JPS647240Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS647240Y2
JPS647240Y2 JP5320584U JP5320584U JPS647240Y2 JP S647240 Y2 JPS647240 Y2 JP S647240Y2 JP 5320584 U JP5320584 U JP 5320584U JP 5320584 U JP5320584 U JP 5320584U JP S647240 Y2 JPS647240 Y2 JP S647240Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening edge
heating element
space
insulator
bottom plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5320584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60164664U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5320584U priority Critical patent/JPS60164664U/ja
Publication of JPS60164664U publication Critical patent/JPS60164664U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS647240Y2 publication Critical patent/JPS647240Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は吸気管の吸気通路に配設され、同吸気
通路内を通過する空気を加熱する空気加熱装置に
関する。
〔従来の技術〕
一般にデイーゼルエンジンを搭載した自動車に
おいて、寒冷時にエンジン始動性をよくするた
め、エンジン吸気管内に吸気を温める第1〜3図
に示すような空気加熱装置を配設したものが知ら
れている。第1図に示すように空気加熱装置は図
示しない吸気管と吸気管との間に狭持される基板
本体2aと吸気通路の一部となる空間部1とを有
する基盤部材としての基盤2、同基盤2に固着さ
れた極性の異なる2個の電気接続部10,11、
上記空間部1の周縁部に対向して配設されると共
に第2〜3図に示すように断面略C形状に形成さ
れかつ上記空間部1周縁部に装着された底板部4
aと同底板部4aの長手方向と直交した幅方向両
端から空間部1側に突出する側板部4bと同側板
部4b先端からそれぞれ底板部4aと略平行に折
曲り開口部3を有して延びる開口縁部6と長手方
向両端から開口縁部6側に突出するストツパ部9
とを有する保持部材としての保持版4、同保持板
4に波型に形成された弾性体としての板ばね5を
介して複数装着されかつ上記保持板4の長手方向
と直交する方向に突出して形成され上記開口縁部
6に係合する係合部7aを有する発熱体保持器と
してのガイシ7、同対向するガイシ7をそれぞれ
空間部1外方に変位させて装着し、同ガイシ7間
に弾性的に狭持された発熱体としての帯状熱線8
から構成されている。そしてガイシ7は、熱線8
を装着した状態では第2図に示すように開口縁部
6と係合部7aとの係合が解かれ、開口縁部6と
係合部7aとの間に空〓が生じている。
またガイシ7は第2図に示す幅方向において保
持板4の内側寸法に対して僅かに小さく(約0.2
〜0.3mm幅狭)形成されている。
そして、保持板4のストツパ部9は、同保持板
4に板ばね5及びガイシ7を組込む前には第3図
に示すように底板部4aと同一平面となつてお
り、板ばね5及びガイシ7を組込んだ後に2点鎖
線Bで示す位置に折曲げられ、同板ばね5及びガ
イシ7を保持している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながらこの空気加熱装置は、同保持板4
に板ばね5及びガイシ7を組込んだのちにストツ
パ部9を折曲げるため、ストツパ部9をガイシ7
に当接するまで折曲げても第4図に示すようにス
プリングバツク現象が起こつて途中まで戻り、ガ
イシ7とストツパ9との間に〓間m(約5mm)が
生じていた。そしてこの〓間mは、エンジン稼働
時にガイシ7が保持板4と二次振動をする空間と
なり、ガイシ7の振動により熱線8の摩耗更には
折損にいたる不具合を有していた。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は上述の不具合に鑑み創造されたもの
で、吸気管の吸気通路に配設され同吸気通路に相
当する空間部を有する基盤部材、同基盤部材の上
記空間部内周縁部に対向して配設された一対の保
持部材、同両保持部材にそれぞれ弾性体を介して
収納された一対の発熱体保持器、同両発熱体保持
器間に弾性的に狭持された発熱体を備えたものに
おいて、上記保持部材は断面略C形状に形成され
かつ上記空間部内周縁部に当接する底板部と同底
板部の長手方向と直交した幅方向両端から上記空
間部側に突出する側板部と同側板部先端からそれ
ぞれ上記底板部と略平行で相対向する方向に折曲
り延びる開口縁部と長手方向両端から同開口縁部
側に突出するストツパ部とを有し、さらに上記開
口縁部に切欠きをもうけ、同切欠きを介して上記
発熱体保持器を上記開口縁部側から挿入し得るよ
うに構成したことを特徴としている。
〔作用〕
本考案は、上記構成を講じることにより、保持
部材に発熱体保持器を組込む前に予め保持部材の
ストツパ部を折曲げ加工できるため、保持部材両
端のストツパ部間の寸法精度を高めて、保持部材
両端のストツパ部間と発熱体保持器との〓間を微
小に押さえることができる。
〔実施例〕 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。尚、従来例と同一のものについては
同一符号を付し説明を省略する。
第5図に示すように保持板15は、保持板4と
同様に断面略C形状に形成され底板部4a、側板
部4b、開口縁部16とさらに予めプレス加工さ
れ長手方向両端から開口縁部16側に突出するス
トツパ部18とを有している。
そして開口縁部16には、複数係合されるガイ
シ7を保持板15に開口縁部16の開口部3側か
ら挿入し得る切欠き17が、その長手方向の一部
に設けられている。
切欠き17は、第2図に示すガイシ7の幅寸法
l0より若干広い寸法lでかつ長手方向においてス
トツパ部18から第1図に点線で示すガイシ7の
長さ寸法n0より若干長い寸法nとなるように開口
縁部16に穿設されている。
ここで本実施例の保持板15にガイシ7を組込
む方法について説明する。
始めに板ばね5をC形断面中空部に挿入し、次
にガイシ7を切欠き17から板ばね5を保持板1
5の底板部4a側に押圧するように押しながら中
空部に押込み係合部7aを開口部3に沿つてスラ
イドさせることにより開口縁部16と係合部7a
とが係合される。そして残りのガイシ7について
も同様な動作を繰り返し行う。
さらに最後に組込むガイシ7は切欠き17の位
置となるが、第1図及び第2図に示す切欠き17
以外のガイシ7と同様に対向する保持板15にそ
れぞれ嵌装されたガイシ7間に弾性的に狭持され
る帯状の熱線8と板ばね5とにより保持される。
そして、本実施例によれば保持板15にガイシ
7を組込む前に予め保持板15のストツパ部18
を折曲げ加工したことにより、保持板15両端の
ストツパ部18間の寸法精度を高めて、保持板1
5両端のストツパ部18間とガイシ7との〓間を
微小に押さえることができる。
したがつて、ガイシ7のエンジンによる二次振
動がほとんどなくなり、従来の熱線8の摩耗、更
には折損する不具合を防止できるという効果を奏
する。
又、上述の一実施例では切欠き17を開口縁部
16の両側に対向して設けたが、第6図に示すよ
うに保持板20の開口縁部22の片方のみに切欠
き24を設けてもよい。
〔効果〕
本考案は、保持部材の開口縁部に切欠きを設
け、発熱体保持器を開口縁部側より挿入し得るよ
う構成し、保持部材に発熱体保持器を組込む前に
予め保持部材のストツパ部を折曲げ加工したこと
により、保持部材両端のストツパ部間の寸法精度
を高めて保持部材両端のストツパ部間と発熱体保
持器との〓間を微小に押さえることができる。
そのため、発熱体保持器のエンジンによる二次
振動がほとんどなくなり、したがつて発熱体の摩
耗更には折損するという従来の不具合を防止でき
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気加熱装置を総括的に示す側面図、
第2図は第1図の−線における矢視断面図、
第3図は従来の保持板を示す斜視図、第4図は第
1図におけるA部を拡大して示す側面図、第5図
は本考案の一実施例の保持板を示す斜視図、第6
図は保持板の変形例を示す斜視図である。 2……基盤、5……板ばね、7……ガイシ、8
……熱線、15……保持板、16……開口縁部、
17……切欠き、18……ストツパ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸気管の吸気通路に配設され同吸気通路に相当
    する空間部を有する基盤部材、同基盤部材の上記
    空間部内周縁部に対向して配設された一対の保持
    部材、同両保持部材にそれぞれ弾性体を介して収
    納された一対の発熱体保持器、同両発熱体保持器
    間に弾性的に挾持された発熱体を備えたものにお
    いて、上記保持部材は断面略C形状に形成されか
    つ上記空間部内周縁部に当接する底板部と同底板
    部の長手方向と直交した幅方向両端から上記空間
    部側に突出する側板部と同側板部先端からそれぞ
    れ上記底板部と略平行で相対向する方向に折曲り
    延びる開口縁部と長手方向両端から同開口縁部側
    に突出するストツパ部とを有し、さらに上記開口
    縁部に切欠きをもうけ、同切欠きを介して上記発
    熱体保持器を上記開口縁部側から挿入し得るよう
    に構成したことを特徴とする空気加熱装置。
JP5320584U 1984-04-11 1984-04-11 空気加熱装置 Granted JPS60164664U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5320584U JPS60164664U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 空気加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5320584U JPS60164664U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 空気加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60164664U JPS60164664U (ja) 1985-11-01
JPS647240Y2 true JPS647240Y2 (ja) 1989-02-27

Family

ID=30573847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5320584U Granted JPS60164664U (ja) 1984-04-11 1984-04-11 空気加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60164664U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60164664U (ja) 1985-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW497302B (en) Grounding clip system
EP1515588B1 (en) High manufacturable and high performance structure of electric heater
JPS647240Y2 (ja)
JPS6223238Y2 (ja)
JPH0611371A (ja) 流れ媒体の質量の測定装置
JPH0134088Y2 (ja)
JPS6033588Y2 (ja) シ−ズヒ−タの取付装置
JPH047596Y2 (ja)
JPS60170587U (ja) 熱交換器のコア
JPS63167090U (ja)
JPH0357068Y2 (ja)
JPH0235197Y2 (ja)
JP3014350U (ja) 測定センサのロッド状加熱素子を接触させる装置
JPH08272239A (ja) 複写機等の定着装置
JPS6315572Y2 (ja)
JPS5819231Y2 (ja) 厚板扉用の把手固定構造
JPS6115570Y2 (ja)
JPH0113270Y2 (ja)
JPH0424775Y2 (ja)
JPH0536811U (ja) ビーズインダクタ
JP2533574Y2 (ja) 挾支接続片
JPS60181768U (ja) 表面温度検出装置
JP3743068B2 (ja) パイプ固定用クランプ
JPS6299062U (ja)
JPS6226942Y2 (ja)