JPH047596Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047596Y2 JPH047596Y2 JP1985095037U JP9503785U JPH047596Y2 JP H047596 Y2 JPH047596 Y2 JP H047596Y2 JP 1985095037 U JP1985095037 U JP 1985095037U JP 9503785 U JP9503785 U JP 9503785U JP H047596 Y2 JPH047596 Y2 JP H047596Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- sheathed heater
- notch
- width
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 18
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 6
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
この考案は、乾燥機、加熱機、加湿機、温風発
生機、エアコン等に適用するヒータユニツトに関
する。
生機、エアコン等に適用するヒータユニツトに関
する。
<考案の背景>
従来、対向側板間に複数本のU字状シーズヒー
タを取り付けたヒータユニツトでは、側板に対す
るシーズヒータの固定は、シーズヒータの両端部
にそれぞれ碍子を嵌め、これを第4図に示すよう
に側板4に設けた切欠41に係止すると共に、こ
の切欠41に形成した突出片42を碍子43の外
周面に屈曲してシーズヒータを固定するようにし
ている。かかる固定構造の場合、突出片42の曲
げ加工に特別な治具を要して作業効率が悪く、し
かも、側板4の板厚が大なる場合、突出片42が
うまく曲がらず、碍子43の固定が不完全となつ
て、がたつきを生じたり、碍子43を損傷したり
する等の問題がある。
タを取り付けたヒータユニツトでは、側板に対す
るシーズヒータの固定は、シーズヒータの両端部
にそれぞれ碍子を嵌め、これを第4図に示すよう
に側板4に設けた切欠41に係止すると共に、こ
の切欠41に形成した突出片42を碍子43の外
周面に屈曲してシーズヒータを固定するようにし
ている。かかる固定構造の場合、突出片42の曲
げ加工に特別な治具を要して作業効率が悪く、し
かも、側板4の板厚が大なる場合、突出片42が
うまく曲がらず、碍子43の固定が不完全となつ
て、がたつきを生じたり、碍子43を損傷したり
する等の問題がある。
<考案の目的>
この考案は、側板とU字状シーズヒータの組立
作業を簡易化すると共に、シーズヒータの資材の
弾性を両部材間の係合保持に利用することによ
り、がたつきの発生を防止した新規なヒータユニ
ツトを提供することを目的とする。
作業を簡易化すると共に、シーズヒータの資材の
弾性を両部材間の係合保持に利用することによ
り、がたつきの発生を防止した新規なヒータユニ
ツトを提供することを目的とする。
<考案の構成および効果>
上記の目的を達成するため、この考案では、対
向する側板に、両端に切欠部を備えた孔部を開設
して、各切欠部に対しU字状シーズヒータの各発
熱管端部に嵌挿した筒状の絶縁体を係合し、シー
ズヒータの弾性復元力で側板への係合状態を保持
させている。
向する側板に、両端に切欠部を備えた孔部を開設
して、各切欠部に対しU字状シーズヒータの各発
熱管端部に嵌挿した筒状の絶縁体を係合し、シー
ズヒータの弾性復元力で側板への係合状態を保持
させている。
この考案によれば、従来の突出片の曲げ加工の
如き治具を要せず、簡単な手作業にて側板へU字
状のシーズヒータをがたつきを生じさせることな
く固定できる。
如き治具を要せず、簡単な手作業にて側板へU字
状のシーズヒータをがたつきを生じさせることな
く固定できる。
<実施例の説明>
第1図はこの考案にかかるヒータユニツトを示
す。
す。
このヒータユニツトは、平面矩形の支持枠1
と、この支持枠1の対向側板11,11間へ等間
隔に平行配備された複数本のU字状シーズヒータ
2とから構成される。
と、この支持枠1の対向側板11,11間へ等間
隔に平行配備された複数本のU字状シーズヒータ
2とから構成される。
前記支持枠1の対向側板11,11には、第2
図に示す如く、各シーズヒータ2の端部が係合す
る孔部12が等間隔に開設される。各孔部12
は、その両端部に円弧状の切欠部14,14を備
えており、各孔部12の幅d1を切欠部14の幅d2
に対して大きく設定することにより、孔部12へ
シーズヒータ2の端部に嵌挿した筒状の絶縁体3
を挿入した後、切欠部14へ係合できるよう構成
してある。
図に示す如く、各シーズヒータ2の端部が係合す
る孔部12が等間隔に開設される。各孔部12
は、その両端部に円弧状の切欠部14,14を備
えており、各孔部12の幅d1を切欠部14の幅d2
に対して大きく設定することにより、孔部12へ
シーズヒータ2の端部に嵌挿した筒状の絶縁体3
を挿入した後、切欠部14へ係合できるよう構成
してある。
シーズヒータ2は、第3図に示す如く、真直管
21の内孔中心部に発熱線22を配備し、かつそ
の周囲に絶縁粉末23を充填して、両端に絶縁キ
ヤツプ24を介して接続端子25が嵌着された構
造のものであり、長さ中央部をU字状に折り返す
ことにより、平行した一対の発熱管2a,2bを
形成し、両発熱管2a,2bの両端にそれぞれ絶
縁体3を嵌挿して、隣合う絶縁体3,3を孔部1
2両端の切欠部14に係合させるのである。
21の内孔中心部に発熱線22を配備し、かつそ
の周囲に絶縁粉末23を充填して、両端に絶縁キ
ヤツプ24を介して接続端子25が嵌着された構
造のものであり、長さ中央部をU字状に折り返す
ことにより、平行した一対の発熱管2a,2bを
形成し、両発熱管2a,2bの両端にそれぞれ絶
縁体3を嵌挿して、隣合う絶縁体3,3を孔部1
2両端の切欠部14に係合させるのである。
前記絶縁体3は碍子であつて、シーズヒータ2
の発熱管2a,2bに適合嵌挿する太さの筒部3
1を備え、この筒部31の両端に対向する鍔部3
2,32を設けて、その間に1周する凹溝33が
形成されている。この凹溝33の溝幅は側板11
の板厚により大に設定され、溝底の周囲形状を切
欠部14に略一致させてある。U字状シーズヒー
タ2は、両発熱管2a,2bの幅を屈曲部2cの
弾力を利用して若干狭め、この状態にて各絶縁体
3を孔部12へ挿入して切欠部14へ係入させ、
屈曲部2cの復元力にてこの係合状態を保持して
いる。
の発熱管2a,2bに適合嵌挿する太さの筒部3
1を備え、この筒部31の両端に対向する鍔部3
2,32を設けて、その間に1周する凹溝33が
形成されている。この凹溝33の溝幅は側板11
の板厚により大に設定され、溝底の周囲形状を切
欠部14に略一致させてある。U字状シーズヒー
タ2は、両発熱管2a,2bの幅を屈曲部2cの
弾力を利用して若干狭め、この状態にて各絶縁体
3を孔部12へ挿入して切欠部14へ係入させ、
屈曲部2cの復元力にてこの係合状態を保持して
いる。
このようにして側板11へU字状シーズヒータ
2を取付け固定するようにしたから、側板11と
シーズヒータ2との係合に特別な治具を要せず、
また絶縁体3を損傷することなく簡単な手作業に
て組立てを実現できる。しかも絶縁体3は、シー
ズヒータ2の弾性を利用して切欠部14に付勢さ
れるから、がたつき等の問題を完全に解消し得
る。
2を取付け固定するようにしたから、側板11と
シーズヒータ2との係合に特別な治具を要せず、
また絶縁体3を損傷することなく簡単な手作業に
て組立てを実現できる。しかも絶縁体3は、シー
ズヒータ2の弾性を利用して切欠部14に付勢さ
れるから、がたつき等の問題を完全に解消し得
る。
第1図はヒータユニツトの平面図、第2図は側
板へのシーズヒータの固定状態を示す断面図、第
3図は第2図A−A線に沿う断面図、第4図は従
来例を示す正面図である。 11……側板、12……孔部、14……切欠
部、2……シーズヒータ、2a,2b……発熱
管、3……絶縁体、32……鍔部、33……凹
溝。
板へのシーズヒータの固定状態を示す断面図、第
3図は第2図A−A線に沿う断面図、第4図は従
来例を示す正面図である。 11……側板、12……孔部、14……切欠
部、2……シーズヒータ、2a,2b……発熱
管、3……絶縁体、32……鍔部、33……凹
溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 対向側板11,11を有する支持枠1と、長さ
中央部をU字状に折り返すことにより平行する一
対の発熱管2a,2bが形成された複数本のU字
状のシーズヒータ2と、各シーズヒータ2の両発
熱管2a,2bの両端に嵌挿された筒状の絶縁体
3とで組み立てられるヒータユニツトであつて、 前記側板11には、両端に一対の切欠部14,
14を備えた孔部12を等間隔に開設して、各孔
部12の幅を切欠部14の幅に対して大きく設定
すると共に、前記絶縁体3には、その両端に鍔部
32,32を設けてその中間に前記切欠部14の
幅に対応する径の凹溝33を形成しており、 各シーズヒータ2は、弾性変形により両発熱管
2a,2bの幅を狭めた状態でそれぞれの絶縁体
3を孔部12へ挿入し、その復元力でそれぞれの
凹溝33を両端の切欠部14,14へ係入させ
て、側板11に各シーズヒータ2を係合保持させ
て成るヒータユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985095037U JPH047596Y2 (ja) | 1985-06-22 | 1985-06-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985095037U JPH047596Y2 (ja) | 1985-06-22 | 1985-06-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS625496U JPS625496U (ja) | 1987-01-13 |
JPH047596Y2 true JPH047596Y2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=30959104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985095037U Expired JPH047596Y2 (ja) | 1985-06-22 | 1985-06-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047596Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100344991B1 (ko) * | 2000-06-29 | 2002-07-20 | 만도공조 주식회사 | 프리히터의 열선고정장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54167841U (ja) * | 1978-05-17 | 1979-11-27 |
-
1985
- 1985-06-22 JP JP1985095037U patent/JPH047596Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS625496U (ja) | 1987-01-13 |
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