシーケン
ス弁8の作動により油圧アキユムレータ9に蓄圧
される。
また、方向切換弁7がオフセツト位置にある
時、開閉弁18によりバイパス油路17が連通さ
れているので、油圧ポンプ1の吐出油はシーケン
ス弁8の作動にかかわらず油圧アクチユエータ4
の駆動を優先させる。この場合、油圧アキユムレ
ータ9内には最低限油圧アクチユエータ4の負荷
圧力が蓄圧される。
<考案が解決しようとする課題> 前記従来技術において、油圧アキユムレータ蓄
圧回路には、シーケンス弁8の閉鎖動作に伴う油
圧アクチユエータ4の駆動停止やシヨツクを防止
するために、油圧アクチユエータ4の駆動を優先
させる回路が設けられているが、バイパス油圧1
7と開閉弁18が油圧アクチユエータ4の供給油
量に応じた大容量の油路面積をもつたものにする
必要があり、バルブを構成する上で必要以上に大
きくなるという欠点があつた。
その理由は、油圧アクチユエータ4を駆動中も
シーケンス弁8が動作する回路構成にされている
ため、バイパス油路17と開閉弁18を設ける必
要があり、その油路17には油圧アクチユエータ
4を駆動する油量が流れることから必然的にバル
ブ構成が大きくなるのである。
なお、油圧アクチユエータの駆動を優先させる
回路の必要性は、例えば油圧アクチユエータが自
走式クレーンの旋回台を旋回駆動する油圧モータ
である場合には、突発的に速度が変化すると吊荷
の振れが生じて安全作業を阻害することになるか
らである。
この考案は、前記の欠点を除くために、前記油
圧アキユムレータ蓄圧回路に、油圧アクチユエー
タ駆動中はシーケンス弁を常に連通させるように
することを技術的課題とする。
<課題を解決するための手段> この考案の手段は、油圧ポンプと、油アクチユ
エータの駆動方向を切換える方向切換弁と、を有
すると共に、油圧アキユムレータに前記油圧ポン
プの吐出油を供給するように前記方向切換弁の上
流側から分岐し逆止弁を介装した分岐油路を有
し、さらに前記分岐油路と前記方向切換弁の間に
前記油圧アキユムレータ内の油圧に応じて前記油
圧ポンプの吐出油路を閉鎖または連通させるシー
ケンス弁を有した油圧アキユムレータ蓄圧回路に
おいて、前記シーケンス弁にベント開放口を設け
ると共に、ベント開放油路に油圧アクチユエータ
の駆動または操作信号により油路を連通させる開
閉弁を介装してなる油圧アクチユエータ優先駆動
回路を付加したことを特徴とする。
<作用> 前記手段によれば、方向切換弁が中立位置にあ
る時、シーケンス弁は、前記従来例におけると同
様に作動し、油圧ポンプの吐出油が油圧アキユム
レータに蓄圧される。
方向切換弁がオフセツト位置にある時は、シー
ケンス弁のベント開放口が開閉弁により開放され
るので、油圧ポンプの吐出油が自己圧力によりシ
ーケンス弁を常に連通させ、油圧アクチユエータ
の駆動を優先させる。
また、ベント開放油路と開閉弁は、パイロツト
油量を制御するものであるため、小容量の油路面
積をもつたバルブ構成が可能となる。
<実施例> 第1実施例を第1図に示す。この実施例は、シ
ーケンス弁8のベント開放口26とタンク油路3
とを開放油路28で接続し、その開放油路28に
油圧パイロツト形の開閉弁29を介装し、油圧ア
クチユエータ4の駆動油圧を信号として取出して
開閉弁29のパイロツト油路30に供給するよう
にしたものである。図における高圧優先形シヤツ
トル弁25は、油圧アクチユエータ4の給排油路
5,6の高圧側をパイロツト油路30に接続す
る。図における31はバイパス油路を示し、これ
はシーケンス弁8が油圧ポンプ1の吐出油路2を
閉鎖中、すなわち油圧アキユムレータ9に蓄圧中
でも、開閉弁29に油圧アクチユエータ4の駆動
信号を伝達するための、パイロツト油量を確保す
るものである。
第2実施例を第2図に示す。この実施例は、油
圧アクチユエータ4の操作を電気信号に変換しこ
れをソレノイド形の開閉弁29に伝達して開閉さ
せるようにしたものである。この場合には第1実
施例のようなバイパス油路31は不要である。
以上の説明で、第1、第2、第3図を通じて同
等部分は同一図面符号で示してあり、重複する部
分の説明は省略する。図中、12はパイロツト油
路、14はリリーフ弁、16は他回路への供給油
路、27はドレン油路である。
第1、第2実施例はいずれも、方向切換弁7が
中立位置にある時、ベント開放口26の接続する
ベント開放油路28が開閉弁29によつて閉じら
れているからシーケンス弁8の一次側と二次側を
結ぶ主通路が閉じており、油圧ポンプ1の吐出油
が油圧アキユムレータ9に蓄圧される。なお、油
圧アキユムレータ9内の油圧が所定の上限圧力以
上になると、シーケンス弁8のスプリング13に
抗してドレン油路27が開放されることによつて
主通路が連通し、油圧ポンプ1の吐出油がタンク
油路3を通つてタンクへ流入するようになる。
また、方向切換弁7がオフセツト位置にされる
と、開閉弁29が開状態となり、これによつてシ
ーケンス弁8のベント開放口26がタンクに連通
するようになり、これによつてシーケンス弁8の
一次側と二次側とを結ぶ主通路が連通状態とな
り、油圧アクチユエータ4が作動する。この状態
は油圧アキユムレータ9の圧力が低下しても油圧
アクチユエータ4の作動には影響のない油圧アク
チユエータ優先状態である。
<考案の効果> この考案は、油圧アキユムレータ蓄圧回路に本
来用いられているシーケンス弁を、油圧アクチユ
エータ駆動時に制御するものであるから、従来の
ような大容量のバイパス油路や開閉弁が不要にな
り、シーケンス弁を含む操作弁が小型に形成でき
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の油圧回路図、
第2図はこの考案の第2実施例の油圧回路図、第
3図は従来のアキユムレータ蓄圧回路の1例を示
す油圧回路図である。 1……油圧ポンプ、2……吐出油路、3……タ
ンク油路、4……油圧アクチユエータ、7……方
向切換弁、8……シーケンス弁、9……油圧アキ
ユムレータ、10……分岐油路、11……逆止
弁、26……ベント開放口、28……ベント開放
油路、29……開閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧ポンプと、油圧アクチユエータの駆動方向
    を切換える方向切換弁と、を有すると共に、油圧
    アキユムレータに前記油圧ポンプの吐出油を供給
    するように前記方向切換弁の上流側から分岐し逆
    止弁を介装した分岐油路を有し、さらに前記分岐
    油路と前記方向切換弁の間に前記油圧アキユムレ
    ータ内の油圧に応じて前記油圧ポンプの吐出油路
    を閉鎖または連通させるシーケンス弁を有した油
    圧アキユムレータ蓄圧回路において、前記シーケ
    ンス弁にベント開放口を設けると共に、ベント開
    放油路に油圧アクチユエータの駆動または操作信
    号により油路を連通させる開閉弁を介装してなる
    油圧アクチユエータ優先駆動回路を付加したこと
    を特徴とする油圧アキユムレータ蓄圧回路。
JP3983288U 1988-03-25 1988-03-25 Expired JPH0453442Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3983288U JPH0453442Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25

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JP3983288U JPH0453442Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25

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Publication Number Publication Date
JPH01143401U JPH01143401U (ja) 1989-10-02
JPH0453442Y2 true JPH0453442Y2 (ja) 1992-12-16

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ID=31266321

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JP3983288U Expired JPH0453442Y2 (ja) 1988-03-25 1988-03-25

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