JPH0514698Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0514698Y2 JPH0514698Y2 JP1986153292U JP15329286U JPH0514698Y2 JP H0514698 Y2 JPH0514698 Y2 JP H0514698Y2 JP 1986153292 U JP1986153292 U JP 1986153292U JP 15329286 U JP15329286 U JP 15329286U JP H0514698 Y2 JPH0514698 Y2 JP H0514698Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- terminal
- carbon brush
- insulating resin
- carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 29
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims description 29
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 19
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 19
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 244000185238 Lophostemon confertus Species 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、整流子電動機のブラシ装置に関する
ものである。
ものである。
従来の技術
近年、ブラシ装置は、コスト面より、絶縁樹脂
製ブラケツトの一部に構成されるようになつて来
ている。
製ブラケツトの一部に構成されるようになつて来
ている。
以下図面を参照しながら、上述した従来のブラ
シ装置の一例について説明する。
シ装置の一例について説明する。
第4図、第5図、第6図は従来のブラシ装置の
構成を示すものである。第4図において、1は端
子である。2はカーボンブラシである。3はブラ
シ箱である。4は絶縁樹脂製ブラケツトである。
5は軸、6は軸受、7は軸受押えである。
構成を示すものである。第4図において、1は端
子である。2はカーボンブラシである。3はブラ
シ箱である。4は絶縁樹脂製ブラケツトである。
5は軸、6は軸受、7は軸受押えである。
以上のように構成されたブラシ装置において、
絶縁樹脂製ブラケツト4は樹脂成形品で軸受6、
ブラシ箱3を保持できる構造を有している。ブラ
シ箱3は第5図に示す様にブラシ箱3に一体に設
けた突起3aによつて絶縁樹脂製ブラケツト4に
固定されている。取付けは絶縁樹脂製ブラケツト
4の穴に挿入し、突起3aが広がり固定できる位
置まで押され固定される。突起3aは4ヵ所あり
同時に絶縁樹脂製ブラケツト4へ挿入され取付け
られる。ブラシ組立体の斜視図を第6図に示す。
第6図の8はブラシばねで、カーボンブラシ2を
整流子10に加圧する働きを持つている。前記絶
縁樹脂製ブラケツト4に取付けたブラシ箱3にブ
ラシ組立体をカーボンブラシ2側より挿入し、端
子1によつてブラシ箱3との嵌合位置にて固定す
る。ブラシ箱3と端子1との固定は、ブラシ箱3
に四角形の穴を2ケ所設け、端子1には突起1a
を2ケ所設けて、ブラシ箱3の穴と端子1の突起
1aによつて固定する。カーボンブラシ2は端子
1とブラシ箱3の固定によつてブラシばね8で整
流子10に加圧されている。電気回路はブラシ箱
3、端子1、ピグテール9、カーボンブラシ2、
整流子10で構成されている。
絶縁樹脂製ブラケツト4は樹脂成形品で軸受6、
ブラシ箱3を保持できる構造を有している。ブラ
シ箱3は第5図に示す様にブラシ箱3に一体に設
けた突起3aによつて絶縁樹脂製ブラケツト4に
固定されている。取付けは絶縁樹脂製ブラケツト
4の穴に挿入し、突起3aが広がり固定できる位
置まで押され固定される。突起3aは4ヵ所あり
同時に絶縁樹脂製ブラケツト4へ挿入され取付け
られる。ブラシ組立体の斜視図を第6図に示す。
第6図の8はブラシばねで、カーボンブラシ2を
整流子10に加圧する働きを持つている。前記絶
縁樹脂製ブラケツト4に取付けたブラシ箱3にブ
ラシ組立体をカーボンブラシ2側より挿入し、端
子1によつてブラシ箱3との嵌合位置にて固定す
る。ブラシ箱3と端子1との固定は、ブラシ箱3
に四角形の穴を2ケ所設け、端子1には突起1a
を2ケ所設けて、ブラシ箱3の穴と端子1の突起
1aによつて固定する。カーボンブラシ2は端子
1とブラシ箱3の固定によつてブラシばね8で整
流子10に加圧されている。電気回路はブラシ箱
3、端子1、ピグテール9、カーボンブラシ2、
整流子10で構成されている。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような構成では、ブラシ箱
3の固定が十分にできないため、カーボンブラシ
2の寸法より大きいスキマを取つたブラシ箱3の
寸法となり、カーボンブラシ2の保持が不完全
で、そのためカーボンブラシ2の踊りが大きいと
いう問題を有していた。
3の固定が十分にできないため、カーボンブラシ
2の寸法より大きいスキマを取つたブラシ箱3の
寸法となり、カーボンブラシ2の保持が不完全
で、そのためカーボンブラシ2の踊りが大きいと
いう問題を有していた。
本考案は上記問題点に鑑み、カーボンブラシの
踊りを少なくするための構造を有するブラシ装置
を提供するものである。
踊りを少なくするための構造を有するブラシ装置
を提供するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本考案のブラシ装
置は、絶縁樹脂製ブラケツトにブラシ摺動溝と端
子挿入用溝とを設け、ピグテールの一端をカーボ
ンブラシと接続し、他端を端子に接続した構造の
カーボンブラシ組立体を前記絶縁樹脂製ブラケツ
トに装備する構成を備えたものである。
置は、絶縁樹脂製ブラケツトにブラシ摺動溝と端
子挿入用溝とを設け、ピグテールの一端をカーボ
ンブラシと接続し、他端を端子に接続した構造の
カーボンブラシ組立体を前記絶縁樹脂製ブラケツ
トに装備する構成を備えたものである。
作 用
本考案は上記した構成によつてカーボンブラシ
とブラシ摺動溝とのスキマを小さくすることがで
き、また構造的にも寸法精が安定している成形部
材を使用するのでカーボンブラシの踊りを小さく
できるものである。
とブラシ摺動溝とのスキマを小さくすることがで
き、また構造的にも寸法精が安定している成形部
材を使用するのでカーボンブラシの踊りを小さく
できるものである。
実施例
以下本考案の一実施例のブラシ装置について、
図面を参照しながら説明する。第1図は本考案の
ブラシ装置の半断面図を示すものである。第1図
において、11は端子、12はカーボンブラシ、
14は絶縁樹脂製ブラケツトである。なお、5は
軸、6は軸受、7は軸受押え、10は整流子であ
る。
図面を参照しながら説明する。第1図は本考案の
ブラシ装置の半断面図を示すものである。第1図
において、11は端子、12はカーボンブラシ、
14は絶縁樹脂製ブラケツトである。なお、5は
軸、6は軸受、7は軸受押え、10は整流子であ
る。
以上のように構成されたブラシ装置について、
以下第1図及び第2図、第3図を用いてその動作
を説明する。
以下第1図及び第2図、第3図を用いてその動作
を説明する。
まず、第2図は絶縁樹脂製ブラケツト14の要
部を示すもので、カーボンブラシ摺動溝14aを
構成する一対のブラシ摺動壁部14bが設けら
れ、その一部分に端子挿入用溝14cが設けられ
ている。第3図はブラシ組立体の斜視図を示すも
ので、カーボンブラシ12は絶縁樹脂製ブラケツ
ト14のブラシ摺動溝14aに挿入し、平板をL
字状に折曲げて形成した端子11は端子挿入用溝
14cに挿入し、ブラシ組立体がブラシとしての
働きを行うことができる構成となつている。ブラ
シ組立体は、整流子10を軸対象にして少なくと
も一対配置されている。電気回路は、端子11の
接続部13より通電されピグテール9を介してカ
ーボンブラシ2、整流子10へと接続する構成で
ある。
部を示すもので、カーボンブラシ摺動溝14aを
構成する一対のブラシ摺動壁部14bが設けら
れ、その一部分に端子挿入用溝14cが設けられ
ている。第3図はブラシ組立体の斜視図を示すも
ので、カーボンブラシ12は絶縁樹脂製ブラケツ
ト14のブラシ摺動溝14aに挿入し、平板をL
字状に折曲げて形成した端子11は端子挿入用溝
14cに挿入し、ブラシ組立体がブラシとしての
働きを行うことができる構成となつている。ブラ
シ組立体は、整流子10を軸対象にして少なくと
も一対配置されている。電気回路は、端子11の
接続部13より通電されピグテール9を介してカ
ーボンブラシ2、整流子10へと接続する構成で
ある。
以上のように本実施例によれば、ブラシ摺動溝
と端子挿入用溝とを設けた絶縁樹脂製ブラケツト
と、ピグテールの一端をカーボンブラシと接続
し、他端を端子部に接続したブラシ組立体とを有
し、前記絶縁樹脂製ブラケツトに前記カーボンブ
ラシ組立体を装置して、カーボンブラシの踊りを
小さくしている。なお端子11にブラシ摺動用の
平板状構造を有するとしたが、端子11に、ブラ
シ摺動用の、平板状構造の凹凸を設けてもよい。
と端子挿入用溝とを設けた絶縁樹脂製ブラケツト
と、ピグテールの一端をカーボンブラシと接続
し、他端を端子部に接続したブラシ組立体とを有
し、前記絶縁樹脂製ブラケツトに前記カーボンブ
ラシ組立体を装置して、カーボンブラシの踊りを
小さくしている。なお端子11にブラシ摺動用の
平板状構造を有するとしたが、端子11に、ブラ
シ摺動用の、平板状構造の凹凸を設けてもよい。
考案の効果
以上のように本考案は、ブラシ摺動壁部と端子
挿入用溝とを設けた絶縁樹脂製ブラケツトと、ピ
グテールの一端をカーボンブラシと接続し、他端
を端子に接続したカーボンブラシ組立体とを備え
絶縁樹脂製ブラケツトのブラシ摺動溝にカーボン
ブラシを、端子挿入用溝に端子をそれぞれ装着す
ることにより、カーボンブラシの踊りを小さくし
て安定したブラシ整流子の接触関係が維持でき、
整流子付モータの品質上大なる効果がある。
挿入用溝とを設けた絶縁樹脂製ブラケツトと、ピ
グテールの一端をカーボンブラシと接続し、他端
を端子に接続したカーボンブラシ組立体とを備え
絶縁樹脂製ブラケツトのブラシ摺動溝にカーボン
ブラシを、端子挿入用溝に端子をそれぞれ装着す
ることにより、カーボンブラシの踊りを小さくし
て安定したブラシ整流子の接触関係が維持でき、
整流子付モータの品質上大なる効果がある。
第1図は本考案の実施例におけるブラシ装置の
断面図、第2図は第1図のA−A′線における断
面図、第3図は同ブラシ組立体の斜視図、第4図
は従来のブラシ装置の断面図、第5図は同要部の
拡大断面図、第6図は同ブラシ組立体の斜視図で
ある。 11……端子、14……絶縁樹脂製ブラケツ
ト、14a……ブラシ摺動溝、14c……端子挿
入用溝。
断面図、第2図は第1図のA−A′線における断
面図、第3図は同ブラシ組立体の斜視図、第4図
は従来のブラシ装置の断面図、第5図は同要部の
拡大断面図、第6図は同ブラシ組立体の斜視図で
ある。 11……端子、14……絶縁樹脂製ブラケツ
ト、14a……ブラシ摺動溝、14c……端子挿
入用溝。
Claims (1)
- 整流子電動機の絶縁樹脂製ブラケツトの適切な
箇所に設けられたブラシ摺動溝と、ブラシ摺動溝
の内壁に設けられた端子挿入用溝と、ブラシばね
を通したピグテールの一端をL字形に折曲げ成形
した金属板でなる端子に他端をカーボンブラシに
接続したカーボンブラシ組立体とを備え、上記端
子のL字形の縦の直線を構成する部分を上記挿入
用溝に挿入し、この端子の挿入部分とブラシ摺動
溝とでカーボンブラシの周囲の面を取り囲み摺動
自在に保持し、上記端子のL字形の横の直線を構
成する部分でブラシばねの一端を固定してカーボ
ンブラシに押圧を与えるブラシ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986153292U JPH0514698Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986153292U JPH0514698Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6358865U JPS6358865U (ja) | 1988-04-19 |
JPH0514698Y2 true JPH0514698Y2 (ja) | 1993-04-19 |
Family
ID=31072043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986153292U Expired - Lifetime JPH0514698Y2 (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514698Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10096960B2 (en) | 2013-08-05 | 2018-10-09 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Brush holder assembly and commutator motor comprising said brush holder assembly |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6196752A (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-15 | Nec Corp | 半導体装置 |
-
1986
- 1986-10-06 JP JP1986153292U patent/JPH0514698Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6196752A (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-15 | Nec Corp | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6358865U (ja) | 1988-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0811031Y2 (ja) | ブラシ装置 | |
JPH0539165U (ja) | 分数馬力電動機用端末キヤツプ | |
JPH0514698Y2 (ja) | ||
JPH083178Y2 (ja) | 小型モータ | |
JPS6223248Y2 (ja) | ||
JPH079580Y2 (ja) | モ−タ | |
JPH0667145B2 (ja) | 小形電動機 | |
JP2501469B2 (ja) | 電動機 | |
JPH076686Y2 (ja) | 整流子電動機 | |
JPH0320981B2 (ja) | ||
JPH0640461Y2 (ja) | ブラシホルダ− | |
JPH0231904Y2 (ja) | ||
JPH08130816A (ja) | 端子接続構造及び端子接続部の形成方法 | |
JPH0211747Y2 (ja) | ||
JPH0619144Y2 (ja) | コネクタのシールドケース固定機構 | |
JPS5935981Y2 (ja) | 配線ダクトのセンタ−フィ−ドインジョイナ | |
JPH0138642Y2 (ja) | ||
JPS61162268U (ja) | ||
JPS6317153Y2 (ja) | ||
JPH0355273Y2 (ja) | ||
JP2000209818A (ja) | モ―タにおけるブラシ保持構造及びモ―タ | |
JPH0629871Y2 (ja) | 回路しや断器の取付枠 | |
JPH0223083Y2 (ja) | ||
JP3195645B2 (ja) | リニアモータ | |
JPS62103182U (ja) |