JP2010539872A - 磁束導通ユニット - Google Patents

磁束導通ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2010539872A
JP2010539872A JP2010524564A JP2010524564A JP2010539872A JP 2010539872 A JP2010539872 A JP 2010539872A JP 2010524564 A JP2010524564 A JP 2010524564A JP 2010524564 A JP2010524564 A JP 2010524564A JP 2010539872 A JP2010539872 A JP 2010539872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic flux
receiving space
conduction unit
flux conduction
material receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010524564A
Other languages
English (en)
Inventor
マーカス ミューラー
アラスデア スチュアート マクドナルド
Original Assignee
ザ ユニバーシティ コート オブ ザ ユニバーシティ オブ エジンバラ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ ユニバーシティ コート オブ ザ ユニバーシティ オブ エジンバラ filed Critical ザ ユニバーシティ コート オブ ザ ユニバーシティ オブ エジンバラ
Publication of JP2010539872A publication Critical patent/JP2010539872A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/17Stator cores with permanent magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/20Stationary parts of the magnetic circuit with channels or ducts for flow of cooling medium
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K35/00Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit
    • H02K35/04Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit with moving coil systems and stationary magnets
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/18Structural association of electric generators with mechanical driving motors, e.g. with turbines
    • H02K7/1807Rotary generators
    • H02K7/1823Rotary generators structurally associated with turbines or similar engines
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/18Structural association of electric generators with mechanical driving motors, e.g. with turbines

Abstract

本発明は、機械エネルギーおよび電気エネルギーのうちの一方を他方に変換するために作動する電磁装置のための磁束導通ユニット(10)に関する。磁束導通ユニットは、磁気透過性の材料で形成される少なくとも1つの磁束導通エレメント(12a、12b)を含む。また、少なくとも1つの磁束導通エレメントは:電磁装置のコイルアセンブリ(32)を受け入れるためのコイル受け入れスペース(18);および、実質的に磁気非透過性の材料を収容する少なくとも1つの材料受け入れスペース(16、30a、30b)、を定義する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば発電機のような電磁装置のための磁束導通ユニットに関する。特に、しかしこれだけではなく、本発明は、例えば発電機のような電磁装置のための、少なくとも1つの磁束導通エレメントを含む磁束導通ユニットに関する。
発電の分野において、油、ガス、石炭および原子力による発電所で見られるような、流体で駆動されるタービンに連結される発電機を提供することは、周知である。従来の発電機は、多くの電流通過コイルが巻かれた鉄芯を有するロータ、および巻線を担持していて鉄芯が抜かれた(iron−cored)ステータ、を含む。ロータの回転に応じてステータ巻線のコイルに電流が誘導されるように、ロータのコイルに沿って電流を流すことによって磁界が発生する。
近年、有意な研究は、全世界を風力、波力および潮汐力発電を含む持続可能な発電方法に導びいてきた。この研究を通じて、発電機に連結されるロータ軸上に取り付けられる複数のロータブレードを有する大径ロータの形態での原動機を含む風力機械が開発されてきた。この風力機械は、発電所で見られる上述した大規模な発電機と同じように作動するロータリ発電機を含み、このロータリ発電機は、ロータの比較的低速度かつ高出力トルクで発電機が作動できるために必要な歯車機構を確保する。
多くの重要な不利点があるので、この種の歯車機構の使用は一般に望ましくない。特に、歯車機構は比較的大きくかつ重くて、そして、風力タービン塔の頂部でナセル(nascelle)に設けられる装置の重量を大幅に増加させる。加えて、タービンロータの出力軸と発電機の入力軸との間に歯車機構を設置することは、機械の効率を低下させる。さらにまた、これらの歯車機構は、典型的な風力タービン運転条件の下で驚くほど信頼できないことがわかってきた。この主な理由は、歯車機構を通じて伝達される運転速度およびトルクにおける恒常的な変化であり、そしてそれは風速の変動に起因する。
同様の課題は、波力および潮汐力を使用する発電システムにおいて経験してきた。このシステムの原動機は、より低い回転または循環速度でさえ、そしてそれ故、より高いトルクまたはスラスト力でさえ作動する。
これらの課題に対処するために、例えば、風力機械のロータに直接連結するための、低速度、高トルク作動として設計される、別々のタイプの発電機が開発されてきた。これらの発電機は、歯車ボックスを通して連結される従来の発電機よりも有意に大きい。
この種の直接連結される発電機の有意な不利点は、発電機の鉄芯(それは、作動中の磁気的機能を提供する)、および鉄芯のための構造的支持体(それは、静止コンポーネントと回転/往復動コンポーネントとの間に物理的エアギャップを維持する、純粋に機械的機能を提供する)が、非常に大きくて、したがって、全体の質量が大きいことである。風力機械の塔の頂部でナセルに取り付けられる発電機を、風力機械に設置する場合に、有意な課題は、ナセルを塔の上に上げて置く際に;および、保守のために発電機/ナセルを取り外す際に;発電機の追加的な重量を支えるために塔を強化する必要条件に直面する。
同様の課題は、他のタイプの持続可能な発電機において直面する。そして、それは上記のタイプ(例えば波力機械および潮汐力機械において)の直接駆動を利用してもよく、そして、回転タイプまたは直線運動タイプの発電機を利用してもよい。
さらに、この種の直接駆動式発電機の質量が、低速度/高出力トルクの持続可能な発電機における特定の課題であるとわかってきたが、従来の発電所において使用するような従来の発電機もまた、大部分は使用する鉄芯の量に起因する有意な質量であることはいうまでもない。この種の従来の発電機の場合、しかしながら、鉄芯は、電磁流量パスと構造機能の両方を提供する。そして、それは2つの別個のコンポーネントが磁気的および構造的機能を提供する既知の直接駆動式発電機とは対照的である。
前述の不利点のうちの少なくとも1つを取り除くかまたは緩和することは、従って、本発明の実施形態の目的である。
本発明の第1の態様によれば、機械エネルギーおよび電気エネルギーのうちの一方を他方に変換するために作動する電磁装置のための磁束導通ユニットであって、前記磁束導通ユニットは、磁気透過性の材料で形成される少なくとも1つの磁束導通エレメントを含み、前記少なくとも1つの磁束導通エレメントは:
前記電磁装置のコイルアセンブリを受け入れるためのコイル受け入れスペース;および
実質的に磁気非透過性の材料を収容する少なくとも1つの材料受け入れスペース;
を定義する磁束導通ユニットが提供される。
この種の磁束導通ユニットを提供することは、磁束導通ユニットによって定義される少なくとも1つの材料受け入れスペースのための磁気非透過性の材料の適切な選定によって、従来の磁束導通ユニットと比較したときに、質量の節約を可能にする。特に、風力機械において現在見られるタイプの従来の発電機の磁束導通ユニットと比較したときに、本発明の磁束導通ユニットは、磁束キャリー量(magnetic flux carrying capacity)の有意な損失なしで、および機械的強度の有意な損失なしで、ユニットが組み込まれる発電機の質量を有意に低減させる可能性を提供する。
代わりに、または、加えて、コイル受け入れスペースおよび少なくとも1つの材料受け入れスペースは、磁束導通エレメントの一部(例えば壁)によって互いに離れて間隔を置かれてもよい。
代わりに、または、加えて、材料受け入れスペースは、磁束導通エレメントの少なくとも2つの壁によって定義されてもよい。少なくとも2つの壁は、コイル受け入れスペースの同じ側に配置される。
代わりに、または、加えて、少なくとも1つの材料受け入れスペースは、開口チャネルとして形成されてもよい。チャネルの開口は;コイル受け入れスペースに向かって面している;およびコイル受け入れスペースから離れて面している;のうちの1つである。
より詳しくは、チャネルの開口は、コイル受け入れスペースに対して実質的に反対方向に面してもよい。
代わりに、または、加えて、少なくとも1つの材料受け入れスペースは、磁束導通エレメントの少なくとも一部に沿って延びる孔として形成されてもよい。
より詳しくは、孔は、孔の対向する2つの端部のうちの少なくとも1つで開口していてもよい。
代わりに、または、加えて、材料受け入れスペースは、磁束導通エレメントを通る磁束の流れの方向に対して実質的に垂直な方向に沿って実質的に矩形の形状であってもよい。
代わりに、または、加えて、少なくとも1つの磁束導通エレメントは、比較的高い磁束キャリー量を有する材料(特に鉄または鋼)で形成されてもよい。また、少なくとも1つの磁束導通エレメントは、電磁装置の使用中に、磁束導通エレメント上に与えられる負荷の少なくとも大部分を支えるために構成されてもよい。
代わりに、または、加えて、少なくとも1つの材料受け入れスペースは、磁束導通エレメントの長さに沿って延びてもよい。
代わりに、または、加えて、少なくとも1つの材料受け入れスペースは、磁束導通ユニットの使用中に、少なくとも1つの磁束導通エレメントの磁束の流れの方向に沿って延びてもよい。
代わりに、または、加えて、磁束導通エレメントは、本体および、本体からそれに沿って延びる少なくとも1つの細長部材を含んでもよい。少なくとも1つの材料受け入れスペースは、少なくとも1つの細長部材および本体によって定義される。例えば、複数の細長部材は、櫛のような構造を形成するように、本体から延びてもよい。
代わりに、または、加えて、磁束導通エレメントは、断面において一般にl字形または一般にu字形のうちの1つでもよい。断面の方向は、磁束導通ユニットの使用中に、磁束導通エレメントにおける磁束の流れの方向に対して直角でもよい。
実質的に磁気非透過性の材料は、流体、ゲルおよび固体のうちの少なくとも1つを含んでもよい。ゲルは、それに懸濁される固体粒子を収容してもよい。
代わりに、または、加えて、実質的に磁気非透過性の材料は、磁束導通エレメントよりも低い密度でもよい。例えば、実質的に磁気非透過性の材料は、材料受け入れスペースに受け入れられる時間設定および/または溶融材料でもよい。さらなる別の実施形態において、磁束導通エレメントは、コア周辺にシェルまたはフレームを有する固体材料のコアを含んでもよく、コアはシェルよりも低い密度である。
代わりに、または、加えて、磁気非透過性の材料は、ガス(例えば空気)を含んでもよい。
代わりに、または、加えて、材料受け入れスペースは、磁気非透過性の材料によって実質的に完全に充填されてもよい。
電磁装置の使用中に、磁束導通ユニットが静止しているアプリケーションにおいて、少なくとも1つの磁束導通エレメントは、実質的に磁気非透過性の流体が少なくとも1つの材料受け入れスペースを通って流れるように、構成されてもよい。したがって、流れる流体は、磁束発生エレメントの冷却を提供してもよい。より詳しくは、磁束導通ユニットは、材料受け入れスペース内に流体の流れを生じさせるために、ポンプ等を含んでもよい。
代わりに、または、加えて、磁束導通ユニットは、両者間で定義されるコイル受け入れスペースを伴って、互いに離れて間隔を置かれる第1および第2の磁束導通エレメントを含んでもよい。少なくとも1つの材料受け入れスペースは、第1および第2の磁束導通エレメントのうちの少なくとも1つによって定義されてもよい。
より詳しくは、磁束導通ユニットは、第1および第2の磁束導通エレメントの対向面を連結する少なくとも1つの連結部を含んでもよい。したがって、電磁装置の使用中に、少なくとも1つの連結部は、電磁束導通部分間に磁束を導通してもよい。それ故、連結部は磁束導通エレメントを構成する。そして、それは少なくとも1つの材料受け入れスペースを定義してもよい。電磁装置が第1および第2の連結部を含む場合には、第1および第2の連結部は、第1および第2の磁束導通エレメントの対向する端部に向けて配置してもよい。
代わりに、または、加えて、磁束導通エレメントは、範囲を定義してもよい。そして、コイル受け入れスペースはその範囲外にあり、少なくとも1つの材料受け入れスペースはその範囲内にある。
出願人の国際特許出願番号PCT/GB2007/000883の教示によれば、磁束導通ユニットは、以下をさらに含んでもよい:少なくとも1つの磁石;発電機またはモータのコイルアセンブリを受け入れるためのコイル受け入れスペースを両者間に定義する一対の対向する磁束導通エレメント(各磁束導通エレメントは少なくとも1つの材料受け入れスペースを定義する):および対向する磁束導通エレメント間に延びる少なくとも1つの連結部;そこにおいて、少なくとも1つの磁石は、エレメント間の磁気吸引力が連結部を通して反応され、かつ連結部内でバランスされるように、対向する磁束導通エレメントに関連して配置される。
磁束導通エレメントが上記で定義されるのと同じように、少なくとも1つの連結部は、少なくとも1つの材料受け入れスペースを定義してもよい。したがって、少なくとも1つの連結部は、1つ以上の空所またはチャンバ、あるいは1つ以上の凹所、チャネルまたは溝を含んでもよい。コイルアセンブリおよび磁束導通エレメントのうちの一方は、移動してもよく、そして、コイルアセンブリおよび磁束導通エレメントの他方は、静止していてもよい;モータまたは発電機のこの種の代替配置構造は、周知である。
本発明の第2の態様によれば、本発明の第1の態様による磁束導通ユニットを含む電磁装置が、提供される。
より詳しくは、電磁装置は、発電機およびモータのうちの1つでもよい。
代わりに、または、加えて、電磁装置は、少なくとも1つの磁束導通エレメントによって定義されるそれぞれの少なくとも1つのコイル受け入れスペースに受け入れられる少なくとも1つのコイルアセンブリを含んでもよい。
より詳しくは、各コイルアセンブリは、空心コイルアセンブリおよび鉄芯が抜かれた(iron−cored)コイルアセンブリのうちの1つでもよい。
本発明の第2の態様のさらなる特徴は、本発明の第1の態様の1つ以上の特徴を含んでもよい。
本発明の第3の態様によれば、発電機として作動するように構成される電磁装置を含む発電機械が、提供される。そして、電磁装置は、本発明の第1の態様による磁束導通ユニットを含む。
本発明の第3の態様の特徴は、本発明の第1または第2の態様の1つ以上の特徴を含んでもよい。
本発明のさらに別の態様によれば、電磁装置用の磁束導通ユニットが提供される。そして、このユニットは、別々の磁束キャリー量の少なくとも2つの領域を有する少なくとも1つの磁束導通エレメントを含む。
より詳しくは、少なくとも1つの磁束導通エレメントは、少なくとも2つの領域によって提供される磁束キャリー量の変化が、磁束導通ユニットの使用中に少なくとも1つの磁束導通エレメントにおける磁束の流れの方向に対して直角の方向であるように、構成されてもよい。
好ましい実施形態において、少なくとも1つの磁束導通エレメントは、主領域および少なくとも1つのさらなる領域を含み、主領域の磁束キャリー量は、少なくとも1つのさらなる領域の磁束キャリー量よりも大きい。エレメントが複数のさらなる領域を含む場合には、主領域の磁束キャリー量は、各々のさらなる領域の磁束キャリー量よりも高くてもよい。主領域は、比較的高い磁束キャリー量を有する材料(特に鉄または鋼)でもよく、そして、ユニットの使用中にエレメント上に与えられる機械的負荷の大部分/全部を支えるのに適していてもよい。
本発明のさらなる態様のさらなる特徴は、本発明の任意の先行する態様の1つ以上の特徴を含んでもよい。
本発明の実施形態は、添付図面を参照して、例としてのみ記述される。
図1は、本発明の実施形態に係る磁束導通ユニットの斜視図である。 図2は、図1に示すユニットを横に隣り合わせで備え付けた、本発明の実施形態に係る発電機の一部を形成するアレイの斜視図である。 図3は、本発明の別の実施形態に係る磁束導通ユニットの斜視図である。 図4は、図3のX−X線に関して切断された図3に示すユニットの図である。 図5は、図3に示すユニットを多数組み込んだ、本発明の別の実施形態に係る発電機の一部の斜視図である。 図6は、図5のY−Y線に関して切断された図5に示す発電機の一部の拡大図である。 図7は、本発明のさらに別の実施形態に係る発電機の一部の斜視図である。 図8は、磁束導通エレメントのさらなる実施形態の斜視図である。
まず図1には、本発明の実施形態に係る磁束導通ユニットの斜視図が示され、このユニットは参照番号10によって概して示される。多くのユニット10は、発電機械、典型的には海面または海面付近でブイ等から電力を発生させるために運動波エネルギーを利用する直接駆動式線形波力発電機械、の発電機において提供される。図2は、隣り合わせで取り付けられたユニット10のアレイ33を示し、そして、それは発電機34の一部を形成する。発電機34は、多くのこの種のアレイ33を概して含み、そして、それは積み重ねられてもよくおよび/または隣り合わせに並べられてもよい。
ユニット10は一般に、磁束キャリー量(magnetic flux carrying capacity)が異なる少なくとも2つの領域14および16を有する少なくとも1つの磁束導通エレメント12を含む。図示の実施形態では、ユニット10は、上部エレメント12aおよび下部エレメント12bの形態でこの種のエレメントを2つ含む。そして、各エレメント12aおよび12bは、磁束キャリー量が異なる領域14および16(それは、材料を受け入れるスペースを構成する)を含む。各エレメント12aおよび12bは、一般に中空の細長い箱15として事実上形成され、それは断面が矩形で、両端が開口している。箱15は、領域14を定義して、そして、比較的高い磁束キャリー量を有する材料(概して鉄または鋼)で形成される。
箱15はまた、領域16を定義する。そして、それは箱15の長さに延びる空所またはチャンバの形態をとり、そしてそれは、典型的な発電機において、空気で満たされる。空気(それは、実質的に磁気非透過性の材料を構成する)は、鉄/鋼よりも非常に低い磁束キャリー量を有する。したがって、ユニット10の使用中に、エレメント12aおよび12b内の大多数の磁束の流れは、それぞれの箱15に向けられる。代わりの形態において、空所は、流体で満たされてもよい。そして、その流体(それは、実質的に磁気非透過性の材料を構成する)は、ポンプ(図示せず)によって空所内に流されて、これにより、磁束導通エレメント12の冷却を提供する。この種の形態の使用中に、磁束導通エレメント12は静止していて、そして、コイルアセンブリ(図示せず)は磁束導通エレメントに関して移動する。
2つのこの種の中空の磁束導通エレメント12aおよび12bを含む磁束導通ユニット10の提供において、ユニット10の重量は、上記のタイプの従来の発電機に見られるユニットと比較して、有意に減少することが可能であるが、ユニットのエアギャップ18(それは、コイルの受け入れスペースを構成する)全体の十分な磁束密度を依然として提供する。実際、出願人によって行われる予備調査は、同等の中実エレメントの約90パーセントまで機械的変形に抵抗するエレメントの能力と、エアギャップ18におけるわずか約5パーセントの磁束密度の減少とを、両方とも維持しながら、65%(従来の発電機ユニットの中実のエレメントと比較して)のオーダーの質量の減少が達成可能であることを示唆する。
ユニット10および発電機内でのその作動が、ここでさらに詳細に記述される。
出願人の国際特許出願番号PCT/GB2007/000883の教示を受けて、エレメント12aおよび12bは、離れて間隔を置かれて、そして各々、磁束の流れパス(magnetic flux flow path)24a、24b(1点鎖線で示される)が、図1を方向Aに見るときに、それぞれ、時計回りおよび反時計回りに延びるように配置されるそれぞれの磁石20、22を担持する。これを達成するために、磁石20および22の磁極は、図1を上から下まで見るときに、S−N/S−Nに向けられることが理解される。
加えて、ユニット10は、エレメント12aおよび12bの両端に連結部26a、26bを含む。そして、それは断面が一般にC字形であって、それがエレメント12aおよび12bを連結する。磁束は、連結部26aおよび26bを通って(図1に1点鎖線で示すように)エレメント12aと12bとの間を流れる。エレメント12aおよび12b間の磁気吸引力は、磁石20、22間のギャップ18を閉じようとして、これにより、エレメント上に機械的負荷を与えようとする。しかしながら、これらの機械的負荷は、連結部26a、26bに伝えられて、これにより、磁気吸引力に反応して、バランスをとるために役立つ。したがって、ユニット10を使用して作られる直接駆動式発電機34を組み込んだ直接駆動式機械において、発電機は、ユニット10が磁気的および構造的機能の両方を有して、これにより、全体の質量を減らすような方法で、組み立てられる。
エレメント12aおよび12bと同じように、連結部26a、26bは、各々、別々の磁束キャリー量の2つの領域28a、28bおよび30a、30bを定義する。これは、上記のように一般にC字形の連結部26a、26bを形成することによって達成される。連結部は、これにより、領域30a、30b(それは、材料の受け入れスペースを構成する)を定義する凹所またはチャネルを含む。領域28a、28bを定義する連結部26a、26bのパーツは、概して、例えば鉄または鋼のような良好な磁束キャリー量を有する材料である。
ユニット10のエアギャップ18は、磁石20、22の対抗する面間に定義される。そして、一部分が図1および図2に参照番号32を与えて示される発電機34のコイルアセンブリが、エアギャップ18内に位置決めされる。上記の如く、ユニット10のアレイ33は、概して、隣接するユニット10において反対向きにされる磁石の磁極を有する、波力機械で見られるタイプの線形発電機に組み込まれる。
ユニット10は、コイルアセンブリ32に関してユニット10を(または逆にユニット10に関してコイルアセンブリ32を)前後に往復動させて、交流(AC)出力を生成するトランスレータ(translator)(図示せず)に接続される。
ユニット10の使用中に、ユニットのまわりの大多数の磁束の流れは、エレメント12aおよび12bの領域14、ならびに連結部26a、26bの領域28a、28bを通過する。そして、それはエレメントの主領域を形成する。したがって、ユニット10における一次磁束の流れは、磁石20から磁石22へ;磁石22からエレメント12bの箱15(磁束が分割されて、2つの方向24a、24bに進行する)の壁内へ;エレメント12bの箱15の壁に沿って、そして、連結部26a、26b内へ;領域28a、28bを形成する連結部26a、26bの壁に沿って;エレメント12aの箱15の壁内へ、そしてそれに沿って;そして、磁石20に戻る。最小限の磁束の流れは、エレメント12a、12bの空所16を通って、または連結部26a、26bの凹所30を横切って発生する。
加えて、図2に示すようにアレイ33に位置するユニット10とともに、磁束はまた、ユニット10間にも、したがってアレイ33の長さに沿っても流れる。詳しくは、アレイ33の端部39にあるユニット10を第1のユニットとして、第2のユニット10’は、第1のユニット10の隣に隣接する位置に提供される。第1のユニット10の磁石20および22は、S−N、S−Nに向きを定められて、そして、第2のユニット10’の磁石20および22は、N−S、N−Sに向きを定められる。第1のユニット10に(上記の通りの)、そして、第2のユニット10’に(第1のユニットの方向とは反対方向において)存在している別々の磁束の流れパスに加えて、第1のユニット10のエレメント12bの箱15と、第2のユニット10’のエレメント12bの箱15との間に、磁束の流れパスが存在する。同じように、第2のユニット10’のエレメント12aの箱15と、さらに隣接するユニット10”のエレメント12aの箱15との間に、第2のユニット10’からさらなるユニット10”へと、磁束が流れる。
これらの磁束の流れパスは、隣接するユニット10のそれぞれの磁石20、22の方向に基づいて、アレイ33の長さに沿って反映する。
個々のユニット10内の、そして、隣接するユニット間の磁束の流れは、十分に高い磁束密度がエアギャップ18内に達成されることを確実にするが、エレメント12a、12bの質量および連結部26a、26bの質量を減少させる。これは、ユニット10の全体の質量、したがってユニット10の多くのアレイ33を組み込んだ発電機の全体の質量を、従来の発電機を組み込んでいる同様の電力出力機械よりも有意に少なくさせる。
図3には、本発明の別の実施形態に係る磁束導通ユニット100の斜視図が示される。図1のユニット10と同様のユニット100のコンポーネントは、同じ参照番号(100だけ増やされる)を共有する。ユニット100は図4にも示される。ここで、ユニットは、図3のX−X線に関して切断されている。加えて、多くのユニット100を組み込んだ発電機134は、図5の斜視図に示される。そして、図2の発電機34と同様の発電機134のコンポーネントも、同じ参照番号(100だけ増やされる)を共有する。発電機134は図6にも示される。そして、それは図5のY−Y線に関して切断された拡大図である。
ユニット100は、磁束導通エレメント112a、112b、およびエレメントの一端部に連結部126を含む。エレメント112a、112bおよび連結部126からなる一般にC字形のコアを形成するために、エレメントは、適切に成形された鉄板または鋼板を溶接することによって作られる。磁石120、122は、コイルアセンブリ(図示せず)を受け入れるための両磁石間に定義されるエアギャップ118(それは、コイルの受け入れスペースを構成する)を伴って、それぞれのエレメント112a、112b上に取り付けられる。使用中に、そしてユニット10と同じように、連結部126は、エレメント112a、112b間に存在する吸引力のバランスをとって、反応する。
図示の容易さのために、発電機134の一部のみが図5に示されて、コイルアセンブリおよび関連した支持機材は取り除かれている。図5に示すように、ユニット100は、隣り合って並んで位置決めされて、そして、例えば風力タービン(図示せず)のような回転発電機械に組み込むための円周リングを形成する。ユニット100の隣り合った位置決めを容易にするために、ユニットは、図3に最もよく示されるように、放射方向に内向きにテーパーがつく。したがって、放射方向に最外側に提供されるエレメント112aは、エレメント112bよりも大きな幅である。
エアギャップ118は、各ユニット100のエレメント112a、112bの磁石120、122間に定義される。そして、磁石は、ユニット10の磁石20、22よりも、エレメント112a、112bの長さに沿ってより長く延びる。また、エレメント112a、112bは各々、閉じた空所またはチャンバ116を定義するために、プレート36a、36bによってそれぞれの端部35で閉じる。したがって、エレメント112a、112bは、それらの反対側の端部でも閉じる。そして、これがロータ支持プレート(図示せず)上へのユニット100の実装を容易にする。適切な巻線(図示せず)を担持しているリングは、さまざまなエアギャップ118を通して発電機34の外周まわりに延びる環状チャンネル37内に位置決めされる。
上記したように、ユニット100は、風力発電機械の原動機とともに回転するための、適切なロータ支持プレートを介してロータ軸上に取り付けられる。チャネル37に位置するコイルアセンブリとともに、原動機の、したがってユニット100の回転は、上記と同様にして交流を発生させるのに役立つ。
図7には、本発明のさらに別の実施形態に係る発電機が示される。この発電機は、参照番号234によって一般に示される。発電機234は、図3〜図6のユニット100と同様の構造の多くの磁束導通ユニット200を含む。ユニット100と同様のユニット200のコンポーネント、および発電機134と同様の発電機234のコンポーネントは、同じ参照番号(100だけ増やされる)を共有する。
ユニット200は、事実上、ユニット100に非常に似た同様の構造であり、ユニット200の磁束導通エレメント212a、212bの端部35が開いていることで節約する。このやり方では、エレメント212a、212bの空所またはチャンバ116は、開いていて、端部プレートによって閉じられていない。空所216がこのようにして開いているようにエレメント212a、212bを作ることは、ユニット200の両磁石120、122間に定義されるエアギャップ218における機械的強度および磁束密度を結果として減少させるとともに、ユニット200の、したがって発電機234の質量をさらに減らす。
磁束導通エレメント300のさらなる実施形態の斜視図が、図8に示される。磁束導通エレメントは、それが一対の間隔を置かれた別々の対向するアーム302、304を定義するように、C字形に成形される。そして、アームは、それらの間にコイルを受け入れスペース306を定義する。第1および第2のアーム302、304は、連結部305によって互いに連結される。本実施形態において、連結部305は、第1および第2のアーム302、304と一体的に形成される。第1および第2の磁石308、310は、両磁石間にコイル(図示せず)を受け入れるためのスペースを提供するように、第1および第2のアームの対向する面にそれぞれ取り付けられる。磁束導通エレメントの各アームは、本体312を有していて、この本体から、第1の細長部材314が、アームの第1の縁部の全長に沿って延びる。磁束導通エレメントの各アームは、アームの第2の縁部(第2の縁部は、第1の縁部に対向する)の全長に沿って延びる第2細長部材316も有している。チャネルは、したがって、コイルの受け入れスペースに対して実質的に反対方向に面するチャネルへの開口部とともに、第1および第2の細長部材314、316の各ペア間に定義される。チャネルは、実質的に磁気非透過性の材料を収容する材料受け入れスペースを構成する。本実施形態において、実質的に磁気非透過性の材料は、空気である。断面が矩形の磁束導通エレメント、すなわちチャネルのない磁束導通エレメントと比較して、図8の実施形態は、同じ磁気的エアギャップ磁束密度が達成され、かつ、アーム302、304が同じだけ曲がっているものの65%の軽さである。
本発明の主体が、空所または凹所を組み込んでいる導通エレメントを有する磁束導通ユニットを提供する際に、質量の減少を達成するために、広範囲にわたる別々のタイプの発電機または実際のところモータに適用されてもよいことが理解される。概念上熟練したリーダーによって理解されるように、コイルおよび磁束導通ユニットの互いに関する移動を提供するためにモータには電力が適用されるという点でモータと異なる機能性を有する発電機と同じ本質的な構造形態を、モータは有する。したがって、モータに対する本発明の適用の詳細は、必要であるとみなされない。
さらに、本発明の上記した実施形態は、単一の空所または凹所を有する磁束導通エレメントを図示したが、磁束導通エレメントは複数の空所を含んでもよく、そして、連結部は同様に複数の凹所を含んでもよいことが理解される。加えて、磁束導通エレメントは、凹所を含むように成形されてもよく、同じように連結部を含むように成形されてもよく、その逆でもよいことが理解される。
磁束導通ユニットの上記した以外の別の形状が、回転および直線の両方の形式および機能を有する発電機またはモータの両方において使用するために、利用されてもよい。この種のユニットは、対向する磁束導通エレメント間の連結部によって、磁気吸引力によりユニットに発生する機械的負荷のバランスをとって、反応する原理を利用してもよい。
本発明は、鉄芯が抜かれた(iron−cored)、または空心の、発電機またはモータに適用されてもよい。より詳しくは、鉄芯が抜かれた(iron−cored)装置は、磁性体から形成されるステータを含む。例えば、上記の実施形態において、コイルアセンブリはステータを構成する。そして、コイルアセンブリのコイルは、磁性体上に巻かれる。他方、空心装置は、非磁性体から形成されるステータを含む。したがって、上記の実施形態において、コイルアセンブリのコイルは、非磁性体上に巻かれる。
少なくとも1つの空所または凹所は、液体またはゲルを収容してもよく、ゲルは、それに懸濁される固体粒子を任意に収容する。あるいは、少なくとも1つの空所または凹所は、空所/凹所を定義しているエレメントの残りのものよりも低い密度の固体材料によって少なくとも部分的に満たされてもよく、そして、固体材料は、チャンバ/空所内に供給される時間設定および/または溶融材料でもよい。さらなる代替において、エレメントは、コア周辺にシェルまたはフレームを有する固体材料のコアを含んでもよく、そして、コアはシェルよりも低い密度でもよい。

Claims (21)

  1. 機械エネルギーおよび電気エネルギーのうちの一方を他方に変換するために作動する電磁装置のための磁束導通ユニットであって、前記磁束導通ユニットは、磁気透過性の材料で形成される少なくとも1つの磁束導通エレメントを含み、前記少なくとも1つの磁束導通エレメントは:
    前記電磁装置のコイルアセンブリを受け入れるためのコイル受け入れスペース;および
    実質的に磁気非透過性の材料を収容する少なくとも1つの材料受け入れスペース;
    を定義する磁束導通ユニット。
  2. 前記コイル受け入れスペースおよび前記少なくとも1つの材料受け入れスペースが、前記磁束導通エレメントの一部によって互いに離れて間隔を置かれる、請求項1に記載の磁束導通ユニット。
  3. 前記材料受け入れスペースが、前記磁束導通エレメントの少なくとも2つの壁によって定義されて、当該少なくとも2つの壁が、前記コイル受け入れスペースの同じ側に配置される、請求項1または2に記載の磁束導通ユニット。
  4. 前記少なくとも1つの材料受け入れスペースが、開口チャネルとして形成されて、前記チャネルの開口は;前記コイル受け入れスペースに向かって面している;および前記コイル受け入れスペースから離れて面している;のうちの1つである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の磁束導通ユニット。
  5. 前記チャネルの前記開口が、前記コイル受け入れスペースに対して実質的に反対方向に面する、請求項4に記載の磁束導通ユニット。
  6. 前記少なくとも1つの材料受け入れスペースが、前記磁束導通エレメントの少なくとも一部に沿って延びる孔として形成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の磁束導通ユニット。
  7. 前記材料受け入れスペースが、前記磁束導通エレメントを通る磁束の流れの方向に対して実質的に垂直な方向に沿って実質的に矩形の形状である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の磁束導通ユニット。
  8. 前記少なくとも1つの材料受け入れスペースが、前記磁束導通エレメントの長さに沿って延びる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の磁束導通ユニット。
  9. 前記少なくとも1つの材料受け入れスペースが、前記磁束導通ユニットの使用中は、前記少なくとも1つの磁束導通エレメントの磁束の流れの方向に沿って延びる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の磁束導通ユニット。
  10. 前記磁束導通エレメントが、本体および、前記本体からそれに沿って延びる少なくとも1つの細長部材を含み、前記少なくとも1つの材料受け入れスペースが、前記少なくとも1つの細長部材および前記本体によって定義される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の磁束導通ユニット。
  11. 前記磁束導通エレメントが、断面において一般にl字形または一般にu字形のうちの1つである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の磁束導通ユニット。
  12. 前記実質的に磁気非透過性の材料が、流体、ゲルおよび固体のうちの少なくとも1つを含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の磁束導通ユニット。
  13. 前記材料受け入れスペースが、前記磁気非透過性の材料によって実質的に完全に充填される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の磁束導通ユニット。
  14. 前記磁束導通ユニットが、使用中は静止していて、前記磁束導通ユニットは、ポンプおよび、前記少なくとも1つの材料受け入れスペースを通る実質的に磁気非透過性の流体の流れのために構成される前記少なくとも1つの磁束導通エレメントをさらに含み、前記ポンプは、前記材料受け入れスペースを通る流体の流れを生じさせるために作動する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の磁束導通ユニット。
  15. 前記磁束導通ユニットが、両者間で定義される前記コイル受け入れスペースを伴って、互いに離れて間隔を置かれる第1および第2の磁束導通エレメントを含み、前記磁束導通ユニットは、前記第1および第2の磁束導通エレメントの対向面を連結する少なくとも1つの連結部を含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の磁束導通ユニット。
  16. 前記少なくとも1つの連結部が、少なくとも1つの材料受け入れスペースを定義する、請求項15に記載の磁束導通ユニット。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項に記載の磁束導通ユニットを含む、電磁装置。
  18. 前記電磁装置が、発電機およびモータのうちの1つである、請求項1〜17のいずれか1項に記載の電磁装置。
  19. 前記電磁装置が、前記少なくとも1つの磁束導通エレメントによって定義されるそれぞれ少なくとも1つのコイル受け入れスペースに受け入れられる少なくとも1つのコイルアセンブリを含む、請求項17または18に記載の電磁装置。
  20. 各コイルアセンブリが、空心コイルアセンブリおよび鉄芯が抜かれたコイルアセンブリのうちの1つである、請求項19に記載の電磁装置。
  21. 発電機として作動するために構成される電磁装置を含み、前記電磁装置は、請求項1〜16のいずれか1項に記載の磁束導通ユニットを含む、発電機械。
JP2010524564A 2007-09-12 2008-09-08 磁束導通ユニット Pending JP2010539872A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB0717746.2A GB0717746D0 (en) 2007-09-12 2007-09-12 Magnetic flux conducting unit
PCT/GB2008/003028 WO2009034302A1 (en) 2007-09-12 2008-09-08 Magnetic flux conducting unit

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010539872A true JP2010539872A (ja) 2010-12-16

Family

ID=38658796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010524564A Pending JP2010539872A (ja) 2007-09-12 2008-09-08 磁束導通ユニット

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8339009B2 (ja)
EP (1) EP2191556A1 (ja)
JP (1) JP2010539872A (ja)
CN (1) CN101816116B (ja)
AU (1) AU2008299697A1 (ja)
BR (1) BRPI0816739A8 (ja)
CA (1) CA2698791A1 (ja)
GB (1) GB0717746D0 (ja)
WO (1) WO2009034302A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101842965B (zh) 2007-07-09 2012-11-28 清水控股有限公司 具有独立的可去除线圈、模块部件和自保持被动磁轴承的电磁机
KR100995075B1 (ko) * 2008-08-26 2010-11-18 삼성에스디아이 주식회사 배터리 관리 시스템 및 그 구동 방법
WO2010036221A1 (en) 2008-09-26 2010-04-01 Clearwater Holdings, Ltd. Permanent magnet operating machine
PL2394351T3 (pl) 2009-02-05 2021-05-31 Evr Motors Ltd. Maszyna elektryczna
ITMI20110376A1 (it) * 2011-03-10 2012-09-11 Wilic Sarl Aerogeneratore raffreddato a fluido
US10505412B2 (en) 2013-01-24 2019-12-10 Clearwater Holdings, Ltd. Flux machine
GB201308863D0 (en) 2013-05-16 2013-07-03 Ngentec Ltd Stator
JP6634018B2 (ja) 2013-09-18 2020-01-22 イー.ヴィー.アール. モーターズ リミテッドE.V.R. Motors Ltd. 多極電気機械
CA3186823A1 (en) 2014-07-23 2016-01-28 Clearwater Holdings, Ltd Flux machine
CN115188604A (zh) 2017-09-08 2022-10-14 清水控股有限公司 用于增强电存储的系统和方法
MX2020007205A (es) 2017-10-29 2023-03-23 Clearwater Holdings Ltd Maquinas electromagneticas modulares y los metodos de uso y fabricacion de las mismas.

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0453072A (ja) * 1990-06-19 1992-02-20 Hitachi Ltd ロータリー型ヘッド位置決め装置
JP2000209840A (ja) * 1999-01-08 2000-07-28 Toyota Autom Loom Works Ltd 冷却機能を備えたリニアモ―タ装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4209724A (en) * 1976-03-19 1980-06-24 Compagnie Industrielle De Mecanismes Permanent magnet stator frame structure for an electric motor
JPS60223466A (ja) * 1984-04-18 1985-11-07 Fujikura Ltd 波力発電装置
JP2001258221A (ja) 2000-03-10 2001-09-21 Genesis:Kk 自己起動型同期電動機
US6605883B2 (en) * 2001-04-20 2003-08-12 Japan Servo Co., Ltd. Multi-phase flat-type PM stepping motor and driving circuit thereof
US20020195580A1 (en) * 2001-06-22 2002-12-26 Hydrotek Corporation Solenoid valve with magnetic fluid filled between a magnetically conductive winding reel and a magnetically insulating tube
EP1416619B1 (en) * 2001-07-09 2011-06-08 Harmonic Drive Systems Inc. Hybrid synchronous electric machine
US6806594B2 (en) * 2002-02-20 2004-10-19 Sumitomo Heavy Industries, Ltd. Coil unit for linear motor
NL1020095C2 (nl) * 2002-03-01 2003-09-02 Tno Elektromechanische omzetter.
US6891306B1 (en) * 2002-04-30 2005-05-10 Wavecrest Laboratories, Llc. Rotary electric motor having both radial and axial air gap flux paths between stator and rotor segments
WO2003094323A1 (en) * 2002-05-06 2003-11-13 Aerovironment, Inc. Lamination cooling system
US6946771B2 (en) * 2002-07-10 2005-09-20 Quebec Metal Powders Limited Polyphase claw pole structures for an electrical machine
US7414347B2 (en) * 2004-03-23 2008-08-19 Emerson Electric Co. End cap for segmented stator
US20060038461A1 (en) * 2004-08-19 2006-02-23 Gabrys Christopher W Optimized air core armature
GB0605298D0 (en) 2006-03-16 2006-04-26 Univ Edinburgh Generator and magnetic flux conducting unit

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0453072A (ja) * 1990-06-19 1992-02-20 Hitachi Ltd ロータリー型ヘッド位置決め装置
JP2000209840A (ja) * 1999-01-08 2000-07-28 Toyota Autom Loom Works Ltd 冷却機能を備えたリニアモ―タ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CA2698791A1 (en) 2009-03-19
BRPI0816739A2 (pt) 2015-03-17
GB0717746D0 (en) 2007-10-24
US8339009B2 (en) 2012-12-25
CN101816116B (zh) 2013-09-18
EP2191556A1 (en) 2010-06-02
AU2008299697A1 (en) 2009-03-19
US20100213787A1 (en) 2010-08-26
WO2009034302A1 (en) 2009-03-19
BRPI0816739A8 (pt) 2016-01-19
CN101816116A (zh) 2010-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010539872A (ja) 磁束導通ユニット
US7692357B2 (en) Electrical machines and assemblies including a yokeless stator with modular lamination stacks
US7385330B2 (en) Permanent-magnet switched-flux machine
US8040011B2 (en) Generator and magnetic flux conducting unit
CN101501963B (zh) 多相多线圈发电机
US9985512B2 (en) Large magnetically geared machines
US20180166946A1 (en) Flywheel energy storage device with induction torque transfer
US7459822B1 (en) Rotating electric machine having switched or variable reluctance with flux transverse to the axis of rotation
NO340196B1 (no) Elektrisk maskin, samt tilhørende fremgangsmåter
US20090072645A1 (en) Composite electromechanical machines with gear mechanism
Davey et al. Axial flux cycloidal magnetic gears
EP2133982A2 (en) An electrical machine with integrated magnetic gears
HUE026324T2 (en) Electric machine with reduced weight design in magnetically active parts
WO2012073207A2 (en) Improved rotating electric machine
Mueller et al. Electrical generators for direct drive systems: a technology overview
CN101882819A (zh) 直线圆筒型开关磁通永磁发电机
EP2782215A1 (en) Retractable modular stator for an electric motor/generator
KR20190130472A (ko) 전동기 극대화 응용 발전장치
JP2019054720A (ja) 内側管状スリーブを備えた固定子を有する電気機械
CN202503419U (zh) 直驱海浪发电用游标式直线电机
JP6572421B2 (ja) アキシャル型磁気ギヤード電機
Yin et al. A novel axial-radial flux-modulated permanent-magnet machine
JP5404061B6 (ja) 発電機および磁束伝導ユニット
UA19938U (en) Electric generator

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110817

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130618

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130918

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130926

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140304