JPH0453072A - ロータリー型ヘッド位置決め装置 - Google Patents

ロータリー型ヘッド位置決め装置

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JPH0453072A
JPH0453072A JP2160724A JP16072490A JPH0453072A JP H0453072 A JPH0453072 A JP H0453072A JP 2160724 A JP2160724 A JP 2160724A JP 16072490 A JP16072490 A JP 16072490A JP H0453072 A JPH0453072 A JP H0453072A
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JP
Japan
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positioning device
coil
head
rotating body
head positioning
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Application number
JP2160724A
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English (en)
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Susumu Ebihara
海老原 進
Masaaki Matsumoto
真明 松本
Kenji Mori
健次 森
Atsushi Naruse
成瀬 淳
Takeshi Takahashi
毅 高橋
Yoshiyuki Hirano
義行 平野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ヘッドを記録媒体の所定の位置に回転移動さ
せるロータリー型ヘッド位置決め装置に関する。
[従来の技術] 従来の磁気ディスク装置では、高速、高精度にヘッドの
移動、位置決めをするために、いわゆるボイスコイルモ
ータ(以下VCMと略称する)を用いたリニア型のヘッ
ド位置決め装置が採用されていた。VCMは、固定磁極
間の空隙に生じる磁界中にコイルを配置し、該コイルに
制御された電流を流すことにより、所定の動作を行わせ
るものである。
近年、磁気ディスク装置は、小形で、アクセスの速いも
のが要求されてきており、そのためVCMに対しては、
小形でかっ高出力という相反する性能が必要となってい
る。そのため、高性能磁石を使用した磁気回路の小形化
、コイル導体の角線もしくは平線の使用あるいはボビン
の廃止による有効券線長の増加、ヘッドおよびこれを支
持移動するキャリッジの構造、材質の軽量化等の改良を
加えている。
しかし、リニア型のヘッド位置決め装置では、キャリッ
ジ等、直線的に移動する部分の質量が、そのまま負荷と
なる関係で、駆動源等を小型化することができず、大幅
な小形化は困難である。そのため、ディスク外径が8イ
ンチ(約20 cm )より小型の磁気ディスク装置の
ように、小型化が特に要請されているものでは、多くの
機種がロータリー型の位置決め装置を採用している。
ロータリー型の位置決め装置は、第14図に示すように
、一端に磁気ヘッド71が搭載され、他端に可動コイル
72が設けられているキャリッジ70が、キャリッジ支
持体75の回転軸76を中心として回転するように設け
られているものである。
可動コイル72は、回転軸76から磁気ヘッド71まで
の距離、つまりヘッドの回転半径をr。
とすると、ヘッドの回転半径とほぼ同等の距離rcで、
磁気ヘッド7]と反対側に設けられている。キャリッジ
支持体75の可動コイル72側には固定磁石77が設け
られている。
なお、コイルと磁石は、相互の位置が相対的に移動すれ
ば、キャリッジを駆動する力を得ることができるので、
磁石を回転側に、コイルな固定側に設けてもよいが、−
船釣にコイルと磁石とでは、磁石の方が重量が嵩むので
、このようなロータリー型の場合、磁石が固定側にコイ
ルが回転側に設けられている。
このロータリー型の位置決め装置は、OJ動コイル72
に電流を流すことにより生じる電磁力F″Cと、可動コ
イルの回転半径reとの積で表されるトルクTで、キャ
リッジ70が回転し、磁気ヘッド71を移動させるもの
である。
ロータリー型の位置決め装置では、キャリッジ70は回
転軸76を中心にして回転運動するため、回転軸76に
関する慣性モーメントをヘッド位置での等測的質量に置
き換えて考えると、同等サイズのリニア型のものと比較
して、数分の1−から1桁程度質量が小さくなる。この
ため、VCMに求められる出力も質量に比例して小さく
なり小形化が可能となる。
しかし、このような構成では、トルクゴ発生と同時に、
電磁力Fcの反作用F mが、VCMの固定磁石77に
働き、キャリッジ支持体75を振動させてしまう。また
、キャリッジ70は、回転軸76が無ければ、電磁力F
cにより、並進運動しようとするため、回転軸76に並
進力Fsが働く。
このため、回転軸76や軸受、さらにはキャリッジ支持
体75が振動してしまう。
そこで、これらの振動を少なくするための位置決め装置
として、特開昭59−210573号公報、特開昭63
−152065号公報等に記載されたものがある。
前者のものは、固定磁石も回転軸回りに回転可能に支持
し、この回転に対する緩衝材を設けたものである。これ
は、電磁力Feの反作用Fmを固定磁石が回転すること
で逃し、固定磁石の回転は、緩衝材で抑えようとするも
のである。
また、後者のものは、複数の固体摩擦式ダンパを設ける
ことにより、振動を吸収しようとするものである。
なお、この種の装置として関連するものには、特開昭5
9−72973号公報に記載されているものがあるが、
これには、回転の角度領域を束縛するねじり棒が設けら
れており、ビーム偏向用ミラー等ののアクチュエータと
して、微小回転角の範囲で高速、高精度に応答しうるよ
うにしたものであり、本発明のように1回転角の大きな
ものには適用できず、利用分野が異なっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら前者の従来技術では、電磁力Feの反作用
Fmによるキャリッジ支持体の振動抑制には、有効であ
るが、回転軸や軸受部の振動に対しては十分な効果が得
られない。
後者の従来技術では、複数の固体摩擦式ダンパを設ける
ために、小型化が困難であると共に、部品点数が増加す
るので、製造コストが嵩むという問題点がある6 また、いずれの従来技術も、可動コイルが、回転軸から
磁気ヘッドの回転半径とほぼ同等の距離で、かつ磁気ヘ
ッドの反対側に設けられているので、ヘッド位置決め装
置が大型化するという問題点がある。
一般的に、コイルは、細い導体線を隣接し、あるいは積
層して巻いたものを接着剤で固めた構造のため剛性が低
い。このため、従来技術のように、コイルがヘッド位置
決め時に動くと、制御上およびヘッドの浮上に有害な周
波数の共振を起こしやすいという問題がある。
また、コイルは、駆動電流により発熱するが、移動でき
るように熱伝達率が低い空気に囲まれており、コイルの
強度および絶縁性の確保するため。
この発熱による湯度J:、昇を一定の範囲白し5抑える
ためには、コイルの表面積にド限がある、したがって、
コイルの大きさには一定の制限があり、小型化をするこ
とが困難であるという問題点がある1、本発明は、この
ような従来の問題点番コついて着目してなされたもので
、部品点数を増やすことなく、振動を抑えることができ
ると共に、小型化を図ることができるロータリー型ヘッ
ド位置決め装置を提供すること&[4的とする。
また、本発明の他の目的は、コイルの移動により発生す
る、制御」−およびヘッドの浮上に有害な周波数の共振
を防ぐことができると共に、コイルの小型化を図ること
ができるロータリー型ヘッド位置決め装置を提供するこ
とである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するためのロータリー型ヘッド位置決め
装置は、 ヘッドを記録媒体の所定の位置に回転移動させるロータ
リー型ヘッドイ1′7置決め装置に−おいて、前記メ\
ツド髪支持する回転体と、該回転体の回転の軸を中心と
して偶力を発4さゼるために、該回転体に固定されてい
る磁石と、固定側に設L″lられているコイルとを有し
て構成されていることを特徴とするものである。
ここで、前記回転体とは1.ヘッドと共に一回転する部
位を指している。
具体的には、前記ヘッドを支持する回転体L7、該回転
体の回転軸を中心として、偶数個の磁石が対称に設けら
れ、前記同転軸を中心とする偶力が、前記回転体に発生
するよ′う、固定側にコイルが設けられていることを特
徴とするものである。
ここで、前記回転体は、前記回転軸を中心として質量的
に釣り合いがとれていることが好ましい。
また、前記ロータリー型ヘッド位置決め装置の回転体&
;−は、固定側に設けられている前記コイルが形成する
磁界に−より、2次電流が形成される導体を設けること
が好ましい。
また4、固定側に設けられている前記コイルにヨークを
接合し、該ヨークに前記コイルから発生する熱をダ部に
伝えるまたは放散する放熱手段を設けてもよい。なお、
該放熱手段は、前記コイルに直接設けてもよい。また、
前記ヨークは、高透磁率で非導電性の材料で形成されて
いることが好ましい。ここで、高透磁率とは、4πX 
(1/1oS)H/ m以上−、のことであり、非導電
性とは、10SΩm以北のことである。
前記偶数個の磁石のそれぞれの磁極の向きは、隣合う磁
石ごとに反対になっていることが好まt2い。なお、前
記偶数個の磁石は、一体的に形成されて、1対の磁極を
偶数組有する1の磁石として、前記回転体に設けてもよ
い。
また、前記磁石は、減磁特性がほぼ直線で、リコイル比
透磁率がほぼ1で、かつ高エネルギー積の材料で形成さ
れていることが好ましい。ここで、リコイル比透磁率が
ほぼ1とは、リコイル比透磁率が1.1以内のことであ
り、高エネルギー積とは、最大エネルギー積((BH)
M^x)が80KJ/m以上のことである1、 以J−のロータリー型ヘッド位置決め装置は、記録媒体
の種類に応じたヘッドを搭載することにより、種々の記
録媒体2例えば、磁気ディスクや光ディスクなどに適応
できる。また、本発明に係るロータリー型ヘッド位置決
め装置は、記録媒体とヘッドとの相対的位置を移動させ
る即動機構を付加することにより、外部記憶装置を構成
することができることは言うまでもない。
[作用] 固定側のコイルに訃動電流を流すと、回転体に設けられ
ている磁石に力が作用する。この方は回転体の回転半径
方向に一定の角度を有する方向に生じる。ところで、回
転体に設けられている偶数個の磁石は、回転軸に関し対
称に配置さね、ているので、対称な位置に配されている
磁石相互間では。
この力の回転半径方向成分は、互いに打ち消され、周方
向成分のみが、見かけ上、作用することになる。周方向
成分の力は、回転軸を中心とする偶力として回転体に作
用する。回転体は回転軸に関して釣り合いがどれでいる
ので、回転体には、並連力が作用することなく、この偶
力のみが作用する。
このように、回転体に偶力のみが作用すると、回転体は
、並進力に起因しまた振動が生じることなく回転し2.
ヘットを回転移動させることができる。
往来のものは、トルクを確保するために、ヘッドの回転
半径とほぼ同等の距離にコイルが設けられているが、本
発明では、回転軸回りに対称に磁石およびコイルを設け
たので、半径を小さくすることができ、小型化を図るこ
とができる。
−船釣に、少ないエネルギーで、所望する動作が得られ
るように、回転体の慣性モーメントができるかぎり小さ
くなるよう設計する。また、物体を回転させる場合、物
体の一点を固定して端部にコつの力を作用させるより、
物体に偶力を作用させる方が、回転中心と力の作用点の
距離を短くすることができる。従来のものは、ヘッドの
回転半径とほぼ同等の距離の所に粁動力を発生させる必
要があるために7慣性モーメントの関係上、重い磁石を
固定側じ設けたが、本発明では1回転軸を中心とする偶
力が回転体に作用するよう構成しまたので、重い磁石を
回転側に設けることができる。
磁石を回転側に設けた場合には、コイルは、当然、固定
側に設けること番7なる。
このように、コイルを固定側に設けると、コイルと跣動
電流を供給する回路とを接続する導体には、コイルの移
動番Jよる変形荷重がかからないので、疲労等により破
断することがなく、信頼性を高めることができる。また
、細長い導体も・巻いて形成され剛性の低いコイルが、
固定側に設けられ、剛性の高い磁石が回転体に設けられ
ているので、回転体の剛性を高めることができ、制御−
hおよびヘッド浮[−に関係する周波数での共振釦防ぐ
ことができる。さらに、コイルを固定側に設&−Jるご
とにより、コイルから発生する熱を空気よりも熱伝導率
のよい構造体に伝えることができると共に、外部に放散
させる放熱手段を容易にM!iIづることができ、直接
空気に放熱する場合に必要なコイル表面積を確保する必
要がなく、コイル1小型化することができる。
隣り合う磁石は互いに逆向きの磁性に磁化され℃いるも
のでは、磁束は隣り合う逆極性の磁極の間を通って閉じ
ることができる。このため広い空間に漏洩する磁束が少
なくなり小形化に有利となる。さらに、磁石間を磁性体
のヨークで磁気的に接続する場合に部分的に磁束の集中
する箇所を生じないのでヨークの体積を最小限にして磁
気回路を閉じることができ、より小形で漏洩磁束を小さ
くできる。
磁石が、減磁特性がほぼ直線で、リコイル比透磁率がほ
ぼ]で、かつ高エネルギー積の材料で形成されているも
のでは、訃動電流により生じる磁界から受ける単位面積
当たりの電磁力が大きく、磁石形状および駆動電流によ
る減磁界によっても磁化の変化がほとんどないため、小
形で出力を大きくすることができる。
(以下余白) [実施例] 以f、本発明の各種実施例について図面に基いて説明す
る。なお、各種実施例を説明するにつき、同一の部位に
ついては、同一の符号を付し、重複した説明を省略する
本発明の第1の実施例について、第1図〜第3図に基づ
き、説明する。
第1図に示すように、磁気ディスク装置には、複数の磁
気ディスク8,8.8が設けられており、これらの磁気
ディスクは、スピンドル軸3に取付けられたハブ5に設
けられている。磁気ディスク8.8.8は、その相互間
隔がスペーサ7により確保され、クランプ6によってス
ピンドル軸3およびハブ5に固定されている。スピンド
ル軸3は、軸受2,2により回転可能に支持されており
、この一端には、ディスク駐動用モータ4が取付けられ
ている。
磁気ディスク8,8.8に対して、記録および再生を行
う磁気ヘッド9,9.・・・は、ヘッド位置決め装置に
搭載されている。ヘッド位置決め装置は、磁気ヘッド9
,9.・・・が搭載されているキャリッジ10と、キャ
リッジを回転させるヘッド位置決め用アクチュエータ2
0と1図示されていない制御回路とで、構成されている
キャリッジ10は、磁気ヘッド9,9.・・・を支持す
る支持ばねおよび支持アームから成るヘッド支持部材1
1,11.・・・と、回転軸12と、釣り合い重り13
と、軸受14.14で、構成されている。磁気ヘッド9
は、ヘッド支持部材11によって磁気ディスク8の記録
面に対向するように支持されている。ヘッド支持部材1
1は、図示されていない取付部材を介して回転軸12に
取付けられており1回転軸12は容器1に設置されてい
る軸受14,14により回転可能に支持されている。
回転軸12には、磁気ヘッド9,9.・・・およびヘッ
ド支持部材11,11.・・・に対する釣り合い重り1
3が取付けられている。回転軸12の一端には、ヘッド
位置決め用アクチュエータ20が取付けられている。
アクチュエータ20は、第2図に示すように、回転部を
固定部とから構成されている。
回転部は、キャリッジ]0の回転軸12に連結されてい
るアクチュエータ回転軸21と、回転軸21に取付けら
でいる強磁性体材料の内部ヨーク22と、この外周に取
付けられているネオジウム系の希土類磁石のセグメント
23.24と、さらにこの外周を覆う円筒状のショート
リング25とで構成されている。磁石セグメント23.
24は、外周表面の磁極が交互に逆極性となるように半
径方向に着磁して、内部ヨーク22に固着されている。
ショートリング25は、銅で形成されている。
固定部は、図示の如く曲面形状に形成された角巻きコイ
ル31.32と、このコイル31.32の外周側に固着
されているNi Zn系フェライト材の外部ヨーク33
とから成っている。外部ヨーク33の外周側には放熱用
のフィン34が形成されている。コイル31.32には
、それぞれ、隣合うコイルに流れる電流の向きが逆にな
るよう。
駆動電流が供給される。
なお1本実施例の磁気ディスク装置において、回転体と
は、キャリッジ10とアクチュエータ回転部とで構成さ
れている。
次に、第1の実施例の作用について説明する。
ディスク駆動用モータ4が駆動して、ディスク8が所定
回転数に達し、記録再生が可能状態になると、前記制御
回路は、磁気ヘッド9を目的のトラックに移動する命令
を受け、所定の駆動電流をアクチュエータ20に供給す
る。コイル31゜32に、駆動電流35.36が流れる
と、キャリッジ10を回転させる力が働き、キャリッジ
1゜は回転して、磁気ヘッド9を目的のトラックまで移
動させる。
このときのアクチュエータ20の動作について、第3図
を用いて、詳細に説明する。
コイル31.32に、駆動電流35.36が流れると、
コイル31..32が互いに接し合う直線部37.38
には、逆向きの駆動電流35.36が流れるので、それ
ぞれの直線部37.38には、逆極性の磁界が生じる。
このとき、外部ヨーク33は、NiZn系フェライトで
形成されて透磁率が4πx (1/1.0’)H/ m
と高透磁率であるため、コイル31.32により生じた
磁界により磁化し、磁石セグメント23.24に作用す
る磁界が強められる0回転部の磁石セグメント23.2
4は、コイル31.32の直線部37.38に対応して
逆極性に着磁されているので、半径方向に対して特定の
角度θを有する方向に、一定の力F、 F、。
・・・を受ける。ここで、磁石セグメント23.24は
、半径方向に着磁され内外周に1対の磁極を有している
が、強磁性体材料の内部ヨーク22に取付けられており
、内周側の磁極は内部ヨーク22に誘導された逆極性の
磁極によって打ち消されるので、コイル31.32の作
る磁界により力を受けるのは外周側の磁極のみである。
なお、外周上の磁極各部に働く力F、F、、・・・の方
向は磁界方向に一致している。回転軸21を中心として
対称に配されている磁石セグメント23.23に着目す
ると、力F、F、の半径方向成分Fr、F、rは、向き
が逆で、大きさが等しいので、互いに打ち消される。一
方、周方向成分FetF1cは、大きさが等しく、向き
が逆で、かつ互いに平行であるので、回転軸2]を中心
とする偶力を形成する。回転軸21には、回転軸21を
中心とする偶力のみが作用する。この偶力で生じるトル
クにより、キャリッジ10は回転する。
また、キャリッジ10には、釣り合い重り13が設けら
れているので、回転軸12に関して、釣り合いがとれて
いるので、キャリッジ10の回転時に不釣合量による慣
性力は生じない。
したがって、キャリッジの回転軸12およびアクチュエ
ータの回転軸2]には、並進力が作用することはなく、
並進力に起因する振動は生じない。
駆動電流35,36がコイル31.32に流れていると
き1回転部に設けたショートリング25には、第2図に
示すように、コイル31.32により生成された磁束2
6.27が、その板厚方向に通り抜ける。起動時などの
ように、コイル3]。
32に流れる駆動電流35.36が変化するとき。
この変化に伴いショートリング25を通り抜ける磁束2
6.27も変化する。ショートリング25には、この磁
束変化を妨げようと、磁束2G。
27を囲むように、2次電流28.29が流れる。
2欣電流28.29がショーl−リング25に流れるこ
とにより、磁束26.27の変化率が低下し、駆動電流
35.36の立上りが早くなる。また、磁石セグメント
23.24と外部ヨーク33との間に形成される磁界が
2次電流28.29に作用することにより、さらに電磁
気力が強まり、キャリッジ10を回転させるトルクが増
加する。
なお、第2図中に描かれている2次電流28゜29は、
駆動電流35,36が増加するときの状態を示しており
、駆動電流35.36が減少するときは、2次電流28
.29は逆向きに流れる。
−船釣に、磁気ディスク装置を製作する上で。
キャリッジの剛性不足により、動作時に、制御上および
磁気ヘッドの浮上に有害な周波数(1〜4 KHz程度
)での共振が問題となることが多い。
本実施例では、細い導線が巻かれて形成された剛性の低
いコイル31.32は、固定側に設けられ。
可動側には剛性の高い磁石23.24が設けられている
ので、キャリッジ10の固有振動数は高くなり、制御上
および磁気ヘッド9の浮上に関わる周波数で共振を起こ
すことはない。
また、コイル31.32が可動側に設けられていると、
コイル31.32と駆動電流35.36に供給する回路
とを接続する導体には、コイル31.32の移動に伴い
、変形するための荷重がかかるので、この導体の疲労寿
命を考慮する必要がある。しかし、コイル31.32は
固定側に設けられているので、前記導体は繰返し荷重に
より疲労することがなく、導体の信頼性を確保すること
ができる。
コイル31.32は、駆動電流35.36により発熱す
るが、この熱は、コイル31.32の外周側に固着され
ている外部ヨーク33の放熱用のフィン34から磁気デ
ィスク装置の外部に放散される。このように、コイル3
1.32は冷却されるので、発熱による温度上昇を抑え
るため直接空気に放熱する場合に必要なコイル表面積を
確保する必要がなく、コイル31.32を小型化するこ
とができる。
磁石セグメント23.24は、外周表面の磁性が交互に
逆極性となるように半径方向に着磁されているので、磁
石セグメント23からの磁束は。
これと隣合っている磁石セグメント24を通り閉じるこ
とができる。このため、空間に漏洩する磁束が少なく、
この磁束による磁気ディスク8への影響は少ない、なお
、本実施例の場合、磁束を発生する磁石セグメント23
,24とコイル31゜32とは、ヨーク22.33に覆
われているので、これが磁気シールドとして作用し、磁
気ディスク8への影響はほとんどない。
磁石セグメント23.24は、ネオジウム系の希土類磁
石で形成されており、その最大エネルギー積((B H
) 5sx)は280KJ/m3と大きく、減磁特性は
直線的で、かっリコイル比透磁率は1.05とばぼ1で
あるため、磁化の値が大きく、減磁界によって磁化がほ
とんど変化しない。したがって、小型で高性能の磁石を
得ることができる。
固定側の外部ヨーク33は、Ni Zn系フエライトで
形成されており、抵抗率が105Ωmで、非導電性のた
め磁石23.24が回転して磁界が変化しても渦電流が
流れず、渦電流によるブレーキトルクおよびエネルギの
ロスによる発熱を生じない。
なお、本実施例において、磁石セグメント23゜24は
ネオジウム系の希土類磁石で形成されているが、例えば
、サマリウム系の希土類磁石、セリウム系の希土類磁石
で形成してもよい。
次に、第1の実施例における第1の変形例について、第
4図に基づき説明する。
本変形例は、第1の実施例のアクチュエータ10内部を
変更したもので、可動側に、6組の磁極を有するよう着
磁され一体型の円筒状に形成された磁石23aを設け、
固定側に、3個の角巻きコイル31a、31a、31a
を設けたものである。なお、その他の構成は、第1の実
施例と同様である。
3個のコイル31. a 、 31 a 、 31 a
には全て同じ向きに駆動電流35aが流れるようにする
本変形例では、第1の実施例と同様な作用効果を有する
と共に、極数を増しながら部品数を減らしているので、
トルクの増加と組立工数の低減に図ることができる。
次に、第5図に基づき、第1の実施例の第2の変形例に
ついて説明する。
本変形例は、矩形波状の山が3つ形成されるように、導
線を巻いたコイル31bを用いたものである。なお、本
変形例は、第1の変形例と同様に、6極の磁極を備えて
いるものに対応させたものである。
本変形例では、コイル形状が複雑で作成が難しくなる欠
点があるが、コイル31bが1個のため組立工数を削減
することができる。
次に、第1の実施例の第3の変形例について、第6図に
基づき説明する。
本変形例も、第1の変形例と同様に、6組の磁極を備え
ているものに対応させたものであり、3個の角巻きコイ
ル31a、31a、31aが固定側に設けられている。
コイル31a、31a。
31aには、放熱部材60,60.60が一体的に設け
られている。放熱部材60は、コイル31aで発生した
熱を放散する放熱フィン61と、熱をコイル31aから
放熱フィン61に伝える伝熱部62とで構成されており
、内部には冷媒が封入されている。伝熱部62は、角形
リング状に形成されているコイル31aの内周面に固着
されている。
コイル31aで発生した熱は、伝熱部62内の冷媒を気
化させる。気化した冷媒は、放熱フィン61で外部と熱
交換されて凝縮する。このように、コイル31. aで
発生した熱は、冷媒を介して放熱フィン61から外部に
放散され、コイル318゜の温度は一定の範囲内に保た
れる。
なお、本変形例では、放熱部材40をコイル31、 a
に直接設けたので、外部ヨークには放熱用のフィンを設
ける必要がないことは言うまでもない。
次に、第7図に基づき、第2の実施例について説明する
本実施例は、ディスク疑動用モータ4,4がスピンドル
軸3cの両端に取付けられ、キャリッジ10cの回転軸
1.2 cの両端にもアクチュエータ20ct20eが
取付けられるものである。アクチュエータ20e、20
eは、外部ヨーク33cとして、厚さ0.:hmの珪素
鋼板を回転軸方向に絶縁積層したものを用いたもので、
その他のアクチュエータの構成は第1の実施例のものと
同一である。
本実施例では、スピンドル回転およびヘッド移動のため
のトルクを増加することが可能となる。
また、構造の対称性が良くなるため温度分布の不均一に
よる磁気ヘッドの位置ずれを低減できると共に、キャリ
ッジの固有振動の周波数を高めることができる、さらに
、外部ヨーク33cは、珪素鋼板が絶縁積層されて形成
されおり、高透磁率でかつ磁石回転に伴う渦電流を流れ
にくくできるので、第1の実施例と同様の効果を得るこ
とができると共に、放熱フィンを作りやすく1強度的に
も強いものを得ることができる。
次に、第8図に基づき、第3の実施例について説明する
本実施例は、ディスク駆動用モータ(図示せず)をハブ
5dの内側に組み込むと共に、キャリッジ10dを回転
させるアクチュエータをキャリッジ10d内に組み込ん
だものである。
キャリッジ10dは、回転軸12dと、回転軸1、2 
dの外周を覆うように円筒状に形成された外円筒体15
dと、外円筒体1.5 dに図示されていない取付部材
を介して設けられているヘッド支持部材11,11.・
・・と、ヘッド支持部材11゜11、・・・に対する釣
り合いをとるための釣り合い重り13dとで構成されて
いる。回転軸12dは、強磁性材で形成され、回転可能
に、その両端が軸受14d、14dにより支持されてい
る。回転軸]、、 2 dの略中火には、偶数個の磁石
セグメント23d、、24d、・・・が固着されている
。外円筒体15dは、回転軸]、2dと共に回転するよ
う、回転軸12dに固定されている。外円筒体1−5d
と回転軸12dとの間には、コイル31d、32d。
・・・が設けられている内円筒体1.6 dが配されて
いる。コイル31d、32d、・・・は、回転軸12d
に固着されている磁石セグメント23d、24d。
・・・に対向するように内円筒体16dの内周面に配設
されている。内円筒体16dは、その一端が容器1dに
固定されている。
キャリッジ10dおよびアクチュエータの基本的な動作
は、第1の実施例と同様である。なお、本実施例におい
て、回転軸12dが内部ヨークの役割を果たし、内円筒
体16dが外部ヨークの役割を果たしている。
本実施例では、ディスク駆動用モータをハブ5dの内に
組み込み、キャリッジ10dを回転させるアクチュエー
タもキャリッジ1. Od内に組み込んだことにより、
磁気ディスク装置の高さを低くすることができる。
次に、第9図および第」0図に基づき、第4の実施例に
ついて説明する。
本実施例も第3の実施例と同様に、ディスク駆動用モー
タ(図示せず)をハブ5dの内側に組み込むと共に、キ
ャリッジ1. Oeを回転させるアクチュエータをキャ
リッジ10e内に組み込んだものである。
キャリッジ10eは、第9図に示すように、強磁性でか
つ非導電性を有する材料で形成されている円筒体17e
と、円筒体17eに図示されていない取付部材を介して
設けられているヘッド支持部材11.11.・・・と、
ヘッド支持部材11゜]1.・・・に対する釣り合いを
とるための釣り合い重り13eとで構成されている。円
筒体17eは、回転可能に、その両端が容器1eに設け
られているN受14e、14eに支持されている6円筒
体17eの内周面には、第10図に示すように、4個の
磁石セグメント23e、24e、・・・が、隣合う磁石
セグメントの極性が互いに逆向きになるように半径方向
に着磁されている0円筒体17eの回転、中心には、強
磁性材で形成されている固定軸18eが設けられている
。固定軸1.8 eの略中火には、円筒体1−7eに固
設されている磁石セグメント23e、24e、・・・に
対向し、固定軸18eの外周面に沿うように、2個の角
巻きコイル31e、32eが固設されている。
2個のコイル31e、32eに、それぞれ同じ向きの駆
動電流35eを流すと、固定軸18eの長手方向に平行
なコイル31e、32eの直線部37e、38eの周囲
には、磁界が形成される。
この磁界の向きは、隣合う直線部37e、38eでは、
互いに逆向きに形成される0円筒体17eに設けられて
いる4個の磁石は、固定軸18eを中心として対称に設
けられているので、磁石の磁極とコイル31e、32e
とにより形成される磁界により、第1の実施例で説明し
たように、円筒体17eには偶力のみが作用し、並進力
を受けることなく回転する。
本実施例によれば、第3の実施例に比べ構造がより単純
となるので、小形化および組立性の向上を図ることがで
きる。
次に、第11図および第12図に基づき、第5の実施例
について説明する。
第1の実施例は、磁石セグメント23.24を、この磁
性の向きがアクチュエータ10の回転軸】2の半径方向
に向くように回転軸12に配し、コイル31.32を、
これに流れる駆動電流35゜36が回転軸12の外周面
を沿うように固定側に配したものであるが、本実施例は
、第12図に示すように、磁石セグメント23f、24
fを、この磁性の向きがアクチュエータ2Ofの回転軸
21fの長手方向に向くように内部ヨーク22fを介し
て回転軸21fに配し、コイル31f。
32fを、これに流れる駆動電流35f、36fが回転
軸21fの長手方向に垂直な面に沿うように固定側に配
したものである。なお、その他の基本的な構成は第1の
実施例と同様である。
アクチュエータ20fの回転軸21fの一端には、平板
円盤状の内部ヨーク22fを介して、平板扇状の4個の
磁石セグメント23f、、24fが固設されている。4
個の磁石セグメント23f。
24f、・・・は、隣合う磁石セグメントの極性が互い
に逆向きになり、かつ、前述したように、磁性の向きが
回転軸21 fの長手方向に向くよう着磁されている。
磁石セグメント23f、24f、・・・と内部ヨーク2
2fを覆うように、外部ヨーク33fが設けられている
。外部ヨーク33fは、容器1fに固定されている。
外部ヨーク33fの内面底部には、扇状の4個の平面コ
イル31f、32f、・・・が、この直線部37f、3
8f、・・・が互いに接し、磁気セグメント23f、2
4f、・・・に対向するように、固設されている。
4個のコイル31f、32f、・・・に、隣合うコイル
では、向きが逆になるように、駆動電流35f、36f
を流す。互いに接し合う直線部の駆動電流の向きは同じ
方向に流れ、互いに接し合う直線部を1組として、ここ
に磁界が形成される。
1組の直線部に対して隣合う他の組の直線部には、逆極
性の磁界が形成される。回転部の磁石セグメント23f
、24f、・・・は、回転軸2 ]、 fを中心として
対称に設けられているので、磁石セグメント23f、2
4f、・・・の磁極とコイル31f。
32f、・・・とにより形成される磁界により、第1の
実施例で説明したように、回転軸21fには偶力のみが
作用し、並進力を受けることなく回転する。
本実施例によれば、アクチュエータ20fの軸方向長さ
が短くできるので、装置全体を小形化できると共に、回
転軸21fの固有振動周波数を高めることができる。
次に、第13図に基づき、第6の実施例について説明す
る。
本実施例は、光デイスク装置で、光ディスク40を回転
させる光デイスク回転機構と、光ディスク40を光デイ
スク回転機構にローディングするローディング機構41
と、光ヘッド42と、光ヘッド42の位置決めを行うヘ
ッド位置決め装置50と、これらを覆う容器43とを備
えている。
この装置で、光ディスク40はカートリッジ44に入れ
られた状態で取り扱われる。
容器43の前面には、カートリッジ44を出し入れする
カートリッジ挿入排出口45が設けられている。
光デイスク回転機構は、ディスク駆動用モータ46と、
これに接続されているスピンドル47と、スピンドル4
7に設けられ光ディスク40が載置されるターンテーブ
ル48と1図示されていない駆動回路とから構成されて
いる。
ヘッド位置決め装置50は、光ヘッド42が搭載される
キャリッジ51と、キャリッジ51を駆動させるアクチ
ュエータ52と、図示されていない制御回路とから構成
されている。光ヘッド42には、光信号を扱う光学系と
、フォーカシング制御機構と、トラッキング制御機構と
を備えている。
なお、光学系とフォーカシング制御機構とトラッキング
制御機構とは、図示されていない。
アクチュエータ52は、その基本的な構造が第1の実施
例とほぼ同様であり1回転軸53と、回転軸53に設け
られている内部ヨーク54および磁石セグメント55と
、これらを覆う上部ハウジング56および下部ハウジン
グ57と、上部ハウジング56に設けられているコイル
58と、回転軸53を回転可能に支持する軸受59,5
9とを有して構成されている。なお、アクチュエータ5
2の回転軸53は、キャリッジ51の回転軸も兼ねてい
る。
光ディスク40が入れられているカートリッジ44が、
カートリッジ挿入排出口45から挿入されると、ローデ
ィング機構41により、カートリッジ44がターンテー
ブル48上にローディングされる。ディスク駆動用モー
タ46が駆動して、ターンテーブル48と共に光ディス
ク40が回転する。光ヘッド42は、第1の実施例と同
様に、振動することなく、光ディスク40の所定の位置
まで、ヘッド位置決め装置50により、移動する。
光ヘッド42が所定の位置に到達すると、フォーカス制
御およびトラッキング制御が行われて、光ディスク40
に記録されているデータが読み取られる。
本実施例のように1本発明に係るヘッド位置決め装置は
、各種の記録媒体に対しても対応することができ、例え
ば、この他に光磁気ディスクなどにでも適用することが
できる。
なお、第1の実施例に対して、各種変形例を説明したが
、これらの変形例は、他の実施例に対しても適用できる
ことは言うまでもない。
また、前記各種実施例のディスク装置は。
CPU等を備えている情報処理装置本体と接続する、ま
たは情報処理装置本体に組み込むことで、情報処理装置
の外部記憶装置として構成することができる。
(以下余白) [発明の効果] 本発明によれば、偶力発生手段を設けたので、回転体に
は偶力のみが生じ、並進力は生じず、ヘッド位置決め装
置の振動を低減することができると共に、回転体の回転
中心からコイルおよび磁石まで距離を小さくすることが
でき、小型化を図ることができる。
また、コイルを固定側に設けたので、コイルの移動によ
り発生する、制御上およびヘッドの浮上に有害な周波数
の共振を防ぐことができると共に、コイルに駆動電流を
供給する導体には、コイルの移動による荷重がかからな
いので、疲労等により破断することがなく、信頼性を高
めることができる。さらに、コイルを固定側に設けたこ
とにより、固定側の構成部材を介して、コイルで発生し
た熱を春易に放熱させることができるので、放熱に必要
なコイルの表面積を確保する必要がなくなり、コイルを
小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係る第1の実施例を示してお
り、第1図は磁気ディスク装置の全体断面図、第2図は
アクチュエータの展開斜視図、第3図はアクチュエータ
の動作を説明するための動作説明図、第4図は第1の変
形例でアクチュエータの要部展開斜視図、第5図は第2
の変形例のコイルの全体斜視図、第6図は第3の変形例
のコイルおよび放熱部材の斜視図、第7図は第2の実施
例の磁気ディスク装置の全体断面図、第8図は第3の実
施例の磁気ディスク装置の全体断面図、第9図および第
10図は第4の実施例を示しており、第9図は磁気ディ
スク装置の全体断面図、第10図はアクチュエータの要
部展開斜視図、第11図および第12図は第5の実施例
を示しており、第11図は磁気ディスク装置の全体断面
図、第12図はアクチュエータの要部展開斜視図、第1
3図は第6の実施例で光デイスク装置の全体断面図、第
14図は従来のヘッド位置決め装置の上面図である。 8・・・磁気ディスク、9・・・磁気ヘッド、10゜1
0 e 、 10 d 、 10 e 、 51 ・・
・キャリッジ、12.12e、12d−−−回転軸、1
3..13d。 l 3 e =□釣り合い錘、20 、20 e 、 
2. Of 。 52・・・アクチュエータ、21.21f、53・、ア
クチュエータ回転軸、22.22f、54・・・内部ヨ
ーク、23.23a、23e、23f、24゜24 d
 、 24 e 、 24 f 、 55−磁石セグメ
ント、25−・・ショートリング、31 、3 ]、 
d 、 31 e 。 32 、32 d 、 32 e 、 58−角巻コイ
ル、31、f、32f・・・平コイル、33,33c。 33f・・・外部ヨーク、34.61・・・放熱フィン
、40・・光ディスク、42・・光ヘッド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヘッドを記録媒体の所定の位置に回転移動させるロ
    ータリー型ヘッド位置決め装置において、前記ヘッドを
    支持する回転体と、 該回転体の回転中心を中心として、該回転体に偶力を発
    生させるために、該回転体に固定されている磁石と、固
    定側に設けられているコイルとを有して構成されている
    ことを特徴とするロータリー型ヘッド位置決め装置。 2、ヘッドを記録媒体の所定の位置に回転移動させるロ
    ータリー型ヘッド位置決め装置において、前記ヘッドを
    支持する回転体に、該回転体の回転軸を中心として、偶
    数個の磁石が対称に設けられ、 前記回転軸を中心とする偶力が、前記回転体に発生する
    よう、固定側にコイルが設けられていることを特徴とす
    るロータリー型ヘッド位置決め装置。 3、ヘッドを記録媒体の所定の位置に回転移動させるロ
    ータリー型ヘッド位置決め装置において、前記ヘッドを
    支持する回転体の回転軸の両端に、該回転軸を中心とし
    て偶力を発生させる偶力発生手段が設けられていること
    を特徴とするロータリー型ヘッド位置決め装置。 4、ヘッドを記録媒体の所定の位置に回転移動させるロ
    ータリー型ヘッド位置決め装置において、前記ヘッドを
    支持する回転体を中空筒状に形成し、該回転体の内周面
    側に偶数個の磁石を対称に設け、 前記回転体の回転軸を中心とする円筒状の固定部材を、
    前記回転体内に設け、前記回転軸を中心とする偶力が前
    記回転体に発生するよう、前記固定部材にコイルを設け
    たことを特徴とするロータリー型ヘッド位置決め装置。 5、ヘッドを記録媒体の所定の位置に回転移動させるロ
    ータリー型ヘッド位置決め装置において、前記ヘッドを
    支持する回転体の端部に、偶数個の磁石が、磁性の向き
    が前記回転体の回転軸の長手方向に平行で、かつ該回転
    軸を中心として対称に設けられ、 前記回転軸を中心とする偶力が前記回転体に発生するよ
    う、前記回転軸の長手方向に垂直な方向に駆動電流を流
    すコイルが固定側に設けられていることを特徴とするロ
    ータリー型ヘッド位置決め装置。 6、前記回転体は、その回転軸を中心とする釣り合いが
    とれているよう、該回転軸に対して前記ヘッドの反対側
    に釣り合い重りが設けられていることを特徴とする請求
    項1、2、3、4または5記載のロータリー型ヘッド位
    置決め装置。 7、固定側に設けられている前記コイルが形成する磁界
    により、2次電流が形成される導体を前記回転体に設け
    たことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6
    記載のロータリー型ヘッド位置決め装置。 8、固定側に設けられている前記コイルにヨークを接合
    し、該ヨークに前記コイルから発生する熱を外部に伝え
    るまたは放散する放熱手段が設けられていることを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5、6または7記載のロ
    ータリー型ヘッド位置決め装置。 9、固定側に設けられている前記コイルに、該コイルか
    ら発生する熱を外部に伝えるまたは放散する放熱手段が
    、一体的に設けられていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6または7記載のロータリー型ヘッド
    位置決め装置。 10、前記偶数個の磁石のそれぞれの磁性の向きが、隣
    合う磁石ごとに反対になっていることを特徴とする請求
    項2、4または5記載のロータリー型ヘッド位置決め装
    置。 11、前記偶数個の磁石が一体的に形成され、1対の磁
    極を偶数組有する1の磁石として、前記回転体に設けら
    れていることを特徴とする請求項2、4、5または10
    記載のロータリー型ヘッド位置決め装置。 12、前記磁石は、減磁特性がほぼ直線で、リコイル比
    透磁率がほぼ1で、かつ高エネルギー積の材料で形成さ
    れていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10または11記載のロータリー型ヘ
    ッド位置決め装置。 13、固定側に設けられている前記コイルにヨークを設
    け、前記ヨークを高透磁率で非導電性のもので形成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11または12記載のロータリー型ヘッ
    ド位置決め装置。
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