JP3089196B2 - 電子レンジのヒータ取り付け構造 - Google Patents

電子レンジのヒータ取り付け構造

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JP3089196B2
JP3089196B2 JP07304832A JP30483295A JP3089196B2 JP 3089196 B2 JP3089196 B2 JP 3089196B2 JP 07304832 A JP07304832 A JP 07304832A JP 30483295 A JP30483295 A JP 30483295A JP 3089196 B2 JP3089196 B2 JP 3089196B2
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隆義 金田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下動可能なシー
ズヒータを備えた電子レンジに係り、詳しくは電子レン
ジの加熱室の側壁にシーズヒータを絶縁すると共に、電
波もれを防止して取付けることを可能にし、また、ヒー
タ駆動後、一定の場所にヒータが復帰する構造となって
おり、さらにヒータの熱による加熱室底の変色について
も軽減した電子レンジのヒータ取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子レンジには、マイクロ波による加熱
手段以外に、被調理物に焦げ目を付ける目的等で加熱す
るためにシーズヒータからなるグリルヒータを備えたも
のがある。この種の電子レンジが、一般にオーブンレン
ジまたはオーブントースターレンジと称される調理器で
あるヒータ付き電子レンジである。このようなヒータ付
きの電子レンジに関してシーズヒータを上下回動可能に
取り付けたものがある。
【0003】前記ヒータ付きの電子レンジにおいては、
加熱室内に赤熱部が臨むように取り付けるシーズヒータ
は、調理の際の汚損により加熱効率が低下することを防
止するために、適宜あるいは定期的に清掃する必要があ
る。そこで、清掃の便宜を図るためにシーズヒータにお
いては、加熱室内において回動可能とするのが通常であ
り、概略クランク状に曲がったシーズヒータにおける両
端部を加熱室側壁により回動自在に支持する構造を採用
している(実公平4−24638号、実公平5−218
39号等参照)。
【0004】前記のシーズヒータ端部の支持構造の従来
例は図11に示すように、電子レンジの加熱室側壁aの
貫通孔bを形成してこの貫通孔bに装着された絶縁スリ
ーブcにシーズヒータd両端部d1を挿通することによ
り、絶縁スリーブcを介してシーズヒータdを前記加熱
室側壁aに回動自在に挿着している。この絶縁スリーブ
cは、貫通孔b周囲のバーリング部eと加熱室側壁aに
ビスf1固定された押さえ板fとで固定されており、絶
縁スリーブcの内周面にシーズヒータdは摺接して回動
自在になる。
【0005】前記支持構造では、絶縁スリーブcを加熱
室側壁aとシーズヒータdとの間に介装して、加熱室側
壁aとシーズヒータdとの間の放電を防止している。し
かるに、シーズヒータdは絶縁スリーブcを介して加熱
室側壁a開口部である貫通孔bを貫通してので、絶縁ス
リーブcの厚み分はマイクロ波から見ると、加熱室に空
隙があるのと同等(誘電体であるので電波(マイクロ
波)が阻止されずに該空隙から外部へ漏れる)であるの
でマイクロ波が漏れる恐れがあった。
【0006】そこで、該加熱室からの電波漏れを防止す
る必要から、導電性のアースばねgでアース取りをして
いる。すなわち、表面が金属で覆われたシーズヒータd
表面の接地方法(アース)としては、中央部に孔が空い
てその中心部に向けて突出する複数の弾性片g1を有す
るアースばねgの中央部孔に前記シーズヒータdを通し
て、該弾性片g1による可動接点をシーズヒータdの外
周面に直接的に押圧力を持って接触させてアース取りを
行っている。このアースばねgは、図示しないアース電
線により接地極に接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシーズヒータ取り付け構造では、次のような種々の
問題点がありその問題点を解決し得る技術はいまだ提案
されていないものである。
【0008】〔第1の課題〕前記のように、従来のシー
ズヒータ取付構造では、シーズヒータdのアース取りを
アースばねgのばね性(弾性片g1)を利用して該ヒー
タdの外周面にアースばねgを直接接触させて取ってい
る。
【0009】しかしながら、シーズヒータdの加熱時に
は、シーズヒータd表面は高温になり、この高い温度の
シーズヒータd表面とアースばねの弾性片g1が直接接
触しているので、高温のシーズヒータdからの熱影響に
よりアースばねgには、弾性劣化が生じる。また、アー
スばねgがシーズヒータdの周面に接していて支持して
おり、シーズヒータdの上下駆動によってアースばねg
の弾性片g1がシーズヒータdの位置変動および重量で
弾性変形するのでアースばねgに弾性劣化が生じる。こ
れらの原因等の弾性劣化により、シーズヒータdとアー
スばねgとの密着が損なわれて、電波もれや確実なアー
ス取りが出来なくなる恐れがあるといった問題点があっ
た。
【0010】また、前記シーズヒータdは外周面にアー
スばねgが接触しているだけであって軸方向にはアース
ばねgと係合関係になく、該シーズヒータdは軸方向に
固定されていないので、シーズヒータdの軸方向の位置
が不定になるという問題点があった。
【0012】本発明は、前記の問題点に着目してなされ
たものであって、上下駆動されるヒータに於いても、ア
ースばねの弾性の劣化を防止して、確実なアース取りを
行ないかつ電波もれも抑えることができる電子レンジの
ヒータ取り付け構造を提供することを第1の課題とす
る。
【0013】〔第2の課題〕また、海外(欧州等)の安
全規格では、アース取りに関して必ずビス等による機械
的保持が必要とされている規格があり、前記従来技術の
アース取りでは、図11に示すように、アースばねgを
シーズヒータd表面に接しさせているだけのために、確
実なアース取りと見做されない恐れがあるという問題点
がある。
【0014】本発明は、このような問題点に着目してな
されものであって、ヒータの片側端部のアース取りを請
求項1の構造にし、ヒータの他側端部に導電材からなる
固着部材によってヒータを機械的に保持することにより
欧州の安全規格においても問題なく確実なアース取りが
できるようになり、また、電波漏れも抑えることができ
る電子レンジのヒータ取り付け構造を提供することを第
2の課題とする。
【0015】〔第3の課題〕さらに、電子レンジにおい
ては、調理をすると食品の滓(かす)や屑(くず)が加
熱室内底部に溜まる。従来の上下にシーズヒータを移動
させるものでは、シーズヒータを上へ回転させて持ち上
げた状態で該シーズヒータおよび加熱室底面を清掃する
ようになっているが、清掃後、シーズヒータは主にシー
ズヒータ自身の重さのみで元の位置へ戻ろうとするだけ
であって、機械的に元の位置へ復帰させる力は働いてい
ない。そのため、元の位置に常に復帰するとは限らない
ためにシーズヒータの高さが一定せず、調理に際して被
調理物に焼きムラが発生したりヒータが上がったままに
なって加熱室内にトレイや食材を挿入する時に接触する
恐れがある等の問題点があった。
【0016】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、請求項1、2の駆動ヒータ構造に
おいて、シーズヒータ位置を一定の場所に復帰させ調理
時の焼きムラ等を無くすことのできる電子レンジのヒー
タ取り付け構造を提供することを第3の課題とする。
【0017】〔第4の課題〕また、従来の電子レンジで
は上下駆動可能なシーズヒータは、ヒータ外周面と加熱
室底面とが、シーズヒータ外周に取付られている碍子等
で、シーズヒータが加熱室底面に直接接触しないように
なっているが、碍子との接触面が大きい為、ヒータ運転
を繰り返し実施することにより、シーズヒータから碍子
を介して熱伝導した熱により加熱室底面が変色してしま
い見苦しくなる場合があるという問題点がある。
【0018】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、加熱室底部のヒータ焼けによる変
色を目立たなくすることのできる電子レンジのヒータ取
り付け構造を提供することを第4の課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
第1の課題を解決するため、加熱室内にシーズヒータを
設けた電子レンジにおいて、シーズヒータの端部にシー
ズヒータ周面から外方向に突出するフランジ部を有する
金属筒体をカシメなどで機械接合して一体化したヒータ
組品と、中央部に係合穴を設けると共に係合穴周縁に弾
性片を屈曲形成したアースばねと、所定位置に開口部を
有する押さえ部材と、前記ヒータ組品を所定の位置に設
置させるための固定部材とを有してなり、前記ヒータ組
品の端部を加熱室側壁に回動可能に挿着し、前記ヒータ
組品端部の金属フランジよりも外部は前記係合穴と開口
部を通して前記金属フランジと前記押さえ部材との間に
アースばねを位置させた状態で、前記押さえ部材を加熱
室外側面に固定し、この固定により前記押さえ部材の内
側面でアースばねの外側面を押圧すると共に該アースば
ねの前記弾性片で前記金属フランジの外側端面を前記加
熱室側に向けて押圧し、これによって、ヒータ組品を逸
脱不可に加熱室内に向けて押圧するようにしたことを特
徴とする電子レンジのヒータ取り付け構造の構成を有す
る。
【0020】請求項1の発明によれば、前記ヒータ組品
の端部を加熱室側壁に回動可能に挿着し、前記ヒータ組
品端部の金属フランジ外部は前記係合穴と開口部を通し
てかつ前記金属フランジと前記押さえ部材との間にアー
スばねを位置させた状態で、前記押さえ部材を加熱室外
側面に固定しており、この固定により前記押さえ部材の
内側面でアースばねの弾性片外側面を押圧すると共に該
アースばねの弾性片で前記金属フランジの外側端面を前
記加熱室側に向けて押圧し、これによって、ヒータ組品
を逸脱不可に加熱室内に向けて押圧する。
【0021】請求項1の発明において、ヒータ組品が上
下駆動する時に、ヒータ外周面及び金属フランジ外周面
には、ヒータの回転運動による力(ヒータ軸の直角方向
の力)が大きく加わっている。これに対してヒータ外側
端面(軸方向端面)および金属フランジ外側端面(軸方
向端面)には、回転運動により加わる力(ヒータ軸方向
に沿った力)が小さくしか加わらなくなっている。この
ような理由から本発明は、回転運動により加わる力が小
さい金属フランジの外側端面(軸方向端面)に、弾性を
有したアースばねの弾性片を接触させてアースを取る。
これによって、ばねの弾性劣化を抑えると共に、アース
取りの確実性を高められさらに電波もれに関しても確実
に抑えることができる。
【0022】請求項2の発明は、前記第2の課題を解決
するため、シーズヒータの片側端部に請求項1の取付構
造を有したものであって、該シーズヒータの他側端部
に、一端部が間隔を置いて分かれていると共に分かれ目
の両側部に前記シーズヒータの外周形状に対応する切り
欠きが形成された導電材からなるヒータ固着部材と、前
記固着部材先端部の分かれ目を挟んだ部分同士を近づけ
る締め付け部材とを有しており、前記シーズヒータ他側
端部を前記切り欠きに通して前記締め付け部材により前
記先端部の分かれ目の間隔を狭めてシーズヒータ表面に
前記ヒータ固着部材を密着させ、該該固着部材からシー
ズヒータのアース取りを行なうようにしたことを特徴と
する請求項1に記載の電子レンジのヒータ取り付け構造
の構成を有する。
【0023】この請求項2の発明は、シーズヒータ他側
端部をヒータ固着部材の切り欠きに通して前記締め付け
部材により前記先端部の分かれ目の間隔を狭めてシーズ
ヒータ表面に前記ヒータ固着部材を密着させ、該該固着
部材からシーズヒータのアース取りを行なう。
【0024】したがって、請求項2の発明によれば、ヒ
ータ端部を先端部が2つ等に分かれた導電材からなるヒ
ータ固着部材を締め付け部材で締め付けることにより、
ヒータ固着部材の先端部が縮まり、ヒータとヒータ固着
部材を一体化した状態とするようになっており、そのヒ
ータ固着部材からシーズヒータのアース取りを行う。よ
って、欧州等の安全規格上でも問題のない機械的保持に
よる確実なアース取りと電波もれに関しても確実に抑え
ることができる。
【0025】請求項3の発明は、前記第3の課題を解決
するため、シーズヒータ端部に保持され該ヒータの回転
方向に固定された保持部材と、一端が該保持部材に係止
されかつ他端が電子レンジの本体に係止された弾性部材
とを有し、弾性部材の弾性力によりシーズヒータの回動
方向の位置を所定位置に保持させるように付勢すること
を特徴とする請求項1または2に記載の電子レンジのヒ
ータ取り付け構造の構成を有する。
【0026】請求項3の発明においては、シーズヒータ
端部に保持部材を保持させかつ該ヒータの回転方向に固
定して、弾性部材の一端を該保持部材に係止しかつ他端
を電子レンジの本体に係止して、該弾性部材の弾性力に
よりシーズヒータの回動方向の位置を所定位置に保持さ
せるように付勢する。
【0027】したがって、請求項3の発明によれば、ヒ
ータ組品には、保持部材を介して弾性部材により所定位
置例えば加熱室底部方向あるいは天部方向の他に絶えず
引張られる力が働いているため、ヒータは必ず一定の位
置に復帰する。したがって、ヒータ組品を加熱室内底部
清掃の際に、シーズヒータを例えば底部あるいは天部か
ら離しても、手を放せば元の位置に復帰するので、清掃
後にシーズヒータとトレイや被調理物との位置関係がい
つも一定になり、その後に調理をしても調理時の焼きム
ラ等の無い安定した調理ができ、また、シーズヒータが
上がったままにならないため加熱室内にトレイや食材を
挿入する時の接触等もなくすことができる。
【0028】請求項4の発明は、前記第4の課題を解決
するため、シーズヒータの加熱室内に位置する部分の外
周面に耐熱性の絶縁体が固定され、該加熱室底面の前記
耐熱性絶縁体に対応する箇所に上方への突起が形成され
ており、シーズヒータを下方に位置させたときには前記
耐熱性絶縁体が前記突起にのみ接触するようにしたこと
を特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれか1に記
載の電子レンジのヒータ取り付け構造の構成を有する。
【0029】この請求項4の発明によれば、加熱室底に
上方への突起(例えば絞り形状)を設け、その部分にシ
ーズヒータに取付られている耐熱性絶縁体例えば碍子を
接触(微小面接触あるいは点接触が好ましい)させるこ
とにより加熱室底面のヒータ焼けによる変色が極めて目
立たなくなる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図と共に詳細
に説明する。図1は本発明の実施形態にかかる電子レン
ジのシーズヒータの取り付け構造例を示す概略斜視図で
ある。図1に示すように、電子レンジ10は、その内部
の加熱室12内に概略「M」字形状に曲げられたシーズ
ヒータ14が、その両端部が加熱室側壁16に回動可能
に挿着されて上下動可能に設けられたものである。な
お、電子レンジ10の前面に、加熱室12を開閉する扉
18が設けられており、シーズヒータ14は、加熱室底
面52側が調理時などに位置する元位置になっている。
【0031】前記シーズヒータ14の両端部(図1で左
側端部を14L、右側端部を14Rで示す)にシーズヒ
ータ14の周面から外方向に突出するフランジ部22を
有する金属筒体24をカシメなどで機械接合して一体化
してヒータ組品26としている。
【0032】図2、図3は、シーズヒータ14にカシメ
られた金属フランジ部22を有する前記金属筒体24の
例であって、金属筒体24は外方向側端部に金属フラン
ジ部22が形成されている。また、金属筒体24は、当
初円形断面であったものが、図2のように前記反対側端
部(加熱室内側部)あるいは図3のように全体が圧縮さ
れて、外形六角形のカシメ部24Aが形成される。
【0033】図4は、前記電子レンジ10のシーズヒー
タ14の左側端部14Lの取り付け構造の実施形態を示
す取付部断面図である(請求項1に相当)。前記電子レ
ンジ10には、シーズヒータ14のヒータ組品26と、
中央部に係合穴28Aを形成すると共に係合穴28A中
心方向に突出する複数の弾性片28Bを形成したアース
ばね28と、ほぼ中央等の所定位置に開口部30Aを有
する押さえ板30と、前記ヒータ組品26を所定の位置
に設置させるための固定板32およびビス34A、ナッ
ト34B(固定部材に相当)とを有してなる。
【0034】図5(a)は前記アースばね28の詳細説
明図である。図5(a)に示すように、アースばね28
は、本体28Cが穴空き円板形状のものであって、その
穴である中央部の係合穴28Aの周縁から3つの弾性片
28Bが等角度で中心に向かって突出して形成されてお
り、その弾性片28Bの先端径は前記フランジ部22の
外径よりも小さく、かつ前記シーズヒータ14の外周径
よりも大きく形成されている。また、アースばね28の
外周部には、本体から放射方向外側に軸方向斜めに突出
する押圧片28Dが形成されている。
【0035】図4に示すように前記ヒータ取り付け構造
においては、前記ヒータ組品26の左側端部26Lを加
熱室側壁16の取り付け孔16Aに回動可能に挿着し、
前記ヒータ組品26においてシーズヒータ端部に設けた
金属フランジ部22よりも外部は前記係合穴28Aと前
記押さえ板30開口部30Aに通して前記金属フランジ
部22と前記押さえ板30との間にアースばね28を位
置させた状態で、前記押さえ板30を加熱室外側壁16
に固定し、この固定により前記押さえ板30の内側面3
0Bでアースばね28の押圧片28D外側面を押圧する
と共に該アースばね28の前記弾性片28Bで前記金属
フランジ部22の外側端面22Aを前記加熱室12側に
向けて押圧し、これによって、ヒータ組品26を逸脱不
可に加熱室12内に向けて押圧するようにした。
【0036】また、前記固定板32は、概略矩形の板材
からなり、その長手方向両端部にタップ加工した一対の
孔32A、32Aを設け、中央部にシーズヒータ14の
外径が過不足なく通る大きさの孔32Bを設けている。
そしてこの孔32Bの周辺部32Cは加熱室外方に筒状
に突出し、かつ、金属フランジ22の内側端面22Bに
近接または接触する。前記押さえ板30は、概略「コ」
の字断面形状あるいは箱形状に形成されたものであっ
て、前記開口部30Aは加熱室外側壁16に取り付けた
際の上下方向の長手方向中央部に穿設されている。ま
た、該上下方向端部にはそこから上下に延びる板片部分
が形成されており、この板片部分に前記押さえ板32の
一対の孔32A、32Aに対応する取り付け孔30C、
30Cが設けられる。
【0037】なお、加熱室側壁16の取り付け孔16A
はヒータ組品26の金属フランジ22よりも大径の穴に
形成され、該金属フランジ22が無理なく通るようにな
っている。また、シーズヒータ14(ヒータ組品)の電
源接続のため、シーズヒータ14の電源端子14a、1
4bと、ファストン端子14cと電源線14dが設けら
れる。該電源端子14a、14bは、シーズヒータ14
のリードに接続される、円柱状の基部から片状のタブ端
子14a1、14b1が延びる。またファストン端子1
4cは、図5(b),(c)に示すように前記タブ端子
14a1、14b1を挿入して電気的接続をなすもの
で、幅端部を折り曲げて重ねた部分で該タブ端子14a
1、14b1を挟持する。また、ファストン端子14c
の後端部は電源線14dの導体を圧着する等してはさみ
つけて接続される。前記シーズヒータ14を電子レンジ
に組み付けるに際しては、前記固定板32の一対の孔3
2A、32Aの箇所にビス34Aを取付けて(螺着等し
て)、前記中央部孔32Bにシーズヒータ14の端部を
挿入した後に、シーズヒータ14に金属フランジ22を
カシメ等で機械接合して一体化することでヒータ組品2
6を作成しておく。そして、同ヒータ組品26端部を加
熱室側壁16の両側の取り付け孔16Aより挿入する。
【0038】次いで、加熱室側壁16から突出したヒー
タ組品26端部をアースばね28の係合穴28Aに通し
た状態で押さえ板30の開口部30Aに通す。この際に
は、該押さえ板30でアースばね28の押圧片28Dを
押圧して、これにより、弾性片28Bの加熱室側で金属
フランジ部22の外側端面外周部を押圧する。前記ビス
34Aを加熱室側壁16から突出させた状態で、ビス3
4Aに押さえ板30取り付け孔30Cに通して、さらに
該ビス34Aにナット34Bを螺着させて締め付けるこ
とにより、押え板30と固定板32とが加熱室側壁16
に固定されてシーズヒータ組品26が加熱室12内に取
付くようになっている。
【0039】次に、実施形態に係るシーズヒータ14の
右側端部14Rの取り付け構造を図6〜図8により説明
する(請求項2に相当)。図6は取り付け構造の平面視
断面図、図7は側面図(右側壁から見た図)、図8は斜
視図である。図6に示すように、シーズヒータ14は左
側端部14Lに前記図4の取り付け構造を有したもので
あって、該シーズヒータ14の右側端部14Rに、シー
ズヒータ14に対向する先端部36Aが間隔を置いて分
かれていると共に分かれ目36Bの両側部に前記シーズ
ヒータ14の外周形状に対応する切り欠き36Cが形成
された導電材からなるヒータ固定アングル(ヒータ固着
部材に相当)36と、前記固定アングル36先端部36
Aの分かれ目36Bを挟んだ部分同士を近づける締め付
けビス38とを有しており、前記シーズヒータ右側端部
14Rを前記切り欠き36Cに通して前記締め付けビス
38により前記先端部36Aの分かれ目36Bの間隔を
狭めてシーズヒータ14表面に前記ヒータ固定アングル
36を密着させ、該ヒータ固定アングル36からシーズ
ヒータ14のアース取りを行なうようにした。
【0040】すなわち、前記ヒータ固定アングル36
は、1枚の金属平板を板金加工して形成したものであ
る。そして、該ヒータ固定アングル36は、概略矩形板
状の基部36Dの幅方向端部が90°折り曲げられて脚
部36Eになっており、該アングル36をシーズヒータ
14に取りつけ際に、基部36Dが加熱室側壁16に平
行に位置しかつ脚部36Eの先端が加熱室側壁16の側
面に近接するものである。
【0041】前記アングル36の基部36D中央部には
シーズヒータ14の略外周径に相当する孔(ほぼ半円形
の切り欠き36C、36C同士が対向して円形孔にな
る)36Caが明けられている。前記アングル36の幅
方向中央部には、前記脚部36Eとは逆方向に基部36
Dから90°に曲げられて立ち上がる立ち上げ片部36
Fが形成されている。また、前記孔36Caから長手方
向の一方向部分(図6、図7上側、図8で奥側)の立ち
上げ片部36Faでは、前記立ち上げ片部36Fa、3
6Fa同士はその間に所定間隔のスリット36Gが明け
られて分離しており、前記孔36Caから一方向への基
部36D,立ち上げ片部36Fa、36Faが先端部3
6Aに相当する。
【0042】また、前記固定アングル36の前記孔36
Caから長手方向の他方向部分(図6、図7で下側、図
8で手前側)の立ち上げ片部36Fbでは、前記立ち上
げ片部36Fb、36Fb同士は上記金属板が略360
゜曲げされていて、基部36Dとは反対側の端部で連続
している。
【0043】スリット36Gの明いた立ち上げ片部36
Fa、36Faと折り曲げられた立ち上げ片部36F
b、36Fbには、互いに相当する位置にビス孔38、
40が明けられていて、ビス孔38、40のそれぞれに
ビス38A、40Aが螺着され、取り付けられる。ま
た、折り曲げられた基部36Dの両側部はさらに折り曲
げられて前記脚部36Eになり、その脚部36Eの一方
に後記するばね42の引掛け用の孔44が明けられてい
る。
【0044】したがって、前記ビス孔38、40のビス
38A、40Aを締めつけることで、上記シーズヒータ
14が貫通している孔36Caの内径が狭くなり、ヒー
タ固定アングル36がシーズヒータ14に固着される。
【0045】この実施形態によれば、ヒータ固定アング
ル36が1枚の板金からなる1部品でできたものなの
で、作業性が良く(2枚を合せ、孔位置を合せネジ止め
などする必要がなく)取扱いやすい。また、片方にスリ
ットが明けられているので、ヒータ固定アングル36に
シーズヒータ14を挿入する時、前記スリット36G面
を通してシーズヒータ14をさし込むことができるの
で、セット組込時の作業が(たとえばヒータに配線がし
てあっても)容易にできる。
【0046】前記のシーズヒータ14の右側端部14R
の組付け構造においては、前記図2の場合と同じく固定
板32をシーズヒータ14の右側端部14Rに挿入した
後、シーズヒータ14に金属フランジ部を有する金属筒
体24をカシメ等で機械接合し一体化したヒータ組品2
6を加熱室側壁16の取付孔16Aより挿入した後に、
シーズヒータ14の外周形状に合う孔36Caを有し、
さらにその先端部36Aが2つに分かれており(基部3
6D、立ち上げ片部36Fa、36Fa)、それぞれに
タップ加工した孔38、40をもつヒータ固定アングル
36にてシーズヒータ14外周をはさんだ状態でヒータ
固定アングル36の2つに分かれた先端部に設けてある
タップ孔38をビス38Aにて締めつけることにより、
シーズヒータ14とヒータ固定アングル36を機械的に
一体化させている。
【0047】また、この時ヒータ固定アングル36の加
熱室側面(基部36Dの加熱室側面)と金属フランジ部
22の端面とを接触させて取付ている。その後、ヒータ
固定アングル36にアース線46をビス孔40のビス4
0Aにて締付けアース線46のもう一方を電子レンジの
シャーシにビス締めしてアースを取っている。
【0048】最後に固定板32が加熱室側壁16にビス
34Aおよびナット34Bにより固定されシーズヒータ
組品26が加熱室12内に取り付けられるようになって
いる。
【0049】次に、図9、図10に基づき、シーズヒー
タ14を原位置に復帰させるヒータ取り付け構造を説明
する(請求項3に相当)。図に示すように、シーズヒー
タ14端部に保持され該ヒータ14の回転方向に固定さ
れたヒータ固定用アングル(保持部材に相当)36と、
ヒータ固定アングル36端部に取り付け孔44を設けそ
の孔44にばね42の片方を引掛けもう一方を固定され
ている底板20A(底部20表面部)に設けられた孔4
8に引掛けるコイルばねからなるばね(弾性部材に相
当)42とを有し、ばね42の弾性力によりシーズヒー
タ14の回動方向の位置を所定位置例えば加熱室12内
底部20近傍位置に保持させるように付勢する。
【0050】このヒータ取付け構造により、ヒータ組品
26には絶えず底部20側に引張るテンションをかけて
おり、シーズヒータ14に取付てある碍子50が加熱室
底面52に接触するようになっている。
【0051】図9、図10は、ヒータ取り付け構造にお
いて、碍子50がシーズヒータ14の加熱室12内に位
置する部分に挿入され、シーズヒータ14に突起形状を
設け抜け取めされている。そして、シーズヒータ14が
下方に来たときに碍子50に接触する加熱室底面52の
箇所に断面三角形あるいは台形等の突起54を形成する
(請求項4に相当)。この突起54の形成により、特記
シーズヒータ14を下方に位置したときには、前記碍子
50が前記突起54の頂部にのみ点接触あるいは微小面
積で接触するようため、加熱室底面52のヒータ焼けに
よる変色を目立たなくすることのできる。
【0052】
【発明の効果】この請求項1の発明によれば、シーズヒ
ータ取付構造において、シーズヒータに固定された金属
フランジ端面に弾性を有したアースばねを押圧し、金属
フランジと加熱室側壁のシーズヒータ挿入用孔とにすき
まが発生しないようにしている。また、アースばねはヒ
ータ上下駆動時にヒータ外周面には、回転運動による力
が大きく加わっており、従来はこの面に弾性を有したア
ースばねを接触させて取付けており、ばねの弾性劣化が
発生しアース取りが不完全になる場合があったが、この
発明では、回転運動による力が小さい金属フランジ端面
にアースばねを接触させている為、ばねの弾性劣化が発
生しない。したがって、確実なアース取りができる。
加熱室からの電波もれをより確実に防止している。
【0053】また、従来では、絶縁スリーブのパーツ部
に樹脂を使用していたため、ヒータ熱に対する対応とし
て耐熱性の樹脂を使用しており、高価なパーツとなって
いたが、本発明では金属の板金を使用するために、コス
トが安価になる。
【0054】請求項2の発明によれば、シーズヒータ端
部をヒータ固着部材の切り欠きで挟んで締め付け部材で
締め付けてヒータ固着部材を密着させて一体化し固定し
ておりヒータ固着部材にアース取りを行うことにより、 アース取りに関し機械保持が必要とされる欧州の安全
規格に対応しておりしかも確実なアース取りが出来る。 加熱室からの電波もれをより確実に防止している。
【0055】また、従来品は、本発明で金属フランジに
しているパーツ部に例えば絶縁スリーブには樹脂を使用
していたためヒータ熱に対する対応として耐熱性の樹脂
を使用しており、高価なパーツとなっていたが、これに
対して本発明は金属フランジに金属板材を使用できるた
めコストを低下できる。
【0056】請求項3の発明のシーズヒータ取付構造
は、請求項2のおいて、シーズヒータとヒータ固着部材
が一体化固定されており、ヒータ上下駆動時に一体で動
くヒータ構造において可動するヒータ固着部材と固定さ
れている底板とにばねを引掛けることによりシーズヒー
タには絶えず加熱室底の一定位置に引張るテンションが
加わっているため、 シーズヒータ及び加熱室底面清掃後、手動でシーズヒ
ータを加熱室底にもどすという手間が省けるようにな
る。 シーズヒータもどし忘れにより加熱室内にトレイや食
材を挿入する時に接触するという危険性も回避できる。 シーズヒータを戻すときの戻り位置がバラツクことな
く原位置に戻り、したがって、シーズヒータとトレイと
の距離がバラツクことによる食品の仕上がりムラがなく
なり安定した食品の仕上がりができる。
【0057】請求項4の発明は、加熱室底に突起を設け
シーズヒータを直接加熱室底に接触させないための耐熱
絶縁物をこの突起部に微小な範囲で点接触等させている
ため 従来加熱室底がガイシ面分ヒータの熱により変色し目
立っていたが、ポイント(点)のみの変色となるので変
色部分はきわめて目立たなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる電子レンジにシーズ
ヒータの取り付け例を示す概略斜視図である。
【図2】シーズヒータにカシメられた前記金属筒体の一
例であって、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図3】シーズヒータにカシメられた前記金属筒体の他
の例であって、(a)は斜視図、(b)は断面図であ
る。
【図4】前記電子レンジのシーズヒータ取り付け構造の
実施形態を示す左側の取付部断面図であって(a)は概
略説明図、(b)は金属フランジ周囲の説明図である。
【図5】(a)はアースばねのシーズヒータ軸方向に沿
って見た詳細説明図、(b)はシーズヒータの電源端子
とファスト端子説明図、(c)はこれら端子の断面図で
ある。
【図6】シーズヒータ取り付け構造の右側の取り付け部
の断面説明図である。
【図7】右側取り付け部の側面視説明図である。
【図8】ヒータ固定アングルの斜視図である。
【図9】シーズヒータの上下作動、碍子取り付け説明図
である
【図10】シーズヒータの上下作動および碍子取り付け
説明図であって、(a)は平面図、(b)は側面図であ
る。
【図11】従来の電子レンジのシーズヒータ取り付け構
成例を示す図である。
【符号の説明】
12 加熱室 14 シーズヒータ 16 加熱室側壁 22 金属フランジ部 22A 外側端面 26 ヒータ組品 28 アースばね 28A 係合穴 28B 弾性片 30 押さえ板 30A 開口部 30B 内側面 30D 押圧片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−213987(JP,A) 実開 平3−4695(JP,U) 実開 昭52−144450(JP,U) 実公 平4−24638(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 11/00 H05B 6/76 F24C 7/02 531

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室内にシーズヒータを設けた電子レ
    ンジにおいて、 シーズヒータの端部にシーズヒータ周面から外方向に突
    出するフランジ部を有する金属筒をカシメなどで機械接
    合して一体化したヒータ組品と、中央部に係合穴を設け
    ると共に係合穴周縁に弾性片を屈曲形成したアースばね
    と、所定位置に開口部を有する押さえ部材と、シーズヒ
    ータ組品を所定の位置に設置させるための固定部材とを
    有してなり、 前記ヒータ組品の端部を加熱室側壁に回動可能に挿着
    し、前記ヒータ組品端部の金属フランジよりも外部は前
    記係合穴と開口部に通して前記金属フランジと前記押さ
    え部材との間にアースばねを位置させた状態で、前記押
    さえ部材を加熱室外側面に固定し、この固定により前記
    押さえ部材の内側面でアースばねの外側面を押圧すると
    共に該アースばねの前記弾性片で前記金属フランジの外
    側端面を前記加熱室側に向けて押圧し、これによって、
    ヒータ組品を逸脱不可に加熱室内に向けて押圧するよう
    にしたことを特徴とする電子レンジのヒータ取り付け構
    造。
  2. 【請求項2】 シーズヒータの片側端部に請求項1の取
    付構造を有したものであって、該シーズヒータの他側端
    部に、一端部が間隔を置いて分かれていると共に分かれ
    目の両側部に前記シーズヒータの外周形状に対応する切
    り欠きが形成された導電材からなるヒータ固着部材と、
    前記固着部材先端部の分かれ目を挟んだ部分同士を近づ
    ける締め付け部材とを有しており、前記シーズヒータ他
    側端部を前記切り欠きに通して前記締め付け部材により
    前記先端部の分かれ目の間隔を狭めてシーズヒータ表面
    に前記ヒータ固着部材を密着させ、該該固着部材からシ
    ーズヒータのアース取りを行なうようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の電子レンジのヒータ取り付け構
    造。
  3. 【請求項3】 シーズヒータ端部に保持され該ヒータの
    回転方向に固定された保持部材と、一端が該保持部材に
    係止されかつ他端が電子レンジの本体に係止された弾性
    部材とを有し、弾性部材の弾性力によりシーズヒータの
    回動方向の位置を所定位置に保持させるように付勢する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子レンジ
    のヒータ取り付け構造。
  4. 【請求項4】 シーズヒータの加熱室内に位置する部分
    の外周面に耐熱性の絶縁体が固定され、該加熱室底面の
    前記耐熱性絶縁体に対応する箇所に上方への突起が形成
    されており、シーズヒータを下方に位置させたときには
    前記耐熱性絶縁体が前記突起にのみ接触するようにした
    ことを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれか1
    に記載の電子レンジのヒータ取り付け構造。
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