JPH0543503Y2 - - Google Patents

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JPH0543503Y2
JPH0543503Y2 JP11783487U JP11783487U JPH0543503Y2 JP H0543503 Y2 JPH0543503 Y2 JP H0543503Y2 JP 11783487 U JP11783487 U JP 11783487U JP 11783487 U JP11783487 U JP 11783487U JP H0543503 Y2 JPH0543503 Y2 JP H0543503Y2
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insulator
hole
support insulator
mounting
screw
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、オーブントースタ等において実施さ
れ、ダイオード等の電気部品を支持した支持碍子
を導電性取付け板上に取付ける支持碍子取付け構
造に関する。
(従来の技術) 例えばオーブントースタにおける電気ヒータの
発熱量は、ヒータ回路に対してダイオードを挿入
または非挿入とすることで切換えるように構成さ
れている。この種用途のダイオードはオーブント
ースタの板金製底板上にねじ止めされた電気絶縁
性の支持碍子に取付けられている。
そして、支持碍子の底板(つまり導電性取付け
板)への取付け構造は第3図および第4図に示す
ようになつていた。つまり、符号1は二つの通孔
2,3を有した磁器等の電気絶縁材からなる支持
碍子で、略直方体状をなしている。この支持碍子
1の上面には通孔2の上端開口を囲んで回り止め
凹部4が設けられているとともに、通孔3側にお
いて一対の回り止め突起5が突設されている。さ
らに、支持碍子1の下面にも通孔3側において一
対の回り止め突起6が突設されている。
この支持碍子1は、上記底板(つまり導電性取
付け板7)の位置決め孔8に回り止め突起6を挿
入した状態で、取付け板7の固定孔9および上記
通孔2にねじ10を通して、このねじ10を上記
回り止め凹部4に収納したナツト11に螺合させ
て締付けることにより、取付け板7の上面に取付
けられている。
なお、第3図および第4図中12はダイオー
ド、13はダイオード取付けねじ、14はナツ
ト、15はリード線16の先端に取付けた端子金
具、17はダイオード12に接続された他のリー
ド線である。ダイオード12は、その端子鍔に設
けた通孔12aおよび通孔3を通るダイオード取
付けねじ13をナツト14に螺合して締付けるこ
とにより、支持碍子1の外形形状より外に突出さ
れて片持ち状態にして支持碍子1に取付けられて
いる。また、第4図中1bはダイオード取付けね
じ13の頭部が上記取付け板7に接しないように
するために、支持碍子1の下面側に設けられた凹
みであり、第3図中18は取付け板7にダイオー
ド12と対向して設けられた空気孔で、これから
流入される空気によつてダイオード12が空冷さ
れるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、以上のような従来の支持碍子取付け構
造によれば、ねじ10を締付けるためにナツト1
1を必要とするから、部品点数が多いとともに、
組立て工数も多くなり、従つてコスト高であると
いう問題があつた。しかも、支持碍子1の回り止
め突起6はかなり小さいので、破損し易く、その
破損により支持碍子1の回り止め性能が損なわれ
ることがある。そうすると、支持碍子1とともに
この碍子1の外に突出されたダイオード12が回
転し、このダイオード取付け部の近くに位置され
る調理器ケースや調理室の構成部材等の金属部品
に接触するおそれがある。
したがつて本考案の目的は、部品数が少なく組
立てが容易であるとともに、支持碍子の所定位置
への保持が確実な電気部品の支持碍子取付け構造
を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、支持碍子がその外形形状よりも外に
電気部品を突出させて支持するとともに、この支
持碍子に設けられた通孔を通るねじにより上記支
持碍子を導電性取付け板に取付けた電気部品の支
持碍子取付け構造において実施される。
そして、本考案は上記従来の問題点を解決する
ために、上記支持碍子に上記通孔が形成された被
固定部を設けるとともに、上記取付け板に、上記
被固定部の両側面間の幅とほぼ同じ間隔をもつて
対向する一対の側板部と、これら側板部の先端間
を一体につないだブリツジ部とからほぼコ字状を
なす碍子取付け部を一体に形成するとともに、上
記ブリツジ部にねじ孔を形成する。そして、上記
碍子取付け部の内側に上記被固定部を挿入すると
ともに、この被固定部に形成された上記通孔に通
した上記ねじを上記ねじ孔に螺合することによ
り、上記支持碍子を上記取付け板に固定したこと
を特徴とする。
(作用) 支持碍子を導電性取付け板に取付けるには、ま
ず、支持碍子に設けられた被固定部を取付け板の
碍子取付け部に内側に挿入して、被固定部の通孔
と碍子取付け部におけるブリツジ部のねじ孔とを
対向させる。次に、この状態でねじを通孔に通す
とともにねじ孔に螺合して締付ける。以上のよう
にして、ナツトを使用することなく支持碍子を取
付け板に簡単に固定できる。しかも、ねじの締付
け時において、碍子取付け部の一対の側板部は支
持碍子の回り止めを行う。そして、上記被固定部
はこれに通孔が形成される程度に少なくとも大き
いことと相俟つて、この被固定部は上記コ字状の
碍子取付け部の内側に挿入して固定されるから、
極めて頑丈な回り止め構造を得ることができる。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図および第2図を参照
して説明する。なお、説明に当たつて第3図およ
び第4図を参照して説明した従来技術と同様な構
成については、同じ符号を付してその説明を省略
し、従来技術と異なる部分についてのみ以下説明
する。
符号21に示す磁器製の支持碍子は、直方体状
をなす電気部品取付け部22と、ストツパ面23
となる上記取付け部22の一側面下部から一体に
突出された被固定部24とから形成されている。
上記各部22,24の幅は同じになつている。そ
して、被固定部24にはストツパ面23から寸法
A離れて通孔25が形成されている。
導電性取付け板1にはプレス成型によつて碍子
取付け部26が一体に設けられている。この碍子
取付け部26は、一対の側板部27と、これらの
先端間を一体につないだブリツジ部28とからコ
字状に形成されている。
そして、一対の側板部27間の間隔Bは被固定
部24の幅Cとほぼ同じになつているとともに、
ブリツジ部28にはねじ孔29が設けられてい
る。ねじ孔29はブリツジ部28に上向きのフラ
ンジング加工を施して、その内周面にねじ溝を加
工したものである。さらに、ブリツジ部28にお
ける上記被固定部24の挿入側端面からねじ孔2
9までの寸法Dは上記寸法Aと等しく形成されて
いるとともに、取付け板1の上面からブリツジ部
28の内面までの高さ寸法と被固定部24の厚み
寸法はほぼ等しく形成されている。
そして、上記支持碍子21の電気部品取付け部
22の上面には、ダイオード12がダイオード取
付けねじ13により止められている。このダイオ
ード12を取付けた状態において支持碍子21
は、取付け板1に対してねじ30を介して次に説
明する手順によつて取付けられている。
まず、支持碍子21の被固定部24を取付け板
1の碍子取付け部26の内側に挿入して、被固定
部24の通孔25と碍子取付け部26におけるブ
リツジ部28のねじ孔29とを対向させるととも
に、被固定部24を取付け板1の上面とブリツジ
部28との間に挟持する。なお、既述のねじ孔2
9と通孔25との位置合せに際して、被固定部2
4の幅Cと碍子取付け部24における側板部27
間の間隔Bとをほぼ同じにしてあるから、被固定
部24の挿入方向と直交する方向の位置合せが容
易である。しかも、本実施例の場合には、更に上
記寸法A,Dとを同じにしたから、被固定部24
の挿入方向の位置合せも行なえる。したがつて、
被固定部24を碍子取付け部26に挿入するだけ
の簡単な作業で、ねじ孔29と通孔25との位置
合せを行うことができる。
次に、このような位置決め状態でねじ30を通
孔25通してねじ孔29に螺合して締付ける。こ
のねじ30の締付け時において、碍子取付け部2
6の一対の側板部27は支持碍子21の回り止め
を行う。
すなわち、以上のような簡単な手順によつてナ
ツトを使用することなく支持碍子21を取付け板
1に簡単な固定できる。
そして、以上のような取付け構造によれば、支
持碍子21の被固定部24はこれに通孔25が形
成される程度に少なくとも大きいことと相俟つ
て、この被固定部24は上記コ字状の碍子取付け
部26の内側に挿入して固定されるから、極めて
頑丈な回り止め構造を得ることができる。したが
つて、支持碍子21が不用意に回転して、これに
支持されたダイオード12が周囲の金属部品に接
触するおそれをなくすことがきでる。
(考案の効果) 以上説明した本考案は、支持碍子に通孔が形成
された被固定部を設けるとともに、上記支持碍子
を取付ける導電性取付け板に、上記被固定部の両
側面間の幅とほぼ同じ間隔をもつて対向する一対
の側板部と、これら側板部の先端間を一体につな
いだブリツジ部とからほぼコ字状をなす碍子取付
け部を一体に形成するとともに、上記ブリツジ部
にねじ孔を形成して、上記碍子取付け部の内側に
上記被固定部を挿入するとともに、この被固定部
に形成された上記通孔に通した上記ねじを上記ね
じ孔に螺合して締付けることにより、上記支持碍
子を上記取付け板に固定したことを特徴とする。
したがつて、本考案によれば、ナツトを使用する
ことなく支持碍子を取付けることができるから、
部品点数および組立て工数が少なくなり、安価な
取付け構造を提供できるとともに、ほぼコ字状を
なす碍子取付け部と被固定部の形状並びに寸法関
係等によつて、支持碍子を確実に回り止めできる
から、この支持碍子を長期間にわたつて所定の位
置に正確に保持して、支持碍子に支持された電気
部品が周囲部品に接触するおそれをなくすことが
できる取付け構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示
し、第1図は分解斜視図、第2図は縦断側面図で
ある。第3図および第4図は従来例を示し、第3
図は分解斜視図、第4図は縦断側面図である。 1……取付け板、12……電気部品(ダイオー
ド)、21……支持碍子、24……被固定部、2
5……通孔、26……碍子取付け部、27……側
板部、28……ブリツジ部、29……ねじ孔、3
0……ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 支持碍子がその外形形状よりも外に電気部品
    を突出させて支持するとともに、この支持碍子
    に設けられた通孔を通るねじにより上記支持碍
    子を導電性取付け板に取付けた電気部品の支持
    碍子取付け構造において、 上記支持碍子に上記通孔が形成された被固定
    部を設けるとともに、上記取付け板に、上記被
    固定部の両側面間の幅とほぼ同じ間隔をもつて
    対向する一対の側板部と、これら側板部の先端
    間を一体につないだブリツジ部とからほぼコ字
    状をなす碍子取付け部を一体に形成するととも
    に、上記ブリツジ部にねじ孔を形成して、上記
    碍子取付け部の内側に上記被固定部を挿入する
    とともに、この被固定部に形成された上記通孔
    に通した上記ねじを上記ねじ孔に螺合して締付
    けることにより、上記支持碍子を上記取付け板
    に固定したことを特徴とする電気部品の支持碍
    子取付け構造。 (2) 上記支持碍子はその通孔から離間するストツ
    パ面を有し、このストツパ面と上記通孔までの
    寸法を、上記ブリツジ部における上記被固定部
    の挿入側端面から上記ねじ孔までの寸法と等し
    くしたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の電気部品の支持碍子取付け構
    造。
JP11783487U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH0543503Y2 (ja)

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JPS6422088U JPS6422088U (ja) 1989-02-03
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