JPH0453220Y2 - - Google Patents

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JPH0453220Y2
JPH0453220Y2 JP9073986U JP9073986U JPH0453220Y2 JP H0453220 Y2 JPH0453220 Y2 JP H0453220Y2 JP 9073986 U JP9073986 U JP 9073986U JP 9073986 U JP9073986 U JP 9073986U JP H0453220 Y2 JPH0453220 Y2 JP H0453220Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は田植機における苗送り装置の改良に関
するものである。
従来の技術 田植機の苗送り装置として、従来、第6図及び
第7図に示すように、単一の横軸イに縦送り作動
レバーロを固着し、縦送り作動レバーロと縦送り
機構ハの駆動レバーニとを融通機構(長穴)ホを
介して連動し、複数の苗送り装置を縦送り作動レ
バーロで同時に間欠駆動するようにしたものが創
案されている。そして、苗縦送り作動伝動体トと
苗の縦送り停止具チを接触させてしかも縦送り作
動レバーロに突設したピン(連結部材)リを夫々
の長穴(融通機構)ホ,ヌに遊嵌させ、畦植え時
等において植付不要条の植付杆を停止(条止め)
する際には、縦送り停止具チを矢印方向に引張つ
て長穴ホの位置を変位させることにより、苗載台
ルの左右移動端で縦送り作動レバーロが作動して
も縦送り停止具チが移動しないようにして植付不
要条に対応する苗の縦送りを停止するようにする
ことも考えられている。
考案が解決しようとする問題点 しかし上記のような構成にすると、縦送り停止
具チを引張つて条止めした場合、苗載台の左右移
動端で縦送り作動レバーロが作動(空動)した
後、横軸イを中心にして円弧状に往復運動するピ
ンリが長穴ヌの縁に当つて(作動レバーが揺動運
動のためピンと縦送り停止具が干渉する)作動レ
バーロ戻らなくなることがあり爾後の縦送り作用
が不確実となる。勿論、長穴ヌの幅(溝幅)を大
に設定すれば上記不都合は解消されるが諸々の条
件(スペース的、取付け方法、部材が大きくなる
等)により好ましくない。
問題点を解決するための手段 そこで本考案は、単一の横軸21に縦送り作動
レバー22,23を固着し、一方の縦送り作動レ
バー23と縦送り機構Mの駆動レバー20とを融
通機構24a及び連結部材26を介して連動し、
複数の苗送り装置Sを縦送り作動レバー22で同
時に間欠駆動すべく構成すると共に、各縦送り駆
動レバー20の夫々に融通機構27aを介して縦
送り停止具27を縦送り作動レバー23の連結部
材26とは無関係に独立的に作動すべく連結した
ことことにより上記の問題点を解消しようとする
ものである。
作 用 縦送り停止具27を縦送り作動レバー23の連
結部材26とは無関係に設けてあるので、条止め
時には、縦送り作動レバー23の連結部材26が
縦送り停止具27に何等干渉することがなく、縦
送り作動レバー22の原位置復帰が確実に行わ
れ、常に所定量の苗縦送りが確実に行われる。
実施例 Aは前輪1及び後輪2を有する機体フレーム3
の前部にエンジン4を搭載し、前輪1と後輪2間
に運転席5を設けてなる乗用田植機の走行部で、
6はミツシヨンケースである。Bは走行部Aの後
方に3点リンク機構7を介して上下動自在に装着
した植付部で、ドライブケース8の下方には田面
滑走用のフロート9を有し、またドライブケース
8の上方にはマツト苗(図示せず)を載置する苗
載台10が左右往復動自在に且つ前高後低状に架
設されていて、その後方には複数の植付杆11…
…が上下回動自在に設けられている。10aはマ
ツト苗前端縁を受止めるエプロンである。尚第8
図及び第9図に示すように機体最大横幅(エプロ
ン10aの長さ)wと前輪外周最前端から植付杆
11の植付位置までの距離lを略同等に設定すれ
ば、植付時において枕地幅がlよりも大となるよ
うに配慮することにより、枕地を往復することな
く1回で枕地植付を終了し得ると共に枕地植えの
際エプロン10a端部を畦に沿わせて進行するこ
とにより最外側の条間を適正寸法に保持すること
ができる。
また、第10図及び第11図に示すように特定
の植付苗C(図示例では外側から2番目の苗)が
運転席5の左右両側に設けた各操作レバーaのガ
イドカバーbの幅l1内に位置するようにすれば、
最外側の植付苗位置の距離W2が後方を確認しな
くとも運転席位置から概略分かり作業能率の向上
と植付杆11の畦Pへの接当防止等を図ることが
できる。
さて、上記苗載台10の苗取出し口側裏面には
繰出方向前方に位置して各苗送り装置Sの駆動ロ
ーラ12がブラケツト14の軸受部14aに回転
自在に横架された軸15にネジ止め等の手段で一
体に固着されていて、軸受部14aは密閉箱状に
形成され内部にグリースが充填してある。13は
従動ローラで、ブラケツト14に取付けられた軸
16に遊嵌され、ローラ12,13間には苗繰出
し用の突起付きベルト17が捲回されており、駆
動側の軸15にはラチエツト車18が一体に設け
られている。15aは後述する縦送り機構におけ
る駆動レバー20の復帰用弾機である。ところで
上記軸15にはラチエツト車18の歯に係合する
爪19を有する縦送り機構Mの駆動レバー20が
回動可能に装着されており、該駆動レバー20の
苗繰出方向後方の苗載台10の背面側には苗載台
10に枢支の単一の横軸21に固着された縦送り
作動レバー22,23が平面視においてベルト1
7を挟んだ状態で左右に設けられている。
24は縦送り機構Mの作動伝動体で長手方向の
融通機構(長穴)24aとピン穴25aが設けら
れており、ピン穴25aには駆動レバー20に突
設の連結部材(ピン)25が嵌挿し、長穴24a
には縦送り作動レバー23に突設の連結部材(ピ
ン)26が遊嵌している。27は融通機構(長
穴)27aを有する縦送り停止具で、その一端は
長穴27aに遊嵌させた連結部材25を介して駆
動レバー20に連結され、他端側は縦送り停止用
の操作レバー28にワイヤ29を介して連結され
ている。30はブラケツト14に固定されたガイ
ドピン30aの取付金具で、ガイドピン30aは
縦送り停止具27に設けたガイド孔27bに遊嵌
している。このように各縦送り停止具は27は縦
送り作動レバー23の連結部材26とは無関係に
独立的に作動すべく各縦送り駆動レバー20の
夫々に融通機構(長穴)27aを介して連結され
た構造となつている。
31は従動ローラ13の軸16端部に固着され
た回り止め部材で、この回り止め部材31は第3
図B及びCに示すように折曲部31aを有する正
面L字形状を呈し、折曲部31aをブラケツト1
4に係止させることにより、軸16の回動を規制
してベルト17の逆転を防止すると共にブラケツ
ト14の軸受部(長孔)14b及び引張り弾機3
2のフツク部32aの摩耗を防止し得るようにな
つている。
33は植付杆停止ワイヤで、一端側は縦送り停
止用の操作レバー28に、他端側は植付クラツチ
停止作動アーム34に夫々止着されている。
35は伝動軸36の一端に固定された回動体
で、回動体35は鎖輪37,38及びチエン39
などからなる伝動部40(第12図参照)により
常時第2図における反時計方向に回転駆動される
ようになつている。
そして苗載台10が左右移動端にきて移動行程
最終の1株を掻取つた後、回動体35に枢支され
たローラ35a又は35bが縦送り作動レバー2
2に当接して該レバー22を第2図における矢印
方向に強制的に回動せしめるようになつていて、
縦送り作動レバー22で複数の苗送り装置Sを同
時に間欠駆動するように構成されている。
ところで上記ローラ35a,35bは回動体3
5の左右両側非対称位置(側面視において取付位
置をずらした状態)に枢支されており、このロー
ラ構成により苗載台10の左右移動端で行う苗縦
送り作用は伝動部40において、ずれた位置で行
われるため伝動部40の摩耗を極力防止し得るよ
うになつている。即ち左右のローラ35a,35
bを左右対称位置に設けると、縦送り作用時いつ
も伝動部40の同一個所に衝撃が加わるため伝動
各部が早期に摩耗し、伝動が確実に行われなくな
ると共に縦送り時異音を発する等の欠点がある
が、上記のローラ構成によりかかる欠点が解消さ
れるものである。
上記の構成において、植付作業中、苗載台10
が左右移動端にきて移動行程最終の1株を掻取つ
た後、常時回転している回動体35がローラ35
a又は35bを介して縦送り作動レバー22に当
接して該作動レバー22を横軸21を中心にして
第2図における時計方向に所定角度強制回動させ
るため横軸21を介して作動レバー22と一体の
作動レバー23も同方向に同一角度回動する。こ
のため該操作レバー23に突設された連結部材2
6が長穴24aの端縁を押し縦送り機構Mの作動
伝動体24を第2図における左方向に移動(退
行)させるので駆動レバー20が時計方向に回動
すると共に、ラチエツト車18、軸15及び駆動
ローラ12が同方向に回動するため各苗送り装置
Sの突起付きベルト17が苗繰出方向に回動移動
して苗載台10上のマツト苗がエプロン10a側
に所定ピツチ繰出される。
一方、畦際植え等に際し、植付不要条の植付杆
11を停止すべく対応する操作レバー28を
「切」側に操作すると、ワイヤ33が引張られて
植付クラツチが切れるため当該植付杆11が停止
する。また、上記レバー28操作によりワイヤ2
9も同時に引張られるためレバー28に対応する
縦送り停止具27が退行し、これにより縦送り停
止具27の長穴27a端縁に係合しているピン2
5が引張られて繰出機構Mの作動伝動体24及び
作動伝動体24の設けた長穴24aも同時に退行
変位する。このため、縦送り作動レバー22が回
動体35に当接して強制回動せしめられても作動
レバー23に突設したピン26は長穴24a内を
空移動するだけなので特定条の苗縦送り作用は停
止(条止め)される。
さて、条止めを解除する場合には操作レバー2
8を「入」側に操作する。これによりワイヤ3
3,29が緩むため植付杆11のクラツチがON
状態に復帰しまた駆動レバー20の復帰用弾機1
5aの復元力で縦送り停止具27、駆動レバー2
0、作動伝動体24等が夫々上記とは逆方向に移
動し、縦送り作動レバー22が復帰方向(第2図
における反時計方向)に引張られて元位置に復帰
して条止めが解除される。
ところで本考案においては、縦送り停止具27
を作動レバー23に突設したピン26とは長穴等
を介しての係合関係はなくいわばピン26とは無
関係に設けてあるので、横軸21を中心にして円
弧状に往復運動するピン26が縦送り停止具27
に設けた長穴27aの縁に当つて作動レバー22
等の戻りを悪くする等の不都合は全くなく、縦送
り作動レバー22の元位置復帰が円滑且つ確実に
行われるため爾後の苗縦送り作用が常に所定のピ
ツチで確実に行われる。
考案の効果 上記したように本考案は、単一の横軸21に縦
送り作動レバー22,23を固着し、一方の縦送
り作動レバー23と縦送り機構Mの駆動レバー2
0とを融通機構24a及び連結部材26を介して
連動し、複数の苗送り装置Sを縦送り作動レバー
22で同時に間欠駆動すべく構成すると共に、各
縦送り駆動レバー20の夫々に融通機構27aを
介して縦送り停止具27を縦送り作動レバー23
の連結部材26とは無関係に独立的に作動すべく
連結したから、条止め時、作動レバーの元位置復
帰が円滑且つ確実に行われ常に所定の縦送りが可
能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は植付部の側面図、第2図は要部の拡大
側面図、第3図Aは縦送り機構の作動伝動体と縦
送り停止具の斜視図、同図Bは従動ローラ軸受部
の構造を示す斜視図、同図Cは回り止め部材の斜
視図、第4図は苗載台の背面図、第5図は要部の
側面図、第6図及び第7図は従来例の側面図及び
背面図、第8図は乗用田植機の側面図、第9図は
同上の平面図、第10図及び第11図は運転席の
左右両側に位置する操作レバーのガイドカバー幅
内に植付苗の1つが位置するように構成した乗用
田植機の背面図及び平面図、第12図は回動体の
伝動機構を示す平面図である。 図中20は縦送り機構の駆動レバー、21は横
軸、22,23は縦送り作動レバー、24a,2
7aは融通機構、26は連結部材、27は縦送り
停止具、Mは縦送り機構、Sは苗送り装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 単一の横軸21に縦送り作動レバー22,23
    を固着し、一方の縦送り作動レバー23と縦送り
    機構Mの駆動レバー20とを融通機構24a及び
    連結部材26を介して連動し、複数の苗送り装置
    Sを縦送り作動レバー22で同時に間欠駆動すべ
    く構成すると共に、各縦送り駆動レバー20の
    夫々に融通機構27aを介して縦送り停止具27
    を縦送り作動レバー23の連結部材26とは無関
    係に独立的に作動すべく連結したことを特徴とす
    る田植機の苗送り装置。
JP9073986U 1986-06-14 1986-06-14 Expired JPH0453220Y2 (ja)

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JPS62202124U JPS62202124U (ja) 1987-12-23
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