JPH0452956Y2 - - Google Patents

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JPH0452956Y2
JPH0452956Y2 JP1985183616U JP18361685U JPH0452956Y2 JP H0452956 Y2 JPH0452956 Y2 JP H0452956Y2 JP 1985183616 U JP1985183616 U JP 1985183616U JP 18361685 U JP18361685 U JP 18361685U JP H0452956 Y2 JPH0452956 Y2 JP H0452956Y2
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bottom plate
heat generating
bent
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heating element
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JP1985183616U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、正特性サーミスタを発熱源とし、例
えば複写機結露防止用として使用され得る発熱装
置に関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種の発熱装置としては、第6図及び
第7図に示すような構造のものが公知である。第
6図及び第7図において、1は発熱体、2はマイ
カ等の耐熱絶縁材でなる絶縁板、3は金属でなる
カバー、4は被加熱体である。発熱体1は正特性
サーミスタ101を発熱源とするものである。正
特性サーミスタ101は、一般に、厚み方向の両
面にオーム性接触もしくは非オーム性接触の電極
101a,101bを形成した平板状となつてい
る。この正特性サーミスタ101の電極101
a,101bには電極端子板102及び103が
重ねられている。電極端子板102及び103の
端部には、耐熱性絶縁被覆を施したリード線10
4、105がそれぞれ接触されている。前記正特
性サーミスタ101及び電極端子板102,10
3の組立体のまわりは、例えば絶縁チユーブ等で
なる絶縁被覆106が施されている。107は耐
熱絶縁体でなる端子台である。
カバー3は一面側が開口面となつていて、この
開口面を通して、その内部に絶縁板2及び発熱体
1を順次収納する。そして、両側辺部に形成した
鍔部31,32にネジ穴33を設け、このネジ穴
33に被加熱体4の下面側から貫通孔41を通し
て貫通させたネジ5をネジ込んで、被加熱体4上
に取付ける。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述したように、従来のこの種の発熱装置は、
被加熱体4に対する取付けと同時に、発熱体1、
絶縁板2及びカバー3を固定する構造となつてい
たから、取付けの段階では、発熱体1、絶縁板2
及びカバー3が互いに独立した状態にあり、これ
らを被加熱体4への取付けと同時に固定しなけれ
ばならず、位置ズレの発生、その修正等が必要と
なる等、取付け作業が面倒であつた。また、被加
熱体4の下面側に充分なスペースが確保できない
場合には、ネジ5を通すことが困難になる等の問
題点もあつた。また、ネジ5の緩みによる熱伝導
低下等の問題も生じ易い。
更にネジ5を結合するためのネジ穴形成場所と
して、カバー3の両側辺部に鍔31,32等を設
ける必要があるため、取付けスペースが大きくな
るという問題点もある。
〈課題を解決するための手段〉 上述した課題解決のため、本考案は、相対する
両面に電極を形成した正特性サーミスタの前記両
面側に一対の電極端子板を重ね、まわりを絶縁被
覆してなる発熱体と、該発熱体を収納して被加熱
体に装着される金属板材でなるカバーとを有する
発熱装置であつて、 前記カバーは、底面板と、2つの側面板と、折
片を有しており、 前記2つの側面板は、前記底面板の面上に長さ
方向及び幅方向を仮想したとき、幅方向の相対す
る両辺上に相対向するように起立して設けられ、
上端縁に長さ方向に沿つて複数の突起を有すると
共に、長さ方向の一端側の上端縁上に上部が折曲
げ加工された突片を有しており、 前記折片は、前記底面板の長さ方向の他端側に
おいて前記側面板間に設けられ、先端部が前記底
面板と間隔を隔てて対向するように折曲げられて
おり、 前記発熱体は、先端部が前記折片の先端部と前
記底面板との間の前記間隔に応じて生じる空間内
に差し込まれて位置決めされ、後端側が前記突片
の折曲げ加工された前記上部により固定されて前
記側面板間の空間内に固定されており、 前記側面板の前記突起が被加熱体に形成された
溝に嵌合して折曲げ固定される。
〈作用〉 発熱体は、先端部が折片の先端部と、底面板と
間の間隔に応じて生じる空間内に差し込まれて位
置決めされ、後端側が突片の折曲げ加工された上
部により固定されて側面板間の空間内に固定され
ているので、正特性サーミスタでなる発熱体及び
カバーが一部品化され、被加熱体への取付け作業
が容易になる。
カバーに対する発熱体の組込みに当つては、発
熱体の先端部を、折片の先端部と、底面板との間
の間隔に応じて生じる空間内に差し込み、側面板
の上端縁に設けられた突片を、発熱体に折曲げ固
定するだけでよい。このため、組立作業が容易に
なる。
〈実施例〉 第1図は本考案に係る発熱装置の組立状態での
斜視図、第2図は同じく分解斜視図、第3図及び
第4図は同じく外部被加熱体への装着順序を示す
図、第5図は本考案に係る発熱装置の発熱体の平
面図である。図において、第6図及び第7図と同
一の参照符号は同一性ある構成部分を示してい
る。
発熱体1は、第5図に示すように、正特性サー
ミスタ101を発熱源とし、その電極に電極端子
板102及び103を重ね合せると共に、電極端
子板102及び103の端部に耐熱性絶縁被覆を
施したリード線104、105を接続し、正特性
サーミスタ101及び電極端子板102,103
の組立体のまわりを、絶縁チユーブ等でなる絶縁
被覆106で被覆した構造となつている。107
は耐熱絶縁体でなる端子台である。
電極端子102,103の少なくとも一方に
は、リード線接続部と電極接触部との間の途中
に、過電流溶断部となる狭幅部102a(または
103a)を形成してある。このような構造であ
ると、正特性サーミスタ101の劣化等に起因し
て、本来、低電流となるべき熱平衡時に過電流状
態となつた場合、狭幅部102a(または103
a)が溶断されるので、安全性の高い発熱装置が
得られる。
カバー3は、金属板材を折曲げ加工して形成さ
れたもので、底面板30、2つの側面板38,3
9及び折片34を備える。底面板30と対向する
面側は開口面となつており、この開口面を通し
て、その内部に絶縁板2及び正特性サーミスタを
発熱源として有する発熱体1を順次収納してあ
る。
側面板38,39は、底面板30の面上に長さ
方向及び幅方向を仮想したとき、幅方向の相対す
る両辺上に相対向するように起立して設けられて
いて、長さ方向の一端側の上端縁上に突片35,
36を有している。突片35,36は上部が折曲
げ加工されている。
折片34は、底面板30の長さ方向の他端側に
おいて側面板38−39間に設けられ、先端部が
底面板30と間隔を隔てて対向するように、底面
板30の内側に鈎状に折曲げられている。
発熱体1は、先端部が折片34の先端部と底面
板30との間の間隔に応じて生じる空間内に差し
込まれて位置決めされ、後端側が突片35,36
の折曲げ加工された上部により固定されて、側面
板38−39間の空間内に固定されている。
上記構造により、正特性サーミスタでなる発熱
体1及びカバー3が一部品化され、被加熱体への
装着の段階で、発熱体1、絶縁板2及びカバー3
が位置ズレを起す等の問題を生じることがなくな
り、被加熱体への装着作業が容易になる。
また、カバー3に対する発熱体1の組込みに当
つて、発熱体1の先端部を、折片34の先端部
と、底面板30との間の間隔に応じて生じる空間
内に差し込み、側面板38,39の上端縁に設け
られた突片35,36を、発熱体1の上に折曲げ
固定するだけでよい。このため、組立作業が容易
になる。
側面板38,39の上端縁には被加熱体に形成
された溝に嵌合して掛止められる突起37が設け
られている。突起37は、両側面板38,39の
上端縁を、適当な間隔及び個数で突出させて形成
してある。実施例においては、突起37は狭幅の
首部37aの先端部に、これより広い幅の頭部3
7bを形成したものである。
更に、カバー3には、開口面側と対向する面板
に窓40を形成してある。このような窓40があ
ると、組立後であつても、絶縁板2の入れ忘れ等
を確認できる。
被加熱体に装着する場合、例えば第3図に示す
ように、被加熱体4の取付位置に、予め、突起3
7の位置、個数、形状等に応じた穴状等の溝42
を設けておき、第4図に示すように、この溝42
内に発熱装置の突起37を嵌合させることによつ
て装着でき。このため、被加熱体4に対してワン
タツチ的に簡単に取付けられる。取付け状態を確
実にするめに、溝42から突出する頭部37b
を、被加熱体4の面に添つて矢印aの方向に折曲
げるとよい。しかも、突起37をカバー3の開口
端縁に形成してあるため、カバー3の全体形状が
小型化でき、取付けスペースが小さくて済む。
〈考案の効果〉 以上述べたように、本考案によれば、次のよう
な効果が得られる。
(a) 厚み方向の両面に電極を形成した正特性サー
ミスタの両面側に一対の電極端子板を重ね、ま
わりを絶縁被覆してなる発熱体と、該発熱体を
収納して被加熱体に装着される金属板材でなる
カバーとを有するから、例えば複写機結露防止
用として好適な発熱装置を提供できる。
(b) カバーを構成する2つの側面板は、幅方向の
相対する両辺上に相対向するように起立して設
けられ、上端縁に長さ方向に沿つて複数の突起
を有すると共に、長さ方向の一端側の上端縁上
に上部が折曲げ加工された突片を有しており、
折片は底面板の長さ方向の他端側において側面
板間に設けられ、先端部が底面板と間隔を隔て
て対向するように折曲げられており、発熱体
は、先端部が折片の先端部と底面板との間の間
隔に応じて生じる空間内に差し込まれて位置決
めされ、後端側が突片の折曲げ加工された上部
により固定されて側面板間の空間内に固定され
ているので、発熱体及びカバーが一部品化さ
れ、被加熱体への装着の段階で、発熱体及びカ
バーが位置ズレを起す等の問題を生じることな
く、被加熱体への装着作業を簡単、且つ、確実
に行なうことの可能な発熱装置を提供できる。
(c) カバーに対する発熱体の組込みに当つては、
発熱体の先端部を、折片の先端部と、底面板と
の間の間隔に応じて生じる空間内に差し込み、
底面板の上端縁に設けられた突片を、発熱体の
上に折曲げ固定するだけでよく、組立の容易な
発熱装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る発熱装置の組立状態での
斜視図、第2図は同じく分解斜視図、第3図及び
第4図は同じく外部被加熱体への装着順序を示す
図、第5図は本考案に係る発熱装置の発熱体の平
面図、第6図は従来の発熱装置の分解斜視図、第
7図は同じそく取付け状態での断面図である。 1……発熱体、2……絶縁板、3……カバー、
101……正特性サーミスタ、102,103…
…電極板、34……折片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 相対する両面に電極を形成した正特性サーミ
    スタの前記両面側に一対の電極端子板を重ね、
    まわりを絶縁被覆してなる発熱体と、該発熱体
    を収納して被加熱体に装着される金属板材でな
    るカバーとを有する発熱装置であつて、 前記カバーは、底面板と、2つの側面板と、
    折片を有しており、 前記2つの側面板は、前記底面板の面上に長
    さ方向及び幅方向を仮想したとき、幅方向の相
    対する両辺上に相対向するように起立して設け
    られ、上端縁に長さ方向に沿つて複数の突起を
    有すると共に、長さ方向の一端側の上端縁上に
    上部が折曲げ加工された突片を有しており、 前記折片は、前記底面板の長さ方向の他端側
    において前記側面板間に設けられ、先端部が前
    記底面板と間隔を隔てて対向するように折曲げ
    られており、 前記発熱体は、先端部が前記折片の先端部と
    前記底面板との間の前記間隔に応じて生じる空
    間内に差し込まれて位置決めされ、後端側が前
    記突片の折曲げ加工された前記上部により固定
    されて前記側面板間の空間内に固定されてお
    り、 前記側面板の前記突起が被加熱体に形成され
    た溝に嵌合して折曲げ固定される 発熱装置。 (2) 前記底面板は、窓を有する実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の発熱装置。
JP1985183616U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0452956Y2 (ja)

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JPS6291388U JPS6291388U (ja) 1987-06-11
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008098895A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Murata Mach Ltd カバーの取付部構造

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JPS6291388U (ja) 1987-06-11

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