JPS60223466A

JPS60223466A - 波力発電装置

Info

Publication number: JPS60223466A
Application number: JP59076645A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Yamanouchi; 山之内　宏; Michio Takaoka; 道雄高岡; Tsuneaki Motai; 恒明馬渡; Shotaro Yoshida; 昭太郎吉田; Kazuya Akashi; 一弥明石
Original assignee: Fujikura Ltd
Current assignee: Fujikura Ltd
Priority date: 1984-04-18
Filing date: 1984-04-18
Publication date: 1985-11-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、波の力を利用する発電装置に関するもので
ある。

良末肢遺波のエネルギーを、いったん別のエネルギー（たとえば
タービンを回す機械エネルギーなど）に変え、それから
電気エネルギーに変えるというものが知られている。

しかしこの方法は、総合的なエネルギー変換効率が良く
ない。

この発明は、もつと効率良く、波のエネルギーを電気エ
ネルギーに変える方法の提供を目的とするものである。

＆囲五鳳誠この出願は、二つの発明からなっている。

両方とも、磁界のなかで運動する導体に起電力が発生す
るという原理を利用している。

第１の発明は、第１〜４図のように、海面上に導体１０と磁石２０とを設置するとともに、導
体１０が、波の力によって磁石２０に対して相対的に上
下連動をし、かつその上下運動によって磁石２０の作る
磁力線２６を切るようにしたことを特徴とする。

また第２の発明は、第５、第６図のように、海面上に１
連の導体１０に対して複数の磁石２０を、波の半波長ま
たはその奇数倍の長さごとに、かつ一つ置きに極性を替
えて設置するとともに、導体１０が、波の力によって磁
石２０に対して相対的に上下運動をし、かつその上下運
動によって磁石２０の作る磁力線２６を切るようにした
ことを特徴とする。

乳↓又里乃鬼割第１図のように、直線状の絶縁導体１０を多数束ねて導
体パッケージ１２を形成し、それを波１４の上に浮かべ
る。浮かべるためには、導体１０に公知の浮上電線を用
いてもよいし、また適当なフロート（図示せず）の上に
導体パッケージ１２を載せるようにしてもよい。

このようにすると、導体パッケージ１２は、波１４の山
のところで上り、谷のところで下って、上下運動をする
。

また、導体パッケージ１２は、波の進行方向１６と直角
の方向にを向くようにする。そうすると、導体パッケー
ジ１２は水平のまま上下運動をする。導体パッケージ１
２を波の進行方向１６と平行に置くと、導体パッケージ
１２がたて揺れ（ピッチング）を起して、具合が悪い。

磁石２０には、たとえば断面が馬蹄形のものを用いる。

また、Ｎ極２２とＳ極２４とが、導体パッケージ１２を
間にはさんで相対し、磁力線２６が、水面と平行に、ま
た導体ｌＯと直角な方向にできるようにする。

また磁石２０は、適当な支持材２８によって海＼底３０に対して固定し、波によって上下しないようにす
る。

このようにしておくと、波によって導体パッケージ１２
が上下するとき、起電力１８が発生する。起電力１８の
方向は、導体パッケージ１２が」二がるとさと、下がる
ときとで変わる。

そこで、たとえば第２図に模型的に示すように、全部の
導体１０の両端を短絡して、可とう性の優れた電線を３
２．３４によって電流をとりだし、整流器３６を通して
負荷３８に送りこむようにする。

第３図は、１本の長い導体パッケージ１２に対して、多
数の磁石２０を設置し、全部の起電力１８が直列に加わ
るようにした場合である。

また第４図のように、導体パッケージ１２の方を固定し
、磁石２０をたとえばフロート２９に載せるなどして、
上下Ｓせるようにしてもよい。

乳Ａゑ里迎ｌ」第５図のように、直線状の導体パッケージ１２を、波１
４の進行方向１６と平行に置き、かつ波によって上下し
ないように、適当に固定する。

そして、磁石２０を波１４の半波長（またはその奇数倍
）の長さごとに設け、かつ極性を交互に替える。すなわ
ち、たとえば一つの磁石２０Ａが波の山の上にのってお
り、磁力線２６の方向が右向きのとき、次の磁石２０Ｂ
は波の谷にあり、かつ磁力線２６の方向が左向きである
ようにする。

このようにすると、全ての磁石２０のところで発生する
起電力１８の方向は同じになる。

なお、電流のとりだし方は、第１発明の場合と同じであ
る。

第６図は磁石２０の方を固定した場合である。

この場合も、上記と同様に、磁石２０を波１４の半波長
の長さごとに、極性を替えて並べる。

そして、可とうせいを持つ導体パッケージ１２を波１４
上に浮かべる。

すると、たとえば一つの磁石２０Ａとのところで導体パ
ッケージ１２がもち上げられるとき、次の磁石２０Ｂの
ところでは導体パッケージ１２が下がる。したがって、
起電力１８の方向はみな同じになる。

なお、以上説明した全ての場合とも、それぞれの発電装
置を並列に並べれば、原理的には、いくらでも電力がと
り出せる。

免且五カ課波のエネルギーを直接電気エネルギーに変換するので、
効率が良い。

第１発明は導体を波の進行方向と直角方向に、また第２
発明は導体を波の進行方向と平行に置くのに都合のよい
場所で利用するのに具合が良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は、第１発明の詳細な説明図、第２図は、電流のとり出し方の説明図、第３図と第４図
は、第１発明のその他の実施例の説明図、第５図と第６図は、第２発明の異なる実施例の説明図。１０：導体、１２：導体パッケージ、１４：波１６：進
行方向、１８：起電力、２０：磁石２２：Ｎ極、２４：
Ｓ極、２６：磁力線特許出願人　藤倉電線株式会社代理人　国平啓次 −ｑち７− 昭和５９年８月２９日差出１．事件の表示昭和５９年特許願第０７６６４５号２、発明の名称波力発電装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人名称　（５１８）藤倉電線株式会社４、代理人　電話３８９−４７５７６、補正により増加する発明の数　０（１）第５頁、第１３行の、「第４図のように」を、「
第４図（ａ）のように」と補正する。（２）第５頁の第１５行と第１６行との間に、「別紙Ａ
」の文を加入する。（３）第７頁、第１２〜１３行の［第３図と第４図は、
第１発明のその他の実施例の説明図、」を、次のとおり
補正する。「第３図と第４図（ａ）と第４図（ｂ）は、第１発明の
その他の実施例の説明図、第４図（Ｃ）は同図（ｂ）の
導体パッケージ群のみの側面図、」（４）図面における
「第４図」の表示を、「第４図（ａ）」　と補正する。（５）図面に、別紙の「第４図（ｂ）」と「第４図（Ｃ
）」　とを追加する。別紙Ａまた、第４図（ｂ）のように、上記の同図（ａ）の発電
ユニットを、多数段、縦に積み重ねることもできる。３
２は導体パッケージ１２群のフレーム、３４はスペーサ
である。両側の磁石２０には永久磁石または電磁石（そ
の場合は他励、自動いずれでも可）を用い、かつ各段ご
とにＮ、Ｓの極性を変えておく。すると、各段ごとに起
電力１８の方向が逆になるので、同図（ｃ）のように電
線３６によって直列に接続してやると、高い電圧を得る
ことができる。なお、このように多数段積み重ねる場合も、上記第１図
のように、磁石２０の方を固定し、導体パッケージ１２
群の方を波によって上下させるようにしてもよい。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）海面上に導体と磁石とを設置するとともに、導体
が、波の力によって磁石に対して相対的に上下運動をし
、かつその上下運動によって、磁石の作る磁力線を切る
ようにしたことを特徴とする波力発電装置。
（２）磁石を固定したことを特徴とする特許請求の範囲
第１項に記載の波力発電装置。
（３）導体を固定したことを特徴とする特許請求の範囲
第１項に記載の波力発電装置。
（４）海面上に１連の導体に対して複数の磁石を、波の
半波長またはその奇数倍の長さごとに、かつ一つ置きに
極性を替えて設置するとともに、前記導体が、波の力に
よって磁石に対して相対的に上下運動をし、かつその上
下運動によって、磁石の作る磁力線を切るようにしたこ
とを特徴とする、波力発電装置。
（５）導体を固定したことを特徴とする特許請求の範囲
第４項に記載の波力発電装置。
（６）磁石を固定し、可どう性のある導体を波の上に浮
かべたことを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の
波力発電装置。