JP2574223B2 - レンズアクチユエ−タ - Google Patents

レンズアクチユエ−タ

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JP2574223B2
JP2574223B2 JP60128734A JP12873485A JP2574223B2 JP 2574223 B2 JP2574223 B2 JP 2574223B2 JP 60128734 A JP60128734 A JP 60128734A JP 12873485 A JP12873485 A JP 12873485A JP 2574223 B2 JP2574223 B2 JP 2574223B2
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coil
bobbin
lens
axis
lens barrel
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完治 西井
陽一 斉藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザ等を光源として、円盤状情報記録媒
体(以下ディスクと称する。)上の所望の位置に集束
し、情報例えば画像,音声情報を記録あるいは再生する
光学式記録再生装置のレンズアクチュエータに関するも
のである。
従来の技術 従来のレンズアクチュエータとして例えば、実開昭57
−168844号公報に示すものがある。第8図は、この従来
のレンズアクチュエータの断面図を示すものであり、第
9図はその平面図を示す。1は半導体レーザ、2はレー
ザ光、3は反射ミラー、4は対物レンズ、5はディス
ク、6はレンズ鏡筒、7は鏡筒6をその半径方向に駆動
する円柱状のトラッキング駆動コイル、8はトラッキン
グ駆動磁気回路、10は円柱状のフォーカシング駆動磁気
回路、11,12は弾性支持部材を示している。この従来の
光ピックアップに用いられるレンズアクチュエータは、
トラッキング誤差検出回路(図示せず)からトラッキン
グ補正電流がトラッキング駆動コイル7に加わるとトラ
ッキング駆動磁気回路8との間に電磁気力Fxが発生す
る。ここで弾性支持部材11,12のバネ定数をKxとする
と、対物レンズ4はFx=Kx・Xの関係を満足する位置X
まで図中のX−X方向(鏡筒6の径方向)に移動して、
トラッキング制御が行なわれる。同様にフォーカシング
制御は、フォーカシング駆動コイル9と、フォーカシン
グ駆動磁気回路10間の電磁気力により対物レンズ4をZ
方向へ移動させることにより行なわれる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、第9図の従来例
の平面図に示したように円柱状のフォーカス駆動コイル
9及びフォーカス駆動磁気回路10を用いているため、レ
ンズアクチュエータのトラッキング制御方向X−X方向
の寸法を小さくすることが極めて困難であった。このた
め従来のレンズアクチュエータを光学式記録再生装置に
用いた場合、ディスクの内周部を有効に使えないという
問題点を生じた。
そこで本出願人らは、特願昭58−63881号明細書でフ
ォーカス駆動コイル9を直接断面角状の鏡筒6に巻装
し、さらに、トラッキング駆動コイル7を断面角状とし
て、鏡筒6に直接固着する構造を提案した。この構造に
よりレンズアクチュエータのトラッキング制御方向の寸
法を大巾に小型化することができた。
しかしながら、この構成では、大電流をコイルに流し
た場合、その発熱により直接鏡筒が熱せられて対物レン
ズの温度が部分的に急激に上昇し、レンズ系の配置に狂
いを生じてレンズ収差を発生しやすい。
また、トラッキング駆動コイル7の保持が部分的に鏡
筒に固着されているだけのため、トラッキング駆動コイ
ル7の共振を発生しやすく、レンズアクチュエータの周
波数特性を悪化させるという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、対物レンズの温度を部分的
に急激に上昇させることなく、かつコイル共振のためレ
ンズアクチュエータの周波数特性を悪化させることな
く、トラッキング制御方向の寸法を小型化したレングア
クチュエータを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、対物レンズを有した鏡筒と、トラッキング
制御方向と同軸に配置された断面角状の第1のコイルを
保持し、鏡筒に設けられた第1のボビンと、トラッキン
グ制御方向と直交する線上に、そのコイル軸をフォーカ
ス制御方向と一致するよう配置された断面角状の第2コ
イルを保持した第2のボビンとを備えたレンズアクチュ
エータである。
作用 本発明は、上記した構成により、フォーカス駆動コイ
ルを断面角状とし、かつトラッキング制御方向と直交す
る方向に配置したことで、レンズアクチュエータのトラ
ッキング制御方向の寸法を小型化できる。また本発明に
おいては、コイルを鏡筒に直接巻装することなく、鏡筒
に設けたボビンにコイルを配置したことで、対物レンズ
の部分的かつ急激な温度上昇を防止でき、かつコイル共
振によるレンズアクチュエータの周波数特性の悪化も防
止できる。
実施例 第1図,第2図は各々本発明の一実施例におけるレン
ズアクチュエータの平面図及び正断面図である。
4は対物レンズ、6は対物レンズ4を収納するレンズ
鏡筒、7はトラッキング制御方向X−X方向と同軸とな
るよう、レンズ鏡筒6に設けられた第1のボビン14に巻
装された第1のコイルである。8はコイル7の2面に鎖
交する磁束を発生する第1の磁気回路であり、レンズア
クチュエータ全体のハウジング16に固着されている。9
はトラッキング制御方向X−X方向と直交するY−Y方
向に配置するべくレンズ鏡筒6に設けられた第2のボビ
ン13の内周面に巻装された第2のコイルである。10は第
2のコイル9の2面に鎖交する磁束を発生する第2の磁
気回路であり、ハウジング16に固着されている。11,12
はX−X方向とZ−Z方向の2方向に弾性を有しY−Y
方向の剛性が大きい弾性支持部材であり、中央部がレン
ズ鏡筒6に固着されている。弾性支持部材11の両端はハ
ウジング16に、弾性支持部材12の両端は弾性支持部材プ
レート15に各々固着されている。弾性支持部材プレート
15はハウジング16に固着されている。
以上のように構成された本実施例のレンズアクチュエ
ータについて、以下第1〜第4図を用いてその動作を説
明する。
第3図,第4図は本実施例の駆動力の作用中心を図示
した動作説明のための平面図と正面図である。
まずフォーカス制御について説明する。第2の1対の
フォーカス制御コイル9に駆動電流がフォーカス制御回
路(図示せず)から供給されると、磁気回路10との間に
Z−Z方向の電磁気力が発生する。第3図,第4図にそ
れをF1及びF2で表示した。この電磁気力F1,F2と、弾性
支持部材11,12のZ−Z方向弾性張力のつり合いによ
り、対物レンズ4がZ−Z方向に移動されて、フォーカ
ス制御が行なわれる。
次にトラッキング制御について説明する。
第1の1対のトラッキング駆動コイル7にトラッキン
グ制御回路(図示せず)からトラッキング駆動電流が供
給されると、磁気回路8との間にX−X方向の電磁気力
が発生する。この電磁気力を第3図,第4図にT1,T2
示した。このX−X方向電磁気力T1,T2と、弾性支持部
材11,12のX−X方向弾性張力がつり合う位置に対物レ
ンズ4が、X−X方向に移動することでトラッキング制
御が行なわれる。
以上説明した様に上記実施例によれば、フォーカス駆
動コイル9を断面角状とし、かつフォーカス駆動コイル
9をトラッキング制御方向X−X方向と直交するY−Y
方向に配置したことで、トラッキング制御方向の寸法を
小型化したレンズアクチュエータを提供できる。
また、フォーカス駆動コイル9を第2のボビン13に、
トラッキング駆動コイル7第1のボビン14に保持したこ
とで、鏡筒6から発熱部を遠ざけかつボビン部を放熱板
として利用できるので、駆動コイルに大電流を流した時
の対物レンズの部分的でかつ急激な温度上昇を防止でき
る。また駆動コイルの全面をボビンにより保持できるた
め、コイル共振によるレンズアクチュエータの周波数特
性の悪化も防止できる。
次に本発明の第2の実施例を第5図,第6図を用いて
説明する。第5図は本発明の第2の実施例の平面図,第
6図は同じく正面図である。番号は、第1〜第4図と同
じものを示す。
但し、弾性支持部材11,12の形状とレンズ鏡筒6への
取り付け位置が第1の実施例とは異なる。なお本発明の
第1及び第2の実施例では第2のボビン13の内側にコイ
ルを保持している。このことにより、ボビンの外側に駆
動コイルを保持している場合と比較して、同一駆動磁気
回路に対するコイル利用効率が向上するという利点があ
る。
これを第7図を用いて説明する。70はアウターヨー
ク、71は磁石、72はインナーヨークである。E1は磁石71
の幅を示している。さて、駆動コイルがボビンの外側に
位置する場合は、第7図中のI部がボビンを、O部が駆
動コイルを各々示すことになる。
逆に、本発明の第1及び第2の実施例によれば、I部
が駆動コイルを、O部がボビン示す。
従って、駆動コイルの利用効率、すなわち磁界中のコ
イル長と全コイル長の比は、概略以下の様に示すことが
できる。
従って、本発明の第1及び第2の実施例によれば、磁
気回路を同一とした条件で、ボビンの外側にコイルを位
置させた場合と比較して、1o/1i分だけ効率が向上する
という利点がある。
さらに本発明の第3の実施例として、本発明の第1の
実施例及び第2の実施例のレンズアクチュエータにおい
て、鏡筒及び第1,第2のボビンを樹脂により構成したレ
ンズアクチュエータを挙げる。
この第3の実施例のレンズアクチュエータによれば、 (1)金属と比較して樹脂は比熱が大きいので、コイル
発熱による対物レンズの部分的かつ急激な温度上昇を防
止でき、収差の発生をおさえることができる。
(2)ボビンに発生する渦電流によるレンズアクチュエ
ータの周波数特性の劣化を軽減できる。
(3)鏡筒及び第1,第2のボビンを樹脂で一体成形化が
可能になるためコストを低減できる。また特に、本発明
の第3の実施例に示したように、ボビンの内側にコイル
を配置したレンズアクチュエータにおいて、鏡筒及び第
1,第2のボビンを樹脂化した場合の特有の効果として、
鏡筒及び第1,第2のボビンと、第1及び第2の駆動コイ
ルを一体成形できる。従って、コイルの剛性を一体成形
樹脂により向上できるので、レンズアクチュエータの高
次共振周波数を高めることができる。その結果、レンズ
アクチュエータの制御帯域を向上でき、トラッキング制
御及びフォーカス制御の精度を高め、光学式記録再生装
置の記録再生特性を向上することができる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、対物レンズの温
度を部分的に急激に上昇させることなく、かつコイル共
振のためレンズアクチュエータの周波数特性を悪化させ
ることなく、トラッキング制御方向の寸法を小型化した
レンズアクチュエータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す平面図、第2図は
同正断面図、第3図は同実施例の動作説明のための平面
図、第4図は同正面図、第5図は本発明の第2の実施例
を示す平面図、第6図は同正断面図、第7図はコイルと
ボビンの位置関係を示す図、第8図は従来のレンズアク
チュエータを示す正面図、第9図は同平面図である。 4……対物レンズ、6……鏡筒、7……第1のコイル、
9……第2のコイル、13……第1のボビン、14……第2
のボビン。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズを有する鏡筒と、前記鏡筒を前記レ
    ンズの光軸方向であるフォーカシング制御方向、または
    前記光軸に直交する方向であるトラッキング制御方向に
    可動に保持する保持手段と、前記光軸に直交する軸と同
    軸状態で、前記鏡筒に設けられた断面が角状の第1のボ
    ビンと、前記第1のボビンに巻回された断面が角状の第
    1コイルと、前記第1のコイルに鎖交する磁束を発生す
    るよう平板状永久磁石の磁極面が、前記第1のコイルの
    巻装面のうち前記フォーカシング制御方向に平行な巻装
    面に直接対向して配置された第1の磁気回路と、前記交
    軸に直交しかつ前記第1のボビンの軸とも直角な軸上
    に、そのボビンに巻回されるコイルの軸方向が前記フォ
    ーカシング制御方向と一致するように形成された、前記
    鏡筒と実質一体の断面が角状の第2のボビンと、前記第
    2のボビンの内周面に巻回された断面が角状の第2のコ
    イルと、この第2のコイルに鎖交する磁束を発生するよ
    う平板状永久磁石の磁極面が、前記第2のコイルの巻装
    面のうち前記第1のボビンの軸と直角な巻装面に直接対
    向して配置された第2の磁気回路を具備し、かつ前記第
    1のボビンの軸方向をトラッキング制御方向となしたレ
    ンズアクチュエータ。
  2. 【請求項2】第1のボビンの内側に第1のコイルを保持
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレン
    ズアクチュエータ。
  3. 【請求項3】鏡筒と第1及び第2のボビンが、樹脂から
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレン
    ズアクチュエータ。
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