JPH0530312Y2 - - Google Patents

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JPH0530312Y2
JPH0530312Y2 JP1986055188U JP5518886U JPH0530312Y2 JP H0530312 Y2 JPH0530312 Y2 JP H0530312Y2 JP 1986055188 U JP1986055188 U JP 1986055188U JP 5518886 U JP5518886 U JP 5518886U JP H0530312 Y2 JPH0530312 Y2 JP H0530312Y2
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fuse
terminal member
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electronic component
terminal
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  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)
  • Fuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、電気蚊取り器の発熱器などして使用
される電子部品、すなわち、ヒユーズ部付き端子
部材を有する電子部品に関する。
<従来の技術> 従来から、この種の電子部品としては、第3図
に概略断面を示すようなものが知られている。こ
の電子部品は、一面が開放されたケース10の内
部に発熱素子11と、この発熱素子11を挟持す
る第1端子部材12および第2端子部材13を収
納したものである。なお、ケース10の開放面は
板状の放熱部材14で閉塞されるようになつてお
り、この放熱部材14とヒユーズ部付き端子部材
である給電用の第1端子部材12との間には同じ
く板状とされた絶縁部材15が配設されている。
そして、このような電子部品に組み込んで使用
される第1端子部材12は、第4図に要部を拡大
して示すような構造を有している。すなわち、こ
の第1端子部材12は、本体部20とヒユーズ部
21とリード部22とから構成されており、本体
部20は発熱素子11の一面および絶縁部材15
に当接可能な平板状とされている。さらに、この
本体部20の一端からは細長状とされたヒユーズ
部21が延出されており、このヒユーズ部21は
ケース10の外部へ突出するリード部22に連続
したうえ、このリード部22に取り付けられたリ
ード線16などを通じて図示していない電源に接
続されている。
なお、このヒユーズ部21は、なんらかの異常
に基づく過電流が発熱素子11を流れた場合に溶
断することにより、そのリード部22から本体部
20への通電を中断して異常事態の拡大を回避す
るためのものである。
また、第2端子部材13は発熱素子11の他面
に当接可能とされており、その一端はケース10
の外部へ突出したうえで他のリード線17などを
通じて図示していない電源に接続されている。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、上記構成とされた電子部品を構成す
る第1端子部材12においては、その本体部20
およびヒユーズ部21がともに絶縁部材15に当
接することになつていた。そこで、ヒユーズ部2
1に過電流が流れることによつて発熱が起こつた
場合であつても、両者の当接部分からは絶縁部材
15への放熱が行われることになり、ヒユーズ部
21自体としては冷却されることになる。そのた
め、ヒユーズ部21の動作が遅延する結果を招く
ことになり、通電を中断すべき過電流が流れてい
るにも拘わらずヒユーズ部21が溶断しないまま
に異常事態が拡大してしまうという問題点があつ
た。
本考案はかかる従来の問題点に鑑み、ヒユーズ
部が溶断すべき状態に至れば確実に溶断する構成
とされた電子部品の提供を目的としている。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、発熱素子と、これを挟持する第1お
よび第2電子部材と、これらを重ね合わせた状態
で収納するケースと、第1端子部材の本体部に当
接する絶縁部材を介してケースの開口面を閉塞す
る放熱部材とを備えてなる電子部品であつて、第
1端子部材はその本体部の一端から延出された細
長状のヒユーズ部を有するヒユーズ部付き端子部
材であり、このヒユーズ部の長手方向に沿う両端
側近くにはヒユーズ部を絶縁部材から離間させる
突起部を形成していることを特徴とするものであ
る。
<作用> 上記構成によれば、第1端子部材のヒユーズ部
と絶縁部材とが互いに離間しているのであるか
ら、過電流によつて発熱したヒユーズ部が絶縁部
材を通じて冷却されることはなくなる。
<実施例> 以下、本考案に係る実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図は本実施例に係る電子部品の概略断面図
であり、第2図はヒユーズ部付き端子部材である
第1端子部材の要部拡大斜視図である。なお、第
1図および第2図において、従来例を示す第3図
および第4図と互いに同一もしくは相当する部
品、部分には同一の符号を付している。
この電子部品は、セラミツクもしくは耐熱性樹
脂などの電気絶縁性材料からなるケース10と、
正特性サーミスタのような発熱素子11と、この
発熱素子11をその両面側から挟持する第1およ
び第2端子部材12,13と、ケース10の開口
面を閉塞するステンレス板のような放熱部材14
と、雲母板のような絶縁部材15としての絶縁部
材とを備えている。
そして、ケース10はその一面が開口された収
納部10aを有しており、この収納部10a内に
は発熱素子11と第1および第2端子部材12,
13とが互いに重ね合わせた状態で収納されてい
る。さらに、このケース10の開口面は放熱部材
14によつて閉塞されており、この放熱部材14
と、収納部10a内の最も外側に位置する第1端
子部材12の本体部20との間には、絶縁部材1
5が配設されている。
また、ヒユーズ部付き端子部材である給電用の
第1端子部材12は、第2図に示すように、本体
部20とヒユーズ部21とリード部22とから構
成されており、その本体部20は発熱素子11お
よび絶縁部材15の両方に密着して当接しうる平
板状とされている。そして、この本体部20の一
端からは細長状のヒユーズ部21が発熱素子11
側に屈曲したうえで延出されており、このヒユー
ズ部21はより広幅とされたリード部22に連続
している。そこで、この第1端子部材1における
ヒユーズ部21は、本体部20とリード部22と
の間に位置して形成されていることになる。
さらに、このヒユーズ部21の長手方向に沿う
両端側近く、すなわち、ヒユーズ部21に近接し
た本体部20およびリード部22それぞれの端部
位置には、第1端子部材12の本体部20が当接
する絶縁部材15側に向かつて突出した形状の突
起部20a,22aがそれぞれ形成されており、
これらの突起部20a,22aそれぞれの頂点2
0b,22bは本体部20の外側表面20cと同
一平面上に位置させられている。したがつて、こ
の第1端子部材12のヒユーズ部21は、突起部
20a,22aを介して浮き上がつた状態で絶縁
部材15に対面することになり、このヒユーズ部
21の全体は絶縁部材15とは所定距離Lだけ離
間させられることになる。なお、第2図において
は、突起部20a,22aが本体部20およびリ
ード部22自体に加工形成されるものとしている
が、これに限定されるものではなく、別の部材を
用いて形成したうえで取り付けられたものであつ
てもよい。また、これらの突起部20a,22a
が第1端子部材12に形成されたものではなく、
絶縁部材15の一部を突出させたものであつても
よいことは勿論である。
ところで、第1端子部材1のリード部22がリ
ード線16などを通じて図示していない電源に接
続されており、また、第2端子部材13が他のリ
ード線17などを通じて図示していない電源に接
続されていることは従来例と同様である。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案によれば、ヒユー
ズ部付き端子部材である第1端子部材のヒユーズ
部が絶縁部材に密着しておらず、これらの両者が
互いに離間しているから、過電流によつて発熱し
たヒユーズ部が絶縁部材を通じて冷却されること
がなくなつてヒユーズ部の動作が遅延することは
なくなる。その結果、ヒユーズ部は溶断すべく状
態に至れば確実に溶断することになり、異常事態
の速やかな解消を図ることができるという効果が
得られることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る電子部品の概略断面図
であり、第2図はそのヒユーズ部付き端子部材で
ある第1端子部材の要部を拡大して示す下側斜視
図である。また、第3図は従来例に係る電子部品
の概略断面図であり、第4図はそのヒユーズ部付
き端子部材である第1端子部材の要部を拡大して
示す下側斜視図である。 12……第1端子部材、15……絶縁部材、2
0……本体部、21……ヒユーズ部、22……リ
ード部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発熱素子と、これを挟持する第1および第2端
    子部材と、これらを重ね合わせた状態で収納する
    ケースと、第1端子部材の本体部に当接する絶縁
    部材を介してケースの開口面を閉塞する放熱部材
    とを備えてなる電子部品であつて、 第1端子部材はその本体部の一端から延出され
    た細長状のヒユーズ部を有するヒユーズ部付き端
    子部材であり、このヒユーズ部の長手方向に沿う
    両端側近くにはヒユーズ部を絶縁部材から離間さ
    せる突起部を形成していることを特徴とする電子
    部品。
JP1986055188U 1986-04-11 1986-04-11 Expired - Lifetime JPH0530312Y2 (ja)

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JP1986055188U JPH0530312Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

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JP1986055188U JPH0530312Y2 (ja) 1986-04-11 1986-04-11

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Publication Number Publication Date
JPS62167394U JPS62167394U (ja) 1987-10-23
JPH0530312Y2 true JPH0530312Y2 (ja) 1993-08-03

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ID=30882866

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023224009A1 (ja) * 2022-05-16 2023-11-23 株式会社デンソー フィルムヒータ

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JPS5651382B2 (ja) * 1977-10-28 1981-12-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651382U (ja) * 1979-09-27 1981-05-07
JPS5684256U (ja) * 1979-12-03 1981-07-07
JPS57117047U (ja) * 1981-01-13 1982-07-20

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